JPH03178078A

JPH03178078A - スピンドルモータの駆動停止制御方式

Info

Publication number: JPH03178078A
Application number: JP31726789A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Furukawa; 毅古川
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1989-12-06
Filing date: 1989-12-06
Publication date: 1991-08-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［概要］ディスク装置に用いられるスピンドルモータの駆動停止
制御方式に関し、回路部品の寿命低下および磁気ディスク、磁気ヘッドの
寿命低下を防止するようにしたスピンドルモータの駆動
停止制御方式を提供することを目的とし、記録媒体であるディスクと、該ディスク上にコンタクト
した状態でスタート、ストップを行なうヘッドと、前記
ディスクを回転させるスピンドルモータと、該スピンド
ルモータを駆動制御する駆動制御手段と、を備えたディ
スク装置において、前記ディスクと前記ヘッドの接触を
検出する接触検出手段を設けて、該接触検出手段の出力
により前記スピンドルモータの駆動、停止時の加、減速
のいずれか一方、または両方の切換タイミングを制御す
るように構成した。

［産業上の利用分野］本発明は、ディスク装置に用いられるスピンドルモータ
の駆動停止制御方式に関する。

磁気ディスク装置においては、磁気ヘッドを磁気ディス
クのディスク面にコンタクトしたままスタート、ストッ
プを行なうＣＳ　Ｓ　（Ｃｏｎｔａｃｔ　５ｔａｒｔ　
５ｔｏｐ）方式が主流であり、磁気ディスクの回転によ
り生じる空気流によって、磁気ヘッドは約０゜２μｍ浮
上し、ディスク面との間にギャップを保つようになって
いる。

このようなＣ８Ｓ方式にあっては、必ず磁気ヘッドと磁
気ディスクが摺動するため、摺動時間を短くすることが
磁気ディスクの寿命の点から必要である。したがって、
磁気ディスクを回転させるスピンドルモータの駆動停止
制御を適切に行なわねばならない。

［従来の技術］従来のスピンドルモータの駆動停止制御方式としては、
例えば、第４図および第５図に示すようなものがある。

第４図において、１は記録媒体である磁気ディスク、２
は磁気ディスク１上にコンタクトした状態でスタート、
ストップを行なう磁気ヘッドであり、磁気ディスク１は
スピンドルモータ３により回転駆動され、磁気ヘッド２
は磁気ディスクｌから情報のリード、ライトを行なう。

スピンドルモータ３はスピンドルモータ駆動回路４によ
り駆動され、スピンドルモータ駆動回路４はスピンドル
モータ制御回路５により制御される。また、スピンドル
モータ３の回転数は回転数検出回路６により検出され、
回転数検出回路６の出力はＭＰＵ７に入力する。ＭＰＵ
７は回転数検出回路６からの回転数に基づいてスピンド
ルモータ制御回路５に指示を与える。なお、８は磁気ヘ
ッド２の位置決めを行なうアクチュエータである。

第５図はスピンドルモータ３の駆動、停止時の加、減速
の切換えの動作説明図である。

加速区間においては、固定された一定の回転数に達する
と、加速切換えを行ない、加速後定常回転区間に入る。

定常回転区間では所定の時間定常回転数でスピンドルモ
ータ３を回転させる。その後、減速区間に入り、減速区
間では、固定された一定の回転数に減速すると減速切換
えを行なう。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、このような従来のスピンドルモータの駆
動停止制御方式にあっては、一定の回転数で駆動、停止
時の加、減速の切換えを行なっているため、ジンバルば
ね圧、磁気ディスクの表面状態、磁気ヘッドの位置精度
などのヘッド浮上特性のバラツキ、また回転数検出のバ
ラツキにより摺動時間がバラツキ、磁気ヘッド、磁気デ
ィスクの寿命が低下するという問題点があった。また、
加速切換え、減速切換えの回転数を高く設定すると、磁
気ディスク、磁気ヘッドの寿命の低下の軽減を図ること
ができるが、この場合には、加速時の電流増加、減速時
の逆起電流の増加により回転負荷（スピンドル損失）が
増加し、回路部品の寿命が低下するという問題点が生じ
る。

