JPH03181167A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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Publication number
JPH03181167A
JPH03181167A JP1318946A JP31894689A JPH03181167A JP H03181167 A JPH03181167 A JP H03181167A JP 1318946 A JP1318946 A JP 1318946A JP 31894689 A JP31894689 A JP 31894689A JP H03181167 A JPH03181167 A JP H03181167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
imaging device
state imaging
temperature
electronic cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP1318946A
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English (en)
Inventor
Yuji Ide
井手 祐二
Mitsuo Sasuga
流石 三夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH03181167A publication Critical patent/JPH03181167A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、固体撮像素子を電子冷却素子により冷却する
固体撮像装置に関する。
(従来の技術) 固体撮像素子の雑音には温度依存性のない成分と、温度
依存性のある成分、すなわち温度又は温度の平方根に比
例して変化する成分がある。
例えば、CCD (Charge  CoupledD
evice)の場合、光信号電流によるショット雑音は
温度依存性はないが、暗電流によるショット雑音と固定
パターン雑音、リセットトランジスタの熱雑音に起因す
るリセット雑音、出力FETの1/r雑音等には温度依
存性があり、温度が低くなる程雑音量も減少する。
これらの雑音を減少させ、高感度の固体撮像装置を実現
するため、一般には、ベルチェ素子等の電子冷却素子を
用いて固体撮像素子臼体を冷却する方俵が用いられてい
る。
その−例を第4図に示した。図において、固体撮像素子
1の背面にはベルチェ素子2が配置され、ベルチェ素子
2の高温部は放熱器3と接続されている。また、前記固
体撮像素子の結像面の全面にはカバーガラス4が設けら
れ周囲空気5に対して遮断されている。
したがって、第4図の構成により、固体撮像素子1の温
度を低い一定温度に保持することができ、温度依存性の
ある雑音を低減することができる。
しかし、上記の如く固体撮像素子1を冷却すると、撮像
素子1の光人討■となるカバーガラス4も冷却されてし
まうため、カバーガラス4の表面に結露して、これが入
射光をさえぎり、撮像素子1から得られる映像がぼやけ
てしまうという問題があった。
つまり、第4図において、周囲空気5の温度をTa、固
体撮像素子1の温度をTD、カバーガラス4の温度をT
G、電子冷却素子2の低温側の温度をTc、高温側の温
度をT口とすると、TH>Ta >TG >TD >T
c が成り立ち、周囲空気5の温度Taとカバーガラス4の
温度TOとの差が大きく、周囲空気5の温度が高い場合
、カバーガラス4の表面に露が発生し、カバーガラスを
曇らせてしまい、撮像素子1から得られる映像がはやけ
てしまう。
そこで、上記の如き結露防IL策としては、第5図に示
すような方式が考えられる。
すなわち、第5図に示す従来例では、固体撮像素子1を
真空容器6に封入し、かつ入射光窓ガラス7に結露防止
ヒータ8を設けている。この例では、 TH> T I  > Ta  > TG  %TD 
 > Tcが戊り立ち、入射光窓ガラス7の温度TIは
、結露防止ヒータ8により周囲空気5の温度Taより高
く保たれ、かつカバーガラス4は真空容器6内にあるた
め、入1・I光窓ガラス7及びカバーガラス4共に結露
することはない。
(発明が解決しようとする課題) 上述したごとく高感度化をはかるため電子冷却素−rを
用いて固体撮像素子1を冷却する場合、光入射窓となる
透明部材4,7に露が付着し、固体撮像素子1から得ら
れる映像がぼやけてしまうという問題がある。
また、結露防止すべく、結露防止ヒータ8を設けると消
