JPH03179883A - Ｒｆモジュレータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、親画面用の第１チューナと、子画面用の第２
チューナとを備えたビデオテープレコーダにおけるＲＦ
モジュレータに関する。

（従来の技術） テレビジョン受像機においては、同一のテレビジョン画
面内に、あるチャンネルに対応した親画面と、この親画
面の中に他のチャンネルの子画面とを同時に映し出す（
かかる画面をピクチャー・イン・ピクチャー画面と称す
る。）ことができる、いわゆるピクチャー・イン・ピク
チャー（ＰｉｎＰ）機能を備えたものが知られている。

このようなピクチャー・イン・ピクチャー機能を具備す
るテレビジョン受像機は２台のチューナを備えた特殊な
ものとなる。ところで、１台のチューナのみ具備した通
常のテレビジョン受像機でもピクチャー・イン・ピクチ
ャー画面を映し出すことができるようにすれば、たいへ
ん便利である。

そこで、通常のテレビジョン受像機でも上記特殊なテレ
ビジョン受像機のようにピクチャー・イン・ピクチャー
画面を映し出すためにビデオテープレコーダを利用した
ものが考えられる。

第２図は２台のチューナを具備したビデオテープレコー
ダを利用して１台のチューナしか具備していない通常の
テレビジョン受像機に対してピクチャー・イン・ピクチ
ャー画面を映し出すことができるようにするＲＦモノユ
レータとＲＦスプリッタとの組み合わせ構成を示す図で
ある。

第２図において、符号２はＲＦモジュレータ、４はＲＦ
スプリッタである。ＲＰモジュレータ２は、テレビジョ
ンアンテナ６に接続される入力端子８と、構成的には第
１．第２チューナ１０．１２のみが図示されているビデ
オテープレコーダの内部回路に接続される入力端子１４
と、図示しないテレビジョン受像機の入力端子に接続さ
れる出力端子１６と、ＲＦスプリッタ４に接続される出
力端子１８とを備えた筺体１９で構成されている。

上記各端子を備えたＲＦモジュレータ２の筺体Ｉ９はそ
の内部に入力端子８に対して入力部が接続されてテレビ
ジョンアンテナ６からの信号を分配する分配部２０と、
入力端子１４に接続されてビデオテープレコーダ内部回
路からの映像信号、音声信号等の信号をＲＦモジュレー
トするＲ１回路２１と、この分配部２０で分配された信
号とＲ１回路２１からの信号との一方を切り換えて出力
端子Ｉ６に出力する切換部２２とを具備している。

ＲＦスプリッタ４は、ＲＦモジュレータ２の出力端子１
８に接続される入力端子２４と、第１゜第２チューナ１
０．１２にそれぞれ接続される出力端子２６．２８とを
備えた筺体３０で構成されている。

上記各端子を備えたＲＦスプリッタ４の筺体３０はその
内部に、ＲＦモジュレータ２の出力を増幅する増幅部３
２と、増幅部３２の出力を分配する分配部３４と、第１
．第２チューナ１０．１２間の干渉を防止する増幅部３
６．３８とを具備している。

上記構成において、出力端子Ｉ６に接続されている通常
のテレビジョン受像機のテレビジョン画面上にピクチャ
ー・イン・ピクチャー画面を同時に映し出す場合の動作
について説明すると、まず、テレビジョンアンテナ６で
受信されたテレビジョン信号をＲＦモジュレータ２の分
配部２０でもって分配して出力端子１８を介してＲＦス
プリッタ４の入力端子２４に出力する。ＲＦスプリッタ
４の入力端子２４に与えられたテレビジョン信号は、増
幅部３２で増幅されたのち、分配部３４で分配されると
ともに、分配されたテレビジタン信号はさらに増幅部３
６．３８でそれぞれ増幅されてから出力端子２６．２８
を介してビデオテープレコーダの第１．第２チューナｌ
　Ｏ，１２にそれぞれ与えられる。ビデオテープレコー
ダにおいては、記録モードでもってそれぞれの各チュー
ナｉ　ｏ、ｔ２出力を用いて同一のビデオテープに記録
する。

この記録においては、例えば第１チューナＩＯからは、
あるチャンネルのテレビジョン信号が親画面用信号とし
て出力され、第２チューナ１２からは他のチャンネルの
テレビジョン信号が子画面用信号として出力されるから
、これに対応してビデオテープレコーダはそのビデオテ
ープに通常の映像信号と音声信号として記録処理する。

