JPH0318049Y2 - - Google Patents

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JPH0318049Y2
JPH0318049Y2 JP16015586U JP16015586U JPH0318049Y2 JP H0318049 Y2 JPH0318049 Y2 JP H0318049Y2 JP 16015586 U JP16015586 U JP 16015586U JP 16015586 U JP16015586 U JP 16015586U JP H0318049 Y2 JPH0318049 Y2 JP H0318049Y2
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duct
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JP16015586U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動はんだ付け装置のダクトの改良に
関する。
[従来の技術] 従来の自動はんだ付け装置のダクト10は、第
3図に示すように、両側に設けられた被処理物の
入口21と出口22を除き、本体20の上面に密
着していた。ダクト10の内部はヒータと溶融は
んだ槽が配設されているため、相当な高温にな
り、冷却用の空気は被処理物の入口と出口22か
ら内部に入り、排気筒28から排気されていた。
[考案が解決しようとする問題点] 冷却空気は主として出入口から被処理物に沿つ
て排気筒へ流れ、ダクト10を冷却する効果はほ
とんどなかつた。したがつて、ダクト10は表面
に素手で触れると直ちに火傷する程度の高温にな
つていた。
本考案は上記問題を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、素手で触れ
ることができない程の温度にまで昇温することの
ないダクトを提供することにある。
[問題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案の特徴とする
手段は、第1図に示すように、ダクト10の少な
くとも前側の周縁と本体20の上面の間に20〜50
mm程度の幅の空隙15を設け、その空隙から内部
に空気が流入するようにしたことにある。
この空隙の幅は10mm以下になると、ダクトの内
部に流入する空気量は不十分になり、ダクト表面
の温度はそれ程低くならない。逆に、50mm以上に
すると、流入空気量が過大になり、被処理物の予
熱効果が失われる。
[作用] 空気は、第2図に示すように、ダクト10の前
側の下縁と本体20の上面の間の空隙15から流
入し、ダクト10の前内面に沿つて上昇し、つい
で上内面に沿つて排気筒28へ流れるから、ダク
ト10の前面と上面は十分に冷却され、その表面
は素手で触れても火傷することはない。
[実施例] 本考案の装置を図面に示した実施例に基づいて
説明する。第1図に示すように、ダクト10は自
動はんだ付け装置の本体20の上面を覆う。ダク
ト10の両側には被処理物の入口21と出口22
が開口する。その入口と出口の間に被処理物を搬
送するコンベヤが設けられる。ダクト10の内部
は、ヒータやはんだ溶解槽が設けられているた
め、相当な高温になる。ダクト10は複数個の枠
体11と、両側の入口21と出口22が設けられ
た両側板12,13と、隣接する隔壁の上面の一
部と背面を覆う固定板14と、各固定板に蝶番1
6を介して開閉可能に取付けられた開閉板17か
らなる。開閉板17には内部を点検するためのガ
ラス窓18が設けられる。出口側の固定板14に
はダンパー付きの排気筒28が取付けられる。各
開閉板17は上面と前面を覆うが、その前下縁は
本体20の上面には達せず、前下縁と本体上面の
間に上下幅20〜50mmの空隙15が残る。
第2図に矢印で示すように、空気は空隙15か
ら高温の内部に流入し、ダクト10の内前面に沿
つて上昇し、窓ガラス18の内面を経て上内面に
達する。ついで、上内面の排気筒28の方へ流
れ、その排気筒から排気されるが、その間にダク
ト10の前面と上面を冷却するから、ダクト10
の少なくとも前面と上面の温度は素手で触れると
火傷するような温度には上昇しない。したがつ
て、開閉板17に熱の不良導体の取手を取付ける
必要はなく、素手で開閉板17の前下縁を持上げ
ることもできる。といつて、流入する空気量はヒ
ータの予熱効果を損なう程多くはない。
空隙15の上下幅を10mm以下にすると、空気の
流入量が少なくなり開閉板17の温度はかなり高
くなるので、素手で開閉板17を開閉することは
できない。逆に、空隙15の上下幅を50mm以上に
すると、空気の流入量が過大になり、内部のヒー
タの予熱効果を損なう。
さらに、各固定板14の後下縁と本体20の上
面の間にも上下幅10mm〜30mmの空隙25を設ける
と、ダクト10の背面の温度も素手で触れられる
温度以下に保持することができる。
[考案の効果] 上記の通り、本考案の従来のダクトの前後下縁
が本体に密着していたものとは異なり、ダクトの
前側の下縁と本体の上面の間又は前後の下縁と本
体の上面の間に空気の流入する空隙が設けられて
いるため、ダクトが流入する空気により冷却され
るため、素手でダクトの表面に触れても火傷する
ことはない。したがつて、本考案の装置は作業上
安全であるという従来のものにはなかつた格別の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例のダクト
を備えた自動はんだ付け装置の斜視図及び横断面
図である。第3図は従来のダクトを備えた自動は
んだ付け装置の第1図に相当する図である。 図において、符号10はダクト、11は枠体、
14は固定板、15は空隙、17は開閉板、20
は本体、25は空隙をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 本体に固定される枠体と、前記枠体の前面と
    上面の一部を覆う開閉板と、前記枠体の前記上
    面の残部と背面を覆う固定板とからなるダクト
    であつて、少なくとも前記開閉板の前下縁と前
    記本体の上面の間に上下幅20mmないし50mmの空
    隙が設けられたことを特徴とする自動はんだ付
    け装置のダクト。 2 固定板の後下縁と本体の上面の間にも20〜30
    mmの空隙が設けられたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の自動はんだ付け
    装置のダクト。
JP16015586U 1986-10-21 1986-10-21 Expired JPH0318049Y2 (ja)

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JP16015586U JPH0318049Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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JP16015586U JPH0318049Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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Publication Number Publication Date
JPS6366565U JPS6366565U (ja) 1988-05-02
JPH0318049Y2 true JPH0318049Y2 (ja) 1991-04-16

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ID=31085272

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JPS6366565U (ja) 1988-05-02

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