JPH0318296Y2 - - Google Patents

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JPH0318296Y2
JPH0318296Y2 JP1986098061U JP9806186U JPH0318296Y2 JP H0318296 Y2 JPH0318296 Y2 JP H0318296Y2 JP 1986098061 U JP1986098061 U JP 1986098061U JP 9806186 U JP9806186 U JP 9806186U JP H0318296 Y2 JPH0318296 Y2 JP H0318296Y2
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JP
Japan
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reflective film
mirror
mirror body
heater
electrodes
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JP1986098061U
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JPS636965U (ja
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Priority to DE19873790327 priority patent/DE3790327C2/de
Priority to PCT/JP1987/000428 priority patent/WO1988000143A1/ja
Priority to DE19873790327 priority patent/DE3790327T1/de
Publication of JPS636965U publication Critical patent/JPS636965U/ja
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、後方視認用等のために車両外部に設
置される車両用ミラーに関する。
(従来の技術) 例えば自動車においてはミラー表面に湿気に伴
う曇りを生じ、後方視認用としてドアミラー或は
フエンダーミラーが設けられているが、この種の
ミラーは自動車の外部に設置される関係上、気候
の影響を受けることになる。即ち、例えば冬期に
おいてはミラー表面に氷結を生じ、温暖な時期に
おいては、さらに降雨、降雪時においてはミラー
表面に水滴が付着する等の影響が及ぶことがあ
る。このため従来では、ミラーの裏面にヒータを
添設すると共に、運転席に上記ヒータの通断電制
御用の操作スイツチを設置し、ミラー表面に氷
結、曇りが生じたり或は水滴が付着したときには
運転者が操作スイツチによりヒータに通電させ、
その発熱により上記氷結、曇り等を除去する構成
とすることが考えられている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のようにヒータ及び操作スイツチを設けた
従来構成では、ミラー表面の氷結、曇り等を除去
する必要が生ずる毎に操作スイツチをオンする構
成である。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、ミラー本体の表面に氷結、曇り
が生じたり水滴が付着した場合に、その氷結、曇
り等を自動的に除去することができ、さらには上
記氷結、曇り等を検知するための構造を簡単化で
きてコストの低減を図る得る等の効果を奏する車
両用ミラーを提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、基板の表面に金属製反射膜を添設す
ることにより形成されたミラー本体を備えた車両
用ミラーを対象としたものであり、前記反射膜の
一部にスリツトを形成することによつて互に所定
間隔を存した状態の対をなす電極を設けると共
に、前記ミラー本体の表面に少なくとも前記電極
部分を覆うように透明な誘電体膜を添設し、前記
対をなす電極間の静電容量が所定値を越えたとき
に前記ミラー本体を加熱し得るように配置された
ヒータに通電されるように構成したものである。
(作用) ミラー本体の表面に、氷結、曇りが生じたり水
滴が付着したときには、これに伴う水分によつて
対をなす電極間の静電容量が増加するようにな
る。そして、この静電容量が所定値を越えるよう
になると、ヒータが自動的に通電されて前記ミラ
ー本体の表面に付着した水分が蒸発されて除去さ
れる。
(実施例) 第1図において、1は車両用ミラーたる自動車
用ドアミラーで、これは枠状のケース2内にミラ
ー本体3を嵌め込んで成る。上記ミラー本体3
は、第2図に示すように、ガラス基板4の表面に
金属製反射膜5を真空蒸着或はスパツタリング等
によつて添設することにより、その反射膜5で反
射像を得るように構成されている。6,7はミラ
ー本体3の表面に設けられた対をなす電極で、こ
れらは反射膜5の例えば下方部に極細(0.05mm程
度)のスリツトAを形成することによつて、互に
所定間隔を存した状態で噛み合わされた櫛歯状電
極として構成されている。尚、上記スリツトA
は、後加工によるエツチングにより形成されるも
のであるが、反射膜5を真空蒸着或はスパツタリ
ングするときに同時に形成しても良い。また、6
a,7aは各電極6,7のターミナルで、これら
はミラー本体3の両側端部に設けられている。
また、反射膜5のうち上記電極6,7以外の部
分には、その反射膜5に電極6,7と電気的に分
離するためのスリツトBが形成されており、これ
によつて、ミラー本体3の表面には、その両側端
部にターミナル5a,5bが設けられており、こ
れらターミナル5a,5b間に電圧を印加するこ
とによつて反射膜5がヒータとして機能する。
尚、上記スリツトBは、前記スリツトAと同時に
形成されるものである。
さらに、ミラー本体3に表面には、第2図に示
すように、透明な誘電体膜8が前記電極6,7及
び反射膜5を覆うようにして真空蒸着或はスパツ
タリング等によつて添設されており、この誘電体
膜8と電極6,7とで水分検出用のコンデンサが
形成される。しかして、図示はしないが、電極
6,7の各ターミナル6a,7a及び反射膜5の
各ターミナル5a,5bは、夫々制御回路の入力
端子及び出力端子に接続されており、この制御回
路は、ターミナル6a,7a間の静電容量が予め
設定された所定値を越えた状態時のみ前記反射膜
5に通電させるように構成されている。
上記構成によれば、電極6,7間ひいてはター
