JPH03182776A - カラー記録装置 - Google Patents

カラー記録装置

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JPH03182776A
JPH03182776A JP1321346A JP32134689A JPH03182776A JP H03182776 A JPH03182776 A JP H03182776A JP 1321346 A JP1321346 A JP 1321346A JP 32134689 A JP32134689 A JP 32134689A JP H03182776 A JPH03182776 A JP H03182776A
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JP
Japan
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toner
electrostatic latent
recording
latent image
recording paper
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JP1321346A
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English (en)
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Kazuhiko Sato
一彦 佐藤
Toshio Ebinaka
胡中 俊雄
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電子写真方式を採用するカラー記録装置、特に流通分野
での伝票、帳票等に少なくとも2色記録を行うのに適し
たカラー記録装置に関し、2色記録を迅速に行い得るカ
ラー記録装置を提供することを目的とし、 少なくとも2つの記録ユニットを具備し、一方の記録ユ
ニットには静電潜像担持体と、この静電潜像担持体に電
荷を与えて帯電領域を形成する帯電器と、帯電領域に静
電潜像を書き込むための光学的露光手段と、静電潜像を
トナーで現像するトナー現像器と、そのトナー像を記録
紙に転写させる転写器とを設け、他方の記録ユニットに
は静電潜像担持体と、静電潜像担持体に電荷を与えて帯
電領域を形成する帯電器と、帯電領域に静電潜像を書き
込むための光学的露光手段と、静電潜像をトナーで現像
する少な(とも1つのトナー現像器と、そのトナー像を
記録紙に転写させる転写器とを設け、双方の記録ユニッ
トのそれぞれのトナー現像器には異なった色のトナーが
用いられ、双方の記録ユニットが互いに直列に配置され
、しかも双方の記録ユニットでの帯電領域の形成、静電
潜像の書込みおよび静電潜像のトナー現像が時間的に平
行して行われ、双方の記録ユニットに記録紙を順次通過
させることによって、記録紙にそれぞれの転写器によっ
てトナー像を転写させることを特徴とするカラー記録装
置を構成し、また転写ドラムの周囲に配置された少なく
とも2つの記録ユニットを具備し、一方の記録ユニット
には静電潜像担持体と、静電潜像担持体に電荷を与えて
帯電領域を形成する帯電器と、帯電領域に静電潜像を書
き込むための光学的露光手段と、静電潜像をトナーで現
像するトナー現像器とを設け、他方の記録ユニットには
静電潜像担持体と、静電潜像担持体に電荷を与えて帯電
領域を形成する帯電器と、帯電領域に静電潜像を書き込
むための光学的露光手段と、静電潜像をトナーで現像す
る少なくとも1つのトナー現像器とを設け、双方の記録
ユニットのそれぞれのトナー現像器には異なった色のト
ナーが用いられ、双方の記録ユニットでの帯電領域の形
成、静電潜像の書込みおよび静電潜像のトナー現像を時
間的に平行して行って、それらトナー像を転写ドラムに
順次転写させ、転写転写ドラムから記録紙にトナー像を
転写させる転写手段を設けたことを特徴とするカラー記
録装置を構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は電子写真方式を採用するカラー記録装置、特に
流通分野での伝票、帳票等に少なくとも2色記録を行う
のに適したカラー記録装置に関する。
周知のように、電子写真方式を採用する記録技術には、
