JPH03186989A - 画像の解析による円形物体の計数装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、円形物の箱詰め装置などの数量検査に適用さ
れる装置に関する。

［従来の技術］ この種の数日検査では従来は水平方向に発光部と受光部
を設けた光電スイッチで計数していたが、重なりを検知
できず一列に測定対象を並べる必要があった。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、このように−列に並べて計数する必要をなく
し、上部より撮影した画像を２次元的に処理することの
できる計数装置を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 本発明は次のようにしてこのような計数を行うものであ
る。

（１）　　計測対象を上部よりＴＶ右カメラ撮影し、デ
ジタル化したものを人力画像とする。

（２）物体を分離するため、輝度レベルでフィルタをか
け、２値化する。

（３）物体の有無を判断するために、最小径の物体との
比較をする。

（４）２値画像のラスタ・スキャンにより物体をカウン
トし、同時に多重のカウントを避けるための、演算を行
う。

［作　用Ｊ 上記のように画像をデジタル化することは、両像処理を
可能にする。また、濃淡画像を２値化することで、処理
が単純化される。さらに最小径の物体と比較する演算に
より、目的とする物体を抽出できる。さらに物体のカウ
ントと同時に行なわれる演算により、重複してカウント
することを避けることにより２次元の物体を正確にカウ
ントできる。

［実施例］ 実施例の基本構成を第１図に示す。１は対象となる物体
で適当な平面６上に支持されている。２は撮影用の光源
であり、影をなくすようにあてる必要がある。３はカメ
ラで、物体を撮影しその映像は、インターフェース４で
デジタル化され、コンピュータ５に送られコンピュータ
中で演算が行われる。

次に具体例を示す。コンピュータに第２図の画像が与え
られたとする。まず２値化処理により、物体を抽出する
。すなわち第３図のように物体］の画像を黒、背景を白
で２値化する。次に第７図のように各画素Ａについてそ
こを中心とした最小径の円Ｂがすべて物体に含まれれば
１、それ以外はＯとなる演算を行う。その結果、第４図
に示すような物体の位置に黒丸を表示する。次に、ラス
タスキャンにより物体の計数を行う手順を第５図で説明
する。第４図をスキャンし、１である部分に出会うと、
カウンタをインクリメントし、点線内部をＯにクリアす
る。クリアする領域は半径が物体の半径の最大値と最小
値の差の円であり、位置は第６図のとおりである。以上
のカウントとクリアを全画面について行い、物体の数を
計測する。

第８図は上記の動作のフローチャートである。

［発明の効果］ 本発明によれば平面上に置かれてさえいれば、直径に許
容範囲内のある物体の正確な数を自動的にカウントする
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の計数装置の一実施例の構成図であり
、 第２図はサンプルとして与える画像の一例を示し、 第３図は、第２図を２値化した画像であり、第４図は第
３図に演算をほどこした後の画像であり、 第５図は物体の計数される状態を説明する図である。 第６図は、第５図でクリアされる領域を示し、第７図は
、第３図にほどこす演算の１例を示す。 第８図は、本発明装置のフローチャートである。 １・・・物体、２・・・光源、３・・・カメラ、４・・
・インターフェイス、５・・・コンピュータ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 同一平面上にランダムに並べられた同一直径の円形物体
   の計数装置において、 ＴＶカメラにより平面及びそこに並べられた、物体の画
   像を得て、デジタル化したものを入力信号として平面と
   物体を区別するフィルタをかけ、２値化する手段と、各
   画素について、そこを中心とする許容される最小値の半
   径を持つ円内がすべて物体に含まれるか否かを判別する
   演算手段と、上記の演算結果の画像をラスタ・スキャン
   し、「含まれる」とされた部分に出会うごとにカウンタ
   をインクリメントし、かつ、その物体をクリアする演算
   手段とによって物体の計数を行うことを特徴とする円形
   物体の計数装置。