費電力が増加し、また全体の構造が複雑で、装置が大型
になってしまうという問題がある。
そこで、本発明は、消費電力が小さく、かつ浦易構造と
することができ、しかも結露することがない高感度、低
雑音の固体撮像装置を提供することを]]的とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本発明は、固体撮像素子の背面側に
高温部及び低温部を有する電子冷却素子を配置し、該電
子冷却素子の低温部を前記固体撮像素子に対し直接また
は間接的に接触させることにより前記固体撮像素子を冷
却するようにした固体撮像装置において、 前記固体撮像素子の結像面前方にカバーガラスなど光入
射窓となる透明部材を配置し前記固体撮像素子の結像面
を周囲空気に対し遮断した状態で減圧ないし乾燥ガス雰
囲気を保つ空気遮断手段を設け、 前記電子冷却素子の高温部の熱量を熱伝導により前記透
明部材側に導く熱伝導手段を設けたことを特徴とする。
(作用) 本発明の固体撮像装置では、上記構成であるので、空気
遮断手段により、光入射窓となる透明部材と固体撮像素
子の結像面との間において結露を生ずる恐れはなく、か
つ熱伝導手段により前記光入射窓となる透明部材を加温
することができるのでその表面において結露することが
ない。
しかも、前記透明部材は前記電子冷却素子の高温部の熱
量を用いて加温されるので特別の加熱ヒータを要するこ
となく、消費電力小で、かつ簡易構造とすることができ
る。
(実施例) 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す固体撮像装置の断面
図である。
図において、本例の固体撮像装置は、固体撮像素子(C
CD)1をその凹部に保持するホルダつと、このホルダ
9の背面に設けられるペルチェ素子2を有して戊る。ペ
ルチェ素子2は高温板2Hと低温板2Cとを有し、低温
板2Cを前記ホルダ9の背面側に接触し、ホルダ9を介
して前記固体撮像素子1を冷却する。
また、前記ペルチェ素子2の高温板2Hは熱伝導性支持
板10を介して、前記ホルダ9及びペルチェ素子2を囲
繞する熱伝導パッケージ筐体11の底面に固定されてい
る。該熱伝導パッケージ筐体11は、例えばアルミニウ
ム、銅など熱導伝性の高い材質で製作され、前記固体撮
像素子1に入射光12を与えるために窓部が形成され、
この窓部にはカバーガラス13が設けられる。
前記熱伝導パッケージ筐体11の底部には、適宜熱絶縁
ソケット14が設けられ、固体撮像素子1で得られた信
号は、該ソケ・ソト14を介して外部端子に送出される
前記熱伝導パッケージ筐体11内は密閉され、その内部
には乾燥ガス15が封入される。
上記構成の固体撮像装置において、電子冷却素子1の高
温側の温度をTH,電子冷却素子1の低温側の温度をT
c、カバーガラス13の温度をTG1周囲空気5の温度
をTa、固体撮像素子1の温度をTDとすると、 TH>TG >Ta >TD >”reとすることがで
き、カバーガラス13の温度TGを、周囲空気5の温度
Taより高くすることができるため、カバーガラス13
の外表面に露が付着することはない。また、熱伝導ノ<
・ソケージ筐体11の内部には乾燥ガス15が封入され
るので、その内部において結露することもない。
本例では、第5図に示す従来例に対し、結露防止ヒータ
8が不要で、熱伝導パッケージ筐体11が放熱器として
も作用するため、低消費電力で構造も比較的簡単である
第2図は本発明の他の実施例を示す固体撮像装置の断面
図である。
本例の固体撮像装置は、第1図に示すものに対し、ホル
ダ9の上面に熱絶縁リング16を介してカバーがラス1
7を固定し、このカバーガラス17とホルダ9の凹部で
構成されるチャンバに乾燥ガス18を封入する。乾燥ガ
スに代え減圧するようにしてもよい。
本例の熱伝導パッケージ筐体19は、第1図の筺体11
に対し、気密性を用さず、その内部には、周囲空気5が
導入されてよい。
第2図に示す構成により、本例では、カバーガラス17
とホルダ9の凹部との間に形成される比較的小さなチャ
ンバ内に乾燥ガスが封入されるのでその内部において結
露することはない。また、カバーガラス17は、ホルダ
9に対して熱絶縁リング16で熱絶縁され、その外周は
筐体1つの熱伝導によりペルチェ素子2の高温部2Hて
加温されるので、第1図に示すものと同様の温度関係に
よりその外表面において結露することはない。
第3図は本発明のさらに他の実施例を示す固体撮像装置
の断面図である。
本例の固体撮像装置は、色分解プリズム20で分解され
た各成分色R,G、B毎の画像を撮像するもので、図に
はG色を出力するプリズム20の一端面に接続される固
