JPH0318196B2 - - Google Patents

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JPH0318196B2
JPH0318196B2 JP58102188A JP10218883A JPH0318196B2 JP H0318196 B2 JPH0318196 B2 JP H0318196B2 JP 58102188 A JP58102188 A JP 58102188A JP 10218883 A JP10218883 A JP 10218883A JP H0318196 B2 JPH0318196 B2 JP H0318196B2
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point
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Takashi Yasui
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Daikin Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 この発明はCRTデイスプレイ装置のクリツプ
回路に関し、特に、CRTデイスプレイの画面上
に表示されている或る領域の内外にまたがるポリ
ゴン(多角形)のうち、領域外の部分をクリツプ
して領域内の部分を色で塗りつぶして表示するよ
うなCRTデイスプレイ装置のクリツプ回路に関
する。
先行技術の説明 第1図ないし第4図は従来のカラーCRTデイ
スプレイ装置の画面上に表示されている領域にポ
リゴンを重ねて表示する方法を説明するための図
である。
第1図において、領域(以下、ウインドウと称
する)1にポリゴン2を拡大や平行移動や回転な
どによつて重ね合わせる場合、通常はホストコン
ピユータからポリゴン2の各頂点を表わす座標
P0(x0,y0)、P1(x1,y1),P2(x2,y2),P3(x3
y3)を表わす情報がカラーCRTデイスプレイに
与えられる。そして、CRTデイスプレイにおい
て、各頂点を結ぶ線を演算することによつて、第
1図に示すようなポリゴン2が表示される。そし
て、第2図に示すように、ポリゴン2のウインド
ウ1以外の領域部分21をクリツプし、ウインド
ウ1内の部分22のみを色で塗りつぶすことが行
なわれる。このためには、ウインドウ1とポリゴ
ン2との交点P1′,P2′を求める必要がある。
そこで、第3図に示すように、ウインドウ1を
横切る境界線として、x方向の小さい方を
WXMIN,x方向の大きい方をWXMAX,y方向の
小さい方をWYMIN,y方向の大きい方をWYMAX
とする。そして、ホストコンピユータから送られ
てきた各頂点の座標Pi(xi,yi)と各境界線との
大小関係を比較するために、次の演算を行なう。
xi−WXMIN xi−WXMAX yi−WYMIN yi−WYMAX 上述の演算結果から、その符号を判別すれば、
第3図に示す領域1ないし8のいずれに頂点が存
在するかを知ることができる。すなわち、ホスト
コンピユータから送られてきた各頂点P0,P1
P2,P3について上述の演算を行ない、頂点P0
P1とを結ぶベクトルP0P1、頂点P1とP2とを結ぶ
ベクトルP1P2、頂点P2とP3とを結ぶベクトル
P2P3、頂点P3とP0とを結ぶベクトルP3P0がウイ
ンドウ1内にあるかあるいはウインドウ1以外の
領域にあるかあるいはウインドウ1の境界線とク
ロスするかを判別する。この場合のベクトルは次
の5つの場合に分けられる。
IN→IN:ベクトルの始点および終点に相当す
る頂点はウインドウ1内にあるので、始点および
終点をともに出力する。
OUT→OUT:ベクトルの始点および終点はい
ずれもウインドウ1外にあるので、始点および終
点をともに出力しない。
IN→OUT:ベクトルの始点はウインドウ1内
に存在し、終点はウインドウ1外にある。すなわ
ち、ベクトルは境界線にクロスするので、その交
点を求めてポリゴンの新しい頂点として、その交
点を出力する。
OUT→IN:ベクトルの始点はウインドウ1外
にあり、終点はウインドウ1内にある。すなわ
ち、ベクトルはウインドウ1の境界線にクロスす
るので、その交点を求めて、その交点を新しい頂
点として出力する。
OUT→IN→OUT:ウインドウ1外からウイ
ンドウ1内を横切り再びウインドウ1外に延びる
ベクトルである。この場合はベクトルが最初にウ
