JPH0123666Y2 - - Google Patents
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- JPH0123666Y2 JPH0123666Y2 JP1982156550U JP15655082U JPH0123666Y2 JP H0123666 Y2 JPH0123666 Y2 JP H0123666Y2 JP 1982156550 U JP1982156550 U JP 1982156550U JP 15655082 U JP15655082 U JP 15655082U JP H0123666 Y2 JPH0123666 Y2 JP H0123666Y2
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- conveyor
- box body
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Links
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Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はICやLSI回路用プリント基板の電子路
をハンダ接続させるための溶着装置の改良に関す
る。
をハンダ接続させるための溶着装置の改良に関す
る。
リフロー炉は、電子回路をハンダ粉末で印刷さ
れたプリント基板の上に接続されるべき電子素子
が置かれ、これを予熱部で予熱した後、加熱部で
ハンダを溶かして回路接続させ、最後に冷却部で
ハンダを硬化させるようにしたものである。しか
して、従来のリフロー炉では、予熱部が炉内のニ
クロム線または遠赤外線ヒータにより予熱される
方式であつたため均一予熱が出来ず、品質不良の
原因となつていた。また、冷却部は外気を取り入
れて室内に排気していたので、鉛を含む有毒ガス
による人体への悪影響も起きていた。
れたプリント基板の上に接続されるべき電子素子
が置かれ、これを予熱部で予熱した後、加熱部で
ハンダを溶かして回路接続させ、最後に冷却部で
ハンダを硬化させるようにしたものである。しか
して、従来のリフロー炉では、予熱部が炉内のニ
クロム線または遠赤外線ヒータにより予熱される
方式であつたため均一予熱が出来ず、品質不良の
原因となつていた。また、冷却部は外気を取り入
れて室内に排気していたので、鉛を含む有毒ガス
による人体への悪影響も起きていた。
本考案は上記欠点を除き、均一予熱により製品
の品質向上と、衛生上良好な溶着装置を提供する
ことを目的とする。
の品質向上と、衛生上良好な溶着装置を提供する
ことを目的とする。
この目的を達成するため本考案の構成は次の通
りとする。
りとする。
コンベア搬送面に被処理部材が載せられ、該コ
ンベア搬送面に臨んで搬送方向上流側から下流側
へ順に、予熱部、加熱部および冷却部が配置され
たプリント基板の半田溶着装置において、前記予
熱部は、前記コンベアベルトが貫通する断熱箱体
と、該箱体内に設置されたヒータと、該ヒータで
加熱された空気を前記ベルト上の被処理部材へ向
つて流動させるフアンと、前記箱体の壁に貫設さ
れた排気口とを有し、前記予熱部の上半部内には
コンベア搬送面をその流れ方向に沿つて覆う整流
板が搬送面に対しアーチ状にまたがつてトンネル
を形成し、有毒ガスがコンベア貫通部を通つて前
記箱体外へ漏れるのを防止するような上向気流が
生じるように、前記整流板のスカート部におい
て、前記箱体の内面との間に間隙が残され、前記
冷却部は、コンベアベルトが貫通する箱体と、該
箱体の側面で前記ベルトの上側に位置する部分に
設けられた給気手段と、該給気手段からの気流を
前記ベルトの被処理部材搬送面へ向けて下方へ変
向する上壁をもつ案内フードと、前記箱体の上壁
を貫通して接続された排気フアンとを有し、前記
被処理部材搬送面へ衝突した気流が前記フードの
側方から上方へ変向流動できるような間隔がフー
ドと箱体内面との間に残されたことである。
ンベア搬送面に臨んで搬送方向上流側から下流側
へ順に、予熱部、加熱部および冷却部が配置され
たプリント基板の半田溶着装置において、前記予
熱部は、前記コンベアベルトが貫通する断熱箱体
と、該箱体内に設置されたヒータと、該ヒータで
加熱された空気を前記ベルト上の被処理部材へ向
つて流動させるフアンと、前記箱体の壁に貫設さ
れた排気口とを有し、前記予熱部の上半部内には
