JPH03177691A - 分岐ホース - Google Patents

分岐ホース

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JPH03177691A
JPH03177691A JP1285245A JP28524589A JPH03177691A JP H03177691 A JPH03177691 A JP H03177691A JP 1285245 A JP1285245 A JP 1285245A JP 28524589 A JP28524589 A JP 28524589A JP H03177691 A JPH03177691 A JP H03177691A
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hoses
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Kenichi Funato
船戸 謙一
Kenichi Mitsui
研一 三井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、流体を主ホースから副ホースへ分岐させる場
合に用いられる、分岐ホースに関する。
[従来の技術] 自動車のエンジンルーム内などには多数の装置が積載さ
れており、配置スペースの効率の良い使用が望まれてい
る。例えばラジェータホースにおいては、ラジェータと
エンジンとを結ぶホース、ラジェータと空調装置とを結
ぶホースなど複数本のホースが必要となり、大きな配置
スペースが必要となっていた。このため他の装置の配置
が制約され自由度が小さかった。そこで近年、主ホース
と主ホースより分岐した副ホースとよりなる分岐ホース
の利用が検討されている。このような分岐ホースを用い
れば、配置スペースを格段に小さくできる。
ところで分岐ホースとしては、たとえば第3図に示すよ
うな分岐ホースが開示されている(オストラリヤ特許第
164658号明細書)。この分岐ホースは3個の開口
端部をもつ分岐構造の結合管20と、この結合管20の
各開口端部がそれぞれ挿入され開口端部を覆う3本のゴ
ムホース21.22.23と、ホースと結合管20の結
合部分を型内に配置して型成形により形成され結合部分
を一体的に被覆して結合する弾性体の被覆層24とで構
成された分岐ホースが提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし上記の分岐ホースにおいては、結合管20の各開
口端部が加硫ゴムホース21.22.23に挿入され、
そのホース21.22.23の外側をホースと同じゴム
材料で一体的にプレス成形等で被覆拘束させ、次いで加
硫して形成される被覆層24の弾性力による結合固定を
おこなっている。しかしホースの拘束力は、各ホース2
1.22.23と被覆層24の材料が同じゴム質であっ
ても、加硫時が異なるため結合部分のホースに加わる締
着力は、加硫により付与される被覆層24の弾性力によ
るものであり未加硫ゴムのホースと被覆層とを同時に加
硫したものに比べて弱くなる。
したがって、この場合は使用中にホースと結合管とのシ
ール性が低下しホース中を流れている液体が漏れる場合
があり、結合構造の信頼性に欠ける問題点があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、結合部分
でのホースの締着力をより一層向上させシール性を高め
た分岐ホースとすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の分岐ホースは、少なくとも3個の開口端部をも
つ分岐構造の結合管と、該結合管の該開口端部がそれぞ
れ挿入され該開口端部を覆う少なくとも3本のゴム製ホ
ースと、該ホースと該結合管と結合部分を型内に配置し
て型成形により形成され該結合部分を一体的に被覆して
結合する弾性体の被覆層とよりなる分岐ホースにおいて
、該被覆層と該ホースとの間で該結合部分の該ホース表
面には熱収縮性筒状体が熱収縮して形成され該ホースを
一周する締着帯をもち、該締着帯により該ホースと該結
合管とが繁締されていることを特徴とする。
本発明の特徴は、結合管に挿入されたホースの結合部分
の上面に熱収縮する筒状体を挿着し、その筒状体に熱を
加えて収縮させて形成した締着帯でホースと結合管との
間の結合力を高める構成とすることにある。
