JPH03184409A - 半導体フィルタ回路 - Google Patents

半導体フィルタ回路

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JPH03184409A
JPH03184409A JP1323630A JP32363089A JPH03184409A JP H03184409 A JPH03184409 A JP H03184409A JP 1323630 A JP1323630 A JP 1323630A JP 32363089 A JP32363089 A JP 32363089A JP H03184409 A JPH03184409 A JP H03184409A
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signal input
signal
switch
resistor
terminal
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JP1323630A
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Koichi Murakami
浩一 村上
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、電子回路の信号入力系に侵入するノイズを除
去するための半導体フィルタ回路に関する。
B、従来の技術 例えば自動車用電子回路のフィルタ回路には、(1)各
種の誘導性負荷で発生する数百Vのサージのエネルギー
を吸収し、電子回路の破損を防ぐ。
(2)車両外部からの強力な電磁波による電波障害ノイ
ズや上記サージによる高周波のノイズパルスを除去し、
電子回路の誤動作を防ぐ。
といった機能が要求される。
第3図は、′電気科学シリーズCMO3応用技報″19
80、産報出版、P47,48に記載されたこのような
機能を持つ従来のフィルタ回路の一例を示す回路図であ
る。
第3図において、破線で囲んだ部分がフィルタ回路1で
あり、保護抵抗2、コンデンサ3および電圧クランプ用
のダイオード4および5から構成されている。フィルタ
回路1の入力端Aには、プルアップ抵抗6と信号入力ス
イッチ7との接続点が配線コネクタ9を介して接続され
、信号入力スイッチ7の開閉による入力端A点の電位変
化がディジタル信号としてフィルタ回路1を介して電子
回路8の入力端Bに与えられる。
この回路の動作は以下の通りである。
信号入力スイッチ7からフィルタ回路1の入力端A点ま
での配線上に侵入する、サージ、電波障害、スイッチチ
ャタリング等によるノイズは、保護抵抗2とコンデンサ
3とによって決まる時定数でフィルタリングされて除去
される。また、サージ等の過電圧入力が印加された場合
には、ダイオード4あるいは5と保護抵抗2の経路で過
電圧による電流を逃すことにより、電子回路8の過電圧
、過電流破壊を防ぐようになっている。
また、振動、温度、湿度等において苛烈な環境下にある
車両用フィルタ回路の周辺の機能として。
(3)第3図に示すようにフィルタ回路1と信号入力ス
イッチ7とを結ぶ配線コネクタ9の導通不良による誤動
作を確実に防止する必要がある。
これは、接点の酸化が原因となるから、接点の酸化被膜
を破るのに必要な所定値以上の接点電流(通常1mA〜
2mA以上)が流れるようにすればよい。
(4)このようなフィルタ回路は電子回路の信頼性を確
保する上で極めて重要であり、より一層高い信頼性を得
るために、また部品数の削減による組付はコストの低減
のために、構成部品数の削減が望まれる。
上述した(4)の解決手法として、フィルタ回路の集積
回路化(以下、IC化と記す)が考えられる。コスト低
減の意味からは、ICはハイブリッドICではなくモノ
リシックICが望ましく。
さらにIC製造工程も特殊プロセスではなく最も一般的
なCMO5標準プロセスが望ましい。
第3図のフィルタ回路および周辺回路であるプルアップ
抵抗6を共にCMO8IC化する場合、保護抵抗2をI
C内蔵にすると、ICの入力部に設置される保護抵抗2
に直接数百Vの過電圧が印加されてICが破損するおそ
れがある。そこで、IC保護の観点から保護抵抗2を外
