JPH0317679Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317679Y2 JPH0317679Y2 JP1984134854U JP13485484U JPH0317679Y2 JP H0317679 Y2 JPH0317679 Y2 JP H0317679Y2 JP 1984134854 U JP1984134854 U JP 1984134854U JP 13485484 U JP13485484 U JP 13485484U JP H0317679 Y2 JPH0317679 Y2 JP H0317679Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- supply port
- food
- screw
- extruder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 45
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 33
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 4
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 1
- 238000007781 pre-processing Methods 0.000 description 1
- 235000014102 seafood Nutrition 0.000 description 1
- 235000019465 surimi Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、食品素材を押出機内に確実に送り込
めるようにした供給口を備えた食品成形用押出機
に関する。
めるようにした供給口を備えた食品成形用押出機
に関する。
食品成形用の押出機においては、シリンダ内で
一本のスクリユが回転し、もしくは数本のスクリ
ユが相互に噛合いながら回転し、シリンダとスク
リユの間隙およびスクリユ間の噛合部に食品の素
材を食込ませることによつて供給した素材の破
砕、混練を行なつている。
一本のスクリユが回転し、もしくは数本のスクリ
ユが相互に噛合いながら回転し、シリンダとスク
リユの間隙およびスクリユ間の噛合部に食品の素
材を食込ませることによつて供給した素材の破
砕、混練を行なつている。
従来の食品成形用押出機においては、例えば、
供給した食品の素材がスクリユ溝の深さより大き
な塊であつたり、あるいは食込みにくい形状等の
ものであるときには、素材がシリンダとスクリユ
の間隙に食込まれず十分な素材の供給を行なえな
かつた。
供給した食品の素材がスクリユ溝の深さより大き
な塊であつたり、あるいは食込みにくい形状等の
ものであるときには、素材がシリンダとスクリユ
の間隙に食込まれず十分な素材の供給を行なえな
かつた。
そのため、このような場合には、押出機に供給
する前工程で、食品の素材をあらかじめシリンダ
とスクリユの間隙に食込める程度の大きさまで破
砕しておかなければならず、成形工程の複雑化を
まねくといつた問題点を有している。
する前工程で、食品の素材をあらかじめシリンダ
とスクリユの間隙に食込める程度の大きさまで破
砕しておかなければならず、成形工程の複雑化を
まねくといつた問題点を有している。
なお、シリンダとスクリユとの間隙を広くした
り、スクリユの溝を深くたりして、素材のシリン
ダ内への供給を容易ならしめた食品製造装置もあ
る(特公昭43−24444、同51−38789号)。しかし、
これらの装置は、広い間隙と深いスクリユ溝を形
成してある範囲が、素材の供給口付近だけでな
く、シリンダの広範囲にわたつている。このた
め、これらの部分における素材の破砕、混練効果
が著しく低くなり、食品製造装置全体としてみた
場合、性能が悪い、装置が大型化する、あるいは
用途を限定されるなどといつた題がある。
り、スクリユの溝を深くたりして、素材のシリン
ダ内への供給を容易ならしめた食品製造装置もあ
る(特公昭43−24444、同51−38789号)。しかし、
これらの装置は、広い間隙と深いスクリユ溝を形
成してある範囲が、素材の供給口付近だけでな
く、シリンダの広範囲にわたつている。このた
め、これらの部分における素材の破砕、混練効果
が著しく低くなり、食品製造装置全体としてみた
場合、性能が悪い、装置が大型化する、あるいは
用途を限定されるなどといつた題がある。
本考案は上記の題点にかんがみてなされたもの
で、装置自体の力を低下させることなく、食品素
材を確実にシリンダ内へ供給できるようにした食
品成形用押出機の提供を目的とする。
で、装置自体の力を低下させることなく、食品素
材を確実にシリンダ内へ供給できるようにした食
品成形用押出機の提供を目的とする。
本考案の食品成形用押出機は上記目的を達成す
るため、食品を成形する押出機において、シリン
ダの一部に食品素材の供給口を設けるとともに、
この供給口の前壁部および側壁部に、前記供給口
と連続する入口部が前記素材の外形より深く、か
つ素材の搬送方向およびスクリユの回転方向に向
う部分が順次浅くなる導入口を形成した構成とし
てある。
るため、食品を成形する押出機において、シリン
ダの一部に食品素材の供給口を設けるとともに、