この繋縛力の発現には、熱収縮性の筒状体を加熱して収
縮させて形成される。加熱方法としては、たとえば熱収
縮性の筒状体を挿着したホースに結合管を挿入した後に
加熱するか、ホースに結合管を挿入した後に筒状体を被
覆して加熱することによりおこなうことができる。また
、その結合部分を一体的に被覆する被覆層としての弾性
体ゴムの加硫時に、あるいは、被覆する樹脂の成形熱に
より収縮させることもできる。
熱で収縮する筒状体としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、塩化ビニルなどの樹脂で形成さ
れた熱収縮性の筒状体が利用できる。またこの筒状体は
、熱収縮性繊維(ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊
維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維など)から形成さ
れた糸をホースに巻きつ【プて形成することもできる。
ざらにこの糸から形成された編布、織布を巻きつけて形
成してもよい。なお、このような糸を利用する場合は、
エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を含′浸し、熱収縮後
にほどけたり、破れたりするのを防止して繋縛力を維持
することが好ましい。この場合は、熱により糸が収縮す
るとともに熱硬化性樹脂が硬化して収縮糸間を結合して
締着帯が形成できる。
この熱収縮性の筒状体は、内径がホースのそれより大き
く肉厚がO,’3m程度で収縮率が40%以上あること
がホースへの装着作業性および繋縛力を高めるのに好ま
しい。また被覆層となるゴムの加硫時に熱収縮筒状体を
収縮させるためには、熱収縮の温度が加硫時の温度より
低いものを用いることが望ましい。また熱可塑性樹脂を
被覆層とする場合は、樹脂の成形熱で収縮するものが望
ましい。
また熱硬化性樹脂を含浸した熱収縮性糸、編布、織布て
筒状体を形成する場合は、筒状体に形成して加熱収縮さ
せ熱硬化性樹脂を硬化させた後、被覆層を形成するのが
好ましい。
これらの筒状体は、熱収縮力が充分ありホースが結合管
より剥離するのを防ぐことができる。ざらに被覆層が繋
縛力をもつためこの分岐ホースは、より強固に結合保護
されている。
結合管は、互いに連通し少なくとも3個の開口端部をも
つ分岐構造を有する金属または樹脂管よりなり、それぞ
れの開口端部がホースに挿入され結合される。
ホースは、通常用いられるものであれば特に限定される
ものではない。このホースは、通常製造時に既に加硫さ
れて形成されている。
被覆層は、結合部分を保護するとともにホースに繋縛力
を付与して分岐部を固定して保護している。このため弾
性を有する軟質の樹脂を用いることもできるが、使用時
の結合力の低下を防ぎ、シール性を高めるためにホース
を形成した材料と同じゴム材料で被覆層を形成するのが
好ましい。なお、ゴム材料としてはNR,SBR,SR
,I IR,NBR,EPDMなどの従来用いられてい
る各種のゴムが利用できる。
[発明の作用および効果] 本発明の分岐ホースは、結合管に挿入されたホースの結
合部分の表面に熱により収縮する筒状体を熱で収縮させ
て収縮力を発現させた締着帯が形成されている。この締
着帯での収縮力によりホースは結合管に強固に繋縛され
結合されている。
ざらに、このi着帯は弾性体の被覆層で覆われて繋縛さ
れており、ホースは二重の繋縛力により固定され結合力
を高めている。被覆層は結合部全体を覆うことにより結
合部の全体の拘束性を高め分岐ホースの結合力およびシ
ール力を格段に向上させる。そしてこの分岐ホースの使
用時の信頼性を高めることができる。
[実施例] 以下、実施例により具体的に説明する。
(実施例1) この分岐ホースの要部断面を第1図に示す。
この分岐ホースは、3個の開口端部にバルジ加工により
形成された膨出部をもつ分岐構造の金属製の結合管8と
、結合管8の3個の開口端部がそれぞれ繊維で補強され
j05Aされたゴムホース]、2.3に挿入結合された
各ホースと、ホース1.2.3の結合部分の表面に熱で
収縮する筒状体の熱収縮チューブ(ポリプロピレン樹脂
製〉が熱で収縮されて形成されホースを一周する締着帯
4.5.6と、結合部分を型内に配置して型成形で形成
された結合部分を一体的に被覆して結合するゴム弾性体
の被N層7とで構成されている。
そして締着帯4.5.6と被覆層7とによりホース1.