付けとした第4図に示すような回路となる。
第4図において、−点鎖線で囲まれた部分がIC化され
たCMOSフィルタ回路10である。
保護抵抗2はCMOSフィルタ回路10の入力端Aと配
線コネクタ9との間に外付けで接続され、プルアップ抵
抗6はクランプ用ダイオード4.5及びコンデンサ3と
同様にCMOSフィルタ回路10内に設けられる。さら
に信号を波形整形するためのCMOSバッファもしくは
コンパレータ11を備えている。
フィルタ時定数は外付けの保護抵抗2(抵抗値R)とフ
ィルタ回路内蔵のコンデンサ3(容量C)により決定さ
れる。この場合、数10PF以上の大容量コンデンサは
IC内蔵化が困難であるから、場合によってはデジタル
回路によるフィルタとして、例えばサンプリングと2重
照合を行うサンプリング回路12をバッファ回路11の
後段に設けることもある。
C0発明が解決しようとする課題 しかし、上述のようなIC化フィルタ回路において、上
述した(1)〜(4)の要求機能を満足させるためには
、CMOSバッファもしくはコンパレータ11の入力閾
値電圧は以下の条件を成立できるものでなければならな
い。
サージ印加時にダイオード4,5を流れる電流IDによ
るラッチアップおよびダイオードの破壊を防止するため
には、例えばサージ電圧を±300Vと仮定するとき、
ID≦100mAとする必要がある。従って、外付は保
護抵抗2の抵抗値Rの条件は。
300V/R≦100mAから、 3にΩ≦R・・・■ となる。
また、配線コネクタ9の接点の酸化油膜を確実に破るた
めのコネクタ接点電流ICを例えばXC≧1mAとし、
電源電圧VDD=5Vとすれば、保護抵抗2の抵抗値R
とプルアップ抵抗6の抵抗値rの和の条件は、 5V/(R+r)≧1mAから、 R+r≦5にΩ・・・■ となる。
ここで、保護抵抗2はディスクリート素子であるため、
その抵抗値Rのバラツキや温度に対する変化は小さくほ
ぼ一定である。これに対し、プルアップ抵抗6はIC内
蔵の素子であるため、その抵抗値rのバラツキや温度に
対する変化が大きい。
そこで、最悪値でも上記の、■の条件を満足するように
抵抗値R,rを設定すると、次のようになる。
R=3にΩ r=1にΩ(rtyp)y 1.5 kΩ(r&Ix)
、0.6にΩ(rain)したがって、信号入力スイッ
チ7がオンのときのフィルタ回路10の入力電圧の最大
値は、となり、 またコネクタ9の接点電流の最小値は。
voo       5V R+rmax     4.5k  Ωとなる。したが
って、CMOSバッファもしくはコンパレータ1のHi
、Low判定の入力閾値電圧V丁Hは、 4.17<V丁o<5V となり、かなり電源電圧vDDに近いものとなる。
また、符号11で示す回路をインバータ等の簡単なバッ
ファ回路で構成することは現実的に好ましくなくコンパ
レータを使用する必要がある。
このようなコンパレータ11を使用する場合、その入力
閾値電圧VT)Iが電源電圧VDDに近いと、サージや
ノイズ等が入力信号に重畳された場合、クランプダイオ
ード4による直流再生現象によって入力信号の電圧シフ
トが起こり、コンパレータ11が誤動作してしまう。
次に、直流再生による入力波形の状態を第5図および第
6図について説明する。
第5図は、サージ等が加わらない場合の通常の入力波形
図である。第5図(a)に示すVAは第4図に示す保護
抵抗2の前段の電圧波形であり、信号入力スイッチ7が
オンのときOV、オフのとき5v(vDD)となる、こ
れに対し、第4図に示すフィルタ回路10の入力電圧波
形VINは、第5図(b)に示すように信号入力スイッ
チ7がオンのとき、保護抵抗2とプルアップ抵抗6との
分圧で決まる電圧(<Voo)になり、オフ時は5v(
Voo)になる、また、この時のコンパレータ11の入
力閾値電圧VTHは、信号入力スイッチ7のオン時とオ
フ時の電圧間に設定される。
第6図は、電波障害ノイズが加わった時の入力波形図で
ある。この場合、保護抵抗前段の電圧V^は、同図(a
)に示すごとく信号入力スイッチ7をオフしたときの電
圧Ovおよびオンしたときの電圧5vの信号にノイズ成
分13が重畳された形となる。これに対し、フィルタ回
路10の入力電圧VINは、同図(b)に示すごとく信
号入力スイッチ7をオンした時およびオフした時の元の