コンベア搬送面をその流れ方向に沿つて覆う整流
板が搬送面に対しアーチ状にまたがつてトンネル
を形成し、有毒ガスがコンベア貫通部を通つて前
記箱体外へ漏れるのを防止するような上向気流が
生じるように、前記整流板のスカート部におい
て、前記箱体の内面との間に間隙が残され、前記
冷却部は、コンベアベルトが貫通する箱体と、該
箱体の側面で前記ベルトの上側に位置する部分に
設けられた給気手段と、該給気手段からの気流を
前記ベルトの被処理部材搬送面へ向けて下方へ変
向する上壁をもつ案内フードと、前記箱体の上壁
を貫通して接続された排気フアンとを有し、前記
被処理部材搬送面へ衝突した気流が前記フードの
側方から上方へ変向流動できるような間隔がフー
ドと箱体内面との間に残されたことである。
以下本考案を図面に示す一実施例と共に説明す
る。
る。
第1図および第2図において、箱形台車にステ
ンレスネツト等の耐熱耐食性多孔ベルトを持つコ
ンベア2が載置され、その搬送面に被処理部材A
が載せられ、該コンベア搬送面に臨んで搬送方向
上流側から下流側へ順に、予熱部10、加熱部2
0冷却部30が配置される。しかして、前記予熱
部10は前記コンベアベルト2が貫通する炉たる
断熱箱体11からなり、前記コンベアベルト2の
搬送面を挾んで上下に2分割された上半部11a
と下半部11bとには夫々電熱等の伝導熱ヒータ
なるステンレスフインヒータからなる上ヒータ1
2、下ヒータ15が設けられる。前記上半部11
a内にはコンベア搬送面をその流れ方向に沿つて
覆う整流板14が搬送面に対しアーチ状にまたが
つてトンネルを形成する。そして、そのトンネル
頂部開口部分に複数のフアン13が下向き設置さ
れる。上半部11aの頂壁には、ダンパ41によ
つて開閉自在とされた強制排気口16が設けられ
る。排気口16は箱体11の上側に設けられた排
気ダクト40に連通される。下ヒータ15は背面
(第2図右)側へ引き出し可能なユニツトホルダ
ー4に装着され、ステンレスネツトを距てて被処
理材料Aを予熱するよう上向きに設置されてい
る。下半部11bには箱体11の底壁を貫通する
空気流入口5が設けられる。箱体11は上半部1
1aにおいて背面に設けられた蝶番3を介して前
面側が上方に開口するように形成されている。
ンレスネツト等の耐熱耐食性多孔ベルトを持つコ
ンベア2が載置され、その搬送面に被処理部材A
が載せられ、該コンベア搬送面に臨んで搬送方向
上流側から下流側へ順に、予熱部10、加熱部2
0冷却部30が配置される。しかして、前記予熱
部10は前記コンベアベルト2が貫通する炉たる
断熱箱体11からなり、前記コンベアベルト2の
搬送面を挾んで上下に2分割された上半部11a
と下半部11bとには夫々電熱等の伝導熱ヒータ
なるステンレスフインヒータからなる上ヒータ1
2、下ヒータ15が設けられる。前記上半部11
a内にはコンベア搬送面をその流れ方向に沿つて
覆う整流板14が搬送面に対しアーチ状にまたが
つてトンネルを形成する。そして、そのトンネル
頂部開口部分に複数のフアン13が下向き設置さ
れる。上半部11aの頂壁には、ダンパ41によ
つて開閉自在とされた強制排気口16が設けられ
る。排気口16は箱体11の上側に設けられた排
気ダクト40に連通される。下ヒータ15は背面
(第2図右)側へ引き出し可能なユニツトホルダ
ー4に装着され、ステンレスネツトを距てて被処
理材料Aを予熱するよう上向きに設置されてい
る。下半部11bには箱体11の底壁を貫通する
空気流入口5が設けられる。箱体11は上半部1
1aにおいて背面に設けられた蝶番3を介して前
面側が上方に開口するように形成されている。
加熱部20において、前記コンベアベルト2が
貫通する炉たる断熱箱体21がコンベア搬送面を
挾んで上半部21aと下半部21bとに分けられ
蝶番3により開閉可能となつている。上半部21
a内には幅射熱ヒータとして遠赤外線ヒータから
なる反射板付の上ヒータ22が、また下半部21
b内にはステンレスフインヒータからなる下ヒー
タ23が設けられる。箱体21の上部にはダンパ
42を有する強制排気孔24が設けられる。該強
制排気孔24は前記排気ダクト40に連通され
る。下半部21bの底壁には自然吸入可能な空気
流入口6が貫設されている。
貫通する炉たる断熱箱体21がコンベア搬送面を
挾んで上半部21aと下半部21bとに分けられ
蝶番3により開閉可能となつている。上半部21
a内には幅射熱ヒータとして遠赤外線ヒータから
