JPH03181492A - 有機リン酸エステル並びに土壌害虫防除剤及び殺センチユウ剤 - Google Patents

有機リン酸エステル並びに土壌害虫防除剤及び殺センチユウ剤

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JPH03181492A
JPH03181492A JP31872589A JP31872589A JPH03181492A JP H03181492 A JPH03181492 A JP H03181492A JP 31872589 A JP31872589 A JP 31872589A JP 31872589 A JP31872589 A JP 31872589A JP H03181492 A JPH03181492 A JP H03181492A
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JP
Japan
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formula
compound
test
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controlling agent
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JP31872589A
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Toyohiko Kume
久米 豊彦
Shinichi Tsuboi
坪井 真一
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Bayer CropScience KK
Original Assignee
Nihon Tokushu Noyaku Seizo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規な有機リン酸エステル、その製法並びに
土壌害虫防除剤及び殺センチュウ剤としての利用に関す
る。
本願出願日前公知の特開昭53−15321号及び特開
昭54−24829号には、ある種の新規有機リン酸エ
ステルが殺虫活性を有する旨、記載されている。
この度、本発明者等は、下記式(1)の新規な有機リン
酸エステルを合成することに成功した。
式中、Rはn−プロピル基及び5ec−ブチル基を示す
本発明式(I)の化合物は例えば下記の方法、即ち、 製法a): 式: 式中、Rは前記と同じ、 で表わされる化合物と、2−クロロ−2,2−ジフルオ
ロエタノールとを反応させることにより得られる。
本発明式(1)の新規な有機リン酸エステルは、強力な
土壌害虫防除作用及び殺センチュウ作用を示す。
本発明によれば、式(1)の化合物は意外にも驚くべき
ことには、例えば、前掲の特許出願公開公報に記載の本
発明化合物に類似する化合物と比較し、実質的に極めて
卓越した、土壌害虫防除剤及び殺センチュウ剤としての
作用と同時に、哺乳動物に対し、良好な低毒性を示す。
本発明式(1)の化合物の具体例としては、その定義が
示すとおり、 〇−エチル 0−(2−クロロ−2,2−ジフルオロエ
チル)S−sec〜ブチル ホスホロチオレート 及び 〇−エチル 0−(2−クロロ−2,2−ジフルオロエ
チル)S−n−プロピル ホスホロチオレート を例示
できる。
製法a)に於いて、原料として、例えば0−エチル 5
−n−プロピル ホスホロクロリドチオtz−)ト、2
−10ロー2.2−ジフルオロエタノールとを用いると
、製法a)は下記の反応式で表わされる。
製法a)に於いて、原料の式(II)の化合物は、前記
Rの定義に基づいたものを意味する。
式(If)の化合物は、有機リン化学の分野でよく知ら
れたものである。その代表例として、〇−エチル 5−
n−プロピル ホスホロクロリドチオレート 及び 〇−エチル 5−sec−ブチル ホスホロクロリドチ
オレート を例示できる。
製法a)に於いて、2−クロロ−2,2−ジフルオロエ
タノールは公知化合物であり、一般には、J、 Ate
、 Ches+、 Sac、 (ジャーナル オブ ア
メリカン ケミカル ソサエティー)、82巻、p68
1に記載の方法に従って、クロロジフルオロ酢酸から合