信号に保護抵抗2およびコンデンサ3で決定される時定
数でフィルタリングされたノイズ14が重畳された形と
なる。
この場合、同図(b)からも明らかなように電源側クラ
ンプダイオード4の直流再生により、Hi時の電圧が低
電圧側ヘシフトして波形に非対称性が生じる。したがっ
て、そのHi時の信号の平均レベルは、ノイズがない時
に比べ下がる。その結果、信号の平均レベルがコンパレ
ータ11の入力閾値電圧V丁)1より下がり、信号がH
iにも拘らずLoと誤動作することになる。
すなわち、従来のフィルタ回路では、プルアップ抵抗の
バラツキが140〜50%と大きいためにHi、Lo判
定入力閾値電圧を電源電圧に接近せざるを得すノイズの
影響を受は易く、入力信号に対し誤動作して正確な信号
電送ができない問題があった。
本発明の目的は、ノイズ侵入時の直流再生を抑制して確
実にオン・オフ信号を出力できる半導体フィルタ回路を
提供することにある。
D、l1題を解決するための手段 一実施例を示す第1図に対応づけて本発明を説明すると
1本発明は、信号入力端子21aが外付けの保護抵抗3
1を介して信号入力スイッチ29の一端に接続され、こ
の信号入力スイッチ29の他端が電源側もしくは接地側
に接続され、信号出力端子21bが前記信号入力スイッ
チ29のオン・オフに伴うデジタル信号を受信する電子
回路32に接続されるとともに電子回路32に侵入する
ノイズ等を除去する集積化されたフィルタ回路21に適
用される。そして、上述の目的は以下の構成で達成され
る。
信号入力スイッチ29がいわゆるローサイドスイッチで
あれば、第1図(a)のように、信号入力端子21aと
接地間に接続されたクランプダイオード22および信号
入力端子21aと電源間に接続されたプルアップ抵抗2
4の組を備えるとともに、信号入力端子21aと接地間
にコンデンサ26を設ける。
信号入力スイッチ29がいわゆるハイサイドスイッチで
あれば、第1図(b)のように、信号入力端子21aと
電源間に接続されたクランプダイオード23および信号
入力端子21aと接地間に接続されたプルダウン抵抗2
5の組を備えるとともに、信号入力端子21aと電源間
にコンデンサ26を設ける。
さらに信号入力端子21aと信号出力端子21b間に接
続されたバッファもしくはコンパレータ27を備える。
E0作用 フィルタ回路と信号入力スイッチ29とを接続する接点
を流れる電流を1mA以上とし、かつ、サージからIC
回路を保護するためには、保護抵抗とプルアップまたは
プルダウン抵抗の各抵抗値が上記の、■を満足するよう
に決定され、コンパレータの閾値VTHが電源電圧に近
くなることは従来と変わらない、しかし、IC化された
フィルタ回路にはクランプダイオード22または23の
いずれか1つが用いられるから、ノイズが重畳した入力
信号がクランプダイオード22または23で直流再生さ
れにくく、したがって、電圧シフトも起きにくい、その
結果、信号入力スイッチ29のオンあるいはオフ時の電
圧が電源電圧に接近しても、オン時とオフ時の信号レベ
ルの中間値に定められる閾値VTHを有するバッファま
たはコンパレータ27はそのオン・オフ信号を確実に判
別して後段に伝達する。
なお、本発明の詳細な説明する上記り項およびE項では
1本発明を分かり易くするために実施例の図を用いたが
、これにより本発明が実施例に限定されるものではない
F、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
くI:信号入力スイッチがローサイドスイッチの実施例
〉第1図(a)は、本発明による半導体フィルタ回路の
一実施例を示す回路図である。
図において、破線で囲んだ部分がIC化された半導体フ
ィルタ回路21であり、このフィルタ回路21は、過電
圧入力保護のための電圧クランプ用ダイオード22と、
プルアップ抵抗24と、ノイズ除去用のコンデンサ26
と、CMOSバッファもしくはコンパレータ27とを少
なくとも有し。
必要に応じて、入力抵抗33とサンプリング回路28を
備えている。ここで、プルアップ抵抗24と入力抵抗3
3は、IC基板内でポリシリコンにより形成されている
上記構成のフィルタ回路21において、クランプ用ダイ
オード22は入力端子21aと接地間に接続されている
。また、プルアップ抵抗24は入力端子21aと電源電