感光ドラム等の静電潜像担持体に−様な帯電領域を与え
る帯電プロセス、その帯電領域に光学的露光手段でもっ
て静電潜像を形成する露光プロセス、その静電潜像を帯
電トナーで現像して可視像とする現像プロセス、その帯
電トナー像(可視像)に記録紙等の記録媒体を適用させ
ると共に該記録媒体にその背面から帯電トナーとは逆極
性の電荷を与えて、該帯電トナー像を静電的に該記録媒
体側に転写する転写プロセス、その転写トナー像を持つ
記録媒体を例えば熱定着器等に送って、該転写トナー像
を記録媒体に熱定着する定着プロセスが含まれる。この
ような電子写真方式による記録装置は静電潜像の書込み
に用いられる光学的露光手段の相違によって種々のタイ
プ、すなわちレーザプリンタ、LEDプリンタ、液晶プ
リンタ等に分けられるが、この種の記録装置の共通の利
点としては、高速記録、高解像度および高画質が挙げら
れる。
電子写真方式による記録装置の高速記録性に着目した用
途例として、大量の伝票あるいは帳票等の記録処理を行
うことが知られている。このような用途に開発された記
録装置には単色式と多色式とがある。単色式記録装置で
は、記録紙として書込み枠いわゆるフオームが予め印刷
されているものが用いられ、そのようなフオーム内に文
字、数字等が通常は黒で記録されることになる。要する
に、単色式記録装置で用いられる記録紙はそれ自体で伝
票あるいは帳票としての形態を持っている。
伝票あるいは帳票等に印刷されたフオームには種々の形
式があり、また同じ形式のフオームでも伝票あるいは帳
票等の種類に応じてフオームの印刷色(通常は黒以外の
有彩色)が異なる。したがって、単色式記録装置の場合
には、記録すべき伝票あるいは帳票等のフオームが変わ
る度毎に、あるいはそのフオームの印刷色が変わる度毎
に、記録紙を交換しなけばならないという面倒がある。
これに対して、多色式記録装置すなわちカラー記録装置
では、記録紙として白紙のものが用いられ、そこには文
字、数字等がフオームと共に異なった色(通常は文字、
数字等が黒で、フオームが青、赤等の有彩色)で記録さ
れるので、単色式記録装置の場合のようにフオーム形式
の変更の度毎にあるいはフオーム色の変更の度毎に記録
紙をいちいち交換する必要はない。しかしながら、従来
のカラー記録装置では、以下で明らかにされるように記
録速度が単色式記録装置に比べて遅く、この点が解決さ
れるべき課題として指摘されている。
〔従来の技術〕
第7図を参照すると、上述したようなカラー記録装置の
従来例が概略的に示されている。カラー記録装置は静電
潜像担持体として感光ドラム10を具備し、この感光ド
ラムlOは記録作動時に図中の矢印で示す方向すなわち
時計方向に回転させられる。感光ドラム10の周囲の適
当な箇所には帯電器12が配置され、この帯電器12は
例えばコロナ放電器として構成される。帯電器12は感
光ドラム10の回転に伴ってその感光面に正あるいは負
の電荷を与え、これにより感光ドラム10の感光面に−
様な帯電領域が形成される。感光ドラム10の帯電領域
には光学的露光手段14によって静電潜像が書き込まれ
、この例では静電潜像の書込みのためにレーザビームL
が用いられる。
感光ドラム10の帯電領域はレーザビームLでもってそ
の長手軸線方向に走査され、このときレーザビームLは
画像信号に基づいて明滅させられ、これにより該帯電領
域には静電潜像がいわゆる二値画像として書き込まれる
。なお、光学的露光手段14から射出されたレーザビー
ムLは一旦反射ミラー14aによって反射されて感光ド
ラムlOの帯電領域側に導かれる。
また、感光ドラム10の周囲にはその回転方向に沿って
第1のトナー現像器16、第2のトナー現像器18、第
3のトナー現像器20が順次配置され、各トナー現像器
はトナー保持容器1(ia。
18a、20aおよび現像ローラ16b、18b。
20bからなる。第1、第2および第3のトナー現像器
16.18および20は互いに異なった色で静電潜像を
現像するようにされる。すなわち、例えば、トナー保持
容器16a内には青のトナーが、トナー保持容器18a
内には赤のトナーが、トナー保持容器2Oa内には黒の
トナーが保持される。
感光ドラム10の周囲には、更に、転写ドラム22が対
接させられ、この転写ドラム22は図中の矢印で示す方
向すなわち感光ドラム10とは反対方向に回転させられ
る。転写ドラム22の周囲面は誘電体材料から形成され
、その内部には例えばコロナ放電器からなる転写器22
