JPH03180430A - 連続焼鈍炉内の薄鋼板のヒートバックル防止方法及びその装置 - Google Patents

連続焼鈍炉内の薄鋼板のヒートバックル防止方法及びその装置

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JPH03180430A
JPH03180430A JP2340490A JP2340490A JPH03180430A JP H03180430 A JPH03180430 A JP H03180430A JP 2340490 A JP2340490 A JP 2340490A JP 2340490 A JP2340490 A JP 2340490A JP H03180430 A JPH03180430 A JP H03180430A
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JP
Japan
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thin steel
heat
steel plate
continuous annealing
hearth roll
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Application number
JP2340490A
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English (en)
Inventor
Tokuo Mizuta
水田 篤男
Haruhiro Ibata
井端 治廣
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、連続焼鈍炉内に配置されたハースロールに
導かれる薄鋼板に発生するヒートバックル(板の絞り込
み)の発生を防止するようにした、連続焼鈍炉内のFi
鋼板のヒートバックル防止方法及びその装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
周知のように、薄鋼板を加熱してその特性の調整を行う
連続焼鈍炉内には、この薄鋼板を通板させるために所定
数のハースロールが配置されている。このようなハース
ロールとしては、第13図に示すような、中高のクラウ
ンが付与されたいわゆる中高形タイプのロール形状をし
たものが用いられている。なお、第13図はハースロー
ルの入側における薄fl板の板幅方向の応力分布の一例
を示す図であって、図中の表は、板厚0. 5mm、板
幅1000mmの低炭素鋼板を単位張力3kg/ma+
で通板した場合の図に示す斜線部における応力値(kg
/曲2)を示している。また、圧縮応力は負号を付けて
表している。
連続焼鈍炉内に薄鋼板を通板させる場合、ハースロール
のクラウン量が大きく、薄銅板に対する張力が大きいほ
どその蛇行防止には有効である。
しかし、逆にこれらの要因が悪影響を及ぼして、第13
図に示すように、ハースロールの入側にてクラウンの肩
部近傍に対応する位置で薄鋼板に板幅方向の大きな圧縮
応力が発生し易くなり、これによりヒートバックルが発
生し易くなる。この場合、ハースロールによる’afi
4仮に対する張力が大き過ぎるときのほか、板幅方向に
おける鋼板温度が不均一であるときにもヒートバックル
が発生し易くなる。また、このヒートバックルは、板幅
が大きく、板厚が薄いほど、さらに最近その生産量が増
加している極低炭素鋼板のような軟質材料であるほど発
生し易い性質のものである。
なお、従来より、次のようなメカニズムでヒートバック
ルが発生すると考えられている。第12図はヒートバッ
クルの発生状況の一例を示す説明図である。ハースロー
ルRの入側において、まず、gt鋼板Sに、過大な張力
などによって板幅方向に圧縮応力が発生し、弾性座屈に
よる門状の皺が発生する(第12図のX−X線部分)、
この^状の皺部分がヒートバックルが発生しかけている
ヒートバックル発生部となる。ついで、この皺部分がハ
−スロールRに乗り上げると、薄鋼板Sの幅方向への移
動がハースロールRとの摩擦によって拘束されるため、
皺部分の頂上部の曲率が次第に大きくなってこれに対す
る曲げ応力が増大して行く(第12図のY−Y線部分)
、そして、この曲げ応力がさらに増大し降伏応力を超え
たときに、塑性座屈が起こりヒートバックルとなる(第
12図の2−Z線部分)。
このようにして発生するヒートバックルの防止方法して
は、従来、ハースロールのクラウン形状、クラウン量を
調整する方法が採られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、連続焼鈍に際して、材質の異なる種々の
薄鋼板に対して同一のロールクラウンを有するハースロ
ールによって蛇行とヒートバックルとを同時に防止する
ことは困難であって、ロール交換による生産性の低下を
招くという問題があった。また、ハースロールのクラウ
ン等の設計変更のみでは蛇行とヒートバックルの両者を
防止できる範囲に限度があり、連続焼鈍に適用可能な製
品範囲が制約されている。そのため、薄鋼板に発生する
ヒートバックルを防止できる手段の開発が要請されてい