本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、回路部品の寿命低下および磁気ディスク、
磁気ヘッドの寿命低下を防止するようにしたスピンドル
モータの駆動停止制御方式を提供することを目的として
いる。

［課題を解決するための手段］第１図は本発明の原理説明図である。

第１図において、１１は記録媒体であるディスク、１６
は該ディスク１１上にコンタクトした状態でスタート、
ストップを行なうヘッド、１２は前記ディスク１１を回
転させるスピンドルモータ、２３は該スピンドルモータ
１２を駆動制御する駆動制御手段、１７は前記ディスク
１１と前記ヘッド１６の接触を検出する接触検出手段で
あ゛る。

［作用］本発明においては、ディスクとヘッドの接触を検出する
接触検出手段の出力により、スピンドルモータの駆動、
停止時の加、減速のいずれか一方、または両方の切換タ
イミングを制御するようにしたため、加速切換えは、ヘ
ッドがディスクから浮上すると同時に行なうことができ
、また、減速切換えは、ヘッドとディスクが摺動すると
同時に行なうことができる。

したがって、摺動時間を最短時間に制御することができ
、ヘッド、ディスクの寿命の低下を防止することができ
る。

また、加速時の電流増加がなく、減速時の逆起電流の増
加がないため、回路負荷が増大することがないので、回
路部品の寿命の低下を防止することができる。

［実施例コ以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図および第３図は本発明の一実施例を示す図である
。

第２図において、１１は磁気ディスク（ディスク）であ
り、磁気ディスク１１はスピンドルモータ１２により回
転駆動される。磁気ディスク１１は基板、薄膜の磁性体
、保護膜などより構成され、保護膜上にはフッ素系液体
潤滑剤などの潤滑油が塗布されている。

１３は図外のボイスコイルモータに連結されているアク
チュエータであり、アクチュエータ１３は複数のアーム
１４を有している。アーム１４の先端にはジンバル１５
が装着され、ジンバル１５には読出し書込みヘッド（ヘ
ッド）１６がそれぞれ取り付けられている。ヘッド１６
はアクチュエータ１３により位置決めが制御され、磁気
ディスク１１からデータの読出し、または磁気ディスク
１１にデータの書込みを行なう。なお、アクチュエータ
１３には前記ヘッド１６以外に１つのサーボヘッド（図
外）が設けられ、サーボヘッドの出力は図外の復調回路
に入力し、復調回路により位置信号が復調される。

ヘッド１６には接触検出手段としてのＡＥ素子１７が装
着されており、ＡＥ素子１７は磁気ディスク１１とヘッ
ド１６の接触を検出する。ＡＥ素子１７の出力信号は変
換回路１８に送られ、変換回路１８でデジタル信号に変
化された後に、ＭＰＵ１９に入力する。

スピンドルモータ１２はスピンドル駆動回路２０により
駆動され、スピンドルモータ駆動回路２０はスピンドル
モータ制御回路２１により制御される。ＭＰＵ１９は変
換回路１８からの出力信号によってスピンドル制御回路
２１を制御する。また、スピンドルモータ１２の回転数
は回転数検出回路２２により検出され、検出された回転
数はＭＰＵ１９に入力する。ＭＰＵ１９、スピンドルモ
ータ制御回路２１およびスピンドルモータ駆動回路２０
が全体としてスピンドルモータ１２を駆動制御する駆動
制御手段２３を構成している。