なる反射板付の上ヒータ22が、また下半部21
b内にはステンレスフインヒータからなる下ヒー
タ23が設けられる。箱体21の上部にはダンパ
42を有する強制排気孔24が設けられる。該強
制排気孔24は前記排気ダクト40に連通され
る。下半部21bの底壁には自然吸入可能な空気
流入口6が貫設されている。
冷却部30において、コンベアベルト2が貫通
する箱体31と該箱体の側面で前記ベルト2の上
側に位置する部分に設置された水平軸をもつ吸入
フアン32と、該フアンからの気流を前記ベルト
2の被処理部材搬送面へ向けて下方へ変向するよ
う、前記水平軸に対し上壁33aを約45度傾斜さ
せた案内フード33と、前記箱体31の上壁を貫
通して連通された排気ダクト40に設けられた排
気フアン50とを有する。前記案内フード33と
箱体31内面との間には、被処理部材搬送面へ向
けて下方へ変向し、被処理部材Aを冷却した後の
気流が、更に、前記案内フード33の三側方から
上方へ変向流動できるような間隔G1が残されて
いる。
する箱体31と該箱体の側面で前記ベルト2の上
側に位置する部分に設置された水平軸をもつ吸入
フアン32と、該フアンからの気流を前記ベルト
2の被処理部材搬送面へ向けて下方へ変向するよ
う、前記水平軸に対し上壁33aを約45度傾斜さ
せた案内フード33と、前記箱体31の上壁を貫
通して連通された排気ダクト40に設けられた排
気フアン50とを有する。前記案内フード33と
箱体31内面との間には、被処理部材搬送面へ向
けて下方へ変向し、被処理部材Aを冷却した後の
気流が、更に、前記案内フード33の三側方から
上方へ変向流動できるような間隔G1が残されて
いる。
次に作動態様を述べる。予熱部10において、
コンベアベルト2に載置搬送中の被処理部材Aた
るプリント基板は熱風循還方式により予熱され
る。即ち、予熱部10内において、上ヒータ12
および下ヒータ15で加熱された空気はフアン1
3によりコンベア搬送面に均一温度に向流され、
整流板14に整流されて進み被処理部材Aを予備
加熱した後、更に上方へと還流されて循環作用を
繰り返す。これによつて箱体11内の雰囲気は均
一な温度となり、部材Aを均一に予熱する。な
お、有毒ガスはダンパ41を開くことにより排気
口16から排気ダクト40へ強制排気される。こ
の排気量に応じて外気は空気流入口5又は予熱部
のコンベアベルト貫通部から自然吸入される。
コンベアベルト2に載置搬送中の被処理部材Aた
るプリント基板は熱風循還方式により予熱され
る。即ち、予熱部10内において、上ヒータ12
および下ヒータ15で加熱された空気はフアン1
3によりコンベア搬送面に均一温度に向流され、
整流板14に整流されて進み被処理部材Aを予備
加熱した後、更に上方へと還流されて循環作用を
繰り返す。これによつて箱体11内の雰囲気は均
一な温度となり、部材Aを均一に予熱する。な
お、有毒ガスはダンパ41を開くことにより排気
口16から排気ダクト40へ強制排気される。こ
の排気量に応じて外気は空気流入口5又は予熱部
のコンベアベルト貫通部から自然吸入される。
続いて被処理部材Aは加熱部20へ進み、上下
ヒータ22,23により所要温度にその中味まで
加熱される。有毒ガスはダンパ42を開くことに
より排気口24を経て排気ダクト40へ排気され
る。外気の供給は下部の空気流入口6又はコンベ
ヤベルト貫通部からの自然吸入により行なわれ
る。
ヒータ22,23により所要温度にその中味まで
加熱される。有毒ガスはダンパ42を開くことに
より排気口24を経て排気ダクト40へ排気され
る。外気の供給は下部の空気流入口6又はコンベ
ヤベルト貫通部からの自然吸入により行なわれ
る。
冷却部30において、吸入フアン32によりと
り入れた外気はコンベア搬送面の上方から下方へ
と透過流動され、該コンベアベルト上の被処理部
材Aを冷却した後、有毒ガスと共に排気フアン5
0により排気ダクト40へ排出され、更に該ダク
ト40を経て屋外へ排出される。
り入れた外気はコンベア搬送面の上方から下方へ
と透過流動され、該コンベアベルト上の被処理部
材Aを冷却した後、有毒ガスと共に排気フアン5
0により排気ダクト40へ排出され、更に該ダク
ト40を経て屋外へ排出される。
なお図示省略したが炉入口側、出口側に開口調
整板を設けて熱が炉外へ無駄に流出したり、有毒
ガスが室内へ放散するのを防止している。
整板を設けて熱が炉外へ無駄に流出したり、有毒
ガスが室内へ放散するのを防止している。
前記予熱部10の空気流入口5および加熱部2