aが感光ドラム10に対する対接箇所に設けられる。な
お、転写器22aは転写ドラム22と共に回転させられ
ることはなく、感光ドラム10に対する対接箇所に固定
された状態に保持される。
第7図において、参照番号24は記録紙カセットを示し
、この記録紙カセット24内の記録紙は給紙ローラ24
aによって一枚ずつ繰り出され、その繰出し記録紙は搬
送ベルト26によって転写ドラム22に送られてその周
囲に巻き付けられる。
転写ドラム22に巻き付けられた記録紙には、第1、第
2あるいは第3のトナー現像容器16.18.20によ
って現像されたトナー像が転写器22aによって記録紙
側に転写される。また、第7図において、参照番号28
は転写トナー像を持つ記録紙を定着器30側に搬送する
搬送ベルトを示し、定着器30はヒートローラ30aと
バックアップローラ30bとから構成される。転写トナ
ー像を持つ記録紙がヒートローラ30aとバックアップ
ローラ30bとの間を通過させられると、転写トナー像
が熱溶融されて記録紙に熱定着され、その熱定着像を持
つ記録紙はトレイ32上に排出される。なお、第7図に
おいて、参照番号34はクリーナを示し、このクリーナ
34によって感光ドラム10の残存トナーが清掃される
以上のように構成されたカラー記録装置によって伝票あ
るいは帳票等のフオームと文字や数字等を異なった色で
記録する場合の作動例について説明すると、先ず、光学
的露光手段14によって伝票あるいは帳票等のフオーム
の静電潜像が感光ドラム10に書き込まれ、その静電潜
像は第1あるいは第2のトナー現像器16.18によっ
て青あるいは赤のトナーで現像される。このトナー像は
転写ドラム22側に運ばれ、そこで記録紙側に転写器2
2Hによって転写される。次いで、感光ドラム10には
光学的露光手段14によって文字や数字等の静電潜像が
書き込まれ、その静電潜像は第3のトナー現像器20に
よって黒のトナーによって現像される。このトナー像も
同様に転写ドラム22上の記録紙に転写され、これによ
り該記録紙上にはフオームのトナー像と文字や数字等の
トナー像とが共に異なった色で記録されることになる。
なお、そのような記録紙は定着器30に送られてそこで
双方のトナー像が記録紙上に定着される。
〔発明が解決しようとする課題〕
第7図に示した従来のカラー記録装置によれば、白紙の
記録紙にフオームと文字や数字等が共に記録されるので
、記録すべき伝票あるいは帳票等のフオームが変わる度
毎に、あるいはそのフオームの印刷色が変わる度毎に、
記録紙を交換しなけばならないという面倒が省かれ得る
という利点が得られる。しかしながら、予めフオーム等
を印刷した伝票あるいは帳票に先に述べたような単色記
録装置によって文字や数字等を記録する場合に比べて、
第7図のカラー記録装置での記録速度が遅いという点が
問題とされる。というのは、第7図に示すカラー記録装
置では、記録紙に2色で記録するためには記録プロセス
が2回繰り返さなければならず、このため第7図での記
録速度はかかる単色記録装置における場合に比べて実質
的に半分になるからである。
したがって、本発明の目的は電子写真方式を採用するカ
ラー記録装置、特に流通分野での伝票、帳票等に少なく
とも2色記録を行うのに適したカラー記録装置であって
、かかる2色記録を迅速に行い得るカラー記録装置を提
供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の一態様によれば、少なくとも2つの記録ユニッ
トを具備し、その一方の記録ユニットには静電潜像担持
体と、この静電潜像担持体に電荷を与えて帯電領域を形
成する帯電器と、該帯電領域に静電潜像を書き込むため
の光学的露光手段と、該静電潜像をトナーで現像するト
ナー現像器と、そのトナー像を記録紙に転写させる転写
器とを設け、他方の記録ユニットには静電潜像担持体と
、この静電潜像担持体に電荷を与えて帯電領域を形成す
る帯電器と、該帯電領域に静電潜像を書き込むための光
学的露光手段と、該静電潜像をトナーで現像する少なく
とも1つのトナー現像器と、そのトナー像を記録紙に転
写させる転写器とを設け、双方の記録ユニットのそれぞ
れのトナー現像器には異なった色のトナーが用いられ、
双方の記録ユニットが互いに直列に配置され、しかもそ
の双方の記録ユニットでの帯電領域の形成、静電潜像の
書込みおよび静電潜像のトナー現像が時間的に平行して