る。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであ
って、連続焼鈍炉内の薄鋼板のヒートバックルの発生を
防止できる、連続焼鈍炉内の薄鋼板のヒートバックル防
止方法及びその装置の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、請求項1の発明によるヒ
ートバックル防止方法は、連続焼鈍炉内のハースロール
の入側で、このハースロールに4かれる薄鋼板のヒート
バックルが発生しかけているヒートバックル発生部を検
出し、このヒートバックル発生部を冷却することにより
、あるいはヒートバックル発生部以外のその周辺部を加
熱することにより、薄鋼板のヒートバックルの発生を防
止するようにしたことを特徴とする。
また、請求項2の発明によるヒートバックル防止装置は
、連続焼鈍炉内のハースロールの長手方向の外周面にこ
のハースロールに導かれる薄鋼板の幅にわたって複数配
列して埋設され、薄鋼板が当接したときに通電状態とな
る電極対と、前記ハースロールに近接する位置に前記各
電極対に対応させた状態で設けられ、冷却用ガスまたは
加熱用ガスを薄鋼板に向けて噴射するための噴射ノズル
と、連続焼鈍時に前記各電極対のいずれが非通電状態と
なアたかを検出し、前記各噴射ノズルのうち、非通電状
態となった電極対に対応する位置にある噴射ノズルから
冷却用ガスを噴射させ、またはそれ以外の通電状態にあ
る電極対に対応する位置にある噴射ノズルから加熱用ガ
スを噴射させる制御装置と、を備えたことを特徴として
いる。
請求項3の発明によるヒートバックル防止装置は、連続
焼鈍炉内のハースロールの入側のF!鋼板の走行路に、
軸心線を前記ハースロールの軸心線にほぼ平行に保持し
て薄鋼板に押し付けられる状態で設けられ、長手方向の
外周面に薄鋼板が当接したときに通電状態となる電極対
をFilla板の幅にわたって複数配列して埋設したヒ
ートバックル検出ロールと、前記ヒートバックル検出ロ
ールに近、接する位置に前記各電極対に対応させた状態
で設けられ、冷却用ガスまたは加熱用ガスを薄鋼板に向
けて噴射するための噴射ノズルと、連続焼鈍時に前記各
電極対のいずれが非通電状態となったかを検出し、前記
各噴射ノズルのうち、非通電状態となった電極対に対応
する位置にある噴射ノズルから冷却用ガスを噴射させ、
またはそれ以外の通電状態にある電極対に対応する位置
にある噴射ノズルから加熱用ガスを噴射させる制御装置
と、を備えたことを特徴としている。
請求項4の発明によるヒートバックル防止装置は、請求
項3記載の連続焼鈍炉内の薄鋼板のヒートバックル防止
装置において、前記ヒートバックル検出ロールに、さら
に、長手方向の外周面に薄鋼板の温度を検出する接−触
式温度センサを薄鋼板の幅にわたって複数配列して埋設
し、前記制御装置は、連続焼鈍時に前記電極対が非通電
状態となったことに基づく前記各噴射ノズルに対する制
?111に加え、前記各噴射ノズルのうち、高温部を示
す検出出力が得られた接触式温度センサに対応する位置
にある噴射ノズルから冷却用ガスを噴射させ、またはそ
れ以外の接触式温度センサに対応する位置にある噴射ノ
ズルから加熱用ガスを噴射させる制御を行うことを特徴
としている。
請求項5の発明によるヒートバックル防止装置は、連続
焼鈍炉内のハースロールの入側に設定された測定位置に
て前記ハースロールに導かれる薄鋼板の幅方向の表面変
位を連続的に測定するレーザ式変位測定装置と、前記測
定位置に近接する位置に薄鋼板の幅にわたって複数配列
され、冷却用ガスまたは加熱用ガスを薄鋼板に向けて噴
射する噴射ノズルと、連続焼鈍時に前記レーザ式変位測
定装置によって薄鋼板の凸部が測定されたときに、前記
各噴射ノズルのうち、薄鋼板の凸部に対応する位置にあ
る噴射ノズルから冷却用ガスを噴射させ、またはそれ以
外の平坦部に対応する位置にある噴射ノズルから加熱用
ガスを噴出させる制御装置と、を備えたことを特徴とし
ている。
(以下、余白) 〔作 用〕 ハースロールに導かれる薄鋼平反には、ハースロールの
入側において、過大な張力や鋼板温度の不均一性などに
よりその板幅方向に過大な圧縮応力が作用したときに、
弾性座屈による凸状の皺が生してヒートバックルが発生
しかける。
この発明によるヒートバフクル防止方法においては、ヒ
ートバックルが発生しかけているヒートバックル発生部
、つまり圧縮応力領域を冷却し、この部分の温度をその
周辺部より低下させる。その結果、この圧縮応力領域は
熱収縮しようとするが周囲に拘束があるため自由に収縮
できず、圧縮応力領域に引張応力が作用する。これによ
り、薄鋼板の板幅方向の圧縮応力が解消され、つまり、
ヒートバックル発生部の凸状の皺が解消されてヒートバ
ックルの発生を防止することができる。また、ヒートバ
ックル発生部を冷却することに代えて、その周辺部を加
熱することによっても、板幅方向の圧縮応力が解消され
ヒートバックルの発生を防止することができる。
この場合、薄鋼板は板厚方向の熱伝導が極めて速いため
、上記のような部分冷却あるいは部分加熱によってその
板幅方向の温度分布を容易に変化させることができる。
しかも、ヒートバックル発生部の凸状の皺を解消するた