0の空気流入口6にはダンパを設けて空気流入量
を調整するようにしてもよいが、通常の場合、不
足空気は箱体11,21のコンベア2のベルト貫
通部隙間から導入されるため、これら流入口5,
6は省略できる。
0の空気流入口6にはダンパを設けて空気流入量
を調整するようにしてもよいが、通常の場合、不
足空気は箱体11,21のコンベア2のベルト貫
通部隙間から導入されるため、これら流入口5,
6は省略できる。
薄い基板や透明基板の半田溶着の場合に、加熱
部の遠赤外線ヒーターが不適当な場合には、加熱
部を前記予熱部10と同様の熱風循環方式として
もよい。
部の遠赤外線ヒーターが不適当な場合には、加熱
部を前記予熱部10と同様の熱風循環方式として
もよい。
また、冷却部30における給気手段として、吸
入フアン32に替えて、本装置外のフアンやコン
プレツサー等による気流をダクトを介して給気し
てもよい。
入フアン32に替えて、本装置外のフアンやコン
プレツサー等による気流をダクトを介して給気し
てもよい。
なお、コンベア2にチエン付ステンレスネツト
ベルトを使えばネツトの滑りやゆがみの発生を防
止して故障を未然に防止できる。
ベルトを使えばネツトの滑りやゆがみの発生を防
止して故障を未然に防止できる。
また、整流板14はそのスカート部14aにお
いて箱体11の内面との間に比較的狭い間隙G2,
G3が残されるので、この部分において上向気流
は増速され、コンベア貫通部および箱体上下分割
部を通つて有毒ガスが箱体外へ漏れるのを防止す
る。
いて箱体11の内面との間に比較的狭い間隙G2,
G3が残されるので、この部分において上向気流
は増速され、コンベア貫通部および箱体上下分割
部を通つて有毒ガスが箱体外へ漏れるのを防止す
る。
予熱部10、加熱部20の箱体11,21は上
下2分割されていることにより上ヒーター交換そ
の他炉内の保守点検が極めて容易である。
下2分割されていることにより上ヒーター交換そ
の他炉内の保守点検が極めて容易である。
本考案は前記実施例に限定されず、実用新案登
録請求の範囲に記載された範囲で種々の変形が含
まれる。
録請求の範囲に記載された範囲で種々の変形が含
まれる。
本考案は以上の如く構成されるので、均一で、
かつ、効率の良い予熱ができ製品の品質向上に役
立つとともに衛生上も良好となつた。
かつ、効率の良い予熱ができ製品の品質向上に役
立つとともに衛生上も良好となつた。
また、コンベア搬送面に被処理部材が載せら
れ、該コンベア搬送面に臨んで搬送方向上流側か
ら下流側へ順に、予熱部、加熱部および冷却部が
配置されたプリント基板の半田溶着装置におい
て、前記予熱部は、前記コンベアベルトが貫通す
る断熱箱体と、該箱体内に配置されたヒータと、
該ヒータで加熱された空気を前記ベルト上の被処
理部材へ向つて流動させるフアンと、前記箱体の
壁に貫設された排気口とを有する。従つて、予熱
部、加熱部の出入口側に真空構成室を設ける必要
がなく、真空ポンプやその配管類が不要となり、
装置全体が小型で安価に得られる。また、前記予
熱部の上半部内にはコンベア搬送面をその流れ方
向に沿つて覆う整流板が搬送面に対しアーチ状に
またがつてトンネルを形成し、有毒ガスがコンベ
ア貫通部を通つて前記箱体外へ漏れるのを防止す
るような上向気流が生じるように、前記整流板の
スカート部において、前記箱体の内面との間に間
隙が残されている。従つて、有毒ガスがコンベア
貫通部を通つて炉の箱体外へ漏れるのが防止され
る。このようなシール作用は精密な工作・組立を
要しない。そして、以上から連続的な半田溶着が
可能となつたのである。
れ、該コンベア搬送面に臨んで搬送方向上流側か
ら下流側へ順に、予熱部、加熱部および冷却部が
配置されたプリント基板の半田溶着装置におい
て、前記予熱部は、前記コンベアベルトが貫通す
る断熱箱体と、該箱体内に配置されたヒータと、
該ヒータで加熱された空気を前記ベルト上の被処
理部材へ向つて流動させるフアンと、前記箱体の
壁に貫設された排気口とを有する。従つて、予熱
部、加熱部の出入口側に真空構成室を設ける必要
がなく、真空ポンプやその配管類が不要となり、
装置全体が小型で安価に得られる。また、前記予
熱部の上半部内にはコンベア搬送面をその流れ方
向に沿つて覆う整流板が搬送面に対しアーチ状に
またがつてトンネルを形成し、有毒ガスがコンベ
ア貫通部を通つて前記箱体外へ漏れるのを防止す
るような上向気流が生じるように、前記整流板の