行われ、双方の記録ユニットに記録紙を順次通過させる
ことによって、該記録紙にそれぞれの転写器によってト
ナー像を転写させることを特徴とするカラー記録装置が
構成される。
また、本発明の別の態様によれば、転写ドラムの周囲に
配置された少なくとも2つの記録ユニットを具備し、そ
の一方の記録ユニットには静電潜像担持体と、この静電
潜像担持体に電荷を与えて帯電領域を形成する帯電器と
、該帯電領域に静電潜像を書き込むための光学的露光手
段と、該静電潜像をトナーで現像するトナー現像器とを
設け、他方の記録ユニットには静電潜像担持体と、この
静電潜像担持体に電荷を与えて帯電領域を形成する帯電
器と、該帯電領域に静電潜像を書き込むための光学的露
光手段と、該静電潜像をトナーで現像する少なくとも1
つのトナー現像器とを設け、双方の記録ユニットのそれ
ぞれのトナー現像器には異なった色のトナーが用いられ
、双方の記録ユニットでの帯電領域の形成、静電潜像の
書込みおよび静電潜像のトナー現像を時間的に平行して
行って、それらトナー像を前記転写ドラムに順次転写さ
せ、該転写転写ドラムから記録紙にトナー像を転写させ
る転写手段を設けたことを特徴とするカラー記録装置も
構成される。
〔作用〕
以上の構成から明らかなように、本発明によるカラー記
録装置においては、少なくとも2つの記録ユニットが設
けられ、その双方の記録ユニットでの帯電領域の形成、
静電潜像の書込みおよび静電潜像のトナー現像が時間的
に平行して行われ、それらトナー像が記録紙に直接的に
順次転写されるか、あるいは転写ドラムを介して一挙に
記録紙に転写されることになるので、少なくとも2色の
記録を単色記録装置の場合と実質的に同じ程度の速度で
行うことが可能となる。
〔実施例〕
次に、添付図面の第1図ないし第6図を参照して、本発
明によるカラー記録装置の実施例について説明する。
第1図には本発明によるカラー記録装置の第1の実施例
が概略的に示され、このカラー記録装置は第1の記録ユ
ニット60および第2図の記録ユニット62を具備する
。第1および第2の記録ユニット60および62は記録
紙カセット64と記録紙受はトレイ66との間で互いに
直列に配置される。記録紙カセット64からは記録紙が
一枚ずつ繰出しローラ64aでもって繰り出され、その
記録紙は第1の搬送ベルト68によって第1の記録ユニ
ット60に搬送され、そこで記録紙には後述するように
トナー像が転写される。次いで、記録紙は第2の搬送ベ
ルト70によって第1の記録ユニット60から第2の記
録ユニット62に搬送され、そこで記録紙には後述する
ように更にトナー像が転写される。このように双方の記
録ユニット60および62でもってトナー像が転写され
た記録紙は第3の搬送ベルト72によって熱定着器74
に送られ、そこで転写トナー像は記録紙上に熱定着され
、次いで記録紙受はトレイ66上に排出される。なお、
熱定着器74はヒートローラ74aとバックアップロー
ラ74bとからなり、これは第7図に示したものと同様
なタイプのものである。
第1の記録ユニット60は静電潜像担持体として感光ド
ラム601を具備し、この感光ドラム601は記録作動
時に図中の矢印で示す方向に回転させられる。感光ドラ
ム601の周囲にはその回転方向に沿って帯電器602
、光学的露光手段603、トナー現像器604、転写器
605、クリーナ606が順次配置される。帯電器60
2は第7図で示したカラー記録装置の場合と同様に例え
ばコロナ放電器として構成され、これにより感光ドラム
601の感光面にはその回転に伴って順次帯電領域が形
成される。帯電器602によって形威された帯電領域に
は光学的露光手段603によって文字や数字等の静電潜
像が書き込まれる。本実施例では、光学的露光手段60
3はLED (発光ダイオード)アレイ組立体あるいは
液晶シャッタアレイ組立体として構成されるが、第7図
で説明したようなレーザビームを用いるものであっても
よい。トナー現像器604はトナー保持容器604aお
よび現像ローラ604bからなり、トナー保持容器60
4a内には黒のトナーが収容され、これにより文字や数
字等の静電潜像は黒のトナーで現像されることになる。
トナー現像器604によって現像されたトナー像は転写
器604によって記録紙に転写されることになるが、こ
のとき記録紙は感光ドラム601の回転に同期されて第
1の搬送ベルト68によって感光ドラム601と転写器
