JPH0318339Y2 - - Google Patents

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JPH0318339Y2
JPH0318339Y2 JP13018784U JP13018784U JPH0318339Y2 JP H0318339 Y2 JPH0318339 Y2 JP H0318339Y2 JP 13018784 U JP13018784 U JP 13018784U JP 13018784 U JP13018784 U JP 13018784U JP H0318339 Y2 JPH0318339 Y2 JP H0318339Y2
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JP13018784U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、四方の側板をそれぞれ貼着した箱
で、枚葉状の感光紙フイルム等を取出すのが容易
な取出部を有し、しかも自動充填、自動製函が可
能な箱に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、枚葉状の感光紙、フイルム等を一枚ずつ
取出し易い構造の箱としては、第6図に示したよ
うに、上板1に折線2を設け、両側板3,3を前
記折線2の位置で切断してなるる蓋部4を設けて
なる箱があるが、この箱は蓋箱と身箱を別途製造
し、蓋箱の側板と身箱の四方の側板を重合して接
着することにより製造されている。
このタイプの箱は箱が予め完成されていると、
内容物を取出す場合は、蓋部が開閉するので一枚
ずつ容易に取出すことができるが、内容物を収納
する場合は、蓋部を通して収納しなければなら
ず、自動充填は不可能であつた。
また、前記説明の箱は、一枚の素材を打抜き、
長手方向に折り曲げ組み立ててなるため、自動製
函が難しく、かつ、内容物の収納前でも箱は組立
てた状態となり、嵩張り、輸送、保存効率の悪い
ものとなつていた。
一方、通常のサツク貼り形式の箱は、まず所定
の形状のブランクを筒状に組み立て、折り畳んで
保管でき、内容物の充填時に筒状に起し、一方の
開口部を閉じ、他の開口部から内容物を充填後、
開口部に連設した封止部材で密封していた。
しかし、このサツク貼り形式の箱から内容物を
取り出すには、内容物を充填した開口部の封止部
材を開封して行なうため、感光紙のような枚葉状
のものを取り出すのに不便であり、かつ開口部を
再封し、取り出すための蓋を設けるには適してい
なかつた。
〔解決しようとする課題〕
本考案は、第6図に示したような開閉する蓋部
を有する天板を見備した箱で、しかもサツク貼り
形式で自動製函、内容物の自動充填を可能とした
構造の箱を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は四方に側板を有する方形の底板と、該
底板と同形で中間の折線により蓋部と収納部とに
分けられた天板と、該天板の左右に連設され前記
折線に対応する位置に切断部を有する側板と、天
板の上下に連設された密封片とを有し、底板に連
設された4枚の側板の内の1枚と天板に連設され
た側板の収納部側とを中間板を介して連結して成
るブランクを、前記中間板に連結している底板の
側板と、中間板と、天板に連設された側板の内の
中間板に連結している収納部側とをZ状に折畳み
貼着し、底板の残る3枚の側板の内の前記折畳み
貼着した側板と向かい合う位置にある側板と、天
板に連設された側板の内の前記折畳み貼着した側
板と向かい合う位置にある収納部側の側板とを貼
着してなる取出部を有する箱である。
〔作用〕
中間板、中間板で連結している底板の側板およ
び天板の側板とをZ状に折り畳んで貼着したの
で、1つ側板の巾となるので、連結板に連結して
いない底板の側板と天板の側板とをサツク貼りに
より貼着し、組立てることができる。
これと同時に天板の側板が底板の側板の外側に
重なつた状態となり、かつ天板の蓋部の側板と天
板の側板は、貼着されないままである。
〔実施例〕
例えば第1図に示すように方形の底板10の四
方に折線を介して側板10A,10B,10C,
10Dを設け、一方前記底板10と同じ大きさで
中間の折線15により蓋部12、収納部13とに
分けられた天板11は、左右に前記天板の折線の
位置に切断部16,16を有する側板14A,1
4B、上下に密封片17,18を有する。この底
部の側板10Aと天板の側板14Aとを、中間に
前記側板と同じ幅で、天板の収納部の長さを有す
る中間板19を介して連結したブランクからな
る。そして、密封片18は、蓋部12の下端から
側板の幅だけ離れた位置に開封部20を設け、さ
らに該開封部20の下側に貼着部21を設けてな
る。
そして、第1図を組立てるには、中間板20、
側板10A、側板14AをZ状の折り畳み貼着
後、側板10Bと側板14Bとをサツク貼りによ
り貼着し、第2図に示したように密封片を貼着し
ない状態の箱が得られる。この左右の貼着部の構
造は、第3図、第4図に示すように、一方が、三
重構造で、他方が側板を貼り合せた構造から、な
る。そして、上下の密封片17,18が最外部に
なるように折り込み、貼着し、箱は完成する。
第1図に示した箱は、貼着により組立ててなる
箱であるが、第5図に示したように、前密封片を
後密封片の形状を変え、折り曲げにより組立て、
密封する箱にしてもよい。
〔効果〕
本考案は、以上の構成からなるので、天板の側
板が底板の側板に重なつた状態となり、天板の蓋
部の側板と底部の側板とは貼着されていないの
で、蓋部を折線から折り曲げ、開閉可能な構造と
なり、開口部が大きく感光紙等の枚葉状のもので
も容易に取り出すことができる。
また、蓋部を上下に開閉可能としたので開口、
閉鎖を容易に行うことができる。
さらに、サツク貼り方式により製函できるの
で、内容物を充填する前は、平らに折り畳んだ状
態にできるので、保管、輸送が容易である。
そして、内容物充填時には、従来のサツク貼り
方式と同様に、筒状に起し、一方の開口部を閉
じ、他の開口部から充填できるので、人手によら
ず自動充填が可能で能率的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の展開図を示すも
ので、第2図は第1図のブランクの側板を貼着し
た状態を示す説明図、第3図、第4図は、第1図
の箱を組立てた時の側板の状態を示す説明図、第
5図は、本考案の他の実施例を示す説明図、第6
図は、従来の箱を示す斜視図である。 10…底板、10A,10B…側板、11…天
板、12…蓋部、13…収納部、14A,14B
…側板、15…折線、16…切断部、17,18
…密封片、19…中間板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 四方に側板を有する方形の底板と、該底板と同
    形で中間の折線により蓋部と収納部とに分けられ
    た天板と、該天板の左右に連設され前記折線に対
    応する位置に切断部を有する側板と、天板の上下
    に連設された密封片とを有し、底板に連設された
    4枚の側板の内の1枚と天板に連設された側板の
    収納部側とを中間板を介して連結して成るブラン
    クを、前記中間板に連結している底板の側板と、
    中間板と、天板に連設された側板の内の中間板に
    連結している収納部側とをZ状に折畳み貼着し、
    底板の残る3枚の側板の内の前記折畳み貼着した
    側板と向かい合う位置にある側板と、天板に連設
    された側板の内の前記折畳み貼着した側板と向か
    い合う位置にある収納部側の側板とを貼着してな
    る取出部を有する箱。
JP13018784U 1984-08-28 1984-08-28 取出部を有する箱 Granted JPS6145321U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13018784U JPS6145321U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 取出部を有する箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13018784U JPS6145321U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 取出部を有する箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145321U JPS6145321U (ja) 1986-03-26
JPH0318339Y2 true JPH0318339Y2 (ja) 1991-04-18

Family

ID=30688798

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JP13018784U Granted JPS6145321U (ja) 1984-08-28 1984-08-28 取出部を有する箱

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JP (1) JPS6145321U (ja)

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JPS6145321U (ja) 1986-03-26

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