インドウ1の境界線とクロスしたときの交点とウ
インドウ1からウインドウ1外に出るときにクロ
スした交点を求めて、両交点を出力する。
上述のごとく5つの場合に分けられるが、第1
図に示す例では、ベクトルP1P2、P2P3はウイン
ドウ1とクロスせず、しかもそのウインドウ1外
である。また、ベクトルP0P1,P3P0はウインド
ウ1とクロスしており、しかもベクトルP0P1
ウインドウ1内から領域外に延びるベクトルであ
り、P3P0はウインドウ1外から内に延びるベク
トルである。したがつて、ベクトルP0P1と境界
線WYMAXとの交点P1′を求め、ベクトルP3p0
WXMAXとの交点P2′を求め、交点P1′,P2′をポリ
ゴンの頂点とする。なお、ベクトルP0P1の始点
およびベクトルP3P0の終点はいずれもP0となる
ので、この点P0も新たな頂点とする。そして、
各頂点を結ぶ線を演算すれば、、ウインドウ1に
重ねる新たなポリゴンを求めることができる。そ
して、第2図の点線で示すウインドウ1以外の領
域部分をクリツプする。
上述のごとくして求めたウインドウ1内のポリ
ゴンに対して、塗りつぶしの操作を行なうと、第
4図a,bの場合は四角形の各頂点が出力される
ので、問題なく塗りつぶし(斜線部分)を行なえ
るが、第4図cの場合は四角形のコーナ部分W3
が考慮されていないため、不十分な塗りつぶしが
できないという欠点があつた。
発明の目的 それゆえに、この発明の主たる目的は、ウイン
ドウのコーナ部分とポリゴンが重なつても、ウイ
ンドウ内のポリゴンを塗りつぶすことのできるよ
うなCRTデイスプレイ装置を提供することであ
る。
発明の構成 第5図はこの発明の構成を示す図であり、この
第5図を参照してこの発明を要約すれば、CRT
画面上の予め定める表示領域に多角形の図形を重
ねて表示するときに、座標出力手段からベクトル
の始点と終点の座標を出力するとともに、境界線
情報出力手段から表示領域を表わす情報を出力す
る。そして、表示領域内から領域外に延びるベク
トルおよび領域外から表示領域内に延びるベクト
ルと各表示領域との交点を表わす交点座標を出力
し、各ベクトルの領域外における始点または終点
の存在する領域を領域判別手段によつて判別し
て、第1ないし第3の記憶手段に記憶し、この領
域に接する表示領域の角を表わす座標を角座標出
力手段から出力し、求めた各交点と角とを結ぶ多
角形の領域以外をクリツプ手段によつてクリツプ
するように構成したものである。
以下に、図面に示す実施例とともにこの発明を
より詳細に説明する。
実施例の説明 第6A図はこの発明の適用されるカラーCRT
デイスプレイ装置の全体を示す概略ブロツク図で
あり、第6B図は第6A図に示すデータRAMに
記憶されるデータの一例を示す図である。
まず、第6A図および第6B図を参照して、カ
ラーCRTデイスプレイ装置の概略の構成とその
動作について説明する。通信制御回路31はホス
トコンピユータ30との間で信号の送受信を行な
うものであつて、ホストコンピユータ30から送
られてきたデータをデイスプレイプロセツサ32
に与える。デイスプレイプロセツサ32はホスト
コンピユータ30から与えられたデータを登録す
る。デイスプレイプロセツサ32に関連してプロ
グラムROM33とデータRAM35とキーボー
ド34とが設けられている。プログラムROM3
3はデイスプレイプロセツサ32が動作するのに
必要なプログラムを記憶するものである。キーボ
ード34はデイスプレイプロセツサ32に登録さ
れたデータのうち任意のデータを表示するため
に、その指令を与えるものである。
データRAM35は第6B図にその一例を示す
ように表示のための命令とデータを記憶するもの
である。座標変換用高速演算回路36はデイスプ
レイプロセツサ32から出力された表示データ
(x,y,z)に対して、拡大や縮小や回転や平
行移動などを行なう場合に、必要なマトリクスと
そのデータの乗算を行なつて、新しいデータ
(x′,y′,z′)を出力するものである。この座標
変換用高速演算回路36から出力されたデータは
この発明の特徴となるクリツプ回路37に与えら
れる。
クリツプ回路37はCRTデイスプレイの画面
上のウインドウにポリゴンを重ね合わせたとき
に、このウインドウからはみ出したデータをクリ
ツプし、ウインドウ内のポリゴンに関するデータ
のみを求めるものである。クリツプ回路37の出
力は塗りつぶし回路38と直線発生回路39とに
与えられる。塗りつぶし回路38はポリゴンを塗
りつぶす場合に、クリツプ回路37から与えられ