605との間に送り込まれ、その結果トナー像は記録紙
に対して所定位置で転写されることになる。転写器60
5は転写器本体605aとAC除電器605bとを含み
、これらは共に帯電器602と同様なコロナ放電器とし
て構成される得る。
すなわち、転写器605aにはトナー像と逆極性の電荷
を与えるような直流電流が流され、これによりトナー像
は静電的吸引力でもって記録紙側に転写され、一方AC
除電器には交流電流が流され、これにより記録紙の電荷
量を小さくして該記録紙を感光ドラム601から分離し
易くする。クリーナ606は記録紙に転写されずに感光
ドラム601の感光面に残された残留トナーを清掃し、
その清掃面は除電ランプ等(図示されない)で除電され
た後に再び帯電器によって帯電され、次の静電潜像の書
込みに備える。
第2の記録ユニット62も静電潜像担持体として感光ド
ラム621を具備し、この感光ドラム621は記録作動
時に図中の矢印で示す方向(すなわち、感光ドラム60
1と同じ方向)に回転させられる。感光ドラム621の
周囲にはその回転方向に沿って帯電器622、光学的露
光手段623、第1のトナー現像器624、第2のトナ
ー現像器625、第3のトナー現像器626、転写器6
27、クリーナ628が順次配置される。帯電器622
も上述の場合と同様に例えばコロナ放電器として構成さ
れ、これにより感光ドラム621の感光面にはその回転
に伴って順次帯電領域が形成される。帯電器622によ
って形成された帯電領域には光学的露光手段623によ
って伝票あるいは111!票等のフオームの静電潜像が
書き込まれる。上述の場合と同様に、光学的露光手段6
23はLED(発光ダイオード)アレイ組立体あるいは
液晶シャッタアレイ組立体として構成され得る。第1、
第2および第3のトナー現像器624.625および6
26の各々はトナー保持容器624a、625a、62
6aおよび現像ローラ624b、625b、626bか
らなり、本実施例では、トナー保持容器624a、62
5aおよび626a内にはそれぞれ異なった有彩色、例
えばイエロー、マゼンタ、シアンのトナーが収容され、
これによりフオームの静電潜像はイエロー、マゼンタ、
シアンのトナーのいずれか1つあるいはそのうちの2つ
にで現像されることになる。なお、その現像例について
は後で詳しく述べることにする。トナー現像器624.
625.626によって現像されたトナー像は転写器6
27によって記録紙に転写されることになるが、このと
き記録紙は感光ドラム621の回転に同期されて第2の
搬送ベルト70によって感光ドラム621と転写器62
7との間に送り込まれ、その結果トナー像は記録紙に対
して所定位置で転写され、このときフオームのトナー像
が先の文字や数字等のトナー像に対して適正な位置とな
るようにされる。転写器627も転写器605の場合と
同様に転写器本体627aとAC除電器627bとを含
み、それぞれの機能も転写器本体605aおよび605
bと同様である。また、クリーナ628の機能について
もクリーナ606と同じである。
ここで注目すべき点は、第1および第2の記録ユニット
60および62が互いに直列に配置されて、記録紙がそ
れら記録ユニットを順次通過させられるようになってい
るので、第1および第2の記録ユニ7 ) 60および
62での帯電領域の形成、静電潜像の書込み、トナー現
像が時間的に平行して行い得るという点である。その結
果、第1の記録ユニット60で文字や数字等のトナー像
を転写された記録紙が第2の記録ユニット62に導入さ
れた際、該記録紙にはフオームのトナー像が直ちに転写
され得ることになり、記録紙に対する2色の記録、すな
わち文字や数字等の記録とフオームの記録とが迅速に行
われることになる。なお、第1および第2の記録ユニッ
ト60および62の配置を逆にして、記録紙にフオーム
のトナー像を最初に転写し、その後に文字や数字等のト
ナー像を転写し得るようにしてもよいことは言うまでも
ない。
本実施例では、第2の記録ユニット62にイエローのト
ナーを用いる第1のトナー現像器624と、マゼンタの
トナーを用いる第2のトナー現像器625と、シアンの
トナーを用いるトナー現像器626とが設けられ、これ
により伝票あるいは帳票のフオームの記録色をイエロー
、マゼンタおよびシアンとし得るが、それらトナーのう
ちの2つを用いて該フオームを赤、緑あるいは青で記録
することも可能である。