スカート部において、前記箱体の内面との間に間
隙が残されている。従つて、有毒ガスがコンベア
貫通部を通つて炉の箱体外へ漏れるのが防止され
る。このようなシール作用は精密な工作・組立を
要しない。そして、以上から連続的な半田溶着が
可能となつたのである。
しかも、冷却部は、コンベアベルトが貫通する
箱体と、該箱体の側面で前記ベルトの上側に位置
する部分に設けられた給気手段と、該給気手段か
らの気流を前記ベルトの被処理部材搬送面へ向け
て下方へ変向する上壁をもつ案内フードと、前記
箱体の上壁を貫通して接続された排気フアンとを
有し、前記被処理部材搬送面へ衝突した気流が前
記フードの側方から上方へ変向流動できるような
間隔がフードと箱体内面との間に残されている。
箱体と、該箱体の側面で前記ベルトの上側に位置
する部分に設けられた給気手段と、該給気手段か
らの気流を前記ベルトの被処理部材搬送面へ向け
て下方へ変向する上壁をもつ案内フードと、前記
箱体の上壁を貫通して接続された排気フアンとを
有し、前記被処理部材搬送面へ衝突した気流が前
記フードの側方から上方へ変向流動できるような
間隔がフードと箱体内面との間に残されている。
従つて、加熱されたプリント基板は急速に冷却
されるので、溶融した半田が他の部分に流れて電
子回路が不良品となるのが防がれると共に、基板
や電子素子などの熱による破損も阻止される。ま
た、給気手段からの給気は冷却部箱体のコンベア
ベルトが貫通する部分から遠ざかる方向に流動す
ると共に、加熱部箱体の外側面と案内フードとの
間隙を通つて上方へ流動するので加熱部箱体のコ
ンベアベルト貫通部からの有毒ガスの漏れが阻止
され、製品出口側に位置する作業者が安全であ
る。
されるので、溶融した半田が他の部分に流れて電
子回路が不良品となるのが防がれると共に、基板
や電子素子などの熱による破損も阻止される。ま
た、給気手段からの給気は冷却部箱体のコンベア
ベルトが貫通する部分から遠ざかる方向に流動す
ると共に、加熱部箱体の外側面と案内フードとの
間隙を通つて上方へ流動するので加熱部箱体のコ
ンベアベルト貫通部からの有毒ガスの漏れが阻止
され、製品出口側に位置する作業者が安全であ
る。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断正面図、
第2図は第1図の−断面図である。 A……被処理部材、2……コンベア、5,6…
…空気吸入口、10……予熱部、11……箱体、
12……上ヒータ、13……フアン、14……整
流板、15……下ヒータ、20……加熱部、30
……冷却部、32……吸入フアン、33……案内
フード、40……排気ダクト、41,42……ダ
ンパ、50……排気フアン。
第2図は第1図の−断面図である。 A……被処理部材、2……コンベア、5,6…
…空気吸入口、10……予熱部、11……箱体、
12……上ヒータ、13……フアン、14……整
流板、15……下ヒータ、20……加熱部、30
……冷却部、32……吸入フアン、33……案内
フード、40……排気ダクト、41,42……ダ
ンパ、50……排気フアン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) コンベア搬送面に被処理部材が載せられ、該
コンベア搬送面に臨んで搬送方向上流側から下
流側へ順に、予熱部、加熱部および冷却部が配
置されたプリント基板の半田溶着装置におい
て、前記予熱部は、前記コンベアベルトが貫通
する断熱箱体と、該箱体内に設置されたヒータ
と、該ヒータで加熱された空気を前記ベルト上
の被処理部材へ向つて流動させるフアンと、前
記箱体の壁に貫設された排気口とを有し、前記
予熱部の上半部内にはコンベア搬送面をその流
れ方向に沿つて覆う整流板が搬送面に対しアー
チ状にまたがつてトンネルを形成し、有毒ガス
がコンベア貫通部を通つて前記箱体外へ漏れる
のを防止するような上向気流が生じるように、
前記整流板のスカート部において、前記箱体の
内面との間に間隙が残され、前記冷却部は、コ
ンベアベルトが貫通する箱体と、該箱体の側面
で前記ベルトの上側に位置する部分に設けられ
た給気手段と、該給気手段からの気流を前記ベ
ルトの被処理部材搬送面へ向けて下方へ変向す
る上壁をもつ案内フードと、前記箱体の上壁を
貫通して接続された排気フアンとを有し、前記
被処理部材搬送面へ衝突した気流が前記フード
の側方から上方へ変向流動できるような間隔が
フードと箱体内面との間に残されたことを特徴
