JPH03180150A - ローヤルゼリー溶液の製造方法 - Google Patents

ローヤルゼリー溶液の製造方法

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JPH03180150A
JPH03180150A JP1319851A JP31985189A JPH03180150A JP H03180150 A JPH03180150 A JP H03180150A JP 1319851 A JP1319851 A JP 1319851A JP 31985189 A JP31985189 A JP 31985189A JP H03180150 A JPH03180150 A JP H03180150A
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JP
Japan
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royal jelly
solution
fruit juice
water
ethyl alcohol
Prior art date
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Pending
Application number
JP1319851A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Yokote
横手 津介
Takashi Nonogaki
野々垣 孝
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GIFU YOUHOU KK
Original Assignee
GIFU YOUHOU KK
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Publication date
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  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はローヤルゼリー溶液の製造方法に関するもので
ある。
[従来の技術] ローヤルゼリーは蜜蜂の働き蜂がその咽頭部から分泌す
る乳白色の収れん味のある粘稠な物質であり、主に女王
蜂に与えられる餌である。蜜蜂の幼虫はローヤルゼリー
を餌として与えられることにより女王蜂となり、女王蜂
は働き蜂、雄蜂に比べて体も大きく寿命も永い。さらに
−日に数十個も産卵するというように様々な能力を得て
いる。
ローヤルゼリーの成分は水分66%前後、タンパク質1
2〜15%、脂質4〜5、灰分l〜2%、糖質10%前
後であり、その他ビタミンB群やアミノ酸等も多く含ん
でいる。中でも脂肪酸のひとつであるlO−ヒドロキシ
デセン酸(以下1O−HDAと略称する)は自然界でロ
ーヤルゼリーの中にのみみられる貴重な物質であり、抗
菌性、抗腫瘍性等を有し、その含有量はローヤルゼリー
の品質の優劣を決める重要な因子となっている。
現在、ローヤルゼリーは栄養補助あるいは健康維持等の
目的で医薬品の原料又は健康食品の原料として、生のま
まあるいは粉末化するとともにカプセルとしたり又はド
リンク剤等に添加する等様々な形態で利用されている。
中でも近年ローヤルゼリーを添加したドリンク剤及び清
涼飲料は、手軽さ、ファツション性等の点で非常に需要
が多くなっている。従来、ドリンク剤等にローヤルゼリ
ーを添加する方法として、生のままを加えて他の原料と
ともに混合、溶解する方法と、他の原料とともに混合し
て不溶分を濾過により除去する方法とがある。
[発明が解決しようとする課題] ローヤルゼリーにはタンパク質が含有されており、生の
ローヤルゼリーを濁りが生じない程度の量ドリンク剤に
溶解させる場合には、ドリンク剤に含有されるローヤル
ゼリーの量は少なく、又、ドリンク剤に一度溶解したタ
ンパク質が経時的に析出して「おり」となり、商品価値
を著しく低下させていた。又、他の原料とともに混合し
て不溶分を濾過により除去する方法では、ローヤルゼリ
ーに含有されていたタンパク質が不溶分として濾過され
るため、製品中に経時的に「おり」が生じることはほと
んどないが、ローヤルゼリー中の有効成分が濾過残渣中
に取り込まれて回収率が悪くなり、ローヤルゼリーの有