そして、ビデオテープレコーダを再生モードにしてその
ビデオテープに記録されである信号を当該ビデオ信号の
内部回路でテレビジョン信号の形に再生処理（この再生
処理のための回路はＲＦモジュレータ２の内部に設けて
もよい。）してＲＦモジュレータ２の入力端子！４に出
力する。ＲＦモジュレータ２のＲ１回路２１はこれをＲ
Ｆモジュレートして切換部２２に出力する。切換部２２
により与えられたＲＦモジュレートされた信号は出力端
子１６を介してテレビジョン受像機に与えられる。これ
により、そのテレビジョン受像機においてはそのテレビ
ジョン信号を１台のチューナでもって処理するだけで同
一のテレビジジン画面上に異なるチャンネルの映像がピ
クチャー・イン・ピクチャー画面として映し出されるこ
とになる。

（発明が解決しようとする課題） ところで、上記の場合では、ビデオテープレコーダを用
いて通常のテレビジョン受像機にピクチャー・イン・ピ
クチャー画面を映し出すことができるものの、そのため
に異なる筺体１９．３０で構成されたＲＦモノユレータ
２とＲＦ’スブリヅタ４とを用いていることからコスト
的に高くつくものとなっている。また、別筺体１９．３
０であるから使用上も不便である。さらには、テレビジ
ョンアンテナ６からＲＦモジュレータ２の入力端子８に
与えられたテレビジョン信号は、その出力端子１８に出
力されるまでに当該ＲＦモジュレータ２内部で相当程度
の減衰をし、それを補償するためにＲＦスプリッタ４に
増幅部３２を設けているが、既に相当程度の減衰のため
にテレビジョン信号の雑音指数が悪化している結果、そ
の補償をしてもピクチャー・イン・ピクチャー画面の画
質の低下は避けられないという不具合がある。

したがって、本発明においては、ＲＦモジュレータの筺
体内部にＲＦスプリブタの機能を具備させることで同一
の筺体での構成を可能にしてコストの低減を図るととも
に、使用上の不便さを解消し、かつ、上記雑音指数の悪
化を防止してピクチャー・イン・ピクチャー画面の画質
の向上を図ることを目的としている。

（課題を解決するための手段） このような目的を達成するために、本発明のＲＦモジュ
レータにおいては、親画面用の第１チューナと、子画面
用の第２チューナとを備えたビデオテープレコーダにお
けるＲＦモジュレータであって、テレビジョンアンテナ
に接続される第１入力端子、前記ビデオテープレコーダ
の内部回路に接続される第２入力端子、テレビジョン受
像機の入力端子に接続される第１出力端子、および前記
ビデオテープレコーダの前記第１．第２チューナのそれ
ぞれに接続される第２．第３出力端子が設けられた筺体
を備え、前記筺体内には第１入力端子に対して入力部が
接続された増幅部、この増幅部の出力部に接続されてテ
レビジョンアンテナからの信号を分配する第１分配部、
この第１分配部で分配された信号をさらに分配するとと
もに、その分配出力を前記第２．第３出力端子に出力す
る第２分配部、第２入力端子を介してビデオテープレコ
ーダ内部回路から与えられる信号をＲＦモジュレートす
るＲＦ回路、および第１分配部で分配された信号と、Ｒ
Ｆ回路から与えられる信号との一方を切り換えて第１出
力端子に出力する切換部を設けたことを特徴としている
。

（作用） テレビジョンアンテナで受信されたテレビジョン信号は
当該ＲＦ’モジュレータの筺体の第１入力端子を介して
増幅部に与えられて増幅される。増幅されたテレビジョ
ン信号は、第１分配部で各チャンネルの信号に分配され
てのち第２分配部でさらに分配される。第２分配部で分
配されたテレビジョン信号は第２．第３出力端子を介し
てビデオテープレコーダの対応するチューナに出力され
る。ビデオテープレコーダにおいてはビデオテープに各
チューナから出力されて処理された信号を記録処理する
。この記録処理は、各チャンネルの信号に基づいてピク
チャー・仁ハピクチャー画面に対応した映像信号と音声
信号との記録処理である。

このようにして、ビデオテープに記録処理されたピクチ
ャー・イン・ピクチャー画面に関する信号は第２入力端
子に与えられてＲＦモジュレ′−トされるともに、切換
部を介して第１出力端子からテレビジョン受像機に出力
される。なお、ピクチャー・イン・ピクチャー画面に対
応した映像信号と音声信号とは、上記のように記録処理
せずに直接第２入力端子に与えられるようにされてもよ
い。

そして、テレビジョン受像機は、ピクチャー・イン・ピ
クチャー画面に関するテレビジョン信号が与えられると
、これをそのまま通常の処理を行うのみで同一のテレビ
ジタン画面上にピクチャー・イン・ピクチャー画面を映
し出すことができる。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

第１図は本発明の実施例に係るＲＦモジュレータの構成
を示す図である。

なお、本発明においては従来例のＲＦスプリッタ４の内
部構成をＲＦモジュレータ２の内部に設けるとともに、
従来ではＲＦスプリッタ４とＲＦモジュレータ２とが異
なる筺体で構成されていたのを同一の筺体で構成したこ
とと、増幅部を画質の低下しないような位置に配置する
ことに大きな特徴を有している。そのため、第１図にお
いては、従来例に係る第２図と対応する部分については
同一の符号を付している。

