JPH03184969A - ロイコトリエン生合成阻害剤としての6―及び/又は7―置換―1,2,3,4,4a,9b―ヘキサヒドロ―8―ヒドロキシジベンゾフラン―3―オール類 - Google Patents

ロイコトリエン生合成阻害剤としての6―及び/又は7―置換―1,2,3,4,4a,9b―ヘキサヒドロ―8―ヒドロキシジベンゾフラン―3―オール類

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JPH03184969A
JPH03184969A JP2252050A JP25205090A JPH03184969A JP H03184969 A JPH03184969 A JP H03184969A JP 2252050 A JP2252050 A JP 2252050A JP 25205090 A JP25205090 A JP 25205090A JP H03184969 A JPH03184969 A JP H03184969A
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alkyl
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Kathleen M Rupprecht
カトリーン エム.ラツプレヒト
Joshua S Boger
ジヨシユア エス.ボジヤー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 式I及び■ で表わされる化合物は多形核白血球検定に於てこれらの
試験管内活性が実証されたロイコトリエン生合成の阻害
剤である。これらの化合物は哺乳類の5−リポキシゲナ
ーゼ酵素を阻害してアラキドン酸のロイコトリエン類へ
の代謝を阻止する。従って5−リポキシゲナーゼ酵素を
阻害するとロイコトリエン類の不利な作用を減少させる
。ロイコトリエン類は喘息気管支炎及び鼻炎のようなア
レルギー反応の誘発に重要な役割を持っている。
一般に不安定な前駆物質、ロイコトリエンA4から誘発
されるロイコトリエン類には2種類ある。第1グループ
はペプチド−脂質ロイコトリエン類であり、ロイコトリ
エンC4及びD4が最も重要である。
これらの化合物は総体としてアナフィラキシ−の遅反応
性物質として知られる生物学的に活性な物質とみなして
いる。これらは特に呼吸平滑筋、しかし他の組織にも関
係している有効な平滑筋収縮物質である。更に粘液産生
を促進し、血管透過性変化を調節し、そしてヒト皮膚の
有効な炎症物質である。
ロイコトリエン類の第2グループの更に重要な化合物は
、ロイコトリエンB4であるロイコトリエンA4から誘
導されるジヒドロキシ脂肪酸である。この化合物は、好
中球及び好酸球に対して有効な走化剤である。白血球の
滞留を促進させるために生体内に注入した場合、ロイコ
トリエンB4は有効な痛覚過敏剤でもあり、好中球依存
機構により血管透過性変化を調節することができる。両
グループのロイコトリエン類は5−リボキゲナーゼ酵素
の作用によりアラキドン酸の酸化に従って生成する。D
、ベー9−(Bailey)及びF、カセー(Case
y)、Ann、 Rpts、 Med。
Chem、第17巻、203頁(1983年)参照。
O ロイコトリエン類はまた他の疾患を伝達することができ
、これらは乾癖アトピー性皮膚炎、痛風関節炎及び胆の
う痙縮を包含する。更にロイコトリエンC4及びD4が
冠状及び脳動脈血管収縮因子として作用しこれらの化合
物がまた心筋層に陰性のイオノトロピー作用を有するこ
とができるために心臓血管疾患にも役割を持つことがで
きる。更にロイコトリエン類は、白血球及びリンパ球の
作用の調節能により炎症疾患の重要な伝達因子である。
B、サムエルソン(Samuelsson) 、サイエ
ンス第220巻、568頁(1983年)参照。
最近の研究はマクロファージがリウマチ様関節炎のよう
な慢性炎症疾患の発現及び進行に関与することを証明し
た。炎症症状の進行中に一般には、マクロファージ及び
多形核白血球の出現及び/又は存在がある。マクロファ
ージは炎症刺激に応答して種々の産物を分泌することが
知られている。ロイコトリエン類としても知られている
これらの酸素化アラキドン酸産物は様々な急性炎症々状
の重要な伝達因子として同定されている。
ロイコトリエン類の生成を阻害することのできる5−リ
ポキシゲナーゼ阻害剤のような薬剤又はロイコトリエン
類の放出を阻害することができる薬剤はこれによってマ
クロファージ又はPMN白血球の機能を妨害することが
できる。これらはまた様々な炎症々状、例えば痛み、熱
、リウマチ様関節炎、気腫、喘息、アレルギー性疾患、
気管支炎、骨関節炎、急性呼吸困難症候群、炎症性腸疾
患、を椎炎、狼癒、痛風、乾癖及び心臓血管障害の治療
に有効な薬剤であることができる。
ヘキサヒドロジベンゾフラン構造の骨格は抗炎症及び鎮
痛作用を有することがわかっている。次の特許はテトラ
及びヘキサヒドロベンゾフラン構造型に見い出される様
々な用途を記載している。
アメリカンシアナミドは鎮痛剤として4a、9b−ジヒ
ドロ−8,9b−ジメチルジベンゾフラン類の有用性を
記載する3件の米国特許(米国特許出願第3.646.
060号、同第3.741.992号及び同第3、74
1.991号)を有する。チバガイギ−AGはスイス特
許第542.838号、同第543.500号に有用な
低脂血症剤として7−又は8−置換−アルカン酸−1゜
2、 3. 4−テトラヒドロジベンゾフラン及びチオ
フェン誘導体を開示している。ジベンゾフラン構造型に
対してわかっている3番目の有用性は、ホフマンーラロ
ーシュ(Hoffmann−LaRoche)による米
国特許第3.803.180号及び同第3.931.2
88号に抗炎症及び抗リウマチ剤として示されている。
パーク−デイビス アンド カンパニー(米国特許第3
.159.677号)は経口及び非経口的に有効なCN
5−抑制剤として働く7−及び/又は8−置換−4a−
アミノ−1,2,3,4,9b−テトラヒドロジベンゾ
フランを特許請求している。メルク アンド カンパニ
ーは米国特許出願第4.769.370号で1. 2−
ジハロ又はジアルキル−8−オキソ−5a−置換テトラ
ヒドロジベンゾフラン−3−イルアルカン酸及びアルカ
ンイミダミド類が脳又はを髄損傷の治療に有用であるこ
とを示している。ライオムラプスは欧州特許第6フー7
69号に記載される4a−4−フェニルヒドロキシエチ
ルピペラジニルメチル−1,2,3,4゜4a、9b−
へキサヒドロジベンゾフラン−4−才ン又は4−オール
誘導体が抗気管支収縮剤であることを発見している。日
本曹達は特開昭60−16980に1.2.3.4.4
a、9b−へキサヒドロ−9(2−ヒドロキシ−3−(
1−メチルエチルアミノ)プロポキシ)ジベンゾフラン
誘導体がβ−遮断作用を有することを示している。ヘキ
スト ルーセルファーマソイチカルは米国特許出願第3
.646.060号及びアップジョン社はオランダ特許
第6.415.270号に1. 2. 3. 4. 4
a、  9b−へキサヒドロ4a−アミノアルキルジベ
ンゾフラン類の鎮痛剤、鎮痙剤及び抗うっ薬としての用
途を記載している。
本出願の範囲で記載される構造は、5−リポキシゲナー
ゼ酵素の結合を促進し、順次ロイコトリエン類の生産を
より良く阻害して抗炎症作用を亢進すると思われる新規
な置換パターンを有する。
A0本発明の範囲 本発明は式I及び■ 〔式中 R6はR7が水素でないとき、水素、 R1とR7が結合して炭素骨格を含む6員環の飽和、不
飽和又は芳香族環として定義される環を形成するときを
除く、 (C+〜C6)−アルキル、 (C+〜C,)−分枝鎖アルキル又は (Ct〜C6)−アルケニルである。
R7は水素、 (C+〜C,)−アルキル、 (C+〜C,)−分枝鎖アルキル又は (Cz〜cm)−アルケニルである。
X及びYは一緒にケト基であるか又はX及びYは異なり
、独立してH,0H1(C+〜C5)−アルキル又はフ
ェニルである。但しX又はYが(C+〜C,)−アルキ
ルである場合にはY又はXはフェニルであることができ
ない。〕で表わされる新規な化合物又はその医薬的に使
用し得る塩に関する。
本発明の実施態様としては式Iの R6はR7が水素でないとき、水素、R7が水素である
とき!−プロプー2−エニル、R7が水素であるときn
−プロピルであるか又はR6とR7が結合してフェニル
環を形成し、 R7は水素、 R@が水素であるときl−プロプ−2−エニル又はR′
が水素であるときn−プロピルであり、Xは水素、 ヒドロキシル、 フェニル又は n−ブチルであり、 Yは水素、 ヒドロキシルであるか又は XとYは一緒にケト基である 化合物又はその医薬的に使用し得る塩である。
本発明の実施態様としては式■の R@が水素であり、 R7が1−プロブ−2−エニル又は n−プロピルであり、 X及びYが一緒にケト基である 化合物又はその医薬的に使用し得る塩である。
本発明の式I及び■の化合物として最も好適な実施態様
は、 1−  (4aS” 、9bS” )   1,2,3
,4,4 a19b−へキサヒドロ−8−ヒドロキシ−
6−ブロビルジベンゾフランー3−オン 2、  (4aS”、  9bS”) −1,2,3,
4,4a。
9b−ヘキサヒドロ−8−ヒドロキシ−7−ブロビルジ
ベンゾフランー3−オン 3、  (4aR”、  9bS”) −1,2,3,
4,4a。
9b−へキサヒドロ−8−ヒドロキシ−7−ブロブー2
−エニルジベンゾフランー3−オン4、  (4aR”
、  9bS”) −1,2,3,4,4a。