圧vDD間に接続され、コンデンサ26は入力端子21
aと接地間に接続されている。バッファ回路もしくはコ
ンパレータ27および必要に応じて付加されるサンプリ
ング回路28は入力端子21aと出力端子21b間に直
列に接続されている。さらに、バッファ回路またはコン
パレータ27の入力端と入力端子21aとの間には入力
抵抗33が介在されている。
また、フィルタ回路21の入力端子には外付けの保護抵
抗31の一端が接続され、保護抵抗31の他端は配線コ
ネクタ30を介して信号入力スイッチ29の一端に接続
されている。信号入カスイッチ29の他端は接地され、
したがって、ローサイドスイッチを構成している。フィ
ルタ回路21の出力端子21bには電子回路32が接続
されている。
なお、ここで、プルアップ抵抗24と保護抵抗31の抵
抗値R,rは、前述したように、最悪値でも前述した■
、■の条件を満足するように次のように決定される。
R=3にΩ r=1.5k  Ω〜0.6 k Ω(rain)した
がって、バッファ回路またはコンパレータ27の入力閾
値電圧VT)1は、上述した従来例と同様、 4 、17 <VTR< 5 V の範囲に設定される。
次に、第2図により動作を説明する。
第2図は、サージ等が加わらない場合の通常の入力波形
(太線で示す)と電波障害ノイズが加わった時の入力波
形(細線で示す)をそれぞれ示している。第2図(、)
に示すV^は第1図に示す保護抵抗31の前段の電圧波
形であり、信号入力スイッチ29がオンのときOv、オ
フのとき5v(Voo)となる、第2図(b)および第
2図(c)は第1図に示すフィルタ回路21の入力電圧
波形VINおよびコンパレータ27の入力電圧波形Vc
を示し、それぞれ信号入力スイッチ29がオンのときに
は保護抵抗31とプルアップ抵抗24との分圧比で決ま
る電圧4 、17 V (<Voo)になり、オフ時は
5V(Voo)になる、したがって。
コンパレータ27の入力閾値電圧VTH(4,17<V
T)+<5V)を境として、入力信号のHi。
Loを確実に判別できる。
電波障害ノイズが加わった時、保護抵抗前段の電圧V^
は、第2図(a)に破線で示すごとく信号入力スイッチ
29をオフしたときの電圧Ovおよびオンしたときの電
圧5vの信号にノイズ成分13が重畳された形となる。
これに対し、フィルタ回路21の入力電圧Vtsは、同
図(b)に破線で示すごとく信号入力スイッチ29をオ
ンした時およびオフした時の元の信号に保護抵抗31お
よびコンデンサ26で決定される時定数でフィルタリン
グされたノイズ14が重畳された形となる。
この実施例では、同図(b)からも明らかなように、電
源側にはクランプダイオードが設けられていないので直
流再生現象が発生せず、信号入力スィッチ29オフ時の
波形に従来(第5図(b))のような非対称性が生じな
い、したがって、その時の信号の平均レベルはノイズが
ない時にほぼ等しく、その結果、信号の平均レベルがコ
ンパレータ27の入力閾値電圧VτHより常に高くなる
から、コンパレータ27の入力信号がHiにも拘らずL
Oと誤動作することがない。
なお、第2図(c)から分かるように、入力抵抗33を
挿入するとフィルタリング機能が向上する。
また、入力信号スイッチ29がオン時には入力信号電圧
VINが保護抵抗31とプルアップ抵抗24の抵抗値R
,rの分圧比で決まり積地電圧よりもかなり高いので、
クランプダイオード22による直流再生は起きにくく、
入力信号スィッチ29オン時に電波障害が発生してノイ
ズが重畳しても電圧シフトが起きず、その平均電圧は閾
値VTOよりも常に低くなり、誤動作は起きない。
さらに、上述したように、入力抵抗33とプルアップ抵
抗24をポリシリコンで形成しているから、これらを拡
散抵抗で形成する場合に電源側に生じる寄生ダイオード
の影響を受けることなしに以上の効果を享受できる。な
お、N型基板内にPウェル領域を形成して接地し、その
Pウェル領域中にN型拡散抵抗で上記入力抵抗33やゾ
ルアップ抵抗24を作成するのは寄生ダイオードができ
ないから構わない。
〈■:入力信号スイッチがハイサイドスイッチの実施例
〉第1図(b)は、本発明によるフィルタ回路の他の実
施例を示す回路図である。
第1図(b)の実施例は、信号入力スイッチ29を電源