めにyI鋼板に与えるべきヒートバックル発生部とその
周辺部との温度差は、材質に悪影響を及ぼさない程度の
わずかの値であればよい。−例として、第11図に、ヒ
ートバックル発生部の皺の幅をW(IllII)とした
ときの、漣の高さh (am) と、ヒートバックル発
生部とその周辺部との凸状の皺の解消に要する温度差6
丁C℃)との関係を示す。
請求項2の発明によるヒートバックル防止装置では、ハ
ースロールに導かれる薄鋼板に凸状の皺が発生すると、
ハースロールに設けられた複数の電極対のうち、この皺
部分に位置する電極対が非通電状態となる。制御装置は
、電極対のいずれが非通電状態となったかを検出し、そ
の後、この非i1電状態にある電極対に対応する位置に
ある噴射ノズルから冷却用ガスを噴射させ、ヒートバッ
クル発生部の冷却を行う、または、それ以外の通電状態
にある電極対に対応する噴射ノズルから加熱用ガスを噴
射させ、ヒートバックル発生部の周辺部の加熱を行う。
これに対して請求項3の発明によるヒートバックル防止
装置では、ハースロールの入側のm@板の走行路にヒー
トバックル検出ロールを設け、これに複数の電極対を設
けているので、薄鋼板に発生した凸状の皺をより早期に
検出でき、確実にヒートバックルの発生を防止すること
ができる。
請求項4の発明によるヒートバックル防止装置では、上
記請求項3のヒートバックル防止装置と同様にしてヒー
トバックル発生部の検出、これに基づく噴射ノズルに対
する制御が行われる。これに加えて、FHI仮に凸状の
皺が発生する以前には、皺が発生しようとする部分のy
I鋼板の温度がその周辺部に比較して高くなるので、I
制御装置は、ヒートバックル検出ロールに設けられた複
数の接触式温度センサから得られる検出出力に基づいて
、高温部を示す検出出力が得られた接触式温度センサに
対応する位置にある噴射ノズルから冷却用ガスを噴射さ
せる。又は、それ以外の接触式温度センサに対応する位
置にある噴射ノズルから加熱用ガスを噴射させる。これ
により、凸状の皺の発生をも未然に防止することが可能
となる。
請求項5の発明によるヒートバックル防止装置では、ハ
ースロールの入側にてレーザ式変位測定装置によって薄
鋼板の幅方向の表面変位が連続的に測定される。制御装
置は、薄鋼板に発生した凸状の皺による凸部が測定され
たときに、TitfiJ板のこの凸部に対応する位置に
ある噴射ノズルから冷却用ガスの噴射を行う、または、
それ以外の平坦部に対応する位置にある噴射ノズルから
加熱用ガスの噴出を行う、これにより、連続的に精度良
くヒートバックル発生部の検出が行われ、より確実にヒ
ートバックルの発生を防止できる。
〔実施例〕
第1図はこの発明による方法を実施するための装置の一
例を示す構成説明図である。
同図において、符号Rは連続焼鈍炉内に配設されたハー
スロール、符号SはこのハースロールRに導かれるyl
鋼板である。また、符号BRは、ハースロールRのクラ
ウンの図における右側肩部付近に対応する位置における
、ハースロールRに向かって導かれている薄鋼板Sのヒ
ートバックルが発生しかけているヒートバックル発生部
(凸状の酸部分)を示し、符号BLは、ハースロールR
のクラウンの図における左側肩部付近に対応する位置に
おける、上記yl!2IFiSのヒートバックル発生部
を示している。
そして、ハースロールRの入側には、図示しない移動装
置によって薄鋼板Sの板幅方向に進退可能に支持され、
焼鈍用の炉内ガスを冷却した冷却用ガスが供給される2
本の冷却ヘッダー1a、 lbが配設されている。この
両ヘッダー1a、 lbのうち、図における上側の冷却
ヘッダー1aには、薄ga板Sの上記右側の凸状の皺が
発生しているヒートバックル発生部BRを冷却用ガスを
噴出して冷却するための複数のノズル2aが設けられて
おり、同様にして、図の下側の冷却ヘッダー1bには、
上記左側のヒートバックル発生部BLに向けて冷却用ガ
スを噴出するための複数のノズル2bが設けられている
サラに、ハースロールRの入側には、fill板sのヒ
ートバックル発生部を観察するためのテレビカメラ3が
配置されている。
なお、このテレビカメラ3の画像信号は連続焼鈍炉の外
に設置された操作室内のモニターに伝送されるようにな
っている。
次に上記構成になる装置を用いて行うこの発明による方
法を説明すると、まず、焼鈍が開始されると、テレビカ
メラ3によってTR1iJFi Sのヒートバックル発
生部の有無を観察する。そして、テレビカメラ3によっ
て例えば上記のヒートバックル発生部BR,BLが検出
されると、テレビカメラ3のモニターを観ながら、再冷
却ヘッダー1a、 lbを薄鋼板Sの板幅方向に移動さ
せて各ノズル2a、2bを上記のヒートバックル発生部
BR,BLの位置にそれぞれ位置決めし、ノズル2a、
2bから冷却用ガスを噴出してこのヒートバックル発生
部BR,BLを冷却する。これにより、ヒートバックル
発生部BR,[lLにおける薄鋼板の板幅方向の圧縮応
力が解消されて凸状の皺がなくなりヒートバックルの発
生を防ぐことができる。
第2図はこの発明による方法を適用した場合のハースロ
ールの入側における薄鋼板の板幅方向の応力分布の一例
を示す図である。同図において、図中の表は、板厚0.