先ず、第2図を参照して、イエローのトナー、マゼンタ
のトナーあるいはシアンのトナーのいずれか1つを用い
て現像を行う場合について説明する。なお、ここでは、
説明の便宜上、それらトナーが正に帯電される特性を持
つものとする。第2図(a)において、接地電位Ovに
対する電位レベル+640Vは感光ドラム621の感光
面に帯電器622によって形成された帯電領域の表面電
位を示し、また接地電圧Ovに対する+50Vは該帯電
領域に形成された静電潜像領域いわゆる“電荷の井戸”
の電位を示す。第2図(a)に示すような静電潜像領域
〈電荷の井戸〉には正の帯電トナーが正の電荷を補うよ
うに付着し、これにより該静電潜像領域が現像されるこ
とになるが、このとき正の帯電トナーを現像ローラ62
4b、625b、626bから静電潜像領域に移行させ
るために該現像ローラに現像バイアス電圧を印加させる
必要がある。
第2図わ)を参照すると、かかる現像バイアス電圧の電
位レベル+240vとして示され、この電位レベルに応
じた量の正の帯電トナーが静電潜像領域に付着すること
になる。第2図(C)には静電潜像領域に付着した正の
帯電トナーが斜線領域で示されている。第2の記録ユニ
ットにおいて、静電潜像を例えばイエローのトナーで現
像しようとする場合、第1のトナー現像器624の現像
ローラ624bだけに現像バイアス電圧+240vが印
加され、その他のトナー現像器625.625の現像ロ
ーラ625b、26bの電位は例えば接地電位に維持さ
せられ、これにより該静電潜像はイエローのトナーだけ
で現像されることになる。なお、現像に寄与しない現像
ローラの印加電圧を接地電位に維持に維持したとしても
、多少のトナーが感光ドラム621側に移行し得る場合
には、各トナー現像器624.625.626に現像ロ
ーラ624 b。
625b、626bの露出部分すなわち現像領域を覆う
ようになった開閉自在のシャッタ(図示されない)を設
け、これにより現像に寄与しないトナー現像器の現像ロ
ーラを遮蔽し得るようにすることが好ましい。
次に、第3図を参照して、第1、第2および第3のトナ
ー現像器624.625および626のうちの2つを用
いて静電潜像を赤、緑あるいは青で記録する場合につい
て説明する。なお、ここでも、′説明の便宜上、トナー
が正に帯電される特性を持つ持つものとする。第3図(
a)は第2図(a)と同じである。先ず、イエローのト
ナーとマゼンタのトナーとによって赤で記録しようとす
る場合、第1のトナー現像器624の現像ローラ624
bに現像バイアス電圧+120vを印加しく第3図(ロ
)〉、一方策2のトナー現像器625の現像ローラ62
5bには現像バイアス電圧+250vを印加する(第3
図(C))。静電潜像領域が第1のトナー現像器624
を通過するとき、該静電潜像領域には現像バイアス電圧
+120vに応じた量のトナー(イエロー)が静電潜像
領域に付着しく第3図(C)) 、次いで静電潜像領域
が第2のトナー現像器625を通過するとき、現像バイ
アス電圧+120vよりも高い現像バイアス電圧+25
0vのためにその差に応じた量のトナー(マゼンタ)が
重ね合わせられる。その結果、現像領域は静電潜像領域
は第3図(d)に示すようにイエローのトナー層とマゼ
ンタのトナー層との減法混色によって赤に見えることに
なる。同様な態様で、イエローのトナーとシアンのトナ
ーとを重合わせによって緑の記録、またマゼンタのトナ
ーとシアンのトナーとの重合わせよって青の記録が行わ
れることになる。更に、2つのトナー現像器の現像ロー
ラに印加される現像バイアス電圧を適当に制御すること
によって、2色の重合わせによって得られる赤、緑ある
いは青の色調を変化させることも可能である。なお、感
光ドラム321の帯電領域の電位および現像バイアス電
圧等は適宜法められ得ること、また負の帯電トナーを用
いる場合は現像領域の帯電極性および現像バイアス電圧
の極性が逆になることは言うまでもない。
第4図を参照すると、本発明によるカラー記録装置の第
2の実施例が示され、このカラー記録装置にも第1図の
場合と同様な第1および第2の記録ユニット60および
62が設けられる。第1および第2の記録ユニット60
および62の構成要素は転写器605および627が除
かれてる点を除けば第1図の場合と同様であり、またそ
れら構成要素の機能も同様である。
第1および第2の記録ユニット60および62は転写ド
ラム76の周りに配置され、このとき感光ドラム601