9b−へキサヒドロ−8−ヒドロキシ−7−ブ0ビルジ
ベンゾフラン−3−オン 5、  (4aS’、9bS”)−1,2,3,4,4
a。
9b−へキサヒドロ−8−ヒドロギンナフトベンゾフラ
ン−3−オン 6、  (4aS”、9bS”、3R”)−3,8−ジ
ヒドロキシ−1,2,3,4,4a、  9b−へキサ
ヒドロ−3−フェニル−7−プロピルジベンゾフラン 7、  (4aS”、9bS”、3R”)−3,8−ジ
ヒドロキシ−1,2,3,4,4a、  9b −ヘキ
サヒドロ−3−n−ブチル−7−プロピルジベンゾフラ
ン 8、  (4aS”、9bS”、3R”)−3,8−ジ
ヒドロキシ−1,2,3,4,4a、  9b −ヘキ
サヒドロ−7−プロピルジベンゾフラン9、  (4a
S”、9bS”、3R”)−3,8−ジヒドロキシ−1
,2,3,4,4a、  9b −ヘキサヒドロ−7−
ブロプー2−エニルジベンゾフラン 10、  (4aS” 、 ’9bS” 、  3S”
 ) −’3. 8−ジヒドロキシ−1,2,3,4,
4a、  9b−へキサヒドロ−7−プロピルジベンゾ
フラン11、  (4aS”、  9bS”、  3R
”) −1,2,3゜4.4a、9b−へキサヒドロ−
8−ヒドロキシ−3−フェニル−7−プロピルジベンゾ
フラン 12、  (4aR” 、  9bS” 、  3S”
 ) −3,8−ジヒドロキシ−1,2,3,4,4a
、9b−へキサヒドロ−7−ブロプー2−エニルジベン
ゾフラン 13、  (4aR” 、  9bS” 、  3S”
 ) −3,8−ジヒドロキシ−1,2,3,4,4a
、  9b −ヘキサヒドロ−3−フェニル−7−ブロ
ブー2−エニルジベンゾフラン 14、  (4aR” 、  9bS” 、  3R”
 ) −3−シアノ3.8−ジヒドロキシ−1,2,3
,4,4a。
9b−へキサヒドロジベンゾフラン 本発明の化合物は、図式I〜■及び更に明らかな後の個
々の実施例に記載される操作に従って製造するのが便利
である。
ジベンゾフラン骨格は図式Iに示される通り、2個の異
性体テトラヒドロナフタレンジオンの製造を生じる2−
置換−1,4−ベンゾキノンと1メトキシ−1,3−シ
クロヘキサジエンとのディールス−アルダ−反応を用い
て製造される。これらの異性体テトラヒドロナフタレン
ジオンを酸触媒転位すると対応する6−及び7−置換ジ
ベンゾフラン化合物A及びBを得る。
図 式 (式中RはR′あるいはR7であり、R1及びR7はこ
の明細書で定義した通りである) 図式■はナフトベンゾフラン−3−オンの合成を記載し
、これは1.4−ナフトキノンの1−メトキシー1,3
−シクロへキサジエンとのディールス−アルダ−反応を
用い次いで酸を介して転位して化合物Cを得ることによ
って製造する。
図 式 ジベンゾフランAの製造は8−ヒドロキシ−1゜2.3
.4−テトラヒドロジベンゾフラン−3−オン(R”及
びR7は水素である)をトリエチルシリルヒドリドで還
元してシス縮合ジベンゾフランの異性体アルコールを得
る図式■に記載される反応を用いて遠戚した。8−ヒド
ロキシル基の臭化アリルとに2CO2によるアルキル化
、3S−異性体の結晶化はジアステレオマーの分離を考
慮した。
アリルエーテルをクライゼン転位して(4aS”9bS
”、  3S”)−1,2,3,4,4a、  9b−
ヘキサヒドロ−8−ヒドロキシ−6−(l−プロプ−2
−エニル)ジベンゾフラン−3−オール化合物りを得た
。アリル基を接触水素添加により還元して化合物E、 
 (4aS” 、  9bS” 、  3S” )−1
,2,3,4,4a、9b−へキサヒドロ−8−ヒドロ
キシ−6−プロピルジベンゾ−フランー3−オールを得
た。
図 式 %式% 4a、9b−へキサヒドロ−8−ヒドロキシ−7−ブロ
ビルジベンゾフランー3−オンを図式■に示される通り
トリエチルシリルヒドリドとトリプルオロ酢酸並びにナ
トリウムボロヒドリドを示した2種の操作を用いて還元
した。シリルヒドリド還元がR−アルコールの製造を生
じ同様にナトリラムボロヒドリドがS−アルコールを生
じ、ジベンゾフラン−3−オン系の上面によって水素化
物を示した。
図式Vは化合物Aをフェニルマグネシウムプロミド及び
n−ブチルリチウムにより還元的アルキル化して、各々
の場合に1個のジアステレオマー各々化合物H及びIを
得ることを記載する。フェニル置換アルコールを水素及
びパラジウム/炭素を用いて配置を保持しながら還元し
てメチン化合物、化合物Jを得た。
式■で示したトランスジベンゾフランをスカレツキ−(
Skaletzky)による図式■に記載される化学(
スカレツキー、L、 L、米国特許第3317527号
、1967年、スカレツキー、L、 L、米国特許第3
496181号、1968年)を用いて製造し5−(プ
ロプ−2−エニルオキシ)−3−置換−2,3−ジヒド
ロベンゾフラン−2−オール、化合物Kを合成し、アル
デヒド等個物をウィッチヒ試薬と反応させて2,3−ジ
置換−2,3−ジヒドロベンゾフラン、化合物りを得、
これを処理して更に3番目の環を得た。
メトキシメチルエーテルをヒドロキシル化合物、化合物
Mに加水分解し、次いで塩化物、化合物Nにハロゲン化
する。化合物NをDrBAL−H還元してアルデヒド化
合物Oを得、トリメチルシリルシアニドでアルデヒドに
1.2付加を行なう。化合物P0シリルエーテルをn 
 BL14NFで脱保護し、次いでエチルビニルエーテ
ル、更に塩基に安定な保護基で保護して化合物Qを得る
。化合物QをTHF中ナトリウムヘキサメチルジシラジ
ドを60℃で用いて環化を達成する。環化生成物、化合
物Rを水素化分解で脱保護してシアノヒドリン化合物S
を得る。シアノヒドリンは順次真空下ジメチルスルホキ
シド中で45℃に於て加熱してケトンTに変換する。
図式■0 図式■“ (続き) 図式■に示される反応の記号は、次の頁の説明に基づく
0(a)ピペリジン、p−TSOH,ベンゼン、還流、
(b)ベンゾキノン、(C) KOt−Bu 、臭化ア
リル、THF 1(dl HJ、シリカゲル、(el 
phspcttco*u 、 TIP 。
(f)ピペリジン、CH,OH、還流、(のBFa、C
HsOH。
(5)Ph*P 、 CCI!4 、CHsCN 1(
i) DIBAL H,l’ルエン、−78℃、(j)
 (CHs)ssicN 、 KCN 125℃、(k
l Bu4NFSCFsCOJ 5THF 、 (1)
 CHzCHOCHzCH*CPsCOzH1THF 
、 0℃、m NaN (Si(CHs)*) 2、T
HF、60℃、(11)10%Pd/C1p−TsOH
,CHaOH−CsHa 、70°C、(0) (CH
i) *5O145℃、100mm真空 図式■はBCzi強酸を用い所望の8−ヒドロキシル−
7−(2−プロペニル)ジベンゾプランを得る化合物R
のクライゼン転位を示すが、酸に不安定な保護基の脱保
護を行ない3−ヒドロキシル化合物を得、HCNを脱離
してケトンUを得る。
図 式 B1本発明の主題化合物の有用性 本発明は治療を必要としている患者の炎症を治療する方
法にも関する。一般に式(I)の化合物の無毒性の有効
量又はその医薬組成物詳しくは特に好適な化合物を有効
成分として投与する。
本発明の有用性を証明するために式■の代表的な新規な
化合物を分離したラット及びヒト多形核白血球(PMN
)に於けるロイコトリエンB、(LTB4)の産生阻害
能に対して評価した。ロイコトリエン生合成を阻害する
ことが知られる他の化合物はこの検定で活性を有するこ
とが示され、従ってこの検定は、生体内活性を予期する
ものとして有効である。これにより投薬量及び投与経路
を決定するものとして有用である。
炎症、関節炎症状、乾癖、喘息又はプロスタグランジン
が関与する他の疾患の治療に対して式(I)の化合物は
通常の無毒性医薬的に使用し得る担体、補助剤及び賦形
剤を含む投薬単位処方で経口的に局所的に、非経口的に
、吸入噴霧によって又は直腸的に投与することができる
。本明細書に用いられる非経口とは、皮下注射、静脈内
、筋肉内、脈管内注射又は注入手法を包含する。マウス
、ラット、馬、牛、羊、犬、猫等の温血動物の治療のほ
かに本発明の化合物はヒトの治療に有効である。
有効成分を含む医薬組成物は、例えば錠剤、トローチ剤
、ロゼンジ剤、水性又は油性懸濁液剤、分散性散剤又は
顆粒剤、乳剤、硬又は軟カプセル剤又はシロップ剤又は
エリキシル剤のような経口用に適した形であることかで
きる。経口用を意図した組成物は、医薬組成物の製造と
して当業界で既知のいずれの方法に従っても製造するこ
とができ、このような組成物は、医薬的に優美で美味な
製剤を供給するために甘味剤、香味剤、着色剤及び保存
剤からなる群から選択される1種以上の薬剤を含むこと
ができる。錠剤は有効成分を錠剤の製造に適した無毒性
の医薬的に使用し得る賦形剤と混和して含む。これらの
賦形剤は具体的には不活性賦形剤、例えば炭酸カルシウ
ム、炭酸ナトリウム、ラクトース、リン酸カルシウム又
はリン酸ナトリウム、顆粒化及び崩壊剤、例えばコーン
スターチ又はアルギン酸結合剤例えばデンプン、ゼラチ
ン又はアラビアゴム及び滑沢剤、例えばステアリン酸マ
グネシウム、ステアリン酸又はタルクであることができ
る。錠剤は被覆されないか又は胃腸管での崩壊吸収を遅
らせて長時間にわたって作用を持続させる既知の手法に
より被覆することができる。例えばグリセリルモノステ
アレート又はグリセリルジステアレートのような遅延物
質を使用することができる。また放出を制御する浸透治
療錠剤を形成させるために米国特許第4.256.10
8号、同第4.166、452号及び同第4.265.