成できる。
上記製法a)の実施に際しては、適当な希釈剤として、
すべての不活性溶媒を挙げることができる。
斯る希釈剤としては、例えば水、ベンゼン、トルエン、
ヘキサン、ジクロロメタン、クロロホルム、アセトン、
メチルエチルケトン、アセトニトリル及びピリジンを例
示できる。
製法a)は、酸結合剤の存在下で行なうことができ、斯
る酸結合剤としては、例えば、ピリジン、塩基、並びに
炭酸カリウム、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウム等
の無機塩基を例示できる。
製法a)は、実質的に広い温度範囲内に於いて実施する
ことができる。一般には、約0°C〜約140°C1好
ましくは、約10°C〜約80℃の間で実施できる。
また、該反応は常圧の下で行なうことが望ましいが、加
圧または減圧下で操作することもできる。
本発明の式(1)化合物は、強力な殺虫作用特には、土
壌殺虫、殺センチュウ作用を現わす、従って、それらは
、殺虫剤特には、土壌害虫防除剤及び、殺センチュウ剤
として、使用することができる。そして、本発明の式(
1)活性化合物は、栽培植物に対し、薬害を与えること
なく、有害昆虫に対し、的確な防除効果を発揮する。ま
た本発明化合物は広範な種々の害虫、有害な吸液昆虫、
かむ昆虫およびその他の植物寄生害虫、貯蔵害虫、衛生
害虫等の防除のために使用でき、それらの駆除撲滅のた
めに適用できる。
魚類を例示することができる。昆虫類として、鞘翅目害
虫、例えば アズキゾウムシ(Callosobruchus ch
inensis )、コクゾウムシ(Sitophil
us zeamais )、コクヌストモドキ(Tri
bolium castaneum)、オオニジュウヤ
ホシテントウ(Epilachna vigintio
ctolIaculata)、トビイロムナボソコメッ
キ(Agriotes fuscicollis) s
 ヒメコガネ(Anomala rufocuprea
)、コロラドボテドビートル(Leptinotars
a decen+1ineata)、ジアブロテイカ(
Diabrotica spp、)、マツノマダラカミ
キリ (Monocha@us alternatus
)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus 
oryzophilus)、ヒラタキクイムシ(Lyc
tus bruneus)  ;鱗翅回虫、例えば マイマイガ(Lymantria dispar)、ウ
メケムシ(MaIacosoma neustria)
、アオムシ(Pieris rapae)、ハスモンヨ
トウ(Spodoptera 1itura)、ヨトウ
(Mamestra brassicae)、ニカメイ
チュウ(Ch i l 。
5uppressalis) 、アワツメイガ(Pyr
austa nubilalis) 、コナマダラメイ
ガ(Ephestia cauLella)、コカクモ
ンハマキ(Adoxophyes orana) 、コ
ドリンガ(Carpocapsa pomonella
) 、カプラヤガ(Agrotis fucosa) 
、ハチミツガ(Galleria mellonell
a)、コナガ(Plutella maculipen
nis)、へりオティス(Heliothis vir
escens)、ミカンハモグリガ(Phyllocn
istis citrella) ;半翅目虫、例えば ツマグロヨコバイ(Nephotettix cinc
ticeps)、トビイロウンカ(Nilaparva
ta Iugens)、クワコナカイガラムシ(Pse
udococcus comstocki)、ヤノネカ
イガラムシ(Unaspts yanonensts)
、モモアカデフ1ラムシ(Myzus persica
e)、リンゴアブラムシ(Aphis post)、ワ
タアブラムシ(Aphis gossypii)、ニセ
ダイコンアブラムシ(Rhopalosiphum p
seudobrassicas) 、ナシグンバイ (
Stephanitis nashi)、アオカメムシ
(Nezara spp、)、トコジラミ(C4mex
lectularius) 、オンシツコナジラ:z 
 (Trialeurodes vaporarior
um)、キジラl (Psylla 3pp、)  i