本実施例におけるＲＦモジュレータ４０は、上述のよう
に第２図のＲＦモジュレータ２の内部構成に加えてＲＦ
スプリッタ４の内部構成をも有していて、そのため、第
２図のようなＲＦモジュレータ２の出力端子１８とＲＦ
スプリッタ４の入力端子２４とが省略された形態となっ
ている。したがって、当該ＲＦモジュレータ４０は、テ
レビジョンアンテナ６に接続される第１入力端子８、ビ
デオテープレコーダの内部回路に接続される第２入力端
子１４、テレビジョン受像機の入力端子に接続される第
１出力端子１６、およびビデオテープレコーダの第１．
第２チューナ１０．１２のそれぞれに接続される第２．
第３出力端子２６．２８が設けられた筺体４２を備えて
いる。

そして、その筺体４２の内部には、第１入力端子８に対
して入力部が接続された増幅部３２、この増幅部３２の
出力部に接続されてテレビジョンアンテナからの信号を
分配する第１分配部２０、この第１分配部２０で分配さ
れた一方の信号をさらに分配するとともに、その分配出
力を前記第２゜第３出力端子２６．２８に出力する第２
分配部３４、増幅部３６，３８、ＲＦ回路２１．および
第１分配部２０で分配された他方の信号と、ＲＦ回路２
１からの信号との一方を切り換えて第１出力端子１６に
出力する切換部２２とが設けられている。

上記筺体４２の内部の動作については従来例と同様であ
るからその説明は省略する。

本実施例においては、ＲＦモジュレータ４０の筺体４２
のみで構成されているから、従来例のようにＲＦモジュ
レータとＲＦスプリブタとを別々の筺体で構成していた
場合に比較してそのコストか安価に済む。さらに、従来
例ではＲＦスプリッタ４の入力端子２４に接続されて設
けられていた増幅部３２が第１入力端子８に接続されて
いるから、雑音指数が悪化する前にテレビジョン信号を
増幅でき、ピクチャー・イン・ピクチャー画面の画質を
向上させることができる。

（発明の効果） 以上説明したことから明らかなように本発明によれば、
ＲＦモジュレータの筺体内部にＲＦスプリッタの機能を
具備させて同一の筺体で構成したから、従来のようにＲ
ＦモジュレータとＲＦスプリッタそれぞれの機能を持つ
構成を別々の筺体内に収納して構成していた場合にくら
べてコストの低減を図れる。また、同一の筺体であるか
ら従来例のように別々の筺体としていた場合にくらべて
使用上の不便さが解消される。さらには、テレビジョン
アンテナに接続された第１入力端子に増幅部を設けたこ
とから、雑音指数の悪化が効果的に防止され、その結果
としてピクチャー・イン・ピクチャー画面の画質の向上
を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るＲＰモジュレータの構成
を示す図、第２図は従来例に係るＲＦモジュレータとＲ
Ｆスプリッタとの構成を示す図である。 ６・・・テレビジョンアンテナ、８・・・第１入力端子
、１０．１２・・・第１．第２チューナ、１４・・・第
２入力端子、１６・・・第１出力端子、２０・・・第１
分配部、２１・・・ＲＦ回路、２２・・・切換部、２４
．２６・・・第２、第３出力端子、３２・・・増幅部、
３４・・・第２分配部、４０・・・ＲＦモジュレータ、
４２・・・筺体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）親画面用の第１チューナと、子画面用の第２チュ
   ーナとを備えたビデオテープレコーダにおけるＲＦモジ
   ュレータであって、 テレビジョンアンテナに接続される第１入力端子、前記
   ビデオテープレコーダの内部回路に接続される第２入力
   端子、テレビジョン受像機の入力端子に接続される第１
   出力端子、および前記ビデオテープレコーダの前記第１
   、第２チューナのそれぞれに接続される第２、第３出力
   端子が設けられた筺体を備え、 前記筺体内には第１入力端子に対して入力部が接続され
   た増幅部、この増幅部の出力部に接続されてテレビジョ
   ンアンテナからの信号を分配する第１分配部、この第１
   分配部で分配された信号をさらに分配するとともに、そ
   の分配出力を前記第２、第３出力端子に出力する第２分
   配部、第２入力端子を介してビデオテープレコーダ内部
   回路から与えられる信号をＲＦモジュレートするＲＦ回
   路、および第１分配部で分配された信号と、ＲＦ回路か
   ら与えられる信号との一方を切り換えて第１出力端子に
   出力する切換部を設けたことを特徴とするＲＦモジュレ
   ータ。