874号に記載される手法によって被覆することもでき
る。
経口用の処方はまた有効成分を不活性の固体賦形剤例え
ば炭酸カルシウム、リン酸カルシウム又はカオリンと混
合する硬ゼラチンカプセルとして又は有効成分を水又は
油性媒体例えば落花生油、流動パラフィン又はオリーブ
油と混合する軟ゼラチンカプセルとして存在させること
ができる。
水性懸濁液剤は、有効物質を水性懸濁液剤の製造に適し
た賦形剤と混和して含む。このような賦形剤は沈澱防止
剤、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム、メ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、トラ
ガントゴム及びアラビアゴムであり、分散又は湿潤剤は
、天然リン脂質、例えばレシチン又はアルキレンオキシ
ドと脂肪酸の縮合生成物例えばポリオキシエチレンステ
アレート又はエチレンオキシドと長鎖脂肪族アルコール
の縮合生成物例えばヘプタデカエチレンオキシセタノー
ル又はエチレンオキシドと、脂肪酸とへキシトールから
誘導される部分エステルの縮合生成物例えばポリオキシ
エチレンソルビトールモノオレエート又はエチレンオキ
シドと、脂肪酸とへキシトール無水物から誘導される部
分エステル例えばポリオキシエチレンソルビタンモノオ
レエートの縮合生成物であることができる。
該水性懸濁液剤はまた1種以上の防腐剤例えばエチル又
はn−プロピルp−ヒドロキシベンゾエートを含むこと
ができる。
油性懸濁液は有効成分を植物油、例えば落花生油、オリ
ーブ油、ゴマ油又はヤシ油又は鉱油例えば流動パラフィ
ンに懸濁させて放出することができる。油性懸濁液剤は
、濃厚化剤、例えばミツロウ、固形パラフィン又はセチ
ルアルコールを含むことができる。これらの組成物は、
アスコルビン酸のような抗酸化剤を加えて保存すること
ができる。
分散性散剤及び顆粒剤は、これらを水と混合することに
よって水性懸濁液の調製に適当である。
これらは有効成分を分散又は湿潤剤、沈澱防止剤及び1
種以上の防腐剤と混和して供給する。適当な分散又は湿
潤剤及び沈澱防止剤は、既に上述したものによって例示
される。
本発明の医薬組成物は、また水中油型エマルジョンの形
であることができる。油相は植物油例えばオリーブ油又
は落花生油又は鉱油、例えば流動パラフィン又はこれら
の混合液であることができる。適当な乳化剤は、天然ゴ
ム、例えばアラビアゴム又はトラガントゴム、天然リン
脂質、例えば大豆、レシチン及び脂肪酸とへキシトール
無水物から誘導されるエステル又は部分エステル例えば
ソルビタンモノオレエート及び該部分エステルとエチレ
ンオキシドの縮合生成物例えばポリオキシエチレンソル
ビタンモノオレエートであることができる。
本発明の医薬組成物を含む軟膏は当業界で既知の他の方
法の中で有効成分をグリコール、低級アルカノール及び
水からなる媒体ゲル化剤、任意の補助剤例えばアジピン
酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル、カプロン酸エ
チル及びラウリン酸エチルと混合して調製することがで
きる。適当なグリコール類としてはプロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ポリエチレングリコール等が
ある。一般に有機アミン例えばジイソプロピルアミン及
びトリエチルアミンで予め中和したカルボキシビニル重
合体又は、セルロース例えばヒドロキシエチルセルロー
ス、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロースをゲル化剤として使用す
る。
本発明の化合物はまた薬剤の直腸投与のために生薬の形
で投与することができる。これらの組成物は、薬剤を常
温で固体であるが、直腸温度で液体であり、従って直腸
内で溶融して薬剤を放出する適当な無刺激賦形剤と混合
して調製することかできる。このような物質は、カカオ
脂及びポリエチレングリコールである。
好適な投与経路は、経口経路である。経口投与としては
、薬剤を錠剤、カプセル剤、液剤、懸濁液剤又は散剤の
ような通常の投薬形のいずれかで、同時供給あるいは持
続した放出形で使用することができる。いかなる通常の
賦形剤又は錠剤助剤も同様に含むことができる。
体重1kg当り1日約0.2〜140■の投薬量レベル
が上で示した症状の治療に有用である(患者1人当り1
日lO■から7gまで)。例えば炎症は、体重1kg当
り化合物を1日約0.5〜50■(患者1人当り1日2
5■から5gまで)の投与で有効に治療される。
1回の投薬量を製造するために担体物質と混合すること
ができる有効成分の用量は治療される宿主及び個々の投
与方法に依存して異なる。単位投薬形は一般に有効成分
約25■から1gまでを含む。
しかしながら、いかなる個々の患者に対しても個々の投
与量レベルは、使用される個々の化合物の活性、年令、
体重、全身状態、性別、食餌、投与時間、投与経路、排
出率、薬剤併用及び治療を受ける個々の疾患の程度に依
存することは理解されるであろう。
式■の代表的な化合物は、以下に記載される次の2検定
を用いて試験した。
A、ヒトPMHの調製 ヒト血液を7日前から投薬して
いない同意志願者の肘前の静脈穿刺により得る。この血
液を直ちに10%(V/V)クエン酸三ナトリウム(0
,13M)又は5%(V/V)ヘパリンナトリウム(1
0001U/mj)に加える。PMNを実質的にボイウ
ム(Boyum) (ボイウム、A、 5cand。
J、 Cl1n、 Lab、 Invest、 196
8年、第21巻(補遺第97巻)77頁)に記載される
デキストラン沈降及びフィコール−ハイバック(比重1
.077)による遠心分離によって抗凝固血液から分離
する。
混入赤血球はトリス緩衝液(pH7,65)中温化アン
モニウム(0,16M)との反応により溶解して除去し
、PMNをpH7,4のCa” (1,4mM)とyg
2−(0,7mM)を含むHEPES (15mM)緩
衝ハンクス平衡塩溶液に5X10’細胞/meで再懸濁
する。生存度をトリパンブルー排除により算定し、典型
的には98%以上である。
B、ラット腹膜多形核白血球(PMN)  雄のスプラ
グーダウレーラットをタコニラクツアームス、ジャーマ
ンタウン、ニューヨークから購入した。
これらの動物を標準の固形飼料と任意量の水によた維持
した。誘発PMNを腹腔浸出液から次の通り調製した。
12%カゼイン酸ナトリウム8mlを雄のラット腹腔内
に注射した。18〜20時間後、ラットを002で殺し
、腹腔をNaHCO□を含まないがアールの塩L−グル
タミン及び30 mM HEPESを含むイーグルME
M CpH7,7)で洗浄した。PMNを遠心分離で分
離し、MEMで洗浄し、レンズペーパーにより濾過して
凝塊を除去し、lXlO7細胞/rdの濃度に調整した
次の実施例は、式(1)の化合物の製造方法を具体的に
説明するものであり、これだけで本明細書に添えた特許
請求の範囲に示した本発明を限定するものとしてみなさ
れるべきではない。
実施例1 (4aS”、9bS”)−1,2,3,4,4a。
9b−へキサヒドロ−8−ヒドロキシ−7−メチルジベ
ンゾフランー3−オン ベンゼン10m1中2−メチル−1,4−ベンゾキノン
0.57g(5,0ミリモル)と1−メトキシ1.3−
シクロヘキサジエン1.10g (10,0ミリモル)
の溶液を2時間加熱還流した。この溶液を真空中で濃縮
し、残留物を高真空下で乾燥して薄黄色の油状物質を得
た。この物質をメタノール15 mlニ溶解し、コノ溶
液ニ2.0M HCI 1ml’c加えた。この溶液を
室温で6時間撹拌し、次いで約5ml容量に濃縮した。
これを酢酸エチルと水に分配し、水層を酢酸エチルで2
回洗浄した。有機抽出液を水、NaCl!溶液で順次洗
浄し、合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥し濃縮した。残
留物をエーテル−ヘキサンから結晶化して白色結晶0.
452g141%を得た。
’HNMR(300MHz、 CD3CN、 I)I)
II+) : 1.8−2.0(m。
2H) 、2.1−2.3(m、 2H)、2.42(
s、 3H) 、2.66(AB。
dd、 J=16.5.4.OH2,IH)、2.81
(AB、 dd、 J=16.5゜4.0Hz、 IH
)、3.71(m、 IH) 、5.18(dt、 J
=9.5゜4.0Hz、 IH)、6.49(s、 b
、 I)l)、6.55(s、 1)I)、6.70(
S、  IH)  : M、S、  (FAB、  M+H)  : 219゜
実施例2 (4aS”、9bS”) −1,2,3,4,4a。
9b−へキサヒドロ−8−ヒドロキシ−7−ブロビルジ
ベンゾフランー3−オン ベンゼン2〇−中2−プロピル−12,4−ベンゾキノ
ン1.08g(7,2ミリモル)と1−メトキシ−1,
3−シクロヘキサジエン2.20 g (20,0ミリ
モル)の溶液を2時間加熱還流した。この溶液を真空中
で濃縮し、残留物を高真空下で乾燥して薄黄色の油状物
質を得た。この物質をメタノール20−に溶解し、この
溶液に2.0MHCl1−を加えた。この溶液を室温で
6時間撹拌し、次いで約5−容量に濃縮した。これを酢
酸エチルと水に分配し、水層を酢酸エチルで2回洗浄し
た。有機抽出液を水、NaCl溶液で順次洗浄し、合わ
せ硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。残留物をエーテ
ル−ヘキサンから結晶化して白色結晶0.764g、4
3%を得た。
’HNMR(300MHz、 CD5CN、 ppm)
 : 0.05(t、 J=7Hz、 3H) 、1.
