JPH0318265A - 偏平形ブラシレスdcモータ - Google Patents

偏平形ブラシレスdcモータ

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Publication number
JPH0318265A
JPH0318265A JP15106689A JP15106689A JPH0318265A JP H0318265 A JPH0318265 A JP H0318265A JP 15106689 A JP15106689 A JP 15106689A JP 15106689 A JP15106689 A JP 15106689A JP H0318265 A JPH0318265 A JP H0318265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thickness
armature coil
magnet
motor
brushless
Prior art date
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Pending
Application number
JP15106689A
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English (en)
Inventor
Hiroo Takano
高野 博夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁石の厚みと電機子コイルの厚みの比を最
適にすることにより、効率が最大になるように設計され
た偏平形ブラシレスDCモータに関するものである。
〔従来の技術〕
第1図及び第2図は、従来の偏平形ブラシレスDCモー
タの構造を示す図である。理解を容易にするために透視
図的にし、3相6コイル方式のものであるが、3コイル
だけにし、磁石は8極とし、当該モータに特有なホール
素子、周波数発電機、電子回路などの部品は、発明の趣
旨を理解する上で関係がないので図示を省略している。
図中、1は回転子、4は磁石側ヨーク、5は磁石、3は
軸、2は磁石側ヨーク4と軸3とを固定するためのホル
ダである。6a,6b,6cはそれぞれA相,B相.C
相の電機子コイル、7はコイル側ヨーク、8は軸受であ
り、コイル側ヨーク7に固定されている。9ば磁石5と
電機子コイル6a,6b,6cとが接触することを防止
するための幅dのクリアランスである。
第3図は第1図に示す磁石5を平均半径rC,のところ
で平面に展開した1磁極対の半分の領域を示す。
次に、動作について説明する。第3図に示すように、磁
石5から発生した磁束11はコイル側ヨーク7に垂直に
達しており、電機子コイル6a,6b,6cに順次、電
流を転流することにより、当該磁束11との相互作用に
よりトルクを発生し、回転子1が回転する。
[発明が解決しようとする課題] 従来の偏平形プラシレスDCモータは以上のように構威
されているが、起動トルクT竺が要求仕様としてユーザ
から与えられているとき、起動時の消費電力P8を最小
にする、すなわち効率を最大にするためには、第2図に
示す磁石5の厚みhll1と電機子コイル6a,6b,
6cの厚みhcをどのように配分するかの理論が確立し
ていなかった。
このため、磁石、電機子コイルなどの材料を無駄にした
り、モータの効率が悪かったりするという問題点があっ
た。
本発明は上記のような従来のものの問題点を解消するた
めになされたもので、上記配分比を理論的に決定するこ
とにより、効率のよい偏平形ブラシレスDCモータを提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図および第2図において、磁石5の厚みh.、電機
子コイル6a,6b,6cの厚みhc、およびクリアラ
ンス幅dとの間には、次式に示す関係がある。hは、設
計条件として与えられた一定値である。
h = hlI+ hc十d ・(1)そこで、本発明
に係る偏平形ブラシレスDCモータは磁石5の厚みh1
と電機子コイル6a.6b,6cの厚みhcとの比をほ
ぼ2:1にしたものである。
〔作用〕
本発明においては、磁石5の厚みh.と電機子コイル6
a,6b,6cの厚みhCとの比を上記比率にすること
により、最大効率が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
まず、本発明の一実施例の説明に先立って、本発明の根
拠となっている理論を説明する。
今、比例定数をK、空隙磁束密度の最大値をB0、起動
電流をIs、電機子コイル1個の巻数を33、磁石の外
半径をr。、内半径をr,とすれば、モータの起動トル
クTsは次式により与えられる。
Ts −4 kBo  Is Na  (ro”−ri
 2) ”・(2)磁石の仮想抗磁力をH..リコイル
透磁率をμ,、真空の透磁率をμ。,磁石の等価断面積
をA.、空隙の断面積をA9、磁石の厚みをhffi、
電機,子コイルの厚みをhc、磁石と電機子コイルとの
間隙をd,磁石の平均磁路長を2I!.1とすれば、空
隙間東密度の最大値B。は次式により示される。
H. JO) ・・・(3) 本発明に係る偏平形ブラシレスDCモータの構造自体は
、第1図および第2図に示す従来のそれと同じなので重
複して示さず、第1図および第2図を共用する,。
第1図は、従来および本発明に係る偏平形ブラシレスD
Cモータの平面図、第2図は、第1図の断面図である。
第3図は当該モータの磁石断面を示す。
本モータの電機子コイルの起磁力F3は、次式により示
される。
F. =N.  ・I . ・(4) 一方、電機子コイルの起動時の消費電力は、導体の固有
抵抗をρ、電機子コイルの1ターンあたりの平均長をl
,、電機子コイルの有効断面積をSとすれば、次式によ
り示される。