直翅目虫、例えば、 チャバネゴキブリ(Blatella germani
ca)、ワモンゴキブリ (Periplaneta 
americana)、ケラ(Gryllotalpa
 africana) 、バッタ (Locusta 
migratoria migratoriodes)
  ;等翅目虫、例えば、 ヤマトシロアリ(Deucotere+es 5per
atus)、イエシロアリ(Coptotermes 
for+++osanus) ;双翅目型、例えば、 イエバエ(Musca do+mestica)、ネッ
クイシマカ(Aedes aegypti) 、タネバ
エ(Hylemia platura)、アカイエカ(
Culex pipiens)、シナハマダラカ(An
opheles 5lnensts)、コガタアカイエ
力 (Cu 1extri taeniorhynch
us)、等を挙げることができる。
またダニ類としては例えば、 ニセナミハダニ(Tetranychus telar
ius) 、ナミハダニ(Tetranychus u
rticae)、ミカンハダニ(Panonychus
 citri)、ミカンサビダニ(Aculopspe
lekassi)、ホコリダニ(TarsoneIIu
s spp、)等を挙げることができる。
またセンチュウ類としては例えば、 サツマイモネコブセンチュウ(Maloidogyne
 inc。
gnita)、マツノザイセンチュウ(Bursaph
elelenchus 11gn1colus Mam
iya at Kiyohara)、イネシンガレセン
チュウ(Aphelenchoides bessey
i)、ダイズシストセンチュウ(Heterodera
 glycines) 、ネグサレセンチュウ(Pra
tylenchus spp、)等を挙げることができ
る。
更に、獣医学の医薬分野においては、本発明の新規化合
物を種々の有害な動物寄生虫(内部および外部寄生虫)
、例えば、昆虫類およびぜん虫に対して使用して有効で
ある。このような動物寄生虫の例としては、以下の如き
害虫を例示することができる。
昆虫類としては例えば、 ウマバエ(Gastrophilus spp、)、サ
シバエ(S toffIoxys spp、)、ハジラ
ミ (Trichodectes spp、)、サシガ
メ (Rhodnius spp、)、イヌノ果(Ct
enocephatides canis)等を挙げる
ことができる。
ダニ類としては、例えば カズキダニ(Ornithodoros spp、)、
マダ= (TxodeS!+00−)、 ナカ・ンマ々
゛二rRnnnh i I ulla、、n )位A挙
げることができる。
本発明ではこれらすべてを包含する生類に対する殺虫作
用を有する物質として殺虫剤と呼ぶことがある。
本発明の活性化合物は通常の製剤形態にすることができ
る。そして斯る形態としては、液剤、エマルジョン、懸
濁剤、粉剤、水和剤、泡沫剤、粒剤、活性化合物浸潤−
天然及び合成物、マイクロカプセル、そしてULV (
コールド稟スト(coldmist)、ウオームミスト
 (warm m1st) ]を挙げることができる。
これらの製剤は、公知の方法で製造することができる。
斯る方法は、例えば、活性化合物を、展開剤、即ち、液
体希釈剤;固体希釈剤又は担体、場合によっては界面活
性剤、即ち乳化剤及び/又は分散剤及び/又は泡沫形成
剤を用いて、混合することによって行なわれる。
展開剤として水を用いる場合には、例えば、有機溶媒は
また補助溶媒として使用されることができる。
液体希釈剤又は担体としては、概して、芳香族炭化水素
類(例えば、キシレン、トルエン、アルキルナフタレン
等)、クロル化芳香族又はクロル化脂肪族炭化水素類(
例えば、クロロベンゼン類、塩化エチレン類、塩化メチ
レン等)、脂肪族炭化水素類〔例えば、シクロヘキサン
等、パラフィン類(例えば鉱油留分等)〕、アルコール
類(例えば、ブタノール、グリコール及びそれらのエー
テル、エステル等)、ケトン1!(例えば、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシク
ロヘキサノン等)、強極性溶媒(例えば、ジメチルホル
ムア湾ド、ジメチルスルホキシド等)そして水も挙げる
ことができる。
固体希釈剤としては、土壌天然鉱物(例えば、カオリン