60(m、 2H) 、2.50(t、 J=7Hz、
 2H)、1.8−2.0(m、 2H)、2.1−2
.3(m、 2H)、) 、2.66(AB。
dd、J=16.5.4.0Hz、  IH)、2.8
1(AB、 dd、 J=16.5゜4.0Hz、  
IH) 、3.71(m、  IH) 、5.18(d
t、 J=9.5゜4.0 Hz、 II) 、6.4
9(s、 b、 IH)、6.55(s、  IH)、
6.70(8,18)  ; M、S、  (FAB、 M+H) : 247゜実施
例3 (4aS”、9bS”)−1,2,3,4,4a。
9b−ヘキサヒドロ−8−ヒドロキシ−6−ブロビルジ
ベンゾフランー3−オン 上記濾液を30%酢酸エチル−ヘキサン溶離液を用いて
4mmカラムによりフラッシュクロマトグラフィーで精
製して5−プロピル異性体0.838g、47%を白色
固形物質として得た。
HNMR(300MHz、 CDaCN、 ppm) 
: 0.05(t、 J=7Hz、 3H) 、1.6
0(m、 2H) 、2.50(t、 J=7Hz、 
2H)、1.8−2.0(m、 2H)、2.1−2.
3(m、 2H)、2.66(AB、 dd。
J=16.5.4.0Hz、 IH)、2.81(AB
、 dd、 J=16.5.4.0Hz、  IH) 
、3.71(m、  IH) 、5.18(dt、  
J=9.5. 4.0Hz、  IH) 、6.49(
s、  b、  11()、6.6(d、  J=4H
z、  IH)、6.74(d、  J=4Hz、  
IH)  ;M、S、  (FAB、  M+H)  
+  247゜実施例4 (6bS” 、10aS” )−(6bH)−7,8゜
10.10a−テトラヒドロ−5−ヒドロキシベンゾ(
b)ナフト−(2,1−d)フラン−9−オン ベンゼン20m1中1.4−ナフトキノン1.58g(
10,0ミリモル)と1−メトキシ−1,3−シクロヘ
キサジエン2.20g(20,0ミリモル)の溶液を2
時間加熱還流した。この溶液を真空中で濃縮し、残留物
を高真空下で乾燥して褐色の固形物質2.70 gを得
、これは空気にさらすと黒ずんできた。この物質を直ち
にメタノール20m1に溶解し、この溶液に2.0M 
HCf 1mlを加えた。この溶液を室温で6時間撹拌
し、次いで約5ml’容量に濃縮した。これを酢酸エチ
ルと水に分配し、水層を酢酸エチルで2回洗浄した。有
機抽出液を水、NaCA’溶液で順次洗浄し、合わせ、
硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残留物をエーテ
ル−ヘキサンから結晶化して薄褐色の結晶2.05g、
81%を得た。
’HNMR(300MHz、 CD2CN、 Illl
m) + 0.95(t、 J=7Hz、 3H) 、
1.60(m、 2H) 、 2.50(t、 J=7
Hz、 28)、1.8−2.0(m、 2H)、2.
1−2.3(m、 2H)、)、2.66(AB。
dd、、I’16.5.4.0Hz、 IH)、2.8
1(AB、 dd、 J=16.5゜4.0Hz、 I
H) 、3.71(m、 1)1) 、5.18(dt
、 J=9.5゜4.0 Hz、  18) 、6.4
9(s、 b、  IH)、6.6(d、 J=4Hz
、  18) 、6.74(d、 J=4Hz、 IH
)、7.x(m、 4H);M、S、 (FAB、 M
+)f) : 255゜実施例5 (4aS”、9bS”、3S”)−3,8−ジヒドロキ
シ−1,2,3,4,4a、  9b−ヘキサt:Fo
−7−(2−プロペニル)ジベンゾフラン工程A:  
(4aS”、9bS”、3S”)−3゜8−ジヒドロキ
シ−1,2,3,4゜ 4 a +  9 b−ヘキサヒドロジベンゾフラン トリフルオロ酢酸20m1とトリエチルシラン5ml中
(4aS” +  9bS” )   3,8−ヒドロ
キシ−1,2,3,4−テトラヒドロジベンゾフラン−
3−オン2.02g(10ミリモル)の溶液を室温で2
4時間撹拌した。次いでメタノールlOmeを加え、こ
の溶液を更に30分間撹拌した。この溶液を濃縮し、残
存する酸をトルエンと共沸蒸留して除去した。残留物を
酢酸エチル−ヘキサンから結晶化して白色プリズム状晶
1.58g(77%)を得これはC3−ジアステレオマ
ー4:1混合物を示した。
’HNMR(300MHz、 CDaCN、 ppm)
 : 1.25(m、 1.4H)、1.42(ddd
、 J=13.9.8.5Hz、 0.8H) 、1.
70(m、 2.28) 、2.06(m、 2H) 
1.2.69(d、 J=5.5Hz。
0.81(、−01()、2.78(d、 J=4.5
.0.2H,−0H)、2.99(dt、 J=9.6
.5Hz、 0.2H)、3.30(dt、 J=6.
5゜5Hz、0.88) 、3.57(dat、 J=
9.5.5.4.5Hz、 0.8H)、3.74(d
at、 J=10.5.5.4.5Hz、 0.2H)
 、4.74(dat。
J=8.5.6.5Hz、 0.80H)、4.84(
dt、 J=6.5.4Hz。
0.20H)、6.42(sb、 II)、6.52(
m、 IHz、 II()、6.56(m、  IH)
 、6.60(m、  0.20H)、6.64(m、
  IH)。
工程B: (4aS”、9bS”、3S”)−3ヒドロ
キシ−1,2,3,4,4a、  9b−へキサヒドロ
−8−(2−プロペニルオキシ)ジベンゾフラン 乾燥アセトン1〇−中実線側5、工程Aの生成物1.4
0g(6,86ミリモル) 、K2CO22,5g(ミ
リモル)及び臭化アリル2.4g(ミリモル)の混合液
を18時間加熱還流した。この溶液をエーテルと水に分
配し、水層をエーテルで抽出した。
有機抽出液をNa 2 CO*飽和溶液と食塩水で洗浄
し、合わせた抽出液をMgSO4で乾燥し、油状物質に
濃縮した。これを酢酸エチル−ヘキサンから結晶化して
白色プリズム状晶i、 o a gを得、これは1つの
C3−ジアステレオマー(出発エピマーの4:lの混合
物に対して75%)であった。
’HNMR(300MHz、 CDaCN、 ppm)
 : 1.25(m、 IH)、1.42(ddd、 
J=13.9.8.5Hz、 IH) 、 1.70(
m、 28)、2.06(m、 ’2H) 、2.69
(d、 J=5.5Hz、 Il、−0H)、3.30
(dt、 J=6.5.5Hz’、 IH)、s、57
cddt、 J=9.5.5゜4.5Hz、  IH)
、4.45(dt、  J=5.5. 1.5. 2)
1)、4.74(dat、  J=8.5. 6.5H
z、  IH) 、5.26(dq、  J=10.5
゜1.5Hz、  18)、5.38(dq、  J−
17,1,5Hz、  IH) 、6.03(ddt、
  J−17,10,5,5,5Hz、  1)1) 
 6.52(m、  1)1)、6.56(m、  I
H) 、6.64(m、  18)。
M、S、  (FAB M+H)  : 249工程C
:  (4aS’、9bS”、3S”)−3゜8−ジヒ
ドロキシ−1,2,3,4,4a、9b−ヘキサヒドロ
−7−(2−プロペニル)ジベンゾフラン CH2Cl7* 20ml中、実施例5、工程Bの生成
物1.0g(4ミリモル)の溶液を窒素下で0℃に冷却
した。次いでCHzC1t中1MBcz*溶液4.0−
を滴下し、この溶液を室温で30分間撹拌した。
この反応液をNaHCOs飽和溶液10m1を加えて急
冷し、この混合液をエーテルと水に分配した。有機抽出
液をNaHCOs飽和溶液と食塩水で洗浄し、Mg5(
Lで乾燥し濃縮した。油性残留物を酢酸エチル−ヘキサ
ンから結晶化して白色のプリズム状晶0.786g(7
9%)を得た。
’HNMR(300MHz、 CD3CN、  ppm
) : 1.25(m、  1)1)、1.42(dd
d、  J=13.9.8.5Hz、  IH) 、1
.70(+n、 2H)、2.06(m、  28) 
、2.69(d、  J=5.5Hz、  IH,−0
H)、3.30(dt、  J=6.5. 5)1z、
  IH)、3.38(m、  2H) 、3.57(
ddt、  J−9,5,5,4,5)1z、  IH
)、4.74(dat、  J=8.5゜6.5Hz、
  IH)、5.20(m、  3H) 、6.52(
m、  IH) 、6.56(m、  IH) 、6.