次に、動作を説明する。

第３図はスピンドルモータ１２の駆動、停止時の加、減
速の切換えを説明する動作説明図である。

第３図において、磁気ディスク１１とヘッド１６がコン
タクトした状態で、磁気ディスク１１はスピンドルモー
タ１２により回転駆動され、スピンドルモータ１２の回
転数がある回転数に達する（Ａ点、参照）、ヘッド１６
は磁気ディスク１１から浮上する。この浮上開始時にＡ
Ｅ素子１７の出力信号は変換回路１８を介してＭＰＵ１
９に入力し、ＭＰＵ１９はＡＥ素子１７の出力信号に基
づいて加速切換えを指示する。この場合、ＡＥ素子１７
の出力信号が出力される回転数Ａは固定されず、可変で
ある。加速切換えの後にスピンドルモータ１２は定常回
転数に達する（Ｂ点、参照）。

なお、Ｃは加速区間におけるヘッド１６と磁気ディスク
１１の摺動時間を示す。

次に、スピンドルモータ１２は定常回転数から減速し、
ある回転数に達すると（Ｄ点、参照）、ヘッド１６は磁
気ディスク１１に摺動する。

この摺動開始時にＡＥ素子１７の出力信号は変換回路１
８を介してＭＰＵ１９に入力し、ＭＰＵ１９はＡＥ素子
１７の出力信号に基づいて減速切換えを指示する。この
場合、ＡＥ素子１７の出力信号が出力される回転数りは
、固定されず、可変である。なお、Ｅは減速区間におけ
るヘッド１６と磁気ディスク１１の摺動時間を示す。

このように、ＡＥ素子１７の出力信号によって、加、減
速切換えを行なうので、加速切換えは、ヘッド１６が磁
気ディスク１１から浮上すると同時に行なうことができ
、また、減速切換えはヘッド１６と磁気ディスク１１が
摺動すると同時に行なうことができる。したがって、摺
動時間を最短時間とすることができるので、磁気ディス
ク１１、ヘッド１６の寿命の低下を防止することができ
る。

また、加速時の電流増加および減速時の逆起電流の増加
はなくなるので、回路負荷が増大することがない。した
がって、回路部品の寿命の低下を防止することができる
。

なお、本実施例にあっては、スピンドルモータ１２の駆
動停止時の加、減速の両方の切換えタイミングを制御す
る場合について説明したが、加、減速のいずれか一方の
切換えタイミングを制御するようにしても良い。

［発明の効果］以上説明してきたように、本発明によれば、磁気ディス
クとヘッドの接触を検出するＡＥ素子の出力信号によっ
てスピンドルモータの駆動停止時の加、減速の切換えを
行なうようにしたため、磁気ディスク、ヘッドの寿命の
低下を防止することができ、また、回路部品の寿命の低
下を防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、第２図は本発明の一実施例を示す図、第３図は動作説明図、第４図は従来例を示す図、第５図は動作説明図である。図中、１１・・・磁気ディスク（ディスク）、１２・・・スピ
ンドルモータ、１３・・・アクチュエータ、１４・・・アーム、１５・・・ジンバル、１６・・・読出し書込みヘッド（ヘッド）１７・・・Ａ
Ｅ素子（接触検出手段）、１８・・・変換回路、１９・・・ＭＰＵ。２０・・・スピンドルモータ駆動回路、２１・・・スピ
ンドルモータ制御回路、２２・・・回転数検出回路、２３・・・駆動制御手段。

Claims

【特許請求の範囲】記録媒体であるディスク（１１）と、該ディスク（１１
）上にコンタクトした状態でスタート、ストップを行な
うヘッド（１６）と、前記ディスク（１１）を回転させ
るスピンドルモータ（１２）と、該スピンドルモータ（
１２）を駆動制御する駆動制御手段（２３）と、を備え
たディスク装置において、前記ディスク（１１）と前記ヘッド（１６）の接触を検
出する接触検出手段（１７）を設けて、該接触検出手段
（１７）の出力により前記スピンドルモータ（１２）の
駆動、停止時の加、減速のいずれか一方、または両方の
切換タイミングを制御するようにしたことを特徴とする
スピンドルモータの駆動停止制御方式。