JPH03179640A - 電子レンジ用マグネトロン - Google Patents

電子レンジ用マグネトロン

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Publication number
JPH03179640A
JPH03179640A JP31637489A JP31637489A JPH03179640A JP H03179640 A JPH03179640 A JP H03179640A JP 31637489 A JP31637489 A JP 31637489A JP 31637489 A JP31637489 A JP 31637489A JP H03179640 A JPH03179640 A JP H03179640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anode cylinder
magnetron
vane
peripheral wall
reinforcing ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP31637489A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Saito
久男 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP31637489A priority Critical patent/JPH03179640A/ja
Publication of JPH03179640A publication Critical patent/JPH03179640A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は電子レンジ用マグネトロンに係り、特にその
発振部本体の改良に関する。
(従来の技術) 従来、電子レンジ用マグネトロンは第3図に示すように
構成され、発振部本体21を構成する陽極円筒22の外
周壁に複数の冷却フィン42が圧入嵌合されている。
この場合、陽極円筒22の外周壁のうち、入力側はテー
バ状に形成されているため(但し図では便宜上テーパ状
ではない)、圧入時の力が分散されて陽極円筒22の変
形が起り難い。又、動作時のオン・オフの繰返しから来
る冷却フィン42の圧入部42aの熱変形で、冷却フィ
ン42が陽極円筒22から落下するのを防ぐため、陽極
円筒22の端部に溝43が設けられ、この溝43に冷却
フィン42の圧入部42aが係止され、数点かしめられ
ている。
尚、図中の符号23はベイン、24 a、 24 bは
ストラップリング、Sは電子作用空間、25は螺旋状陰
極フィラメント、26.27はエンドシールド、28は
センターロッド、29はサイドロラド、30,31は、
それぞれ中央に透孔30a31aを有するポールピース
、32.33は金属容器、34.35は永久磁石、36
は枠状ヨーク37は出力アンテナリード、38は絶縁筒
、3つはガスケット、40は陰極ステム、41は金属リ
ングである。
(発明が解決しようとする課8) 最近では、陽極温度が300〜350℃のように高温で
動作させる場合があるが、これは冷却フィンによる冷却
性能がマグネトロンの信頼性を支配することと言える。
 ところが、上記のような従来の電子レンジ用マグネト
ロンにおいては、陽極円筒22の外周壁と冷却フィン4
2は、完全な面接触となっておらず、高温動作の場合、
冷却性能が不充分となる。冷却フィン42の圧入底金寸
法を大きくすると、陽極■筒22の端部がテーパ状部や
溝43で肉薄となっているため、圧入時の変形が非常に
大きくなる。
この発明は、高温動作中の冷却効率を高めた電子レンジ
用マグネトロンを提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、陽極円筒の少なくとも入力端の内周壁に、
高強度材からなりベイン側開口端に内方に延びるフラン
ジ部を有する補強リングが密嵌合され、更にフランジ部
に多数の空胴間結合用透孔が穿設されてなる電子レンジ
用マグネトロンである。
(作用) この発明によれば、高温動作中の冷却効率を向上するこ
とが出来る。
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を詳細に説
明する。
この発明による電子レンジ用マグネトロンは第1図及び
第2図に示すように構成され、従来例(第3図)と同一
箇所は同一符号を付すことにする。
即ち、発振部本体21は、陽極円筒22の内側に複数の
ベイン23が放射状に配設され、複数の共振空胴が構成
されている。このベイン23はその上下端部が、それぞ
れ大小一対のストラップリング24 a、24bにより
1つおきに連結されている。そして、複数のベイン23
の遊端に囲まれた電子作用空間Sには、螺旋状陰極フィ
ラメント25が陽極円筒22の信心に沿って配設され、
その一端が直接又はエンドチップを介して第1のエンド
シールド26にl1Ii1@され、他端が第2のエンド
シールド27に固着されている。
更に、第1のエンドシールド26が第2のエンドシール
ド27を貫通したセンターロッド28に取付けられ、第
2のエンドシールド27がサイドロッド29に取付けら
れている。これらセンターロッド28及びサイドロッド
29は、それぞれ陰極ステム40に固定されている。
又、陽極円筒22の両端には、それぞれ略漏斗状にして
中央に透孔30a、31aを有するポールピース30.
31が固着され、これらポールピース30.31にはそ
れぞれ筒状の金属容器32.33がポールピース30,
31及び陽極円筒22に気密接合されている。この金属
容器32の開口端には金属リング41を介して出力部を