ミナル6a,7a間の静電容量は、ミラー本体3
の表面に添設された誘電体膜8に付着した水分の
量が増えるのに応じて増加するようになる。従つ
て、ミラー本体3の表面に、氷結、曇りが生じた
り水滴が付着したときには、上記静電容量が増加
して設定所定値を越えるようになり、これに応じ
て図示しない制御回路がヒータとして機能する反
射膜5に通電させるようになる。すると、その反
射膜の発熱によつてミラー本体3の表面に付着し
た水分が蒸発されて除去されるようになる。即
ち、本実施例によれば、ミラー本体3の表面の氷
結、曇り及び水滴が自動的に除去されるものであ
る。しかも、本実施例によれば、水分検知のため
の電極6,7及び水分除去用のヒータを、反射膜
5を利用して形成したから、構造の簡単化による
コストの低減を実現できる。
尚、本考案は上記し且つ図面に示した実施例に
限定されるものではなく、例えば自動車用ドアミ
ラーに限らず、車両の外部に設置される車両用ミ
ラー全般に広く適用できる等、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施できるものである。
[考案の効果] 本考案によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、ミラー本体の表面に氷結、曇りが生じたり
水滴が付着した場合に、その氷結、曇り等を自動
的に除去することができ、さらには上記氷結、曇
り等を検知するための構造を簡単化できてコスト
の低減も図り得る等の優れた効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体の正面図、第2図は要部の縦断面図であ
る。 図中、1は自動車用ドアミラー(車両用ミラ
ー)、3はミラー本体、5は反射膜(ヒータ)、5
a,5bはターミナル、6,7は電極、6a,7
aはターミナル、8は誘電体膜、A,Bはスリツ
トを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 基板の表面に金属製反射膜を添設することに
    より形成されたミラー本体を弧萎えたものであ
    つて、前記反射膜の一部にスリツトを形成する
    ことによつて互に所定間隔を存するように設け
    られた対をなす電極と、前記ミラー本体の表面
    に少なくとも前記電極部分を覆うように添設さ
    れた透明な誘電体膜と、前記ミラー本体を加熱
    し得るように配置されたヒータとを備え、前記
    対をなす電極間の静電容量が所定値を越えた状
    態で前記ヒータに通電されるように構成したこ
    とを特徴とする車両用ミラー。 2 ヒータは、反射膜にスリツトを形成すること
    によつてその反射膜を利用して設けられている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の車両用ミラー。
JP1986098061U 1986-06-26 1986-06-26 Expired JPH0318296Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986098061U JPH0318296Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26
DE19873790327 DE3790327C2 (de) 1986-06-26 1987-06-26 Optische Beobachtungsvorrichtung f}r Fahrzeuge
PCT/JP1987/000428 WO1988000143A1 (en) 1986-06-26 1987-06-26 Optical viewing device for vehicle
DE19873790327 DE3790327T1 (ja) 1986-06-26 1987-06-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986098061U JPH0318296Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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Publication Number Publication Date
JPS636965U JPS636965U (ja) 1988-01-18
JPH0318296Y2 true JPH0318296Y2 (ja) 1991-04-17

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ID=30965643

Family Applications (1)

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JP1986098061U Expired JPH0318296Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54108320A (en) * 1978-02-14 1979-08-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Device for preventing fog generated on the wind shield pane in motor vehicle

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5058442U (ja) * 1973-09-28 1975-05-31
JPS60106862U (ja) * 1983-12-27 1985-07-20 日産自動車株式会社 車両用防曇装置

Patent Citations (1)

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JPS54108320A (en) * 1978-02-14 1979-08-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Device for preventing fog generated on the wind shield pane in motor vehicle

Also Published As

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JPS636965U (ja) 1988-01-18

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