JPH0317998A - 照明器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、消灯、点灯、調光、調色、豆球点灯などの複
数の点灯モードを有する照明器具に関するものである． ［従来の技術］ 従来、消灯、点灯、調光、調色、豆球点灯などの複数の
点灯モードを有するこの種の照明器具として、第２図に
示すように、インバータ式蛍光灯点灯装置があった．す
なわち、スイッチング用トランジスタＱ１を用いた１石
式のインバータ回路１と、双方向性３端子サイリスタ（
以下、トライアックと称する）ＴＲ．ＴＲ２を用いたモ
ード切り替え回路２と、トライアックＴＲＩ，ＴＲ２を
光結合素子（フォトサイリスタＳＳＲＩ，ＳＳＲ２）を
介してドライブするドライブ回路３と、モード切り替え
信号に基づいて点灯モード制御信号を形成するマイクロ
コンピュータＩＣよりなるモード制御回路４と、赤外線
式ワイヤレス送信器（図示せず〉からの光信号Ｖｐを受
信するワイヤレス受信部５とで構成されている．なお、
リモコン操作が不要の場合には、ワイヤレス受信部５を
設けなくても良いことは言うまでもない． ここに、インバータ回路１は、入力端子Ｔ１Ｔ２に印加
される商用電源ＡＣを全波整流器Ｒｅｆ，にて全波整流
し、トランジスタＱ１にてスイッチングして高周波電圧
に変換して蛍光灯ＦＬに印加するようになっており、メ
インスイッチング用のトランジスタＱ，は制御部Ａによ
りドライブ用トランジスタＱ２を介して制御されるよう
になっており、調光制御端子Ｔ，に印加される調光信号
がトランジスタＱ，を介して制御部Ａに入力されたとき
、蛍光ランプＦＬを調光点灯させる高周波電圧が出力さ
れるようになっている。

また、点灯モード切り替え回路２は、全点灯、消灯切り
替え用のトライアックＴＲ１調光切り替え用のトライア
ックＴＲ．とで形成され、各トライアックＴＲＹ，ＴＲ
２はフォトサイリスタＳＳＲ．，ＳＳＲ２にてトリガさ
れるようになっており、フォトサイリスタＳＳＲ，，Ｓ
ＳＲ２のフォトダイオードＰＤ．，ＰＤ．は、点灯モー
ド制御回路４の出力に基づいてトランジスタＱ，〜Ｑ，
を介して制御されるようになっている． 点灯モード制御回路４のマイクロコンピュータＩＣには
、引き紐スイッチＳＷ，出力〈瞬断信号〉およびワイヤ
レス受信部５出力がモード切り替え信号（制御コード）
として入力されており、このモード切り替え信号によっ
て点灯モードを順送り制御《消灯→全点灯→調光→消灯
→全点灯→・・・・・・〉するようになっている． ワイヤレス受信部５は、光信号Ｖｐを受信するフォトダ
イオードＰＤと、受信された信号をＴＴＬレベルまで増
幅する増幅器ＡＭＰと、増幅された信号を検波、波形整
形して８ビットのパルス列（制御コード〉に復調する波
形整形回路ＷＳとで形戒されており、受信された制御コ
ードをマイクロコンピュータＩＣに入力することにより
、点灯モードがリモコン操作で容易に切り替えることが
できるようになっている． また、電源のオン、オフは壁スイッチＳＷ４にて行われ
るようになっており、壁スイッチＳＷ，がオンされて電
源が立ち上がると、マイクロコンピュータＩＣにより設
定される点灯モードは、予め初期設定されている点灯モ
ード（例えば、消灯モード、全点灯モードなど）となる
． いま、壁スイッチＳＷ，がオンされている状態において
、マイクロコンピュータＩＣに引き紐スイッチＳＷ，の
瞬断信号が入力されることによって点灯モードが順送り
設定され、一方、ワイヤレス受信部５から入力される制
御コードによっても点灯モードが設定される．ここに、
マイクロコンピュータＩＣの出力端子ＫＩ，，ＫＩ２は
、全点灯時においてＫＩ．→”Ｈ″、ＫＩ，→″Ｌ″と
なり、トライアックＴＲ，がオンされてインバータ回路
