JPH0318135B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0318135B2 JPH0318135B2 JP14352178A JP14352178A JPH0318135B2 JP H0318135 B2 JPH0318135 B2 JP H0318135B2 JP 14352178 A JP14352178 A JP 14352178A JP 14352178 A JP14352178 A JP 14352178A JP H0318135 B2 JPH0318135 B2 JP H0318135B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow rate
- pulse
- flowmeter
- circuit
- value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 claims description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、流体の流量を正確に計測する流量
計測方法に関する。
計測方法に関する。
一般の流量計測装置においては、実際の流量と
計測装置により計測した流量との間に誤差即ち器
差が生じて、正確な流量の測定が不可能である。
例えば第1図に示される如く、流量測定装置にお
ける流量計の出力軸にパルス発振器を設け、最も
使用する流速、例えば単位時間当りの流量が36
/minの時に、1パルス毎の流量を丁度10c.c.に
セツトし、1パルス毎に10c.c.を加算した数値を表
示する表示計を設けると、36/min以外の流速
では微小であるが、1パルス毎の流量が10c.c.とは
異なつた量となる。即ち縦軸に器差D、横軸に流
速(単位時間当りの流量/min)Fをとつて、
各流速毎に測定した時の誤差をプロツトした曲線
はAで表され、36/minの所を境として誤差を
生じることが解る。これは容積式流量計の場合
は、流量計の前後の圧力差によるシール部分の液
漏れにより起こり、また推量式流量計(タービン
メーター)の場合は、タービンに当る流線の変化
等により起こるものであり、かかる誤差は流量計
を精度良く作つても避けられないものであり、し
たがつてこの誤差を無くすることはできない。そ
して一般の流量計は低流速域、高流速域において
特に誤差が多くなる性質があり、第1図に示され
るような特性を有する流量計では、20/min〜
70/min以外の流速域においては誤差が多すぎ
て使用することができないので、使用範囲が狭く
なる。又使用流速範囲を広げるようにすると、加
工精度を高めたり構造を複雑なものとなり耐久性
がなく、価格が高くなるという欠点がある。
計測装置により計測した流量との間に誤差即ち器
差が生じて、正確な流量の測定が不可能である。
例えば第1図に示される如く、流量測定装置にお
ける流量計の出力軸にパルス発振器を設け、最も
使用する流速、例えば単位時間当りの流量が36
/minの時に、1パルス毎の流量を丁度10c.c.に
セツトし、1パルス毎に10c.c.を加算した数値を表
示する表示計を設けると、36/min以外の流速
では微小であるが、1パルス毎の流量が10c.c.とは
異なつた量となる。即ち縦軸に器差D、横軸に流
速(単位時間当りの流量/min)Fをとつて、
各流速毎に測定した時の誤差をプロツトした曲線
はAで表され、36/minの所を境として誤差を
生じることが解る。これは容積式流量計の場合
は、流量計の前後の圧力差によるシール部分の液
漏れにより起こり、また推量式流量計(タービン
メーター)の場合は、タービンに当る流線の変化
等により起こるものであり、かかる誤差は流量計
を精度良く作つても避けられないものであり、し
たがつてこの誤差を無くすることはできない。そ
して一般の流量計は低流速域、高流速域において
特に誤差が多くなる性質があり、第1図に示され
るような特性を有する流量計では、20/min〜
70/min以外の流速域においては誤差が多すぎ
て使用することができないので、使用範囲が狭く
なる。又使用流速範囲を広げるようにすると、加
工精度を高めたり構造を複雑なものとなり耐久性
がなく、価格が高くなるという欠点がある。
したがつて、本発明の目的は、流量計の流速に
よる誤差を簡単かつ確実に補正して正しい流量を
表示することができる流量計測方法を提供するに
ある。
よる誤差を簡単かつ確実に補正して正しい流量を
表示することができる流量計測方法を提供するに
ある。
本発明によれば、流量計のパルス発信機から発
信されるパルスの1パルスの表す量をあらかじめ
流速に対応した流量値で記憶部に記憶し、流速を
検出し、該流速に対応する流量値を記憶部より導
出し、該流量値を基にして積算流量を演算して表
示計で表示するようになつている。
信されるパルスの1パルスの表す量をあらかじめ
流速に対応した流量値で記憶部に記憶し、流速を
検出し、該流速に対応する流量値を記憶部より導
出し、該流量値を基にして積算流量を演算して表
示計で表示するようになつている。
周知の如く流量計にはパルス発信器が設けら
れ、流量をパルス信号に変換して表示計に送るよ
うになつている。したがつて、流速に対応する流
量値を予め記憶部に記憶させておき、その記憶さ
れた流量値を基にして演算するので、パルス信号
を演算するだけでそのまま表示形に補正した正確
な流量を表示することができる。
れ、流量をパルス信号に変換して表示計に送るよ