5■、板幅1000mmの低炭素鋼板を単位張力3kg
/+*−で通板した場合の図に示す斜線部における応力
値(kg/+wm” )を示している。なお、図中の表
の太線で囲まれる部分が冷却が施された部分である。
同図に示す通り、ヒートバックルが発生しかけているヒ
ートバックル発生部を冷却してその周辺部より温度を低
下させることにより、板幅方向の圧縮応力が解消されて
ヒートバックルの発生を防止することができた。なお、
上記実施例ではヒートバックル発生部を冷却する場合に
ついて説明したが、これに代えて、このヒートバックル
発生部以外のその周辺部を加熱用ガスにて加熱してその
温度を高めることによっても、同様に、板幅方向の圧縮
応力が解消されてヒートバックルを防止できる。
第3図は請求項2の発明によるヒートバックル防止装置
の構成説明図、第4図は第3図に示す電極対のハースロ
ール周方向における断面構造説明図、第5図は第3図に
示す制御装置の構成説明図である。
第3図、第4図において、符号R1はハースロールであ
り、このハースロールR1の長平方向の外周面には、図
に示すように、ハースロールR1に導かれる薄鋼板Sが
当接したときに通電状態となる複数の電極対T1〜Tい
が薄鋼板Sの幅にわたって配列して埋設されている。ハ
ースロールR1の一方端にはリミットスイッチ11を作
動させるためのストライカ(突出片)12を設けており
、このストライカ12は電極対T、−T、の周方向にお
ける位置に対応させである。電極対T、〜T7は、炉内
ガスに対処するために白金などの耐熱耐食性金属で製作
されており、絶縁用セラミンクホルダー13に嵌め込ま
れた状態でハースロールR1にそれぞれ埋設されている
。なお、電極対T1〜T7に印加される電圧、及び電極
対T1〜T、からの通電、非通電状態を示す信号はスリ
ップリング14を介してハースロールR1のロールネッ
ク部から入出力されるようになっている。符号15はハ
ースロールR1の入側にこれに近接して設けられたノズ
ル用へラダーであり、このノズル用ヘッダー15には、
冷却用ガスまたは加熱用ガスを薄5uasに向けて噴射
するための複数の噴射ノズルJ1〜J1が上記の電極対
T、〜T7に対応させた状態で設けられている。符号1
6は炉外に設けられる制御装置である。
ただし、この制御装置16のうち、冷却ハウジング(図
示省略)内に収められた上記リミットスイッチ11は炉
内に設けられている。
制御装置16は、第5図に示すように、ガスブロワ−1
7から送り込まれる焼鈍用の炉内ガスを冷却して冷却用
ガスとするための冷却装置18と、冷却用ガスを上記ノ
ズル用ヘッダー15の各噴射ノズルJ、〜Jllにそれ
ぞれ送り込む配管の途中に設けられた電磁弁M1〜M、
と、上記のハースロールR1のストライカ12によって
作動されるリミットスイッチ11と、制?IIユニット
19とを備えている。この制御ユニ7ト19は、上記電
極対T、〜Tnにこれらが薄鋼板Sに当接したことを検
出するための印加電圧を与えるとともに、電極対T、〜
T、、からの通電、非通電状態を示す信号、上記りξッ
トスイノチ11からの同期用オン信号に基づいて、連続
焼鈍時に後述する手順に従って上記電磁弁M〜M7にそ
の開閉信号を与えるものである。
次に上記構成になるヒートバックル防止装置の動作を第
50を参照しながら説明する。
焼鈍が開始されると、ハースロールR1の1回転毎にス
トライカ12によって作動されるリミットスイッチ11
から所定の時間幅を有する同期用オン信号が制御ユニン
目9に入力される。制御ユニット19は、この同期用オ
ン信号が入力される期間毎に、ハースロールR1に設け
られた74 bTt対T1〜T、。
のいずれが非通電状態となったかを検出する。薄@仮S
に凸状の皺が発生していないときには、電極対T、〜T
、、は、これらに薄鋼板Sが当接し通電状態となってい
る。そして、図に示すように、薄鋼板Sに凸状の皺が発
生しその部分がハースロールR1表面から離れると、電
極対T + ”” T−のうち、凸状の皺部分に位置す
る電極対は非通電状態となり、このことがMiBユニッ
ト19によって検出される。これにより、電極対T、〜
TRから得られる信号に基づいて制御ユニ7ト19によ
って薄鋼FiSの凸状の皺部分、つまりヒートバックル
発生部Bを検出することができる。
制御ユニッH9は、ヒートバックル発生部Bを検出する
と、各噴射ノズルJ、−J、のうち、非通電状態となっ
た電極対に対応する位置にある噴射ノズル(図示の例で
は3本)の電磁弁に開信号を出力する。これにより、ヒ
ートバックル発生部Bが冷却用ガスにより冷却される。