１に商用電源ＡＣが供給されて蛍光灯ＦＬが全点灯する
．この場合、トライアックＴＲ．はオフされており、調
光入力端子Ｔ３は遮断されている．一方、調光時におい
ては、ＫＩ．→”Ｌ”，ＫＩ２一”し”が出力され、ト
ライアックＴＲ２をオンさせてインバータ回路１に調光
信号を入力し、蛍光灯ＦＬを調光点灯させるようになっ
ている．［発明が解決しようとする課Ｍ］ しかしながら、上述の従来例にあっては、引き紐スイッ
チＳＷ３の瞬断操作あるいはワイヤレス送信器によるリ
モコン操作で点灯モードを所定モードに設定した場合に
あっても、壁スイッチＳＷ．を一度オフにして蛍光灯Ｆ
Ｌを消灯すると、前回点灯時の点灯モード設定状態が消
失（ＲＡＭのデータが消失〉してしまい、次に壁スイッ
チＳＷ．をオンにして蛍光灯ＦＬを点灯する場合におけ
る点灯モードは、マイクロコンピュータＩＣに予め設定
されている初期設定モードとなるため、前の点灯モード
により点灯させる場合には、改めて点灯モードの切り替
え操作を行わなければならず、操作が面倒であるという
問題があった．例えば、マイクロコンピュータＩＣの初
期設定モードが消灯モード（あるいは全点灯モード）に
設定され、前回の蛍光灯ＦＬの点灯時において調光点灯
モードに設定されていた場合、壁スイッチＳＷ４を一度
オフにして蛍光灯ＦＬを消灯した後、再度壁スイッチＳ
Ｗ４をオンして点灯する場合には、点灯モードが初期設
定モードとなって蛍光灯ＰＬは点灯しない（初期設定が
全点灯モードの場合は全点灯する）ので、引き紐スイッ
チＳＷ，あるいはワイヤレス送信器により点灯モードの
切り替え操作を行って調光点灯モードで動作させる必要
があり、操作が面倒になるという問題があった．本発明
は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的とす
るところは、前回と同一の点灯モードで点灯させたい場
合における電源オン時の点灯モード切り替え操作が不要
となる照明器具を提供することにある． ［課題を解決するための手段］ 本発明の照明器具は、消灯、点灯、調光、調色、豆球点
灯などの複数の点灯モードを有する照明器具において、
電源オン時の点灯モードを予めセットできるモードセッ
ト手段を設けるとともに、上記モードセット手段のセッ
ト状態を保持するバックアップ用電源を設けたものであ
る。

［作　用］ 本発明は上述のように構成されており、複数の点灯モー
ドを有する照明器具において、電源オン時の点灯モード
を予めセットできるモードセット手段のセット状態を保
持するバックアップ用電源を設けたので、前回と同一の
点灯モードで点灯させたい場合における電源オン時の点
灯モード切り替え操作が不要となり、操作が簡単な照明
器具を提供することができるようになっている．［実施
例］ 第１図は本発明一実施例を示すもので、消灯、点灯、調
光、調色、豆球点灯などの複数の点灯モードを有する照
明器具において、電源オン時の点灯モードを予めセット
できるモードセット手段を設けるとともに、上記モード
セット手段のセット状態を保持するバックアップ電源を
設けたものである。ここに、上記バックアップ電源はＮ
ｉ−Ｃｄｔ池のような２次電池ＢＡと、２次電池ＢＡの
充電用ダイオードＤ．とで形戒され、電池電圧をマイク
ロコンピュータＩＣ２のバックアップ電源端子Ｂに印加
し、２次電池ＢＡからの給電によってマイクロコンピュ
ータＩＣ２の内部メモリ（ＲＡＭ）のモードセットデー
タを含むデータを一定時間保持できるようになっている
．なお、２次電池ＢＡに代えて大きな容量の１次電池を
用いても良いことは言うまでもない．また、他の構或お
よび点灯動作は前記従来例と同様であるので説明を省略
する． また、実施例では、バックアップ電源によるセット状態
保持機能が失われた場合における電源オン時の点灯モー