とするプリント基板の半田溶着装置。 (2) 前記加熱部は、加熱された空気を被処理部材
へ向つて流動させるフアンと、前記箱体の壁に
貫設された排気口とを有する実用新案登録請求
の範囲第1項記載のプリント基板の半田溶着装
置。 (3) 前記加熱部は上半部内に輻射熱ヒータを有す
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のプリン
ト基板の半田溶着装置。 (4) 前記予熱部および前記加熱部の断熱箱体は前
記コンベアの搬送面を挟んで上下に分割された
実用新案登録請求の範囲第1又は2又は3項記
載のプリント基板の半田溶着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15655082U JPS5961567U (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | プリント基板の半田溶着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15655082U JPS5961567U (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | プリント基板の半田溶着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5961567U JPS5961567U (ja) | 1984-04-23 |
JPH0123666Y2 true JPH0123666Y2 (ja) | 1989-07-19 |
Family
ID=30345399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15655082U Granted JPS5961567U (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | プリント基板の半田溶着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5961567U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH064188B2 (ja) * | 1987-01-21 | 1994-01-19 | エイティックテクトロン株式会社 | リフロ−半田付け方法及び装置 |
JPH0665434B2 (ja) * | 1987-05-11 | 1994-08-24 | エイティックテクトロン株式会社 | リフロ−半田付け装置 |
JPH06268B2 (ja) * | 1988-02-23 | 1994-01-05 | エイティックテクトロン株式会社 | リフロー半田付け方法及び装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49134551A (ja) * | 1972-11-09 | 1974-12-25 | ||
JPS5762859A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-16 | Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd | Method and furnace for aluminum brazing using protective atmosphere |
-
1982
- 1982-10-15 JP JP15655082U patent/JPS5961567U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49134551A (ja) * | 1972-11-09 | 1974-12-25 | ||
JPS5762859A (en) * | 1980-09-30 | 1982-04-16 | Chugai Ro Kogyo Kaisha Ltd | Method and furnace for aluminum brazing using protective atmosphere |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5961567U (ja) | 1984-04-23 |
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