64(m、  18)。
M、S、  (FAB M+H)  : 249゜実施
例6 (4aS”、9bS”、3S”)−3,8−ジヒドロキ
シ−1,2,3,4,4a、9b−ヘキサヒドロ−7−
プロピルジベンゾフラン 酢酸エチル10m1中実施例5、工程Cの生成物0.1
25g(0,59ミリモル)と5%Pd/C50■の溶
液を40 psi Hz下で1時間振盪した。
この溶液をセライトにより濾過し、濾液を無色の油状物
質に濃縮し、酢酸エチル−ヘキサンから結晶化して白色
プリズム核晶0.120g(98%)を得た。
’HNMR(300MHz、 CD5CN、 ppm)
 : 0.95(t、 J=7Hz、 3H) 、1.
25(m、  IH) 、1.4−1.8(m、 48
)、2.06(m、 2H) 、2.54(t、  、
J’7Hz、 2H)、2.69(d、  J=5.5
Hz、  IH,−0H)、3.30(dt、 J=6
.5.5Hz、  IH)、3.57(ddt、  J
=9. 5.5. 4.5Hz)、4゜74(dat、
  J=8.5. 6.5Hz、  IH) 、6.4
7(sb、  IH)、6.52(AB、  ddd、
  J=8.5゜2.5. 1Hz、  IH) 、6
.56(AB、  dd、  、I’8.5. 0.5
Hz。
IH) 、6.64(ddd、 J=2゜5.  l、
 0.5Hz、  IH) ;M、S、  (FAB 
M+H) : 249゜実施例7(別法) (4aS”、9bS”、3S”)−3,8−ジヒドロキ
シ−1,2,3,4,4a、  9b −ヘキサヒドロ
−7−プロピルジベンゾフラン 酢酸エチル1〇−中実線側2、工程Aの生成物0.24
6g(1,0ミリモル)の溶液を水浴中で0℃に冷却し
た。これにNaBH4o、 035 g (1,0ミリ
モル)を加え、この溶液を0℃で5時間撹拌した。NH
4Cl!飽和溶液l−を加えて過剰の水素化物を分解し
、この混合液を酢酸エチルと0.02 MHClに分配
した。水層を酢酸エチルで2回洗浄し、有機抽出液をN
aC1飽和溶液で順次洗浄し、合わせ、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。この溶液を濾過し、濃縮し、残留物を酢
酸エチル−ヘキサンから結晶化して無色のプリズム状晶
0.178g(72%)を得た。
’HNMR(300MHz、 CD、CN、 ppm)
 : 0.95(t、 J=7Hz、 38) 、1.
25(m、 IH) 、1.4−1.8(m、 4H)
、2゜06(m、 2H) 、2.54(t、 、I=
7Hz、 2H)、2.69(d、 J=5.5Hz、
 IH,−0H)、3.30(dt、 J=6.5.5
Hz、 IH)、3.57(dat、 J=9.5.5
.4.5Hz)、4.74(dat、 J=8.5.6
.5Hz、 IH) 、6.47(sb、 IH)、6
.52(AB、 ddd、 J=8.5゜2.5. I
Hz、 IH) 、6.56(AB、 dd、 J=8
.5.0.5Hz。
IH) 、6.64(ddd、 J=2.5.1.0.
5Hz、 IH) ;M、S、 (FARM+H) :
 249゜実施例8 (4aS”、9bS”、3S”)−3,8−ジヒドロキ
シ−1,2,3,4,4a、  9b−ヘキサヒドロ−
7−プロピルジベンゾフラン トリフルオロ酢酸2rd中実施例2、工程Aの生成物0
.246g(1,0ミリモル)の溶液を0℃に冷却した
。これにトリエチルシラン0.5ml!(3,2ミリモ
ル)を加え、この溶液を0°Cで1時間撹拌した。この
溶液を濃縮し、残留トリフルオロ酢酸をトルエンと共沸
蒸留して除去した。残留物をエーテルから結晶化して白
色のプリズム核晶0.107g(43%)を得た。
’HNMR(300MHz、 CD5CN、 ppm)
 : 0.91(t、 J=7゜3H) 、1.28(
m、 2H) 、1.64(m、 4H) 、2.23
(AB。
dddd  J=14.4.3.5.2Hz、 18)
、2.54(t、 J=7Hz。
28) 、2.78(d、 J・4.5.18.−0R
) 、2.99(dt、 J=9、6.5Hz、 1)
1) 、3.74(dat、 J=10.5.5.4.
5Hz。
lH) 、4.84(dt、 J=6.5.4H2,t
H)、6.39(sb、 IH)、6.50(AB、 
dd、 J=8.2.1Hz、 IH)、6.56(A
B、 D、 J=8Hz、 IH)、6.60(d、 
J=2.5Hz、 IH) ;M、S、 (FAR,M
+H) : 249゜実施例9 (4aS”、9bS”、3S”)−3,8−ジヒドロキ
シ−1,2,3,4,4a、  9b−へキサヒドロ−
3−フェニル−7−プロピルジベンゾフラン THF 10−中実線側2、工程Aの生成物の0.63
0g(2,5,ミリモル)の溶液をドライアイス−アセ
トン浴中で一78°Cに冷却した。次いでテトラヒドロ
フラン中塩化フェニルマグネシウムの2M溶液4mlを
15分にわたって滴下し、この混合液をまず一78℃で
1時間、次に0℃で30分間撹拌した。この反応液をN
H4(J’飽和溶液lOmeを加えて急冷し、この混合
液を酢酸エチルとNH4Cj7飽和溶液に分配した。水
層を酢酸エチルで洗浄し、有機抽出液をNH,飽和溶液
、NaCl飽和溶液で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥し、濃縮した。残留物を25%酢酸エチル−ヘキサ
ン溶離液を用いてフラッシュクロマトグラフィー(Sa
nカラム)により精製して無色の針状晶0.385g(
48%)を得た。
’HNMR(300MHz、 CD*CN、 ppm)
 : 0.91(t、 J=7Hz、 3H) 、1.
5−1.75(m、 4H) 、1.86(m、 IH
)、2.10(m、 IH) 、2.28(d、 J=
3.5H2,2H)、2.54(t。
J=6Hz、 2H)、3.09(ddd、 J=10
.7.6H2,IH)、4.68(ddt、 J=6.
3.5. lHz、 IH)、6.46(Sb、 IH
)、6.56(AB、 dd、 J=8.5.2゜5H
z、 IH)、6.65(AB、 d。
J=8.5Hz、  IH)、6.74(d、 J=2
.5Hz、  11()、7.25(m。
IH) 、7.36(m、 2H) 、7.54(m、
 2H) ;M、S、  (PAB、M+H)  : 
325゜実施例10 (4aS”、9bS”、3S”)−1,2,3゜4+ 
 48t  9b−へキサヒドロ−8−ヒドロキシ−3
−フェニル−7−プロピルジベンゾフラン酢酸エチル1
0m1中実施例9の生成物0.97 g(0,30ミリ
モル)と5%Pd/C50■の溶液を40psiHs下
で1時間振盪した。この溶液をセライトで濾過し、この
濾液を無色の油状物質に濃縮し室温で放置時に固化して
白色固形物質0.94g(98%)を得た。
’HNMR(300MHz、 CD5CN、 Ppm)
 : 0.91(t、 J=7Hz、 3B) 、1.
5−1.75(m、 4H) 、1.86(m、 IH
)、2.10(m、 IH) 、2.28(d、 J=
3.5H2,28)、2.54(t。
J=6Hz、 2H)、3.09(ddd、 J=10
.7.6H2,18)、4.68(ddt、 J=6.
3.5. IH2,IH)、6.46(sb、 IH)
、6.56(AB、 dd、 J=8.5.2.5Hz
、 18)、6.65(AB、 d。
J=8.5Hz、 IH)、6.74(d、 J=2.
5H2,IH)、7.25(m。
IH) 、7.36(m、 2H) 、7.54(m、
 2H) ;M、S、  (PAB、M+H) : 3
07゜実施例11 (4a3111 9bS” 、3S” )  3−ブチ
ル−3,8−ジヒドロキシ−L  2. 3. 4. 
4a。
9b−へキサヒドロ−7−プロピルジベンゾフラン 乾燥テトラヒドロフラン中実施例2、工程Aの生成物0
.40g(1,65ミリモル)の溶液を一60℃に冷却
した。次いでヘキサン中n−ブチルリチウム2.5M溶
液1.4 mlを加え、この溶液を一60℃で2時間撹
拌した。この反応液を2&lHCl!で急冷し、この混
合液をエーテルと水に分配した。水層をエーテルで3回
抽出し、合わせた抽出液を食塩水で洗浄し、MgSO4
で乾燥し、濃縮して白色固形物質0.348g(71%
)を得た。
’HNMR(200MHz、 CDCl5. ppm)
 : 0.91(t、 J=H2,68) 、1.2−
1.95(m、 13H)、2.15(m、 IH)、
2.54(dd、 J=6H2,2H) 、2.71(
s、 IH) 、 3.0(q、 J=6Hz、 IH
) 、4.43(s、 IH) 、4.75(m、 1
8) 、6.6(s、  IH) 、6.7(s、  
IH) :M、S、  (FAR,M十H)  :  
304゜実施例12 (4aR”、9bS”)−1,2,3,4,4a。
9b−へキサヒドロ−3−オキソ−8−ヒドロキシ−7
−(2−プロペニル)ジベンゾフラン三里△:  (2
S”、3S”)−2−ヒドロキシ−3−(3,5−ジオ
キサヘキシル)−5−(2−プロペニルオキシ)−2,
3 ジヒドロベンゾフラン ベンゼン200mj’中4−(メトキシメチルオキシ)
ブタナール6.80g(51,1ミリモル)、ピペリジ
ン5.10g(60ミリモル)及び1)−)ルエンスル
ホン酸0.500g(2,90ミリモル)の溶液をディ
ーンースタークコンデンサーを備えた500−フラスコ
で加熱還流した。4時間後、この溶液を冷却し、減圧下
で濃縮した。残留物をベンゼン50−に溶解し、この溶
液をベンゼン5゜−中で新しく昇華したベンゾキノン5
.40g(50ミリモル)を急速に撹拌した溶液を含む
500−フラスコに滴下した。この溶液は添加中熱くな
り赤色沈澱を生成した。4時間後固形分を乾燥THF1
00mj’を加えて溶解した。この溶液を水浴中で0℃
に冷却し、この溶液にカリウムt−ブトキシド11゜2
g(100ミリモル)と臭化アリル5.4m1(75ミ
リモル)を加えた。この混合液をアルキル化が完了する
まで48時間撹拌した。この反応混合液をエーテルと水
に分配し、エーテル層をNaHCOs飽和溶液とNaC
l!飽和溶液で洗浄した。水層をエーテルで順次洗浄し
、合わせた抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮し
た。残留物を20%酢酸エチル/ヘキサンを用いてフラ
ッシュクロマトグラフィー(12onカラム)により精
製して薄橙色油状物質6.73g(48%)を得た。こ
の生成物及び次の中間体を蒸留する試みは全て0−アリ
ルフェノールに熱的に誘発されるクライゼン転位を生ず
る。
’HNMR(200MHz、 CDCl5.pl)m)
 : 1.92(dt、 J□4.5Hz、 2H)、
3.18(m、 0.67H,)ランス−H3)、3.