側に接続してハイサイドスイッチとしたものであり、こ
れに伴いクランプダイオード23およびコンデンサ26
を入力端子21aと電源電圧Vpp間に接続するととも
に、入力端子21aと接地間にプルダウン抵抗25を接
続する。
この実施例においても上記実施例と同様な作用効果が得
られる。
また、上述したように、入力抵抗33とプルダウン抵抗
25をポリシリコンで形成すれば寄生ダイオードの影響
を受けることなしに上述した効果を享受できる。P型基
板内にNウェル領域を形成して電源と接続し、そのNウ
ェル領域中にP型拡散抵抗で上記入力抵抗33やプルダ
ウン抵抗25を作成するのは寄生ダイオードができない
から構わない。
なお、クランプ用ダイオード22.23にツェナダイオ
ードを用いれば、次のような効果が得られる。
入力に過電圧サージが印加された際、例えば第1図(a
)の第1実施例において+サージが印加された場合、サ
ージ電圧Voは保護抵抗31で電流Ioを制限され、ク
ランプダイオード22の耐圧VRで電圧が制限される。
すなわち、サージ印加時に保護抵抗31およびクランプ
ダイオード22に加わる電圧およびパワーはそれぞれ次
のようになる。
電圧    パワー 保護抵抗31       Vo−VR(Vo−VR)
 I。
クランプダイオード22   VRVRIOクランプダ
イオード22はIC内に形成された寄生ダイオードであ
り、印加パワーにも限界がある。従って、このクランプ
ダイオード22をツェナダイオード構造とすることによ
り、電流の流れを均一化することができ破壊耐量が増大
する。またツェナダイオード構造とすることにより、通
常20V程度であるクランプダイオード22の耐圧を5
v程度に下げることが可能で、クランプダイオード22
に加わるパワーを小さくすることができる。
G0発明の効果 以上のように本発明によれば、信号入力スイッチがロー
サイドスイッチの場合には信号ラインと接地との間にの
みクランプダイオードを介装し、信号入力スイッチがハ
イサイドスイッチの場合には信号ラインと電源との間に
のみクランプダイオードを介装しサージを接地側あるい
は電源側に逃がすようにしたので、電波障害時の直流再
生現象が起きにくく、信号入力スイッチのオン・オフに
よるHi、Lo倍信号確実に後段の電子回路に伝達でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、(b)は本発明による半導体フィルタ回
路の2実施例を示す回路図である。 第2図は本発明による半導体フィルタ回路の動作を説明
する波形図である。 第3図は従来のディスクリート構成によるフィルタ回路
の構成図である。 第4図は従来のIC化フィルタ回路の構成図である。 第5図および第6図は従来例を説明する波形図である。 21:IC化フィルタ回路 22.23:クランプ用ダイオード 24ニブルアツプ抵抗     25ニブルダウン抵抗
26:コンデンサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 信号入力端子が外付けの保護抵抗を介して信号入力スイ
    ッチの一端に接続され、該信号入力スイッチの他端が電
    源側もしくは接地側に接続され、信号出力端子が前記信
    号入力スイッチのオン・オフに伴うデジタル信号を受信
    する電子回路に接続されるとともに前記電子回路に侵入
    するノイズ等を除去する集積化されたフィルタ回路にお
    いて、前記信号入力端子に接続され、前記信号入力スイ
    ッチと電気的に並列に接続されたクランプダイオードと
    、 前記信号入力端子に接続され、前記信号入力スイッチと
    電気的に並列に接続されたコンデンサと、電源と接地間
    で、前記信号入力端子を間に介して前記信号入力スイッ
    チと電気的に直列に接続されたプル抵抗と、 前記信号入力端子と前記信号出力端子間に接続されたバ
    ッファもしくはコンパレータとを備えたことを特徴とす
    る半導体フィルタ回路。
JP1323630A 1989-12-13 1989-12-13 半導体フィルタ回路 Pending JPH03184409A (ja)

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