ム P, =4 (F a) 2・p ・・=(5)S さて、(1)式に示す起動トルクT..が要求仕様とし
てユーザから与えられているとき、(5)式に示す起動
時の消費電力piを最小にする方法、すなわち効率を最
大にする方法を考察する。(2)弐〜(4)式から、電
機子コイルの起磁力F8は次式により示される。ただし
、μ、=1、μ。−1と見なす。
電機子コイルの有効断面積をS、その断面の幾何学的寸
法、即ちhmとWeとの間には、次式に示す関係がある
。ただし、−k+2は導体の占有率、wcは電機子コイ
ルの幅である。
S一(h−d−hffi )  ・wc − k+2−
・・(7)(5)式のFつに(6)式を、Sに(7)式
を代入すると、次式が得られる。
Tll {4 k  (ro”−ri  ”  )  +  2
H. ・・・(8) (8)式を、次式に示すように簡単な表現にする。
・・’− (9) ただし、 C,= {4ρI!., / (we  H kHz)
 )次に、磁石の厚みh.を変化したとき起動時の消費
電力P.かどのように変化するか、一例について計算結
果を述べる。この時のパラメータの数値は以下の通りで
ある。
A9/A,=1.0 ,hlI一〇〜2.5肝,d =
0.5 mm  Ts =56.6gr.cm, r 
o =12+nm,rt   −6  mm,   k
=2.19X10−’,   h=3.1  mmこの
パラメータの数値の場合には、(9)式の分子に関し、
A9/AI1−.1.2 −−0.2,1.2 h/h
lI一1.5〜■ の条件が或立する。従って(A9/
A,−1.2)は、省略可能であり、(9)式は、次式
に示すように簡単になる。
第4図は、磁石の厚みh.を変化したときの空隙の磁束
密度B。、電機子コイルの一巡抵抗Rb、電機子コイル
の起磁力F.および起動時の消費電力P.かどのように
変化するかを求めた図である。
起動時の消費電力P,を最小にするには、C,と(1.
2h)2が定数なので、01)式の分母を最大にすれば
良い。これを02)式により表わす。
f,(h,,,) 一h,”  (h−d−h,)・・
・02)第5図は、h1に対するfイ(h.)を求めた
図である。02)式が最大になる条件は、次式から求ま
る。
df,(職)/dh,  一h,  {2  (h−d
)−3h,一〇・・・03) h, 一 (2/3)  ・ (h−d)・・・04)
従って、 hc=.(1/3)  ・ (h−d)...051(
h−d)は、磁石の厚みh,と電機子コイルの厚みhc
との和である。以上の解析結果から、磁石の厚みと電機
子コイルの厚みを2:1に配分すれば、起動時の消費電
力P8を最小にすることが可能となる。
なお上記第1図および第2図では、8極,6コイルの場
合について説明したが、極数およびコイルの数はこれに
限るものではない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、磁石の厚み} と電機子コイルの厚みを2=1に配分することにより、
起動時の消費電力P.を最小にすることが可能となり、
効率の良い偏平形ブラシレスDCモータが得られる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による偏平形ブラシレスDC
モータの平面図、第2図は第l図のAA線断面における
断面図、第3図は磁束分布を示す図、第4図は磁石の厚
みhイと消費電力との関係を説明する図、第5図はh.
に対するf,(h.)計算のための補助図である。 図において、1は回転子、2はホルダ、3は軸、4は磁
石側ヨーク、5は磁石、6a,6b,6cは電機子コイ
ル、7はコイル側ヨーク、8は軸受、9はクリアランス
である。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平面状ヨークに装着された電機子コイルと、円環
    状永久磁石と、駆動回路とを備え、 当該電機子コイルに電流を転流し、当該円環状永久磁石
    が発生する磁束との相互作用により、駆動力を得るよう
    にした偏平形ブラシレスDCモータにおいて、 当該円環状永久磁石の厚みと当該電機子コイルの厚みと
    の比をほぼ2:1にしたことを特徴とする偏平形ブラシ
    レスDCモータ。
JP15106689A 1989-06-13 1989-06-13 偏平形ブラシレスdcモータ Pending JPH0318265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15106689A JPH0318265A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 偏平形ブラシレスdcモータ

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JP15106689A JPH0318265A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 偏平形ブラシレスdcモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0318265A true JPH0318265A (ja) 1991-01-25

Family

ID=15510559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15106689A Pending JPH0318265A (ja) 1989-06-13 1989-06-13 偏平形ブラシレスdcモータ

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JP (1) JPH0318265A (ja)

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