た頂点の座標から内側のラインに分解して線分を
発生し、それによつて塗りつぶしデータを求める
ものである。また、直線発生回路39はクリツプ
回路37から出力された始点と終点の各座標デー
タに基づいて、その始点と終点とを結ぶベクトル
における途中の座標を演算し、その演算結果をフ
レームメモリ40に展開して直線とする。フレー
ムメモリ40は直線発生回路39で発生された直
線上の各ドツトを保存するものである。フレーム
メモリ40に記憶された各ドツトのデータはモニ
タインターフエイス41に与えられる。モニタイ
ンターフエイス41はフレームメモリ40上のド
ツトデータを読出して、同期信号とともにカラー
モニタ42に与える。したがつて、カラーモニタ
42にはウインドウとクリツプされたポリゴンと
が表示される。
第7図は第5図に示すクリツプ回路37の具体
的なブロツク図である。次に、クリツプ回路37
の構成について説明する。プログラムコントロー
ル回路371は与えられたフラグに基づいていず
れのプログラムを実行するかを決定するものであ
る。プログラムROM372は各種の実行プログ
ラムを記憶していて、プログラムコントロール回
路371からの出力に基づいて、対応する実行プ
ログラムを読出す。そして、制御信号発生回路3
73はプログラムROM372から出力された実
行プログラムに基づいて、必要な制御信号を発生
する。
バツフア回路374は第5図に示した座標変換
用高速演算回路36から出力されるデータを一時
記憶するものである。ウインドウレジスタ375
は前述の第3図に示したウインドウの表示領域を
表わすデータを記憶する。ΔX用レジスタ376
およびΔY用レジスタ377はそれぞれ始点と終
点のx,yのそれぞれの差のデータを記憶する。
論理演算回路(ALU)379は足し算と引き算
およびロジツク演算を行なうものである。特に、
ALU379はこの実施例において頂点の座標
(xi,yi)とウインドウ1の境界線との大小を判
別するために、次の演算を行なう。
xi−WXMIN xi−WXMAX yi−WYMIN yi−WYMAX 上述の演算結果から得られたサイン符号はサイン
符号用レジスタ381に与えられる。なお、汎用
レジスタ378およびレジスタ380はそれぞれ
ALU379が演算した結果のデータなどを記憶
する。
サイン符号用レジスタ381はALU379に
よつて演算された結果のサイン符号を記憶し、そ
れを領域判別回路382に与える。領域判別回路
382はサイン符号用レジスタ381から与えら
れたサイン符号に基づいて、座標が第3図図示の
どの領域に含まれているか否かを判別するもので
ある。この領域判別回路382の判別出力はポリ
ゴン用領域判別回路383とベクトル判別回路3
87と始点領域保存回路388と表示領域内判別
回路389とにそれぞれ与えられる。
ポリゴン用領域判別回路383はポリゴンを構
成する各ベクトルの始点および終点ならびにベク
トルがウインドウの境界線とクロスしたときの領
域などを判別するものである。Fフラグ384は
始点の領域を記憶し、Sフラグは終点の領域を記
憶し、Cフラグは交点の領域を記憶する。表示領
域内判別回路389は各ベクトルの始点あるいは
終点が表示領域内にあるか否かを判別するもので
ある。そして表示領域内判別回路389は始点あ
るいは終点が表示領域内であることを判別する
と、その判別出力を前述の第5図に示した直線発
生回路39に与える。始点領域保存回路388は
始点とウインドウの境界線との引き算の結果のサ
イン符号により得られた領域を保存するものであ
る。ベクトル判別回路387は領域判別回路38
2で判別された領域と始点領域保存回路388に
保存された領域とに基づいて、ベクトルがどのよ
うな性質のものであるかを判別して出力するもの
である。
第8A図ないし第8C図はこの発明の一実施例
の具体的な動作を説明するためのフロー図であ
り、第9図はこの発明の一実施例の動作の理解を
容易にするための図解図である。
次に、第5図ないち第9図を参照してこの発明
の一実施例の具体的な動作について説明する。第
5図に示すキーボード34から表示したいポリゴ
ンの指令を与えると、、デイスプレイプロセツサ
32からデータが出力され、座標変換用高速演算
回路36に与えられる。そして、座標変換用高速
演算回路36はそのデータを始点の座標P0(x0
y0)に変換してクリツプ回路37に与える。クリ
ツプ回路37では、バツフア回路374がその始
点P0(x0,y0)を一時記憶する。すなわち、第9
図に示すように第1のベクトルP0P1の始点P0