そして、制御ユニンH9は、リミットスイッチ11から
次の同期用オン信号が入力されているときに、再び電極
対T + ”” T−のいずれが非通電状態となってい
るかを検出し、非通電状態となっている電極対に対応す
る位置にある噴射ノズルの電磁弁に開信号を出力する。
すなわち、電極対の非通電状態が前回と同じときには、
その電磁弁に開信号を与え続け、また、凸状の皺が解消
されて前回非通電状態となっていた電極対が通電状態に
戻ると、これに対応する電磁弁に開信号を出力してその
噴射ノズルへの冷却用ガスの供給を停止する。
このような制御の結果、ヒートバックル発生部Bである
薄fFA板Sの凸状の皺が解消されてこれがヒートバッ
クルになることを防止することができる。なお、上記冷
却装置18に代えて加熱装置を設け、非通電状態となっ
ている電極対が通電状態に戻るまでの間、逆に通電状態
となっている電極対に対応する位置にある噴射ノズルか
ら加熱用ガスを噴射させ、ヒートバックル発生部B以外
のその周辺部を加熱するようにしてもよい。
第6図は請求項3の発明によるし一トバックル防止装置
の構成説明図、第7図はその別の構成を示す図である。
第6図、第7図において、上記の請求項2に係る装置と
の構成上の相違点は、ハースロールR2の入側の薄鋼板
Sの走行路に、軸心線をハースロールR2のそれにほぼ
平行に保持してflfjl板Sに押し付けられる状態で
、ヒートバックル検出ロール20を設け、このヒートバ
ックル検出ロール20に上記と同様の作用をなす複数の
電極対T、〜T、、を理pしたこと、このヒートバック
ル検出ロール20に近接する位置にノズル用ヘッダー2
5を設け、このノズル用ヘッダー25に上記と同様の作
用をなす複数の噴射ノズルJ1〜J7をヒートバックル
検出ロール20の電極対T、−T、に対応させた状態で
配設したことにある。他の構成は請求項2に係る装置と
同様で、21はリミットスイッチ、22はストライカ、
26は制御装置である。また、これらの作用も同様であ
るので、この装置の動作説明は省略する。
このように構成されるヒートバックル防止装置によれば
、第3図に示す請求項2に係る装置に比較して、薄鋼板
Sのヒートバックル発生部Bをより早期に検出でき、こ
れにより確実にヒートバ。
タルを防止できる。
第8図は請求項4の発明によるヒートバックル防止装置
におけるヒートバックル検出ロールの構成説明図、第9
図は請求項4の発明によるヒートバックル防止装置にお
ける制御語0の構成説明図である。
この実施例における上記第6図に示す請求項3に係る装
置との構成上の相違点を説明すると、第8図に示すよう
に、ヒートバックル検出ロール30には、電極対T1〜
T7に加えて、その長手方向の外周面に、薄鋼板Sの温
度を検出するための複数の熱電対り、〜Dいが薄鋼板S
の幅にわたって配列して埋設されている。この熱電対D
1〜D。
の検出出力(検出信号)は、電極対T1〜T7と同様に
スリップリングを介してヒートバックル検出ロール30
のロールネック部から後述する制御語ff36に出力さ
れるようになっている。
制御装置36は、第9図に示すように、先に説明した請
求項2に係る制御装置16及び請求項3に係るに係る制
御装置26の構成に加えて、温度検出用制御ユニット3
9を設けている。なお、31はリミットスイッチ、32
はヒートバックル検出ロール30に設けられ、リミット
スイッチ31を作動させるためのストライカであり、検
出ロール30に設けられている電極対T、〜T7は図示
省略している。
次に上記fl威になるヒートバックル防止装置の動作を
第9図を参照しながら以下に説明する。
焼鈍が開始されると、リミットスイッチ31から同期用
オン信号が入力される毎に、制御ユニット19は、前述
したように電極対T、−T、のいずれが非通電状態とな
ったかを検出する。一方、温度検出用制御ユニット39
は、各熱電対D1〜D7からの検出出力の平均値を演算
し、この平均値に誤動作防止用の所定のバイアス値を加
算して温度基準値を演算する6次いで、得られた温度基
準値と各熱電対D1〜D7からの検出出力とを順次比較
するという制御を同期用オン信号が入力される毎に繰り
返し行う。
そして、薄鋼板Sに凸状の皺が発生する前には、薄ll
板Sの皺が発生しようとする部分8B(図の斜線で示す
部分)の温度は、その周辺部に比較して高くなる。その
結果、上記のような制御を行う温度検出用制御ユニット
39によってこの皺が発生しようとする部分8Bが検出
される。温度検出用制御ユニント39は、これを検出す
ると、各噴射ノズルJ1〜J0のうち、高温出力が得ら