うになつている。したがつて、流速に対応する流
量値を予め記憶部に記憶させておき、その記憶さ
れた流量値を基にして演算するので、パルス信号
を演算するだけでそのまま表示形に補正した正確
な流量を表示することができる。
一般的に変動因子による補正は、その変動によ
る係数を積算して補正することから、例えば特公
昭53−30343号公報で知られている。またある入
力に対してある出力を記憶回路から呼び出す技術
も例えばトランジスタ技術(1979年4月号)で知
られている。
る係数を積算して補正することから、例えば特公
昭53−30343号公報で知られている。またある入
力に対してある出力を記憶回路から呼び出す技術
も例えばトランジスタ技術(1979年4月号)で知
られている。
しかしながら、本発明では記憶部から取り出し
た信号すなわちデータとして1パルスと流速との
関係を演算すれば、直ちに表示計に正確な流量を
表示させることができる。例えば前記の公知技術
によりある出力を呼び出してもその出力は近似値
であり、また係数の積算も特定の関係曲線又は式
を用いるので、そのような曲線又は式は流体の種
類によつて異なつてしまうので、結局近似させる
ことになる。
た信号すなわちデータとして1パルスと流速との
関係を演算すれば、直ちに表示計に正確な流量を
表示させることができる。例えば前記の公知技術
によりある出力を呼び出してもその出力は近似値
であり、また係数の積算も特定の関係曲線又は式
を用いるので、そのような曲線又は式は流体の種
類によつて異なつてしまうので、結局近似させる
ことになる。
しかるに本発明では特定の流体のデータをその
まま用いるので、極めて精度の高い表示を得るこ
とができる。
まま用いるので、極めて精度の高い表示を得るこ
とができる。
次に本発明の一実施例を第2図および第3図を
について説明する。あらかじめ記憶回路4には、
例えば第3図に示すようにクロツクパルス数と該
パルス数のときの実測による流量を記憶させてお
く。
について説明する。あらかじめ記憶回路4には、
例えば第3図に示すようにクロツクパルス数と該
パルス数のときの実測による流量を記憶させてお
く。
第2図に示すように、流量計を流体が流れると
流量計の出力軸(図示せず)に設けられた流量計
のパルス発信器1およびクロツクパルス発信器2
からのパルス信号は計数回路3に送られる。計数
回路3においては、流量計のパルス発信器1から
のパルス信号間隔毎の、クロツクパルス発信器2
からのパルス数を計数し(この計数値は流速によ
つて変化するものである)、その計数値を記憶部
すなわち記憶回路4へ送る。記憶回路4におい
て、計数回路3で計数されたクロツクパルス数に
対応した流量(m3)を選出し、その数値を加算回
路5に送り、加算回路5では記憶回路4により送
られてきた数値を演算加算し、その数値を表示計
6に送り、表示計6において加算回路5の演算
値、すなわち積算流量を表示する。
流量計の出力軸(図示せず)に設けられた流量計
のパルス発信器1およびクロツクパルス発信器2
からのパルス信号は計数回路3に送られる。計数
回路3においては、流量計のパルス発信器1から
のパルス信号間隔毎の、クロツクパルス発信器2
からのパルス数を計数し(この計数値は流速によ
つて変化するものである)、その計数値を記憶部
すなわち記憶回路4へ送る。記憶回路4におい
て、計数回路3で計数されたクロツクパルス数に
対応した流量(m3)を選出し、その数値を加算回
路5に送り、加算回路5では記憶回路4により送
られてきた数値を演算加算し、その数値を表示計
6に送り、表示計6において加算回路5の演算
値、すなわち積算流量を表示する。
一例としてクロツクパルス発信器6000Hz、流量
計のパルス発信器の1パルス毎の流量(m3)を約
10c.c.として設定し、流量計のパルス発信器1から
のパルス信号間隔毎のクロツクパルス数毎の実際
の流量(m3)を測定し、その数値[第3図]を記
憶回路4に記憶させておく。そして流量計のパル
ス発信器1からの1パルス間にクロツクパルス発
信器2からのパルスが100であつた場合は、計数
回路3は100を記憶回路4に送り、該回路4では
記憶されているデータの100に対応する数値10.00
c.c.を加算回路5へ送る。加算回路5においては、
記憶回路4から送られた数値10.00c.c.を現在の数
値に加算し、その信号は表示計6に送られて、表
示計6により積算流量が表示される。同様に係数
回路3から105のパルスが送られた場合は、記憶
回路4から10.005の数値信号が出力され、加算回
路5で加算され、表示計6により表示される。
計のパルス発信器の1パルス毎の流量(m3)を約
10c.c.として設定し、流量計のパルス発信器1から
のパルス信号間隔毎のクロツクパルス数毎の実際
の流量(m3)を測定し、その数値[第3図]を記
憶回路4に記憶させておく。そして流量計のパル
ス発信器1からの1パルス間にクロツクパルス発
信器2からのパルスが100であつた場合は、計数
回路3は100を記憶回路4に送り、該回路4では
記憶されているデータの100に対応する数値10.00
c.c.を加算回路5へ送る。加算回路5においては、
記憶回路4から送られた数値10.00c.c.を現在の数
値に加算し、その信号は表示計6に送られて、表
示計6により積算流量が表示される。同様に係数
回路3から105のパルスが送られた場合は、記憶
回路4から10.005の数値信号が出力され、加算回
路5で加算され、表示計6により表示される。