および621が転写ドラム76と対接するようにされる
。転写ドラム76は第5図に示すようにシリンダ形状を
呈する導体部76aおよびその周囲に形成された誘電体
材料層76bからなり、その導体部76aには適当な転
写バイアス電圧が印加される。感光ドラム601および
621で現像されたトナー像が正の電荷を持つ場合、か
かる転写バイアス電圧は負とされ、これにより該トナー
像は感光ドラム601および621から転写ドラム76
に静電的吸着力でもって転写される。第1図に示したカ
ラー記録装置の場合と同様に、第2の実施例のでも、第
1および第2の記録ユニット60および62での帯電領
域の形成、静電潜像の書込み、トナー現像が時間的に平
行して行い得るという点が特徴とされ、双方のトナー像
は転写ドラム76の回転に伴って順次そこに転写される
ことになる。
転写ドラム76の適当な箇所には転写器78が配置され
、この転写器78は第1図に示した転写器605.62
7と実質的に同じものであり、それは転写器本体78a
およびaC除電器78bからなる。転写ドラム76と転
写器78と間には搬送ベルト80によって送られてきた
記録紙が通過させられ、このとき該記録紙には転写器本
体78aから負の電荷が与えられ、その電位レベルは転
写ドラム76に印加された転写バイアス電圧以上(絶対
値)とされ、その結果転写ドラム76に担持されたトナ
ー像は記録紙側に転写されることになる。トナー像が転
写された記録紙の電荷はAC除電器78bによって減少
させられ、これにより該記録紙は転写ドラム76から容
易に分離され得ることになる。転写ドラム76から分離
された記録紙は搬送ベルト82によって熱定着器84に
送られ、そこで転写トナー像は記録紙上に熱定着される
。熱定着器84は第1図の場合と同様にヒートローラ8
4aおよびバックアップローラ84bから構成され得る
ものである。なお、第4図において、参照番号86が転
写ドラム76から帯電履歴を排除する除電器を示し、参
照番号88は転写ドラム76から残留トナーを清掃する
クリーナを示し、参照番号90は記録紙カセットを示し
、参照番号92は記録紙カセット92から記録紙を繰り
出す繰出しローラを示し、参照番号94は記録紙受はト
レイを示す。
第6図を参照すると、第4図に示したカラー記録装置の
変形実施例を示し、この実施例は転写器78の代わりに
転写ローラ96を用いた点を除けば第4図に示した第2
の実施例と同じものである。
なお、第6図では、第4図のカラー記録装置の構成要素
と同様なものについては同じ参照番号が用いられている
。転写ローラ96自体は転写ドラム76の場合と同様に
導体部の周囲に誘電材料層を形成したものとして構成さ
れ、その導体部には転写ドラム76に印加された転写バ
イアス電圧以上(絶対値)の電位レベルを持つ転写バイ
アス電圧が印加され、これにより転写ローラ96と転写
ドラム76との間を通過する記録紙にはトナー像が転写
ドラム76から記録紙側に転写されることになる。
以上の実施例では、黒と有彩色との2色の組合わせによ
るカラー記録について述べたが、第2の記録ユニットと
同様なものを更に加えることによって、黒と少なくとも
2つの有彩色との組合わせによるカラー記録を行い得る
ことは明らかであろう。また、上述の実施例では、第2
の記録ユニットに3つのトナー現像器を設けたが、適当
な有彩色のトナーを持つトナー現像器を1つだけ設けて
もよい。更に、第3図で説明した2色カラー記録を第4
図および第6図の実施例の場合にも導入し得ることは言
うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の記載から明らかなように、本発明によるカラー記
録装置においては、少なくとも2つの記録ユニットを用
い、その双方の記録ユニットでの帯電領域の形成、静電
潜像の書込み、トナー現像が時間的に平行して行われる
ので、2色のトナー像を記録紙に迅速に(すなわち、従
来の単色記録の場合とほぼ同じ速度で)記録することが
可能となり、本発明によるカラー記録装置は特に大量の
伝票あるいは帳票等に2色記録を施す場合に有用である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカラー記録装置の第1の実施例を
示す概略図、第2図は第1図のカラー記録装置において
1色カラー記録を行う場合の説明図、第3図は第1図の