座標(x0,y0)が一時記憶される。
そして、第8A図のステツプS1において、バ
ツフア回路374に一時記憶された始点のデータ
P0(x0,y0)がレジスタR0,R1にストアされ
る。ALU379はステツプS2において、始点
P0の座標データからウインドウレジスタ375
にストアされているウインドウの境界線のデータ
を減算し、そのサイン符号を求める。求められた
サイン符号はサイン符号用レジスタ381にスト
アされ、領域判別回路382はそのサイン符号に
基づいて始点がいずれの領域にあるかを判別す
る。この領域判別回路382の判別出力に基づい
て、表示領域内判別回路389はステツプS3に
おいて、始点P0が表示領域内にあるか否かを判
別する。表示領域内であることを判別すると、表
示領域内判別回路389は、ステツプS4におい
て、その始点P0(x0,y0)を塗りつぶし回路38
に与える。
第9図に示す例では、始点P0は領域2内にあ
るので、表示領域内判別回路389は始点P0
(x0,y0)が表示領域内にないことを判別して、
出力を塗りつぶし回路38に与えない。ステツプ
S5において、ポリゴン用領域判別回路383は
領域判別回路382の判別出力に基づいて、始点
P0(x0,y0)がウインドウを囲む表示領域1ない
し8のいずれに存在するか否かを判別する。も
し、始点P0が領域1または2にあればステツプ
S6において左下のコーナW1を始点として出力
し、領域3または4にあればステツプS7におい
て右下のコーナW2を始点として出力し、領域5
または6にあればステツプS8において右上のコ
ーナW3を始点として出力し、領域7または8に
あればステツプS9において左上のコーナW4を
始点として出力する。
第9図の例では、始点P0は領域2内にあるの
で、擬似的に左下のコーナW1を最初の点とみな
して、W1を出力する。ステツプS10におい
て、前述のステツプS6ないしS9のいずれかか
ら出力された始点の領域をFフラグ384にスト
アする。第9図の例では、領域が2であるため、、
Fフラグ384に2をセツトする。上述のごとく
して、最初のベクトルの始点が表示領域内であれ
ばその座標データを塗りつぶし回路38に出力
し、領域外であればウインドウのいずれかのコー
ナを擬似的に最初の始点と見なしてFフラグ38
4にセツトする。
次に、ステツプS11において最初のベクトル
P0P1の終点となる頂点P1(x1,y1)をバツフア回
路374から読込んでレジスタR6,R7にスト
アする。ステツプS12において、レジスタR
0,R1内の始点の座標P0(x0,y0)とウインド
ウの境界線との引き算を行なつて領域を求め、領
域保存用回路388にストアする。さらに、ステ
ツプS13において、ALU379はレジスタR
6,R7にストアされている最初のベクトル
P0P1の終点の座標P1(x1,y1)とウインドウ値と
の引き算を行ない、その結果をサイン符号用レジ
スタ381にストアする。領域判別回路382は
サイン符号用レジスタ381にストアされた終点
の領域を判別する。ベクトル判別回路387はス
テツプS14において、、領域の判別された始点
と終点とを結ぶベクトルが表示領域をクロスする
か否かを判別する。もし、クロスするものであれ
ば、ステツプS15において、そのベクトルがウ
インドウ1内からウインドウ1外に延びる(IN
→OUT)ものであるか否かを判別する。
IN→OUTでなければ、ステツプS20におい
てOUT→INすなわちウインドウ1外からウイン
ドウ1内に延びるものであるか否かを判別する。
そして、OUT→INであればステツプS21に進
む。ステツプS21において、ALU379とΔX
レジスタ376、ΔYレジスタ377を用いるこ
とによつて最初のベクトルP0P1とウインドウと
の交点C1を求め、ステツプS22において始点
P0(x0,y0)の領域2をSフラグ385にストア
し、交点C1に接する領域すなわち2をCフラグ
386にストアする。ステツプS23において、
Fフラグ384には領域1ないし8のいずれがセ
ツトされているか否かを判別する。これは1番目
のベクトルP0P1がウインドウ1からいずれの方
向に延びているかを判別するためである。Fフラ
グ384に領域1または2がセツトされていれ
ば、ステツプS24において、Cフラグ386に
領域1ないし8のいずれがセツトされているか否
かを判別する。Cフラグ386に領域1または2
がセツトされていれば、ステツプS25に進み、
領域3または4がセツトされていれば、ステツプ