れた熱電対に対応する位置にある噴射ノズル(図示の例
では3本)の電磁弁に開信号を出力する。これにより、
皺が発生しようとする部分BBが冷却用ガスで冷却され
る。
この場合、次の同期用オン信号が人力されたときに、前
回と同しように高温部が得られたときには、これに対応
する電磁弁に開信号を与え続け、また、薄鋼板Sの温度
分布が均一化され各熱電対D1〜D、、からの検出出力
がほぼ同しになると、それまで開信号を与えていた電磁
弁に閉信号を出力してその噴射ノズルへの冷却用ガスの
供給を停止する。なお、上記のような制御にもかかわら
ず、凸状の皺が発生して電極対T、−Tnのいずれが非
通電状態となった場合には、制御ユニン目9からこのこ
とを示す信号が温度検出用制御ユニント39に与えられ
、温度検出用制御ユニット39は電磁弁M1〜Mいに対
する開閉信号の出力を一時停止し、前述した制御ユニッ
ト19による制御に切り換わるようになっている。
このような制御の結果、薄鋼板Sに発生しようとする凸
状の皺の発生をも未然に防止することが可能となる。
第10図は請求項5の発明によるヒートバックル防止装
置の構成説明図である。
同図において、符号40aはレーザヘッと、符号40b
はレーザ式変位測定ユニットである。このレーザヘッド
40aは、ハースロールR2の入側に設定された測定位
置において、ハースロールR2に導かれる薄鋼板Sの表
面に炉壁に設けられた水冷式窓からレーザビームを幅方
向にスキャンニングしながら照射することにより、得ら
れた薄鋼板Sの幅方向に関する表面変位情報をレーザ式
変位測定ユニット40bに与えるものである。レーザ式
変位測定ユニット40bは、これを受けて、連続的にf
i@板Sの幅方向の表面変位を測定し、その結果を制御
装置46に出力するものである。符号45は薄鋼板Sの
表面変位の測定位置に近接して設けられたノズル用ヘッ
ダーであり、ノズル用ヘッダー45には、冷却用ガスま
たは加熱用ガスを薄鋼板Sに向けて噴射するための複数
の噴射ノズルJ、〜J、、が配設されている。
上記のように構成されるヒートバックル防止装置の動作
を以下に説明する。
連続焼鈍が開始されると、レーザ式変位測定ユニット4
0bは、レーザヘッド40aからの表面変位情報に基づ
いて、ハースロールR2に導かれる薄鋼板Sの幅方向の
表面変位を連続的に測定し、その測定出力を制御装置4
6に与える。そして、薄鋼板Sにヒートバックル発生部
Bである凸状の皺が生しると、これがレーザヘッド40
aを介してレーザ式変位測定ユニノ)40bによって凸
部として測定(検出)される。これを受けて、制御装置
46は、噴射ノズルJ1〜J、、のうち、測定ユニット
40bによって測定された薄鋼板Sのへ部に対応する位
置ある噴射ノズルを選定し、この噴射ノズルから炉内ガ
スを冷却した冷却用ガスを薄鋼板Sに向は噴射させる。
なお、レーザ式変位測定ユニット40bによって薄鋼板
Sの凸部が測定されているときに、この凸部以外の平坦
部に対応する付置、つまリヒートバックル発生部Bの周
辺部に対応する位置にある噴射ノズルから加熱用ガスを
噴射させるようにしてもよい。
このような制御の結果、Fl鋼板に発生した凸状の皺を
解消できるとともに、連続的に精度良くヒートバックル
発生部の検出を行うことができるので、より確実にヒー
トバックルの発生を防止することができる。
なお、上記請求項2〜4に係る実施例にて説明したヒー
トバックル防止装置においては、電極対をハースロール
あるいはヒートバックル検出ロールの長手方向に一列に
埋設したが、複数列に埋設するようにしてもよい、また
、電極対に対し噴射ノズルをl対lの対応関係になるよ
うに配設したが、特にこの例の対応関係に限定されるも
のではない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明による1g板のヒートバ
ックル防止方法では、連続焼鈍炉内に配置されたハース
ロールによって薄tll板が通板される際に、ハースロ
ールの入側において、薄鋼板のヒートバックルが発生し
かけているヒートバックル発生部を冷却し、あるいは、
ヒートバックル発生部以外のその周辺部を加熱し、ヒー
トバックル発生部の温度がその周辺部に比べて相対的に
低くなるように薄鋼板の板幅方向の温度分布を変えるよ
うにしたので、ヒートバックル発生部における板幅方向
の圧縮応力が解消されて凸状の皺をなくすことができ、
これにより、ヒートバックルの発生を防止することがで
きる。
また、請求項2のヒートバックル防止装置では、薄鋼板
が当接したときに通電状態となる複数の電極対をこの薄