体撮像装置が示されている。
本例の固体撮像装置は、第2図に示すものに対し、カバ
ーガラス17をくさびガラス21を介してプリズム20
の端面と接続している。また、熱伝導パッケージ筐体2
2の入射窓部にはフランジ22Fが形成され、このフラ
ンジ22Fの内側にプリズム20の端部を咲合固定して
いる。
本例は、色分解プリズム20により入射光をRlG、B
の3原色に分解して撮像する3枚式CCDカメラに適用
でき、ペルチェ素子2の高温側の熱量を熱伝導支持板1
0を介して熱伝導パッケージ筐体22により色分解プリ
ズム20及びカバーガラス17の温度を上昇させること
ができる。したがって色分解プリズム20とカバーガラ
ス17の温度を周囲空気5の温度Taより高くすること
ができ、カバーガラス17の表面に露が付着することは
ない。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施できる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明は特許請求の範囲に記載の通りの固
体撮像装置であるのて、消′I2電力が小さく、かつ聞
易構造とすることができ、しかも結露することがtSい
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例を示す固体撮像装置の
断面説明図、第4図及び第5図は従来の固体撮像装置を
示す断面説明図である。 1・・・固体撮像素子 2・・・ペルチェ素子 5・・・周囲空気 9・・・ホルダ 10・・・熱伝導支持板 11・・・熱伝導パッケージ筐体 12・・・入射光 13.17・・・カバーガラス 15.18・・・乾燥ガス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固体撮像素子の背面側に高温部及び低温部を有す
    る電子冷却素子を配置し、該電子冷却素子の低温部を前
    記固体撮像素子に対し直接または間接的に接触させるこ
    とにより前記固体撮像素子を冷却するようにした固体撮
    像装置において、前記固体撮像素子の結像面前方にカバ
    ーガラスなど光入射窓となる透明部材を配置し前記固体
    撮像素子の結像面を周囲空気に対し遮断した状態で減圧
    ないし乾燥ガス雰囲気を保つ空気遮断手段を設け、 前記電子冷却素子の高温部の熱量を熱伝導により前記透
    明部材側に導く熱伝導手段を設けたことを特徴とする固
    体撮像装置。
  2. (2)請求項1に記載の固体撮像装置において、前記空
    気遮断手段及び前記熱伝導手段は、前記固体撮像素子の
    結像面前方に位置し光入射窓となる透明部材と、該透明
    部材を窓部に有しその底部を前記電子冷却素子の高温部
    と直接または間接的に接触され、その壁部を介して前記
    高温部の熱量を前記透明部材に伝達する気密性の高いパ
    ッケージで構成され、該パッケージの内部には減圧ない
    し乾燥ガスが封入されることを特徴とする固体撮像装置
JP1318946A 1989-12-11 1989-12-11 固体撮像装置 Pending JPH03181167A (ja)

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JPH03181167A true JPH03181167A (ja) 1991-08-07

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ID=18104756

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JP1318946A Pending JPH03181167A (ja) 1989-12-11 1989-12-11 固体撮像装置

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JP (1) JPH03181167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011206079A (ja) * 2010-03-26 2011-10-20 Fujifilm Corp 撮像装置及び内視鏡

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011206079A (ja) * 2010-03-26 2011-10-20 Fujifilm Corp 撮像装置及び内視鏡

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