S27に進む。
第9図に示す例では、Cフラグ386に領域2
がセツトされているので、ステツプS25におい
て、Sフラグ385に領域3ないし7のいずれが
セツトされているかを判別する。もし、領域3な
いし7がセツトされていれば、ウインドウの左
下、右下、右上、左上の4つのコーナW1ないし
W4の対応する1つのコーナを出力する。しか
し、第9図に示す例では、Sフラグとして領域2
がセツトされているので、ステツプS25におい
て、Sフラグとして3ないし7がセツトされてい
ないことを判別する。そして、ステツプS30に
おいてFフラグ384にセツトされている交点C
1の領域2を出力し、ステツプS31においてレ
ジスタR6,R7にストアされている1番目のベ
クトルP0P1の終点を2番目のベクトルの始点と
するためにレジスタR0,R1に転送しかつステ
ツプS19においてすべてのベクトルの処理が終
了したかを判別する。
ステツプS11において、第1のベクトル
P1P2の頂点P2(x2,y2)をバツフア回路374か
ら読込んでレジスタR6,R7にストアする。そ
して、ステツプS12において、レジスタR0,
R1内にストアされている始点の座標とウインド
ウ値との引き算を行なう。そして、第2のベクト
ルの始点の領域がウインドウ内であることを求
め、始点領域保存回路388にストアする。ステ
ツプS13において、レジスタR6,R7にスト
アされている終点P2の座標とウインドウ値との
引き算を行なつて領域4を求める。そして、ステ
ツプS14において第2のベクトルP1P2はウイ
ンドウをクロスするかどうかを判別する。第9図
の例では第2のベクトルP1P2がウインドウとク
ロスしているので、ステツプS15に進む。ステ
ツプS15において、第2のベクトルP1P2がウ
インドウ1内からウインドウ1外に延びるもので
あるか(IN→OUT)を判別する。
第9図の例では、第2のベクトルP1P2はウイ
ンドウ1内からウインドウ1外に延びているの
で、ステツプS16に進む。そして、ALU37
9とΔXレジスタ376、ΔYレジスタ377を
用いることによつてはステツプS16において、
第2のベクトルP1P2とウインドウ1との交点C
2を求め、ステツプS17においてその交点C2
に接する領域4をFフラグ384にストアする。
ステツプS18において、ALU379はレジス
タR6,R7にストアしている第2のベクトル
P1P2の終点P2の座標(x2,y2)を第3のベクト
ルP2P3の始点とするために、レジスタR0,R
1に転送する。ステツプS19において、すべて
の座標の処理を終了したか否かを判別し、終了し
ていなければ再び前述のステツプS11に戻る。
ステツプS11では、バツフア回路374から
第3のベクトルP2P3の終点の座標P3(x3,y3)を
読出してレジスタR6,R7にストアする。そし
て、ステツプS12ないし14を前述の説明と同
様にして処理する。
ステツプS14において第3のベクトルP2P3
は表示領域をクロスするかしないかを判断し、ク
ロスしないことを判別してステツプS33に進
む。ステツプS33ではベクトルP2P3がウイン
ドウ1内からウインドウ内(IN→IN)に延びる
ものであるかあるいは領域外から領域外(OUT
→OUT)に延びるものであるか否かを判別する。
第9図に示すとおり第3のベクトルP2P3はOUT
→OUTであるため、ステツプS34において終
点P3の領域3をSフラグ385にストアする。
もし、ベクトルがIN→INであればステツプS3
5においてレジスタR6,R7にストアしている
終点の座標データを出力する。ステツプS36に
おいて、レジスタR6,R7にストアしている終
点P3の座標を次の第4のベクトルP3P0の始点と
するために、レジスタR0,R1に転送する。ス
テツプS19においてすべてのベクトルの処理を
終了していないことを判別し、再びステツプS1
1において第4のベクトルP3P0の頂点P0の座標
データをレジスタR6,R7にストアする。そし
て、ステツプS12において、第4のベクトル
P3P0の始点P3の領域3を求め、これを始点領域
保存回路388にストアする。さらに、ステツプ
S13において第4のベクトルP3P0の終点P0
領域2を求め、ステツプS14において第4のベ
クトルP3P0がウインドウとクロスしないことを
判別し、ステツプS33においてこの第4のベク
トルP3P0がOUT→OUTであることを判別する。
そして、ステツプS34において、終点P0の領
域2をSフラグ385にストアする。さらに、ス
