JPH0318632Y2 - - Google Patents

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JPH0318632Y2
JPH0318632Y2 JP1984054680U JP5468084U JPH0318632Y2 JP H0318632 Y2 JPH0318632 Y2 JP H0318632Y2 JP 1984054680 U JP1984054680 U JP 1984054680U JP 5468084 U JP5468084 U JP 5468084U JP H0318632 Y2 JPH0318632 Y2 JP H0318632Y2
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JP
Japan
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glass plate
frame
glass
desiccant
filled
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JP1984054680U
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JPS60166784U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、2枚のガラス板を間隔を置いて接合
した複層ガラス板に関するものである。
従来技術 第1図に示すように、2枚のガラス板1,1を
額縁上のスペーサ2を介して所定の間隔を置いて
接合し、そのスペーサ2内に乾燥剤3を設けた複
層ガラス板が知られている。
そして、複層ガラス板はサツシ枠4の凹部5内
に嵌め込まれ、2枚のガラス板1,1と凹部両側
壁5a,5aとの間にシーリング材6,6を装着
してサツシ枠4に取着される。第1図中7はセツ
テイングブロツクである。
このために、長年の使用によつてシーリング材
6が劣化するとガラス1とシーリング材6との間
より雨水が浸入し、その浸入した雨水がスペーサ
2とガラス板1との間より2枚のガラス板1,1
間に浸入してしまうので、複層ガラス板の耐久性
が悪くなつてしまう。
また、複層ガラス板を運搬する際には2枚のガ
ラス板1,1の周縁部が外部に露出した状態とな
るので、破損し易くなつてしまう。
考案の目的 2枚のガラス板間に雨水が浸入することを長期
間に亘つて防止できて耐久性を向上できると共
に、運搬時に周縁部を破損することがないように
することを目的とする。
考案の構成 2枚のガラス板を乾燥剤が充填されたスペーサ
で接合してガラス板本体とし、このガラス板本体
の周囲に内向コ字状の枠を方形状に枠組みした保
護枠を取付け、各枠とガラス板との間にシーリン
グ材を装着してガラス板本体の周囲と保持枠との
間に四周連続した空間を構成し、その空間に乾燥
剤を充填したもの。
実施例 第2図は複層ガラス板の正面図、第3図、第4
図は縦断面図、横断面図であり、上枠10と下枠
11と左右竪枠12,12とを方形状に枠組みし
て保持枠13を構成し、この保持枠13内に2枚
のガラス板14,14をスペーサ15で接合した
ガラス板本体16が嵌め込みされている。
上記上枠10、下枠11、竪枠12は横片10
a,11a,12aと両側片10b,10b,1
1b,11b,12b,12bとにより内向コ字
状となつて凹部10′,11′,12′を有し、各
凹部10′,11′,12′にガラス板本体16が
臨ませてあると共に、各両側片10b,11b,
12bと2枚のガラス板14,14間にはシーリ
ング材17がそれぞれ装着され、各シーリング材
17と凹部10′,11′,12′との間には空間
18が形成してあり、この空間18には乾燥剤1
9が充填してある。
つまり、上下枠10,11は左右竪枠12,1
2に突き合せられ、その接合部と左右竪枠12,
12の上下端部はシーリング材20で閉塞されて
保持枠13とガラス板本体16周囲との間に四周
連続した空間18を形成し、この空間18に乾燥
剤19が充填してある。
前記スペーサ15は乾燥剤21が充填された中空
の環状体22を備え、その環状体22を接着剤層
23で2枚のガラス板14,14に接合するると
共に、外周部にコーキング材24を充填してあ
る。
以上の様であるから、2枚のガラス板14,1
4の周縁部は保持枠13で覆われているので、運
搬時に周縁部を配損することがない。
また、第5図に示すようにサツシ枠30の凹部
31に臨ませると共に、シーリング材32を装着
してサツシ枠30に取着すれば、ガラス板本体1
6と保持枠13(下枠11)との間のシーリング
材17とサツシ枠30と保持枠13(下枠11)
とガラス板本体16との間のシーリング材32と
で2重シールされるから、2枚のガラス板14,
14間に雨水が浸入することを長期間防止できて
複層ガラス板の耐久性を向上できる。
また、空間18に乾燥剤19を充填するには、
第6図、第7図に示すように乾燥剤19を充填し
た中空穴付きのボール40を連結棒41で多数連
結し、竪枠12の側壁12bに形成した孔42よ
り挿入し、かつキヤツプ43で孔42を閉塞する
ようにしても良い。
この様にすれば、キヤツプ43を外してボール
40を抜き出し、新らしいボール40を挿入でき
るから、乾燥剤の交換が容易となる。
なお、ボール40ではなく長い袋状物とした
り、長い袋状物の途中を結んだものとしても良
い。
また、第8図、第9図に示すように上下枠1
0,11間に左右竪枠12,12を突き合せ連結
し、上枠10の空間18内に矩形長尺材のケース
44を挿入、抜き出し自在とすると共に、そのケ
ース44内に乾燥剤19を充填するようにしても
良い。
考案の効果 サツシ枠に取着した際に、サツシ枠と複層ガラ
ス板との間に装着したシーリング材及び、保持枠
13とガラス板本体16との間に装着したシーリ
ング材とによつて二重シールされるから、2枚の
ガラス板14,14間に雨水が浸入することを長
期間に亘つて確実に防止でき、複層ガラスの耐久
性を向上できる。
2枚のガラス板14,14の周縁部は保持枠1
3で覆われているから、運搬時等に破損すること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図以降は本考案
の実施例を示し、第2図は複層ガラスの正面図、
第3図、第4図は第2図の縦断面図、横断面図、
第5図はサツシ枠に取付けた状態の断面図、第6
図は第2実施例の斜視図、第7図は第6図の−
線断面図、第8図は第3実施例の正面図、第9
図は第8図の縦断面図である。 13は保持枠、14はガラス板、15はスペー
サ、16はガラス板本体、17はシーリング材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚のガラス板14,14を、乾燥剤21が充
    填された中空の環状体22を備えたスペーサ15
    を介して所定の間隔を置いて接合してガラス板本
    体16を構成し、このガラス板本体16の周囲に
    横片と両側片で内向コ字状となつた枠を方形状に
    枠組みした保持枠13を取付け、各枠の両側片と
    ガラス板表面との間にシーリング材17を装着し
    て保持枠13とガラス板本体16の周囲との間に
    四周連続した空間18を構成し、この空間18に
    乾燥材19を充填したことを特徴とする複層ガラ
    ス板。
JP5468084U 1984-04-16 1984-04-16 複層ガラス板 Granted JPS60166784U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5468084U JPS60166784U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 複層ガラス板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5468084U JPS60166784U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 複層ガラス板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60166784U JPS60166784U (ja) 1985-11-06
JPH0318632Y2 true JPH0318632Y2 (ja) 1991-04-19

Family

ID=30576650

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5468084U Granted JPS60166784U (ja) 1984-04-16 1984-04-16 複層ガラス板

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JP (1) JPS60166784U (ja)

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JPS60166784U (ja) 1985-11-06

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