31(s、 IH,シス−0CHs)、3.42(s、
 2H,)ランス−0CL)、3.49(m、 0.3
3H,シス−H3)、3.57(t、 J=6.51(
z、 2H)、4.44(dt、  J=5.5. 1
.5Hz、  2H)、5.31(dq、  J=10
.5゜1.5Hz、  IH)、5.37(dq、  
J=17. 1.5Hz、  IH) 、5.70(d
、 J=2Hz、 0.67H,)ランス−H2)、5
.89(d、 J=6Hz、 0.33H,シス−H2
)、6.02(ddt、 J=17.10.5.5.5
Hz、  IH) 、6.71(m、  2H) 、6
.80(m、  1B)  ;M、S、  (m/e)
  : 280(5,M+) 、218(16) 、 
 177(66)149(12) 、98(100) 
、84(22)、73(64)、55(16)。
工程B:メチル(2S” 、3S” )−(3−(3゜
5−ジオキサヘキシル)−2,3−ジヒドロ−5−(2
−プロペニルオキシ) 2−ベンゾフラニル)アセテート THF100ml中、実施例12、工程Aの生成物18
.5g(66,0ミリモル)とメチル(トリフェニルホ
スホラニリデン)アセテート25.0 g(74,8ミ
リモル)の溶液を4時間加熱還流した。
次いでメタノール100−とピペリジン5m1(52ミ
リモル)を加え、加熱を2時間続けた。この溶液を濃縮
し、残留物をエーテルに溶解した。固形分を濾過で除去
し、濾液を濃縮し、25%酢酸工チル−ヘキサンを用い
てフラッシュクロマトグラフィー(10(1)カラム)
により精製すると2工程方法によって製造したものと同
じ薄橙色の油状物質19.0g(86%)を得た。
’HNMR(200MHz、 CDC1z、ppm) 
: 1.96(dt、 J=6.5.3.5Hz、 I
H) 、1.99(dt、 J=6.5.2Hz、 I
H)、2.66(AB、 dd、 J=16.5.5H
z、 18) 、2.75(AB、 dd。
J=16.8Hz、 IH)、3.23(dt、 J=
7.5.5Hz、 IH)、3.38(s、 3H) 
、3.69(t、 J=6.5Hz、 2H)、3.7
2(s。
38) 、 3.73(s、 0.06H,シス異性体
)、4.45(dt、 J=5.5.1.5Hz、 2
H)、4.86(dt、 J=7.5.5.5Hz、 
IH)、5.27(dq、 J=10.5.1.5Hz
、 IH) 、5.37(dq、 J=17゜1.5.
 IH)、6.03(dat、 J=17.10.5.
5.5Hz)、6.66(m、 2H) 、6.77(
m、 IH) :M、S、 (m/e) : 336(
100,M+) 、273(28) 、263(42)
、189(24) 、177(64) 、161(28
) 、147(18)、91(12)、59(10)、
55(10)。
工程C:メチル(2R” 、3S” )−(3−(2−
ヒドロキシエチル)−2,3−ジヒドロ−5−(2−プ
ロペニルオキシ)−2−ベンゾフラニル〕アセテート 乾燥メタノール100mJ中実節例12、工程Bの生成
物18.0g(53,5ミリモル)の溶液を水浴中で0
℃に冷却した。次いでBF、エーテレート10mt’(
89ミリモル)を加え、この溶液を室温で48時間撹拌
した。この溶液をNaHCO*飽和溶液の添加により中
和し、この混合液をエーテルとNaHCO,飽和溶液に
分配した。水層をエーテルで順次洗浄し、合わせたエー
テル抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮した。残
留物を30%酢酸エチル/ヘキサンを用いてフラッシュ
クロマトグラフィー(10cmカラム)により精製して
薄黄色油状物質14.6g(93%)を得た。
’HNMR(200MHz、 CDCl5. ppm)
 : 1.81(AB。
dat、 J=14.8.5.5゜5Hz、 H) 、
1.92(ddt、 J=14゜5.5.5Hz、 I
H) 、2.08(sb、 1)1)、2.73(AB
、 dd、 J=16.7Hz、 II() 、2.8
2(AB、 dd、 J=15.71(z、 18)、
3.33(ddd、 J=4.5.5.5.8.5Hz
、 IH)、3.77(s。
3H) 、3.85(dt、 J=6.5.5Hz、 
2H)、4.51(ddd、 J=5.5.1.5. 
IHz、 2H)、4.96(dt、 J=7.4.5
Hz、 IH)、5.27(ddt、  、I’IO,
5,1,5,IHz、  IH) 、5.38(dat
J=17. 1.5. 1Hz、  IH) 、 6.
03(dat、  J=17. 10.5゜5.5Hz
、  IH)、6.69(m、 28) 、6.78(
m、  IH);M、S、  (m/e)  :  2
92(26,M十)、 219(22)  、 177
(100) 、149(20) 、91(14)、77
(10)、55(12)。
三里旦:メチル(2R” 、3S” )−(3−(2−
クロロエチル)−2,3−ジヒドロ−5−(2−プロペ
ニルオキシ)−2−ベンゾフラニル)−アセテート アセトニトリル20m1中実施例12、工程Cの生成物
14.4g(49,2ミリモル)とトリフェニルホスフ
ィン20.0g(76,0ミリモル)の混合液を固体が
溶解するまで室温で撹拌した。次いで四塩化炭素IO−
を加え、この溶液を外部冷却せずに4時間、変換がtl
c(30%酢酸エチル−ヘキサン)により完了するまで
撹拌した。この溶液を濃縮し、残留物をフラッシュクロ
マトグラフィーで精製して薄黄色油状物質13.4g(
87%)を得た。
’HNMR(200MHz、 CDCl5. pl)m
) : 2.12(dt、 J=7、 5Hz、  2
H) 、2.63(AB、 dd、  J=16. 6
.5Hz、  18)、2.78(AB、 dd、  
J=16.7.5Hz、  IH) 、3.33(dt
、  J=7゜5Hz、  IH)、3.78(s、 
3H) 、3.69(dt、 J=7.5Hz、 2H
)、4.52(ddd、  J=5.2. 1.5Hz
、 2H)、4゜89(ddd、  J=7゜6、 5
.5Hz、  IH) 、5.28(dat、  J=
11.5. 2. 1.5Hz。
IH) 、5.37(ddt、  J=17. 2. 
1.5Hz、  IH) 、6.04(ddt、  J
=17. 11.5.5.5Hz、  IH)、6.7
0(m、  21()、6.80(+++、  IH)
; M、S、  (m/e)  : 312(22,Ml)
、310(68,Ml)、271(32) 、269(
100)、239(8)、237(28) 、211(
16)、209(50) 、175(8)、173(3
8) 、147(20)、117(+8) 、91(1
8)、77(16)、55(16)。
工程E :  (2R” 、3S” )−(3−(2−
クロロエチル)−2,3−ジヒドロ−5− (2−プロペニルオキシ)−2−ベンゾフラニル)エタ
ノール トルエン200mt’中実施例12、工程りの生成物1
3.3g(42,7ミリモル)の溶液をドライアイス−
イソプロパツール洛中で一78°Cに冷却した。トルエ
ン中DrBAL−Hの1.5 M溶液30m1を滴下し
、この溶液を一78℃で2時間還元が完了するまで撹拌
した。過剰の水素化物を2Mメタノール性HCj!の添
加により破壊し、この溶液をエーテルと0.2MHCl
!に分配した。水層をエーテルで洗浄しエーテル抽出液
を水、NaCf飽和溶液で順次洗浄した。合わせた抽出
液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濃縮して、無色の油状
物質11.9g(98%)を得た。この物質を精製せず
、直接衣の工程で使用した。
’HNMR(200MHz、 CDCl2. ppm)
 : 2.12(dt、 J=7、6.5Hz、 2H
) 、2.74(AB、 ddd、 、I’17.5.