テツプS36においてレジスタR6,R7にスト
アしている終点P0の座標データをレジスタR0,
R1に転送し、ステツプS19においてすべての
ベクトルの処理の終了したことを判別する。
ステツプ37において、、レジスタR0,R1
にストアされている最後の点とウインドウ値との
引き算を行ない、領域を判別する。ここで、第4
のベクトルP3P0の最終点は第1のベクトルの始
点P0と同じ点になるが、前述のステツプ6にお
いて左下のコーナW1を始点と見なしたので、、
第4のベクトルの終点も同様にして左下のコーナ
W1と見なす必要がある。このために、ステツプ
S38において、最後の点はウインドウの外であ
るかあるいは中であるかを判別する。第9図にお
いて、第4のベクトルの終点P0はウインドウ外
であるため、ステツプS39においてその領域2
をCフラグ386にストアする。そして、ステツ
プS40において、Fフラグ384にはいずれの
領域がストアされているか否かを判別する。第9
図に示す例ではFフラグ384として領域4がス
トアされているので、ステツプS41に進み、C
フラグ386には領域1ないし8のいずれがスト
アされているかを判別する。ここで、Cフラグと
して領域1または2のストアされていることを判
別し、ステツプS42においてSフラグとして領
域5ないし8のいずれがセツトされているか否か
を判別する。領域5ないし8がセツトされていれ
ば、ステツプS43において右上、左上のコーナ
W3,W4を出力するが、第9図の例ではSフラ
グとして領域2ないし4がストアされているの
で、ステツプS44において右下のコーナW2の
座標を出力し、さらにステツプ45において左下
のコーナW1を最後の点として出力する。
したがつて、第9図に示すごとく、、ウインド
ウAと第1ないし第4のベクトルで表わされるポ
リゴンとを重ねた場合、左下のコーナW1から交
点C1、頂点P1、交点C2、右下のコーナW2およ
び交点C1を結ぶ新たなポリゴンが得られ、領域
外の各ベクトルをクリツプ回路37でクリツプす
れば、塗りつぶし回路38によつて新たなポリゴ
ンの内部を塗りつぶすことができる。
なお、前述のステツプS20においてベクトル
がOUT→INでないときすなわちベクトルが領域
外からウインドウ1内に入り再び領域外に延びる
もの(OUT→IN→OUT)であれば、ステツプ
S45に進み、ベクトルが最初にウインドウ値と
クロスしたときの交点を求め、ステツプS46に
おいてOUT→INの処理と同様にして始点の領域
をSフラグにセツトし、交点の領域をCフラグに
ゼツトして必要なコーナを出力する。そして、ス
テツプS47において交点を出力するとともに、
その交点をレジスタR0,R1にストアする。さら
に、ステツプ48において終点をレジスタR6,
R7にストアした状態で前述のステツプS16な
いしステツプS18におけるIN→OUTの処理を
行なえばよい。
上述のごとく、この実施例によれば、ベクトル
がIN→INの場合は、、終点の座標データを出力
し、OUT→OUTの場合は終点領域をSフラグ3
85にストアし、IN→OUTの場合は交点領域を
Fフラグ384にストアするとともに交点を出力
し、OUT→INの場合は交点を出力するとともに
交点領域をSフラグ385にセツトし、OUT→
IN→OUTの場合には、IN→OUTとOUT→INの
処理を混合して行なつている。そして、ポリゴン
の各頂点について順次上述の処理を行なうことに
よつて、最終的にFフラグ384には最後にIN
→OUTとなつた場合の交点の領域情報がストア
され、Sフラグ385にはOUT領域経由時の経
由した領域の通過情報がストアされ、Cフラグ3
86には最後の点の領域もしくはOUT→IN時に
おける交点の領域情報がセツトされ、最終的にF
フラグ384、Sフラグ385およびCフラグ3
86のそれぞれの記憶情報に応じて、角情報を生
成することができる。すなわち、この発明の一実
施例によれば、各頂点の領域情報および隣り合う
頂点とウインドウとの関係により、クリツプ情報
として必要なウインドウの角座標を生成すること
ができる。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、CRT画面
上に予め定める表示領域にポリゴンを重ねて表示
するときに、表示領域内から領域外に延びるベク
トルおよび領域外から領域内に延びるベクトルと
各表示領域との交点を求めかつ各ベクトルの領域
外における始点または終点の存在する領域に接す
る表示領域の角を求め、求めた各交点と角とを結