2.3と結合管8とが繋縛されて拘束している。
この分岐ホースは以下のようにして作製した。
金属製の結合管8の3個の開口端部を、結合部分の表面
に熱収縮チューブを装着したホース1.2.3に挿入す
る。この熱収縮チューブは120〜130’Cの温度で
収縮するものである。次に分岐部分全体を所定の金型に
配置して、ホースと同じゴム質材料で射出成形または注
入成形により結合部分全体を被覆する。そして被覆され
た分岐ホースを、熱熱収縮デユープの収縮温度以上の温
度条件(170″C10分)でhO硫をおこない被覆層
7と締着帯4.5.6を形成した。
得られた分岐ホースは、熱収縮チューブが熱収縮して締
着帯4.5.6を形成してその収縮力でホース1.2.
3を結合管8に繋縛させ、締着帯4.5.6および分岐
部分全体は弾性体の被覆部7で被覆されている。この被
覆部7と締着層4.5.6の両者の締着力によりホース
1.2.3と結合管8とは強固に結合されていた。
(実施例2) 実施例1の熱収縮チューブの代りに第2図に示すように
熱硬化性樹脂を含浸させた熱収縮性繊維を所定の箇所に
巻きつけて筒状体13とし熱収縮硬化させてホースの表
面に締着帯10.11.12を形成したものである。
この場合の製造法は、金属製の結合管8の3個の開口端
部を、ホース1.2.3に挿入する。このホースの結合
部分に熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂)を含浸した熱収縮
性繊維(ポリエステル〉の糸を巻きつけて第2図に示す
ような筒状体13を形成する。この熱収縮性繊維は非拘
束時の熱収縮率が10%以上のもので、120〜130
’Cの温度で収縮するものである。次に分岐部分全体を
熱収縮性繊維の収縮温度および熱硬化性樹脂の硬化温度
以上の温度条件(170°C10分)で処理して締着帯
10.11.12を形成して結合管8にホース1.2.
3を繋縛した。次いでこの分岐ホースを所定の金型に配
置して、ホースと同じゴム質材料で射出成形または注入
成形により結合部分全体を被覆する。そして被覆された
分岐ホースを、加硫をおこない被N層7を形成した。
得られた分岐ホースは、熱硬化性樹脂で収縮した筒状束
を固定した締着帯10.11.12の収縮力でホース1
.2.3を結合管8に繋縛させ、締着帯10.11.1
2および分岐部分全体は弾性体の被覆部7で被覆されて
いる。この被覆部7と締着帯10.11.12の両者の
繋縛力によりホース1.2.3と結合管8とは強固に結
合されていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1の分岐ホースの断面図であり、第2図
は実施例2の分岐ホースの部分断面図であり、第3図は
従来の分岐ホースの断面図である。 1.2.3・・・ホース 4.5.6.10.11.12・・・締着帯7・・・被
覆層    8・・・結合管13・・・筒状体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも3個の開口端部をもつ分岐構造の結合
    管と、該結合管の該開口端部がそれぞれ挿入され該開口
    端部を覆う少なくとも3本のゴム製ホースと、該ホース
    と該結合管と結合部分を型内に配置して型成形により形
    成され該結合部分を一体的に被覆して結合する弾性体の
    被覆層とよりなる分岐ホースにおいて、 該被覆層と該ホースとの間で該結合部分の該ホース表面
    には熱収縮性筒状体が熱収縮して形成され該ホースを一
    周する締着帯をもち、該締着帯により該ホースと該結合
    管とが繋縛されていることを特徴とする分岐ホース。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387220A (ja) * 1986-07-08 1988-04-18 ハツチンソン ソシエテ アノニム 筒状部材の接続方法及び装置
JPS63235794A (ja) * 1987-02-26 1988-09-30 ザ・ゲーツ・ラバー・カンパニー カプセル状の冷媒用分岐ホース

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6387220A (ja) * 1986-07-08 1988-04-18 ハツチンソン ソシエテ アノニム 筒状部材の接続方法及び装置
JPS63235794A (ja) * 1987-02-26 1988-09-30 ザ・ゲーツ・ラバー・カンパニー カプセル状の冷媒用分岐ホース

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