構成する絶縁筒38が接合され、金属容器33の開目端
には既述の陰極ステム40が接合されている。そして、
各金属容器32.33の外周には、それぞれ永久磁石3
4.35が嵌合配設されている。
又、陽極円筒22の外周壁には、複数の冷却フィン42
が圧入嵌合されている。この冷却フィン42が陽極円筒
22から落下するのを防ぐため、陽極円筒22の端部2
2aに満43が設けられ、この満43に入力側の冷却フ
ィン42の圧入部42aが係止され、数点かしめられて
いる。
そして、これら冷却フィン42、発振部本体21、永久
磁石34.35を取囲むように、枠状ヨーク36が配設
され、この枠状ヨーク36は永久磁石34.35に固定
されている。一方の永久磁石34の中央孔には、金属リ
ング41との間にガスケット39が介在されている。
尚、図中の37は、ベイン23の1つから導出された出
力アンテナリードである。
更にこの発明では、陽極円筒22の入力端の内周壁に、
補強リング44が密嵌合されている。この補強リング4
4は第2図に示すように構成され、一端にフランジ部4
4aを有しており、このフランジ部44aには多数の空
胴間結合用透孔45が穿設されている。
この補強リング44の材質としては、陽極円筒22の材
料である銅よりも抗折力のある材料であり、補強及び磁
気−洩抑制のため、例えば低透磁率のステンレス材が好
ましい。そして、組立てに当たっては、ベイン23と陽
極円筒22のろう付は完成後に、この補強リング44を
陽極円筒22内に嵌合する。
又、ベイン23に囲まれた複数のノ(振空胴が隣接する
共振空胴とマイクロ波W1昇結合しているが、補強リン
グ44に穿設した透孔45はその結合用として作用する
ので、図示のようにフランジ部44aがベイン23側に
位置するように、補強リング44は配設されている。
尚、この実施例では補強リング44は入力端に設けられ
ているが、必要に応じ更に陽極円筒22の出力側の内周
壁に、同じ補強リング44を密嵌合するようにしても良
い。
このような補強リング44が設けられた結果、冷却フィ
ン42の圧入嵌合寸法を大きくして冷却フィン42と陽
極p1筒22の面接触をより完全にしようとするとき、
陽極■筒22の端部の変形を抑えられ、特にベイン23
が固着されている陽極円筒部分の変形が一層抑えられる
従って、例えば350℃のような高温動作時の冷却性能
を向上することが出来る。又、動作時の陽極寸法の変化
が防止されるため、マイクロ波基本特性のみならず、高
調波などスプリアスの発生バラツキも抑制出来る。
[発明の効果] この発明によれば、陽極円筒の少なくとも入力端の内周
壁に、高強度材からなりベイン側開口端に内方に延びる
フランジ部を有する補強リングが密嵌合され、且つフラ
ンジ部に多数の空胴間結合用透孔が穿設されているので
、高温動作中の冷却効率が高まり、電子レンジ用マグネ
トロンとしての性能劣化が防止出来る。
4 、 図面ノ1mr1t す説明 第1図はこの発明の一実施例に係る電子レンジ用マグネ
トロンを示す断面図、第2図はこの発明の電子レンジ用
マグネトロンで使用する補強リングを示す断面図、第3
図は従来の電子レンジ用マグネトロンを示す断面図であ
る。
22・・・陽極円筒、23・・・ベイン、25・・・螺
旋状陰極フィラメント、30,31・・・ポールピース
、42・・・冷却フィン、44・・・補強リング、45
・・・空胴間結合用透孔、S・・・電子作用空間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 陽極円筒の内側に複数の共振空胴が構成されるベインが
    放射状に配設され、このベイン遊端に囲まれた電子作用
    空間に螺旋状陰極フィラメントが陽極円筒の軸心に沿っ
    て配設され、更に上記陽極円筒の両端にそれぞれポール
    ピースが固着され、且つ上記陽極円筒の外周壁に冷却フ
    ィンが圧入嵌合されてなる電子レンジ用マグネトロンに
    おいて、上記陽極円筒の少なくとも入力側の内周壁に、
    高強度材からなりベイン側開口端に内方に延びるフラン
    ジ部を有する補強リングが密嵌合され、且つ上記フラン
    ジ部に多数の空胴間結合用透孔が穿設されてなることを
    特徴とする電子レンジ用マグネトロン。
JP31637489A 1989-12-07 1989-12-07 電子レンジ用マグネトロン Pending JPH03179640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31637489A JPH03179640A (ja) 1989-12-07 1989-12-07 電子レンジ用マグネトロン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31637489A JPH03179640A (ja) 1989-12-07 1989-12-07 電子レンジ用マグネトロン

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Publication Number Publication Date
JPH03179640A true JPH03179640A (ja) 1991-08-05

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ID=18076383

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31637489A Pending JPH03179640A (ja) 1989-12-07 1989-12-07 電子レンジ用マグネトロン

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