鋼板を通板させるハースロールに埋設し、これらの電極
対の通電・非通電状態に基づいて凸状の皺であるヒート
バックル発生部を検出し、この部分の温度がその周辺部
に比べて相対的に低くなるように制御する構成としたの
で、簡単な構成によりヒートバックルの発生を防止する
ことができる。
請求項3のヒートバックル防止装置では、ヒートバック
ル発生部を検出するものとして、ハースロールの入側の
薄鋼板の走行路に上記複数の電極対を備えたヒートバッ
クル検出ロールを設けた構成としたので、″Fi4鋼板
のヒートバックル発生部をより早期に検出でき、確実に
ヒートバックルの発生を防止できる。
請求項4のヒートバックル防止装ガでは、複数の電極対
を備えた上記ヒートバックル検出ロールに、さらに、薄
鋼板の温度を検出する複数の非接触式温度センサを設け
た構成としたので、上記の効果に加え、薄鋼板の^状の
皺が発生しようとする部分を検出でき、この凸状の皺の
発生をも未然に防止することが可能となる。
請求項5のヒートバックル防止装置では、ヒートバック
ル発生部を検出するものとして、ハースロールの入側に
おいてこれに導かれる薄鋼板の幅方向の表面変位を連続
的に測定するレーザ式変位測定装置を設けた構成とした
ので、連続的に精度良くヒートバックル発生部を検出で
き、より確実にヒートバックルの発生を防止できる。
これにより、この発明によるヒートバフクル防止方法及
び装置によれば、連続焼鈍すべき材質の異なる薄鋼板を
焼鈍する際に、共通のロールクラウンを有するハースロ
ールの適用が可能となって、従来行われていたハースロ
ールの交換が不要となり、また、連続焼鈍に適用可能な
製品範囲を拡大でき、連続焼鈍における生産性の向上や
その適用範囲の拡大に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による方法を実施するための装置の一
例を示す構成説明図、第2図はこの発明のよる方法を適
用した場合のハースロールの入側における薄鋼板の板幅
方向の応力分布の一例を示す同、第3図は請求項2の発
明によるヒートバックル防止装置の構成説明図、第4図
は第3図に示す電極対のハースロール周方向における断
面構造説明図、第5図は第3図に示す制御装置の構成説
明図、第6同は請求項3の発明によるヒートバックル防
止装置の構成説明図、第7図はその別の構成を示す図、
第8図は請求項4の発明によるヒートバックル防止装置
におけるヒートバックル検出ロールの構成説明図、第9
図は請求項4の発明によるヒートバックル防止装置にお
ける制御装置の構成説明図、第10図は請求項5の発明
によるヒートバックル防止装置の構成説明図、第11図
はこの発明に係る、凸状の皺の解消に要する温度差を説
明するための図、第12図はヒートバックルの発生状況
の一例を示す説明図、第13図は従来技術でのハースロ
ールの入側における薄鋼板の板幅方向の応力分布の一例
を示す図である。 1a、1 b−冷却ヘソグー、2a、2b−ノズル、3
・−テレビカメラ、R−ハースロール、S・・・1R1
1板、[lR,BL・−・ヒートバックル発生部(門状
の雌部分)、 11、21.31−  リミットスイッチ、12.22
.32ストライカ、15.25.45−・ノズル用ヘン
ダー16.26.36.46−・−制御装置、18−冷
却装置、19−制御ユニット、20.30− ヒートバ
ックル検出ロール、39−温度検出用制御ユニット、4
0a−レーザヘッと、40b−レーザ式変位測定ユニン
ト、R1、R2−ハースロール、 ′「、〜T9−電極対、J、〜J、−噴射ノズル、M、
〜M、−電G4電昇4+弁 〜D、−熱電対、B ヒー
トバックル発生部(InI状の間部分)、BB  凸状
の酸が発生しようとする部分。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続焼鈍炉内のハースロールの入側で、このハー
    スロールに導かれる薄鋼板のヒートバックルが発生しか
    けているヒートバックル発生部を検出し、このヒートバ
    ックル発生部を冷却することにより、あるいはヒートバ
    ックル発生部以外のその周辺部を加熱することにより、
    薄鋼板のヒートバックルの発生を防止するようにしたこ
    とを特徴とする、連続焼鈍炉内の薄鋼板のヒートバック
    ル防止方法。
  2. (2)連続焼鈍炉内のハースロールの長手方向の外周面
    にこのハースロールに導かれる薄鋼板の幅にわたって複
    数配列して埋設され、薄鋼板が当接したときに通電状態
    となる電極対と、前記ハースロールに近接する位置に前