カラー記録装置において2色カラー記録を行う場合の説
明図、第4図は本発明によるカラー記録装置の第2の実
施例を示す概略図、第5図は第4図のカラー記録装置に
用いる転写ドラムの斜視図、第6図は第4図のカラー記
録装置の変形実施例を示す概略図、第7図は従来のカラ
ー記録装置の一例を示す概略図である。 60・・・第1の記録ユニット、 62・・・第2の記録ユニット、 Ol・621・・・感光ドラム、 02・622・・・帯電器、 03・623・・・光学的露光手段、 04・624・625・626・・・ 05・627・・・転写器、 6・・・転写ドラム、 8・・・転写器、 6・・・転写ローラ。 トナー現像器、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも2つの記録ユニット(60、62)を具
    備し、その一方の記録ユニット(60)には静電潜像担
    持体(601)と、この静電潜像担持体(601)に電
    荷を与えて帯電領域を形成する帯電器(602)と、該
    帯電領域に静電潜像を書き込むための光学的露光手段(
    603)と、該静電潜像をトナーで現像するトナー現像
    器(604)と、そのトナー像を記録紙に転写させる転
    写器(605)とを設け、他方の記録ユニット(62)
    には静電潜像担持体(621)と、この静電潜像担持体
    (621)に電荷を与えて帯電領域を形成する帯電器(
    622)と、該帯電領域に静電潜像を書き込むための光
    学的露光手段(623)と、該静電潜像をトナーで現像
    する少なくとも1つのトナー現像器(624、625、
    626)と、そのトナー像を記録紙に転写させる転写器
    (627)とを設け、双方の記録ユニット(60、62
    )のそれぞれのトナー現像器には異なった色のトナーが
    用いられ、双方の記録ユニット(60、62)が互いに
    直列に配置され、しかもその双方の記録ユニット(60
    、62)での帯電領域の形成、静電潜像の書込みおよび
    静電潜像のトナー現像が時間的に平行して行われ、双方
    の記録ユニットに記録紙を順次通過させることによって
    、該記録紙にそれぞれの転写器(605、627)によ
    ってトナー像を転写させることを特徴とするカラー記録
    装置。 2、転写ドラム(76)の周囲に配置された少なくとも
    2つの記録ユニット(60、62)を具備し、その一方
    の記録ユニット(60)には静電潜像担持体(601)
    と、この静電潜像担持体(601)に電荷を与えて帯電
    領域を形成する帯電器(602)と、該帯電領域に静電
    潜像を書き込むための光学的露光手段(603)と、該
    静電潜像をトナーで現像するトナー現像器(604)と
    を設け、他方の記録ユニット(62)には静電潜像担持
    体(621)と、この静電潜像担持体(621)に電荷
    を与えて帯電領域を形成する帯電器(622)と、該帯
    電領域に静電潜像を書き込むための光学的露光手段(6
    23)と、該静電潜像をトナーで現像する少なくとも1
    つのトナー現像器(624、625、626)とを設け
    、双方の記録ユニット(60、62)のそれぞれのトナ
    ー現像器には異なった色のトナーが用いられ、双方の記
    録ユニットでの帯電領域の形成、静電潜像の書込みおよ
    び静電潜像のトナー現像を時間的に平行して行って、そ
    れらトナー像を前記転写ドラム(76)に順次転写させ
    、該転写転写ドラムから記録紙にトナー像を転写させる
    転写手段(78、96)を設けたことを特徴とするカラ
    ー記録装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010008971A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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JP2010008971A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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