5.1.5Hz、 IH) 、2.89(AB、 dd
d、 J=17.7.5.2Hz、 IH)、3.29
(dt、 J=7.4Hz、 IH)、3.71(t、
 J=6.5Hz、 2H)、4.45(dat、 J
=5.2.1.5Hz、 2H)、4.91(ddd、
 J=7.5.5.5.4Hz、 IH)、5.27(
dat、 J=10.5.2.1.5Hz、  IH)
 、5.38(dat、 J=17.2.1.5Hz、
 IH)、6.03(dat、 J=17.10.5.
5.5Hz、 If()、6.71(m、 2f()6
.81(m、 IH) 、9゜84(dd、 J=2.
1.5Hz);M、S、 (m/e) : 282(1
4)、280(48) 、241(30)、280(5
0) 、241(32) 、239(100)、177
(34) 、157(28)、147(52) 、11
9(32) 、105(34) 、91(76)、77
(60)、65(50)、55(86)。
工程F : (2R” 、3S” )−3−(3−(2
クロロエチル)−2,3−ジヒドロ−5−(2−プロペ
ニルオキシ)−2−ベンゾフラニル−2−トリメチルシ
リルオキシフプロパノニトリル シアノトリメチルシラン25−中実線例12、工程Eの
生成物11.9g(42,2ミリモル)とKCNo、5
00g (8,77ミリモル)の溶液を20℃で24時
間、tie(25%酢酸エチル−ヘキサン)がシアノヒ
ドリンへの変換が完了することを示すまで撹拌した。高
真空下で蒸留して過剰のシアノトリメチルシランを除去
し、残留物をジクロロメタンに溶解し、濾過した。この
濾液を濃縮し高真空下で乾燥して薄黄色油状物質16.
4 g(94%)を得た。
’HNMR(200MHz、 CDCh、 ppm) 
: 0.20(s、 98)、1.9−2.1(m、 
4H)、3.38(dt、 J=7.4Hz、 IH)
、3.65(t、 J=6.5Hz、 2H)、4.4
5(dq、 J=5.5.1.51(z)、4.72(
dt、  J=6. 2Hz、  IH)、4.96(
ddd、  J=7.5. 5.5゜4Hz、  IH
)、5.27(dq、  J=10.5. 1.5Hz
、  IH) 、5.38(dq、  J=17. 1
.5Hz、  IH) 、6.03(dat、  J=
17. 10.55.5Hz、  IH)、6.71(
m、  28) 、6.81(m、  IH);MS、
  (m/e)  : 381(0,2,M+)、37
9(0,8,M+)、309(22) 、307(70
) 、268(27) 、266(100)、239(
42)、197(32) 、195(30) 、161
(22) 、147(28)、119(14) 、92
(28)、77(22)、55(24)。
工程G:  (3R”、3S”)−3−(3−(2−ク
ロロエチル)−2,3−ジヒドロ−5−(2−プロペニ
ルオキシ)−2−ベンゾフラニル−2−(l−エトキシ
エチルオキシ))プロパノニトリル THF20−中実線例12、工程Fの生成物4.12g
(10,0ミリモル)の溶液を水浴中で0°Cに冷却し
た。次いでTHF中フッ化テトラブチルアンモニウムの
IM溶液10m1を5分にわたって滴下し、添加が完了
した後、トリフルオロ酢酸6−を加え、この溶液を0℃
で30分間撹拌した。
次いでエチルビニルエーテル5rnlとトリフルオロ酢
酸0.5−を加え、この溶液を室温で6時間反応が完了
するまで撹拌した。tie(lo%酢酸エチルへキサン
)により2つの生成物スポット(シアテレオマー)を見
ることができた。この溶液をエーテルとNaHCOs飽
和溶液に分配し、水層をエーテルで洗浄した。エーテル
抽出液をNaHCOs飽和溶液衣にNaCl飽和溶液で
洗浄した。合わせた抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し
、濃縮し、残留物を10%酢酸エチル−ヘキサンを用い
てフラッシュクロマトグラフィー(5anカラム)によ
り精製して無色の油状物質2.97g(78%)を得、
これはジアステレオマーの混合物であった。
’HNMR(200MHz、 CDCl5. pl)m
) : 1.21 、1.24(t、 J=7.0Hz
、合計3H)、1.32.1.34(d、 J=5.5
Hz。
合計3H) 、2.02−2.23(m、 4H)、3
.15−3.40(m、 IH)、3.65(t、 J
=6.5Hz、 2H)、3.50−3.80(m、 
2H)、4.45(dq、 J=5.5.1.5Hz)
、4.60(m、 IHz)、4.80(m、 IH)
4、90−5゜10(m、 IH)、5.28(dq、
 J=10.5.1.5Hz、 IH)5.39(dq
、 J=17.1.5Hz、 IH) 、6.04(d
at、 J=1710.5.5.5Hz、 II)、6
.70(m、 28) 、6.80(m、 IH);M
、S、  (m/e)  : 380(0,8,M+H
)、378(3,M+H)、309(12) 、307
(40) 、241(16) 、239(52) 、1
97(36)、195(34) 、161(26) 、
147(44) 、119(22)、91(50)、7
7(44)、65(46)、55(100)。
工程H:  (4aR”、9bS”)−3−シアノ3−
(l−エトキシエトキシ)−1,2゜3+  4+  
4a、9b−テトラヒドロ−8−(2−プロペニルオキ
シ)−ジベンゾフラン THF75−中実線例I2、工程Gの生成物10.0g
(26,3ミリモル)の溶液を水浴中で0℃に冷却した
。これにTHF中ナトリウムヘキサメチルジシラジドI
M溶液40m1を加え、この溶液を60°Cで1時間加
熱した。塩基を添加した際沈澱が直ちに生成し、tlc
(10%酢酸エチル−ヘキサン)は、出発混合物よりわ
ずかに速く移動する2つの生成物の生成を示した。この
混合物をエーテルと水に分配し、水層をエーテルで洗浄
し、次いでエーテル抽出液をNaHCOs飽和溶液、N
aC1飽和溶液で順次洗浄した。合わせた抽出液を硫酸
マグネシウムで乾燥し、濃縮し、残留物をフラッシュク
ロマトグラフィーで精製して白色結晶性粉末8.14g
(9a%)を得た。
MP 87−95℃; HNMR(300MHz、 CD2CN、ppm) :
 1.151.1.153.1.17(t、 J=7.
0Hz、合計3H)、1,304 、!、312.1.
34(d、 J=5.5Hz、合計3H) 、1.6−
2.0(m、 2H)、2.2−2.5(m、 2H)
、2.8−3.0(m、 3H)、3.40−3.75
(m。
2H) 、3.98.4.07(ddd、 J=12.
6.12.4.3.6Hz、合計18)、4.47(d
q、 J=5.5.1.5Hz)、5.11.5.13
(dq、 、I’5.5Hz、合計18)、5.28(
dq、 J=10.5.1.5Hz、 18) 、5.
39(dq、 J=17.1.5Hz、 IH) 、6
.04(dat、 J=17.10.5.5.5Hz、
 IH)、6.65−6.73(m。
2H) 、6.82(m、 1)1);M、S、 (m
/e) : 343(18,M+)、271(12) 
、244(22)、203(38) 、185(32)
 、147(12) 、91(14)、73(100)
、55(22)。
工程1 : (4aR”、9bS”)−1,2,3゜4
.4a、9b−ヘキサヒドロ−3−オキソ−8−ヒドロ
キシ−7−(2−プロベニル)ジベンゾフラン CH2Cl 220 ml中実施例12、工程Hの生成
物1.52g(4,42ミリモル)の溶液を窒素下で0
℃に冷却した。次いで1.0MBCJ’s溶液5mlを
加え、この溶液を0°Cで30分間撹拌した。この反応
液をNaHCOs飽和溶液lO−を加えて急冷し、この
混合液をエーテルと水に分配した。有機抽出液をNaH
CO=飽和溶液と水で洗浄し、MgSO4で乾燥し濃縮
した。残留物を30%酢酸エチル−ヘキサンを用いてシ
リカゲルによるフラッシュクロマトグラフィーで精製し
、エーテルから結晶化させてこの物質白色結晶0.42
0g(40%)を得た。
’HNMR(300MHz、 CD5CN、 ppm)
 : 1.70(m、 IH)、2.10(tn、 I
H) 、2.23−2.40(m、 3H)、2.65
−2.95(m。
2H) 、3.4(m、 2H)、4.08(dt、 
J=12.5.4.0Hz)、5.20(m、 38)
 、6.64(s、 18) 、6.80(s、 IH
)、7.68(s、 b、 IH) : M、S、 (FAB、 M+H) : 245゜実施例
13 (4aR”、9bS”)−1,2,3,4,4a。
9b−へキサヒドロ−8−ヒドロキシ−3−才キシー7
−プロピルジベンゾフラン 酢酸エチル5−中実線例12、工程Iの生成物0.25
0g(1,02ミリモル)と5%Pd/C50■の懸濁
液を40pS!H*下で1時間振盪した。
この溶液をセライトで濾過し、濾液を濃縮して白色粉末
0.250g(100%)を得た。
’HNMR(300MHz、 CDaCN、 ppm)
 : 0.91(t、 J=7Hz、 IH)、1.7
0(m、 18) 、1.54(m、 2H) 、2.