ぶポリゴンの領域以外をクリツプするようにした
ので、新たなポリゴンの領域をむらなく塗りつぶ
すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図は従来の
CRTデイスプレイにおける表示領域とポリゴン
との関係を示す図である。第5図はこの発明の構
成を表わす図である。第6A図はこの発明の適用
されるカラーCRTデイスプレイ装置の概略ブロ
ツク図である。第6B図は第6A図に示すデータ
RAMに記憶されるデータを示す図である。第7
図はこの発明の一実施例の具体的なブロツク図で
ある。第8A図ないし第8C図はこの発明の一実
施例の具体的な動作を説明するためのフロー図で
ある。第9図はこの発明の一実施例によつて描か
れるポリゴンの一例を示す図である。 図において、31は通信制御回路、32はデイ
スプレイプロセツサ、36は座標変換用高速演算
回路、37はクリツプ回路、38は塗りつぶし回
路、374はバツフア回路、375はウインドウ
レジスタ、376はΔX用レジスタ、377は
ΔY用レジスタ、378は汎用レジスタ、379
はALU、381はサイン符号用レジスタ、38
2は領域判別回路、383はポリゴン用領域判別
回路、384はFフラグ、385はSフラグ、3
86はCフラグ、387はベクトル判別回路、、
388は始点領域保存回路、389は表示領域内
判別回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 CRTデイスプレイ装置において、CRT画面
    上の予め定める表示領域に、少なくとも多角形の
    一部を重ねて表示し、前記重ねた多角形のうち前
    記予め定める表示領域をはみ出した部分をクリツ
    プするクリツプ回路であつて、 前記予め定める表示領域外を分割したときに、
    その分割した領域のそれぞれを記憶する分割領域
    記憶手段、 前記予め定める表示領域の境界線を表わす境界
    線情報を出力する境界線情報出力手段、 前記多角形の各頂点を表わす座標を出力する座
    標出力手段、 前記座標出力手段から出力される座標と前記分
    割領域記憶手段に記憶されている分割領域とに基
    づいて、当該座標が前記表示領域内あるいは前記
    分割された領域内のいずれに存在するかを判別す
    る領域判別手段、 前記座標出力手段から出力された座標で表わさ
    れる始点と終点とを結ぶベクトルが、前記境界線
    情報出力手段から出力される境界線と交差したか
    否かを判別し、交差したことを判別したとき、そ
    の交点を表わす座標を出力する交点座標出力手
    段、 前記座標出力手段から出力された座標のうち始
    点が前記表示領域外にあり、終点が前記表示領域
    内にあることを前記領域判別手段が判別したこと
    に応じて、当該始点の存在する領域を記憶する第
    1の記憶手段、 前記座標出力手段から出力された座標のうち、
    始点が前記表示領域内にあり、終点が前記表示領
    域外にあることを前記領域判別手段が判別したこ
    とに応じて、当該終点の存在する領域を記憶する
    第2の記憶手段、 前記座標出力手段から出力された座標のうち始
    点および終点がいずれも前記表示領域外にあるこ
    とを前記領域判別手段が判別したことに応じて、
    当該始点および当該終点の領域を記憶する第3の
    記憶手段、 前記第1ないし第3の記憶手段に記憶されてい
    る領域に基づいてその領域に接する前記表示領域
    の角を表わす座標を出力する角座標出力手段、な
    らびに 前記領域判別手段によつて判別された前記表示
    領域内の座標と、前記交点座標出力手段から出力
    された交点の座標と、前記角座標出力手段から出
    力された各座標とに基づいて、前記多角形のうち
    前記表示領域内に含まれる部分を特定し、それ以
    外の領域をクリツプするクリツプ手段を備えた、
    CRTデイスプレイ装置のクリツプ回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5170028A (en) * 1974-12-12 1976-06-17 Tokyo Shibaura Electric Co Jidoseizuki nyoru sakugahoho

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