    記各電極対に対応させた状態で設けられ、冷却用ガスま
    たは加熱用ガスを薄鋼板に向けて噴射するための噴射ノ
    ズルと、連続焼鈍時に前記各電極対のいずれが非通電状
    態となったかを検出し、前記各噴射ノズルのうち、非通
    電状態となった電極対に対応する位置にある噴射ノズル
    から冷却用ガスを噴射させ、またはそれ以外の通電状態
    にある電極対に対応する位置にある噴射ノズルから加熱
    用ガスを噴射させる制御装置とを備えたことを特徴とす
    る、連続焼鈍炉内の薄鋼板のヒートバックル防止装置。
  3. (3)連続焼鈍炉内のハースロールの入側の薄鋼板の走
    行路に、軸心線を前記ハースロールの軸心線にほぼ平行
    に保持して薄鋼板に押し付けられる状態で設けられ、長
    手方向の外周面に薄鋼板が当接したときに通電状態とな
    る電極対を薄鋼板の幅にわたって複数配列して埋設した
    ヒートバックル検出ロールと、前記ヒートバックル検出
    ロールに近接する位置に前記各電極対に対応させた状態
    で設けられ、冷却用ガスまたは加熱用ガスを薄鋼板に向
    けて噴射するための噴射ノズルと、連続焼鈍時に前記各
    電極対のいずれが非通電状態となったかを検出し、前記
    各噴射ノズルのうち、非通電状態となった電極対に対応
    する位置にある噴射ノズルから冷却用ガスを噴射させ、
    またはそれ以外の通電状態にある電極対に対応する位置
    にある噴射ノズルから加熱用ガスを噴射させる制御装置
    とを備えたことを特徴とする、連続焼鈍炉内の薄鋼板の
    ヒートバックル防止装置。
  4. (4)請求項3記載の連続焼鈍炉内の薄鋼板のヒートバ
    ックル防止装置において、前記ヒートバックル検出ロー
    ルに、さらに、長手方向の外周面に薄鋼板の温度を検出
    する接触式温度センサを薄鋼板の幅にわたって複数配列
    して埋設し、前記制御装置は、連続焼鈍時に前記電極対
    が非通電状態となったことに基づく前記各噴射ノズルに
    対する制御に加え、前記各噴射ノズルのうち、高温部を
    示す検出出力が得られた接触式温度センサに対応する位
    置にある噴射ノズルから冷却用ガスを噴射させ、または
    それ以外の接触式温度センサに対応する位置にある噴射
    ノズルから加熱用ガスを噴射させる制御を行うことを特
    徴とする、連続焼鈍炉内の薄鋼板のヒートバックル防止
    装置。
  5. (5)連続焼鈍炉内のハースロールの入側に設定された
    測定位置にて前記ハースロールに導かれる薄鋼板の幅方
    向の表面変位を連続的に測定するレーザ式変位測定装置
    と、前記測定位置に近接する位置に薄鋼板の幅にわたっ
    て複数配列され、冷却用ガスまたは加熱用ガスを薄鋼板
    に向けて噴射する噴射ノズルと、連続焼鈍時に前記レー
    ザ式変位測定装置によって薄鋼板の凸部が測定されたと
    きに、前記各噴射ノズルのうち、薄鋼板の凸部に対応す
    る位置にある噴射ノズルから冷却用ガスを噴射させ、ま
    たはそれ以外の平坦部に対応する位置にある噴射ノズル
    から加熱用ガスを噴出させる制御装置とを備えたことを
    特徴とする、連続焼鈍炉内の薄鋼板のヒートバックル防
    止装置。
JP2340490A 1989-09-22 1990-01-31 連続焼鈍炉内の薄鋼板のヒートバックル防止方法及びその装置 Pending JPH03180430A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5433800A (en) * 1987-08-17 1995-07-18 Arthur E. Bishop & Associates Pty, Ltd. Scanning induction hardening

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JPS6125008A (ja) * 1984-07-13 1986-02-03 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 形状検出方法及び装置
JPS6267125A (ja) * 1985-09-20 1987-03-26 Kawasaki Steel Corp 連続焼鈍炉における鋼帯冷却方法
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