効成分含有量の少ないものとなるという問題がある。
本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的はローヤルゼリー有効成分を高濃度に含有
するとともに透明で、しかも長期間保管した場合にも「
おり」が生じることのないローヤルゼリー溶液の製造方
法を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用]前記の目的を達
成するため本発明においては、ローヤルゼリーをエチル
アルコールで抽出処理し、その抽出・液に水及び多価フ
ェノールを含有する果汁を加え、析出物を除去して透明
な液を得るという方法を採用した。抽出処理に使用され
るエチルアルコールの量はローヤルゼリーのほぼ2倍量
が好ましく、抽出液に加える水の量は原料ローヤルゼリ
ーに対して3〜8倍量が好ましい。多価フェノールを含
有する果汁の例としては柿果汁、リンゴ果汁等がある。
果汁は果実を絞ったものをそのままで、あるいは水分を
除去して濃縮した状態のものを使用してもよい。
ローヤルゼリーをエチルアルコールで抽出することによ
り、ローヤルゼリー中のタンパク質を除くほとんどの成
分と少量のタンパク質が抽出される。抽出液に水を加え
ることにより抽出液中に溶解していた「おり1の原因と
なるタンパク質の多くが析出する。しかし、ローヤルゼ
リー含有率が清涼飲料、ドリンク剤の原料等として充分
な値となる量の水を加えただけでは、溶液中に経時変化
に伴い析出して「おり1となる少量のタンパク質が残る
。水を多量に加えればこのタンパク質も析出し、それを
除去した溶液は長期間保存しても「おり1が生じないが
、水の量が多すぎてローヤルゼリーの含有率が低すぎ、
清涼飲料、ドリンク剤の原料等としてそのままでは使用
できず、濃縮操作が必要となり手間が掛かる。本発明で
は最終のローヤルゼリー溶液中のローヤルゼリー含有率
が清涼飲料、ドリンク剤の原料等として充分な値となる
量の水が抽出液に加えられる。水を加えただけでは析出
し難いタンパク質は果汁を加えることにより、果汁に含
まれる多価フェノールの作用により凝集されて不溶性と
なって析出する。一方、ローヤルゼリーの指標ともいえ
る1O−HDAはエチルアルコール水溶液に溶解し易い
ため、水及び果汁を加えることにより析出したタンパク
質を濾過等により除去した後の透明な溶液中には原料ロ
ーヤルゼリー中の90%以上の1O−HDAが回収され
、92%以上のタンパク質が除去された。
得られたローヤルゼリー溶液はローヤルゼリー含有率が
高く、しかも長期間保存しても「おり」が生じない。
果汁の添加量は原料ローヤルゼリーに対して1%以上で
あればよく、最終のローヤルゼリー溶液の使用用途に応
じて果汁の添加量が調整される。
すなわち、ローヤルゼリー溶液として果汁の香りが弱い
ものを得る場合には果汁の添加量を少なくし、果汁の香
りが強いものを得る場合には果汁の添加量を多くすると
ともに水の量を少なくする。
甘味の多い果汁の量を多くした場合にはドリンク剤や清
涼飲料を調製する際に甘味料の添加が不溶となる。
このようにして得られたローヤルゼリー溶液は主にドリ
ンク剤や清涼飲料を調製する際の原料として使用される
が、ローヤルゼリー溶液をそのまま飲料としてもよい。
[実施例] 以下、実施例を挙げて本発明をより詳細に説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 生ローヤルゼリー(10−HDA含有量1.98%、タ
ンパク質含有量13.1%)longを200gのエチ
ルアルコールで抽出し、その抽出液に700gの水及び
10gの柿果汁を加え、攪拌した後1夜低温で放置し、
析出物を濾過してローヤルゼリー溶液を得た。収量は9
70gであった。ローヤルゼリー溶液中の1O−HDA
及びタンパク質の含有量を測定したところ、1O−HD
A含有量は0.19%、タンパク質含有量は0゜10%
であった。すなわち、1O−HDAの回収率は93.1
%、タンパク質の除去率は92.6%であった。この溶
液を5°Cで長期間保存したが不溶物の析出はなかった
実施例2 生ローヤルゼリー(10−HDA含有量1. 98%、
タンパク質含有量13.1%)100gを200gのエ
チルアルコールで抽出し、その抽出液に700gの水及
び2gの柿果汁を加え、攪拌した後1夜低温で放置し、