ドをＺ主光源が点灯しない点灯モード（消灯モード、豆
球点灯モードなど）とするようにしている． 以下、実施例の動作について説明する．いま、バックア
ップ電源を構成する２次電池ＢＡは、ダイオードＤ８を
介して充電されるようになっており、２次電池ＢＡの電
圧がマイクロコンピュータ■Ｃ２のバックアップ端子Ｂ
に印加されている．ここに、壁スイッチＳＷ４をオンし
、リモコン送信器または引き紐スイッチＳＷ３により点
灯モードを、例えば調光モードに設定して使用したとき
、この点灯モードの設定状態はマイクロコンピュータＩ
Ｃ２の内部メモリ（ＲＡＭ）に記憶される．次に、壁ス
イッチＳＷ４をオフにすると、各回路への給電が停止さ
れるが、マイクロコンピュータＩＣ２の内部メモリには
バックアップ電源から給電されており、前の点灯時にお
ける点灯モードのセット状態が保持されている． 次に、バックアップ電源によるバックアップ機能が得ら
れている間に、壁スイッチＳＷ４をオンすると、前回点
灯時の点灯モードすなわち調光モードによって点灯され
る． 一方、実施例では、長時間の停電が発生して２次電池Ｂ
Ａの容量が少なくなって、バックアップ電源によるセッ
ト状態保持機能が失われた場合には、電源オン時におけ
る点灯モードを主光源が点灯しない点灯モード（消灯モ
ード、豆球点灯モードなど〉に設定されるようになって
おり、不用意に主光源が点灯された状態となって安全性
が損なわれることがないようになっている．すなわち、
実施例のようにリモコン機能を付加して点灯モードを遠
隔操作できるようにしている場合には、壁スイッチＳＷ
４をオン状態とし、ワイヤレス送信器から消灯モードに
設定する場合が多いが，このような場合において、人が
いないときに長時間の停電が発生してバックアップ機能
が損なわれ、その後に復電したとき、主光源が点灯状態
になって放置されることがないようにマイクロコンピュ
ータ■Ｃ２の制御処理の初期設定が行われているので、
安全な豆球点灯モードあるいは消灯モードで動作するこ
とになり、安全性が確保できるようになっている． また、本発明にあっては、点灯モードの設定後引き紐ス
イッチＳＷ３を器具本体内に収納したり、引き紐スイッ
チＳＷ，をデイップスイッチとして器具本体に内蔵させ
ることも可能であり、引き紐が見えないくあるいは引き
紐がない〉すっきりした照明器具を実現することができ
る， ［発明の効果］ 本発明は上述のように構成されており、複数の点灯モー
ドを有ずる照明器具において、電源オン時の点灯モード
を予めセットできるモードセット手段のセット状態を保
持するバックアップ用電源を設けたので、前回と同一の
点灯モードで点灯させたい場合における電源オン時の点
灯モード切り替え操作が不要となり、操作が簡単な照明
器具を提供することができるという効果がある．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の回路図、第２図は従来例の回
路図である． １はインバータ回路、２はモード切り替え回路、３はド
ライブ回路、４はモード制御回路、５はワイヤレス受信
部である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）消灯、点灯、調光、調色、豆球点灯などの複数の
   点灯モードを有する照明器具において、電源オン時の点
   灯モードを予めセットできるモードセット手段を設ける
   とともに、上記モードセット手段のセット状態を保持す
   るバックアップ用電源を設けたことを特徴とする照明器
   具。
2. （２）バックアップ電源によるセット状態保持機能が失
   われた場合における電源オン時の点灯モードを、主光源
   が点灯しない点灯モードとしたことを特徴とする請求項
   １記載の照明器具。