、クレー、タルク、チッーク、石英、アクパルガイド、
モンモリロナイト又は珪藻土等)、土壌台底鉱物(例え
ば、高分散ケイ酸、アルミナ、ケイ酸塩等)を挙げるこ
とができる。
粒剤のための固体担体としては、粉砕且つ分別された岩
石(例えば、方解石、大理石、軽石、海泡石、白雲石等
)、無機及び有機切粉の合成粉、そして有機物It(例
えば、おがくず、ココやしの実のから、とうもろこしの
穂軸そしてタバコの茎等)の細粒体を挙げることができ
る。
乳化剤及び/又は泡沫剤としては、非イオン及び陰イオ
ン乳化剤〔例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル
、ポリオキシエチレン脂肪酸アルコールエーテル(例え
ば、アルキルアリールポリグリコールエーテル、アルキ
ルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アリールスルホン酸
塩等)〕、アルブミン加加水分解生物を挙げることがで
きる。
分散剤としては、例えば、リグニンサルファイド廃液、
そしてメチルセルロースを包含する。
固着剤も、製剤(粉剤、粒剤、乳剤)に使用することが
でき、斯る固着剤としては、カルボキシメチルセルロー
スそして天然及び台底ポリマー(例えば、アラビアゴム
、ポリビニルアルコールそしてポリビニルアセテート等
)を挙げることができる。
生態fiえl市川す2マふ東切占 譬搭ス薯缶和1シつ
ては、無機顔料(例えば酸化鉄、酸化チタンそしてプル
シアンブルー)、そしてアリザリン染料、アゾ染料又は
金属フタロシアニン染料のような有機染料そして更に、
鉄、マンガン、ボロン、銅、コバルト、モリブデン、亜
鉛のそれらの塩のような微量要素を挙げることができる
該製剤は、一般には、前記活性成分を0.1〜95重量
%、好ましくは0.5〜90重量%含有することができ
る。
本発明の式(1)活性化合物は、それらの商業上、有用
な製剤及び、それらの製剤によって調製された使用形態
で、他の活性化合物、例えば、殺虫剤、毒餌、殺菌剤、
殺ダニ剤、殺センチュウ剤、殺カビ剤、生長調整剤又は
除草剤との混合剤として、存在することもできる。ここ
で、上記殺虫剤としては、例えば、有機リン剤、カーバ
メート剤、カーボキシレート系薬剤、クロル化炭化水素
系薬剤、微生物より生産される殺虫物質を挙げることが
できる。
田?マ  十轟口nハ」 f 丁 ) 41件ルム脂1
.−+   )力+1幻!との混合剤としても、存在す
ることができ、斯る製剤及び、使用形態は、商業上有用
なものを挙げることができる。該共力剤は、それ自体、
活性である必要はなく、活性化合物の作用を増幅する化
合物である。
本発明の式(I)活性化合物の商業上有用な使用形態に
おける含有量は、広い範囲内で、変えることができる。
本発明の式(I)活性化合物の使用上の濃度は、例えば
0.0000001〜100重量%であって、好ましく
は、0.00001〜1重量%である。
本発明の式(I)化合物は、使用形態に適合した通常の
方法で使用することができる。
衛生害虫、貯蔵物に対する害虫に使用される際には活性
化合物は、石灰物質上のアルカリに対する良好な安定性
はもちろんのこと、木材及び土壌における優れた残効性
によって、きわだたされている。
次に実施例により本発明の内容を具体的に説明するが、
本発明はこれのみに限定されるべきものではない。
合成実施例ニー 実施例1 (化合物No、 1) 2−クロロ−2,2−ジフルオロエタノール(5,1g
)、トルエン(10(lId)及び〇−エチ/LzS−
n−プロピル ホスホロクロリドチオレート(8,1g
)とから威る混合物へ、10〜20℃の温度を保ちなが
ら、トリエチルアミン(4,2g)を滴下する6滴下後
、20〜30°Cで一昼夜攪拌を続けて反応を終了させ
る0反応部合物を水、2%塩酸水溶液、5%水酸化カリ
ウム水溶液及び水の順に洗い、無水硫酸ナトリウムで乾
燥する。
濾過後、減圧下に蒸留し、目的の〇−エチル 〇−(2
−クロロ−2,2−ジフルオロエチル) 5−n−プロ
ピル ホスホロチオレー)(5,8g)が得られる。
bp、115〜117°C/ 9 mmHg上記実施例
と同様の方法により、 〇−エチル 〇−(2−クロロ−2,2−ジフルオロエ
チル)S−sec−ブチル ホスホロチオレート(bp
、119〜b 合物No、 23が得られる。