析出物を濾過してローヤルゼリー溶液を得た。収量は9
60gであった。
ローヤルゼリー溶液中の1O−HDA含有量は0219
%、タンパク質含有量0.10%であった。
すなわち、1O−HDAの回収率は92.1%、タンパ
ク質の除去率は92.7%であった。この溶液を5℃で
長期間保存したが不溶物の析出はなかった。
実施例3 生ローヤルゼリー(10−HDA含有量1. 91%、
タンパク質含有量12.8%)100gを200gのエ
チルアルコールで抽出し、その抽出液に700gの水及
び10gのリンゴ果汁を加え、攪拌した後l夜低温で放
置し、析出物を濾過してローヤルゼリー溶液を得た。収
量は970gであった。ローヤルゼリー溶液中の1O−
HDA含有量は0.18%、タンパク質含有量0.09
%であった。すなわち、1O−HDAの回収率は91゜
4%、タンパク質の除去率は93.2%であった。
この溶液を5℃で長期間保存したが不溶物の析出はなか
った。
実施例4 生ローヤルゼリー(10−HDA含有量2.02%、タ
ンパク質含有量13.1%)100gを200gのエチ
ルアルコールで抽出し、その抽出液に300gの水を加
え、さらにその溶液に300gの柿果汁を加え、攪拌し
た後l夜低温で放置し、析出物を濾過してローヤルゼリ
ー溶液を得た。
ローヤルゼリー溶液中の1O−HDA含有量は0゜21
%、タンパク質含有量は0.10%であった。
最終ローヤルゼリー溶液は生のローヤルゼリーを9倍に
希釈した状態となっているため、1O−HDAの回収率
は約93%、タンパク質の除去率は約93%となった。
この溶液を5℃及び50°Cで長期間保存したが不溶物
の析出はなかった。
実施例5 生ローヤルゼリー(10−HDA含有量2.02%、タ
ンパク質含有量13.1%)100gを200gのエチ
ルアルコールで抽出し、その抽出液に600gの水を加
え、さらにその溶液に90gの濃縮柿果汁を加え、攪拌
した後l夜低温で放置し、析出物を濾過してローヤルゼ
リー溶液を得た。ローヤルゼリー溶液中の1O−HDA
含有量は0.19%、タンパク質含有量は0.09%で
あった。最終ローヤルゼリー溶液は生のローヤルゼリー
を約10倍に希釈した状態となっているため、1O−H
DAの回収率は約93%、タンパク質の除去率は約93
%となった。この溶液を5°C及び50°Cで長期間保
存したが不溶物の析出はなかった。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、生ローヤルゼリー
を水溶液とした場合に経時的に「おり1が発生する原因
となるタンパク質がほとんど除去されるとともに、IO
−ヒドロキシデセン酸はほとんど回収され、ローヤルゼ
リー有効成分を高濃度に含有するとともに透明で、しか
も長期間保管した場合にも「おり」が生じることのない
ローヤルゼリー溶液を容易に得ることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ローヤルゼリーをエチルアルコールで抽出処理し、
    その抽出液に水及び多価フェノールを含有する果汁を加
    え、析出物を除去して透明な液を得ることを特徴とする
    ローヤルゼリー溶液の製造方法。 2、生ローヤルゼリーをほぼ2倍量のエチルアルコール
    で抽出処理し、抽出液に原料ローヤルゼリーに対して3
    〜8倍量の水と、多価フェノールを含有する果汁を1%
    以上加え、析出物を除去して透明な液を得ることを特徴
    とするローヤルゼリー溶液の製造方法。
JP1319851A 1989-12-08 1989-12-08 ローヤルゼリー溶液の製造方法 Pending JPH03180150A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10114652A (ja) * 1996-10-15 1998-05-06 Dokutaazu Kosumeteikusu:Kk 津液改善剤及びそれを含有する経口投与用組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10114652A (ja) * 1996-10-15 1998-05-06 Dokutaazu Kosumeteikusu:Kk 津液改善剤及びそれを含有する経口投与用組成物

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