なお、従来から流量計を製品として出荷する場
合に、出荷前に各々の流量計に流体を流し、器差
曲線を求め、器差が少なくなるように、流量計と
表示計との伝導歯車を変えたり、流量計のピスト
ン工程を変えたりして調整していたが、低流速域
と高流速域は、充分に調整できない。この発明
は、従来の機械的な調整の代りに、実際の流量を
記憶回路に記憶させるだけであり、従来とほとん
ど同じ手数で精度の良い流量計を得られる。
合に、出荷前に各々の流量計に流体を流し、器差
曲線を求め、器差が少なくなるように、流量計と
表示計との伝導歯車を変えたり、流量計のピスト
ン工程を変えたりして調整していたが、低流速域
と高流速域は、充分に調整できない。この発明
は、従来の機械的な調整の代りに、実際の流量を
記憶回路に記憶させるだけであり、従来とほとん
ど同じ手数で精度の良い流量計を得られる。
以上説明したように、この発明は、計数回路で
計数したクロツクパルス数を記憶回路に送り、こ
のパルス数に応じて記憶回路に予じめ記憶させた
データにより補正された適正な流量(m3)数値信
号を加算回路に送り、ここで加算するようにした
ので、特定の流速域のみでなく、広い流速域にお
いて正確に流量を測定することができる。
計数したクロツクパルス数を記憶回路に送り、こ
のパルス数に応じて記憶回路に予じめ記憶させた
データにより補正された適正な流量(m3)数値信
号を加算回路に送り、ここで加算するようにした
ので、特定の流速域のみでなく、広い流速域にお
いて正確に流量を測定することができる。
しかもあらかじめ記憶されたデータを導出する
ので、計数の積算と異なり、近似値を求めること
なく、データを正確に入力しておけば、極めて精
度の高い流量測定を行うことができる。
ので、計数の積算と異なり、近似値を求めること
なく、データを正確に入力しておけば、極めて精
度の高い流量測定を行うことができる。
第1図は流量計の器差曲線を示す図、第2図は
本発明の方法を実施する装置の一例を示す図、第
3図は第2図の記憶回路に入れられるデータの一
例を示す図である。 1……流量計のパルス発信器、3……計数回
路、4……記憶回路、5……加算回路、6……表
示計。
本発明の方法を実施する装置の一例を示す図、第
3図は第2図の記憶回路に入れられるデータの一
例を示す図である。 1……流量計のパルス発信器、3……計数回
路、4……記憶回路、5……加算回路、6……表
示計。
Claims (1)
- 1 流量計のパルス発信器から発信されるパルス
の1パルスの表す量をあらかじめ流速に対応した
流量値で記憶部に記憶し、流速を検出し、該流速
に対応する流量値を記憶部より導出し、該流量値
を基にして積算流量を演算して表示計で表示する
ことを特徴とする流量計測方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14352178A JPS5570717A (en) | 1978-11-22 | 1978-11-22 | Flow measuring method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14352178A JPS5570717A (en) | 1978-11-22 | 1978-11-22 | Flow measuring method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5570717A JPS5570717A (en) | 1980-05-28 |
JPH0318135B2 true JPH0318135B2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=15340664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14352178A Granted JPS5570717A (en) | 1978-11-22 | 1978-11-22 | Flow measuring method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5570717A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57207828A (en) * | 1981-06-17 | 1982-12-20 | Yokogawa Hokushin Electric Corp | Signal converter |
JPS5834321A (ja) * | 1981-08-25 | 1983-02-28 | Aichi Tokei Denki Co Ltd | 双回転子型容積流量計の補正装置 |
JPS58223021A (ja) * | 1982-06-21 | 1983-12-24 | Oval Eng Co Ltd | 器差調整回路 |
JPS5915093A (ja) * | 1982-07-03 | 1984-01-26 | 株式会社タツノ・メカトロニクス | 給油デ−タ記録装置 |
-
1978
- 1978-11-22 JP JP14352178A patent/JPS5570717A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5570717A (en) | 1980-05-28 |
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