生物試験例ニー A−l : B−t: (特開昭54−24829号記載化合物)実施例2 ダイズシストセンチュウに対する試験 供試薬液の調製: 活性化合物2部とタルク98部を粉砕混合する。
試験方法: 上記の様に調製した活性化合物をダイズシストセンチュ
ウの汚染土壌に、50,25,10,5゜2.5および
1pp−の薬量になるように加え、均一に攪拌混合して
、115,000アールのポットに充填した。それにダ
イズ(品種:タチスズナリ)の種子を1ポット当り約2
0粒播種し、温室内で栽培し、4週間後に根をそこなわ
ないように抜き取り、そのうちの10本の被害度を次の
基準により、類別評価し、シスト指数を求めた。
被害度0ニジストをつくらない(完全な防除)。
1:わずかにシストをつくる。
2:中程度にシストをつくる。
3:強度にシストをつくる。
4:最強度にシストをつくる(無処理に相当する)。
尚、 評価は下式に従い防除効果で評価した。
防除効果100%は完全に防除したことを意味する。
その結果を第1表に示す。
第 表 実施例3 イネシンガレセンチュウに対する試験 (浸漬試験) 試験方法: 供試化合物の所定濃度希釈液を直径1.5 C11、高
さ5C11の試験管に2d入れ、これにイネシンガレセ
ンチュウの懸濁液をスポイトで一滴落し、薬液の蒸散を
防ぐため、ふたをし、これを28°C恒温器に24時間
放置後、取出し、双眼顕微鏡で生死を調べた。その結果
を第2表に示す。
第2表 実施例4 ネコブセンチュウに対する試験 試験方法: 実施例2と同様にして調製した活性化合物をサツマイモ
ネコブセンチュウの汚染土壌に50.25.10,5,
2.5および1 ppmの薬量になるように加え、均一
に攪拌混合して、115,000アールのポットに充填
した。それにトマト(品質:栗原)の種子を1ポット当
り、約20粒播種し、温室内で栽培し、4週間後に根を
そこなわないように抜き取り、そのうちのIO本の被害
度を、次の基準により類別評価し、根瘤指数を求めた。
被害度0:瘤をつくらない(完全な防除)。
1:わずかに瘤をつくる。
2:中程度に瘤をつくる。
3:強度に瘤をつくる。
4:最強度に瘤をつくる(無処理に相当する)。
尚、 評価は下式に従い防除効果で評価した。
防除効果100%は完全に防除したことを意味する。
その結果を第3表に示す。
第 表 実施例5 タネバエに対する試験 試験方法: 前記実施例2と同様に調製した活性化合物を各試験土壌
に、50,25,10,5,2.5および1 ppmの
薬量になるように加え、均一に攪拌混合し、夫々、11
5,000アールのポットに充填した。それに玉ネギ(
品種:はやで)の種子を1ポット当り、約100粒播種
し、温室内で栽培し、2週間後、タネバエのl令幼虫を
1ポット当り、約200頭接種し、接種2週間後、玉ネ
ギ苗を抜きとり、その被害度を次の基準により、類別評
価し、防除効果を求めた。
被害度0;被害なし l:わずかに被害あり、 2:中程度の被害あり、 3:強度の被害あり、 4:枯死 その結果を第4表に示す。
第 表 実施例6 ラットにおける急性経皮毒性試験 試験方法: 飽食状態の7週齢の雄のラット(系統:SD)の背部約
4 X 5 ciを被験部として、その面積の体毛を剃
り、そこに供試化合物の原液の所定薬量を直接塗布する
。塗布後被験部をガーゼとスポンジで24時間被覆し、
その後被験部を微温湯にて、よく洗浄し、供試化合物を
除去する。
ラットの状態を塗布後、7日間観察し、毒性程度を求め
た。その結果を第5表に示す。
(以下余白)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Rはn−プロピル基又はsec−ブチル基を示す
    、 で表わされる有機リン酸エステル。
  2. (2)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Rはn−プロピル基又はsec−ブチル基を示す
    、 で表わされる有機リン酸エステルを有効成分として含有
    する土壌害虫防除剤及び殺センチュウ剤。
JP31872589A 1989-12-11 1989-12-11 有機リン酸エステル並びに土壌害虫防除剤及び殺センチユウ剤 Pending JPH03181492A (ja)

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