10(m、 IH) 、2.23−2.40(m、 3
H)、2.53(t、 J=6Hz。
2H) 、2.65−2.95(m、 28)、4.0
8(di、 J=12.5.4.0Hz) 、6.64
(s、 18) 、6.80(s、 18) 、7.6
8(s、 b。
IH); M、S、 (FAB、 M+H) : 247゜実施例
14 (4aR”、9bS’)−1,2,3,4,4a。
9b−へキサヒドロ−8−ヒドロキシ−3−オキシジベ
ンゾフラン 11jij△:  (4aR”、9bS”) −3−シ
アノ−3−ヒドロキシ−1,2,3,4,4a。
9b−テトラヒドロ−8−ヒドロキシ−ジベンゾフラン ベンゼン5mlとメタノール2ml中実節例12、工程
Gの生成物0.500g(1,40ミリモル)とp−ト
ルエンスルホン酸0.020g(0,110ミリモル)
の溶液を6時間加熱還流した。この溶液を酢酸エチル−
NaCA’飽和溶液に分配し酢酸エチル層を硫酸マグネ
シウムで乾燥し、濃縮した。残留物を30%酢酸エチル
−ヘキサンを用いてフラッシュクロマトグラフィー(2
cmカラム)により精製し酢酸エチルヘキサンから結晶
化して無色の針状晶0.181g(56%)を得た。
MP 246−247”C。
’HNMR(300MHz、 CD5CN、 ppm)
 : 1.65−1.90(m、 IH) 、2.05
(m、 IH) 、2.20−2.40(m、 3H)
、2.75−3.05(m、 2H)、4.11(dt
、 J=12.5.4.0Hz)、5.66(s、 b
、 18)、6.65(m、 2H) 、6.80(m
、 IH)、7.66(s、 b、 18) ; M、S、 (m/e) : 231(100,M+) 
、204(98) 、186(24)、161(50)
 、149(76) 、+47(84) 、123(7
2)、121(18) 、103(12) 、91(2
2)、81(14)、77(24)、65(20)、5
5(50)。
工程B: (4aR”、9bS”)−1,2,3゜4.
4a、9b−ヘキサヒドロ−3−オキソ−8−ヒドロキ
シ−ジベンゾフランジメチルスルホキシドl−中実線例
14、工程Aの生成物0.025g(0,108ミリモ
ル)の溶液を0.1 m真空745℃で20分間加熱し
た。この溶液を真空下で濃縮し、残留物をエーテルの添
加により結晶化して白色結晶0.014g(63%)を
得た。
MP 199−201”C。
’HNMR(300MHz、 CD*CN、 ppm)
 : 1.70(m、 IH)、2.10(m、 IH
) 、2.23−2.40(m、 3H)、2.65−
2.95(m。
2H) 、4.08(dt、 J=12.5.4.0H
z) 、6.64(m、 2H)、6.80(m、 I
H) 、7.68(s、 b、 IH) ;M、S、 
(m/e) : 204(100,M+) 、161(
56) 、149(80)、123(78) 、91(
24)、77(28)、65(24)、55(56)。
実施例15 (4aR”、9bS”) −3,8−ジヒドロキシ−1
,2,3,4,4a、9b−へキサヒドロ7−プロピル
ジベンゾフラン 実施例12の生成物の還元は実施例6の操作に従って達
成することができる。
実施例16 (4a R” 、9 b S” )   3+  8−
ジヒドロキシ−1,2,3,4,4a、9b−へキサヒ
ドロ−3−フェニル−7−ブロプー2−エニルジベンゾ
フラン 塩化フェニルマグネシウムの実施例12の生成物への添
加は実施例9の操作に従って達成することができる。
実施例17 (4aR”、9bS”)−3,8−ジヒドロキシ−1,
2,3,4,4a、9b−へキサヒドロ−3−フェニル
−7−プロピルジベンゾフラン実施例16の生成物の還
元は実施例6の操作に従って達成することができる。
手続補正書

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I 〔式中 R^6は(C_1〜C_6)−アルキル、 (C_1〜C_6)−分子鎖アルキル又は (C_2〜C_6)−アルケニル及び R^7が水素でないとき水素であるが、 R^6とR^7が結合して炭素骨格を含む 6員環の飽和、不飽和又は芳香族環と して定義される環を形成するときを除 く。 R^7は水素 (C_1〜C_6)−アルキル、 (C_1〜C_6)−分子鎖アルキル又は (C_2〜C_6)−アルケニルである。 X及びYは一緒にケト基であるか又はX及びYは異なり
    独立してH、OH、(C_1〜 C_6)−アルキル又はフェニルである。 但しX又はYが(C_1〜C_6)−アルキルである場
    合にはY又はXはフェニルで あることができない。〕 で表わされる化合物又はその医薬的に使用し得る塩。 2、式II ▲数式、化学式、表等があります▼ II 〔式中 R^7は(C_1〜C_6)−アルキル、 (C_1〜C_6)−分子鎖アルキル又は (C_2〜C_6)−アルケニルである。 X及びYは一緒にケト基であるか又はX及びYは異なり
    独立してH、OH、(C_1〜 C_6)−アルキル又はフェニルである。 但しX又はYが(C_1〜C_6)−アルキルである場
    合にはY又はXはフェニルで あることができない。〕 で表わされる化合物又はその医薬的に使用し得る塩。 3、式 I の R^6はR^7が水素でないとき水素、R^7が水素で
    あるとき1−プロプ−2−エニル、 R^7が水素であるときn−プロピルであ るか又はR^6とR^7が結合してフェニル環を形成し R^7は水素、R^6が水素であるとき1−プロプ−2
    −エニル又はR^6が水素であると きn−プロピルであり X及びYは一緒にケト基であるか又はX及びYは異なり
    、独立してH、OH、(C_1〜C_6)−アルキル又
    はフェニルであり、但しX又はYが(C_1〜C_6)
    −アルキルである場合にはY又はXはフェニルであるこ とができない 請求項1記載の化合物又はその医薬的に使用し得る塩。 4、選択される基が R^7が1−プロプ−2−エニル又はn−プロピルであ
    り X及びYが一緒にケト基である 請求項2記載の式IIの化合物又はその医薬的に使用し得
    る塩。 5、(4aS^*、9bS^*)−1,2,3,4,4
    a,9b−ヘキサヒドロ−8−ヒドロ キシ−7−メチルジベンゾフラン−3− オン、 (4aS^*、9bS^*)−1,2,3,4,4a,
    9b−ヘキサヒドロ−8−ヒドロキシ− 6−プロピルジベンゾフラン−3−オン、 (4aS^*、9bS^*)−1,2,3,4,4a,
    9b−ヘキサヒドロ−8−ヒドロキシ− 7−プロピルジベンゾフラン−3−オン、 (4aR^*、9bS^*)−1,2,3,4,4a,
    9b−ヘキサヒドロ−8−ヒドロキシ− 7−プロプ−2−エニルジベンゾフラン −3−オン、 (4aR^*、9bS^*)−1,2,3,4,4a,
    9b−ヘキサヒドロ−8−ヒドロキシ− 7−プロピルジベンゾフラン−3−オン、 (6bS^*、10aS^*)−〔6bH〕−7,8,
    10,10a−テトラヒドロ−5−ヒド ロキシベンゾ〔b〕ナフト−(2,1,d)−フラン−
    9−オン、 (4aS^*、9bS^*、3R^*)−3,8−ジヒ
    ドロキシ−1,2,3,4,4a,9b−ヘ キサヒドロ−3−フェニル−7−プロピル ジベンゾフラン、 (4aS^*、9bS^*、3R^*)−3−n−ブチ
    ル−3,8−ジヒドロキシ−1,2,3,4,4a,9
    b−ヘキサヒドロ−7−プロピル ジベンゾフラン、 (4aS^*、9bS^*、3R^*)−3,8−ジヒ
    ドロキシ−1,2,3,4,4a,9b−ヘ キサヒドロ−7−プロピルジベンゾフラン、(4aS^
    *、9bS^*、3S^*)−3,8−ジヒドロキシ−
    1,2,3,4,4a,9b−ヘ キサヒドロ−7−プロプ−2−エニルジベ ンゾフラン、 (4aS^*、9bS^*、3S^*)−3,8−ジヒ
    ドロキシ−1,2,3,4,4a,9b−ヘ キサヒドロ−7−プロピルジベンゾフラン、(4aS^
    *、9bS^*、3R^*)−1,2,3,4,4a,
    9b−ヘキサヒドロ−8−ヒドロキ シ−3−フェニル−7−プロピルジベンゾ フラン、 (4aS^*、9bS^*、3S^*)−3,8−ジヒ
    ドロキシ−1,2,3,4,4a,9b−ヘ キサヒドロ−7−プロプ−2−エニルジベ ンゾフラン、 (4aS^*、9bS^*)−3,8−ジヒドロキシ−
    1,2,3,4,4a,9b−ヘキサヒド ロ−3−フェニル−7−プロプ−2−エニ ルジベンゾフラン又は (4aR^*、9bS^*、3R^*)−3−シアノ−
    3,8−ジヒドロキシ−1,2,3,4,4a,9b−
    ヘキサヒドロジベンゾフラン である請求項1又は2記載の化合物又はその医薬的に使
    用し得る塩。 6、請求項1記載の化合物の医薬的有効量を哺乳類に投
    与することを特徴とする哺乳類のロイコトリエン生合成
    又は作用の阻害方法。 7、請求項2記載の化合物の医薬的有効量を哺乳類に投
    与することを特徴とする哺乳類のロイコトリエン生合成
    又は作用の阻害方法。 8、哺乳類がヒトである請求項6又は7記載の方法。 9、請求項1記載の化合物の医薬的有効量を治療を必要
    としているヒトに投与することを特徴とする肺症状、炎
    症、心臓血管症状又は皮膚症状の治療方法。 10、請求項2記載の化合物の医薬的有効量を治療を必
    要としているヒトに投与することを特徴とする肺症状、
    炎症、心臓血管症状又は皮膚症状の治療方法。
JP2252050A 1989-09-25 1990-09-25 ロイコトリエン生合成阻害剤としての6―及び/又は7―置換―1,2,3,4,4a,9b―ヘキサヒドロ―8―ヒドロキシジベンゾフラン―3―オール類 Pending JPH03184969A (ja)

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US411,787 1989-09-25

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US4978679A (en) 1990-12-18
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