この供給口の前壁部および側壁部に、前記供給口
と連続する入口部が前記素材の外形より深く、か
つ素材の搬送方向およびスクリユの回転方向に向
う部分が順次浅くなる導入口を形成した構成とし
てある。
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は食品素材供給口の横断面図、第2図は
食品素材供給口の平面図、第3図は素材供給口の
側面図である。なお、第1図は第3図の−線
断面図である。
食品素材供給口の平面図、第3図は素材供給口の
側面図である。なお、第1図は第3図の−線
断面図である。
これら図面において、1は押出機のシリンダで
あり、2a,2bはシリンダ1内に回転自在に嵌
入された同方向回転を行なう二軸のスクリユであ
る。3は二軸のシリンダ1を回転させるための駆
動装置である。シリンダ1の素材供給側の上部に
は、中央より上半分を切断した切欠部4が設けて
ある。5はシリンダ1の切欠部4にボルト締めさ
れた素材の供給口体であり、シリンダ1と接合す
る面にはシリンダ1とともに形成するスクリユ孔
6を設け、上面とスクリユ孔6の間には食品素材
の供給口7が形成ししてある。
あり、2a,2bはシリンダ1内に回転自在に嵌
入された同方向回転を行なう二軸のスクリユであ
る。3は二軸のシリンダ1を回転させるための駆
動装置である。シリンダ1の素材供給側の上部に
は、中央より上半分を切断した切欠部4が設けて
ある。5はシリンダ1の切欠部4にボルト締めさ
れた素材の供給口体であり、シリンダ1と接合す
る面にはシリンダ1とともに形成するスクリユ孔
6を設け、上面とスクリユ孔6の間には食品素材
の供給口7が形成ししてある。
8は食品素材の導入口であり、供給口7の前壁
部および側壁部の下部に形成してある。この導入
口8は、送り込まれてきた素材をシリンダ1とス
クリユ(特に、スクリユ2aの間の間隙に食込ま
せるため、供給口7と連続する部分を食品素材の
外形より大きするとともに、素材の搬送方向およ
びスクリユ回転方向に沿つて奥に行くほど浅くな
るように形成してある。
部および側壁部の下部に形成してある。この導入
口8は、送り込まれてきた素材をシリンダ1とス
クリユ(特に、スクリユ2aの間の間隙に食込ま
せるため、供給口7と連続する部分を食品素材の
外形より大きするとともに、素材の搬送方向およ
びスクリユ回転方向に沿つて奥に行くほど浅くな
るように形成してある。
また、素材の供給口7の形状が、図示実施例の
角形状のものと異なり、円形状のものであるよう
な場合には、導入口8のシリンダ長手方向の幅を
長くすることによつて同様の効果が得られる。
角形状のものと異なり、円形状のものであるよう
な場合には、導入口8のシリンダ長手方向の幅を
長くすることによつて同様の効果が得られる。
9は食品素材を供給口7に供給するためのホツ
パである。なお、素材を供給口7に供給するため
の手段としては、ホツパ以外のものを使用するこ
とも可能である。
パである。なお、素材を供給口7に供給するため
の手段としては、ホツパ以外のものを使用するこ
とも可能である。
素材の供給口7を上記のように構成した実施例
の同方向回転二軸押出機においては、素材がホツ
パ9を介して供給口7に供給されると、反時計方
向に回転するスクリユ2a,2bによりシリンダ
1との間隙に引込まれる。これにより、素材はシ
リンダ1とスクリユ2a,2bの間で破砕、混練
されつつ前方(素材搬送方向)に送られ、ダイか
ら押出される。
の同方向回転二軸押出機においては、素材がホツ
パ9を介して供給口7に供給されると、反時計方
向に回転するスクリユ2a,2bによりシリンダ
1との間隙に引込まれる。これにより、素材はシ
リンダ1とスクリユ2a,2bの間で破砕、混練
されつつ前方(素材搬送方向)に送られ、ダイか
ら押出される。
この場合、供給されてきた食品素材がある程度
大きなもの、例えば、スクリユ2a,2bの溝の
深さより大きな塊であつたりすると、この塊はス
クリユ2a,2bの回転により導入口8に導か
れ、さらに奥へ送られる。食品素材の塊は、導入
口8の奥へ送られる段階では強制的にシリンダ1
とスクリユ2aの間に食込まされて破砕され、以
後は通常の素材と同様にシリンダ1内で破砕、混
練されながら前方へ送られダイから押出される。
大きなもの、例えば、スクリユ2a,2bの溝の
深さより大きな塊であつたりすると、この塊はス
クリユ2a,2bの回転により導入口8に導か
れ、さらに奥へ送られる。食品素材の塊は、導入
口8の奥へ送られる段階では強制的にシリンダ1
とスクリユ2aの間に食込まされて破砕され、以
後は通常の素材と同様にシリンダ1内で破砕、混
練されながら前方へ送られダイから押出される。
またシリンダ1とスクリユ2aとの間の間隙に
食い込みにくい形状の素材は、スクリユ2a,2
bの回転によつて、広く開口した導入口8に送り
込まれ、導入口8によつて強制的にガイドされな
がらシリンダ1とスクリユ2aの間の間隙に送り
込まれて破砕される。したがつて、例えば、食品
の素材となる海面体あるいは外圧に対し収縮膨張
して不定形となるすり身などの連続供給に適す
る。
食い込みにくい形状の素材は、スクリユ2a,2
bの回転によつて、広く開口した導入口8に送り
込まれ、導入口8によつて強制的にガイドされな
がらシリンダ1とスクリユ2aの間の間隙に送り
込まれて破砕される。したがつて、例えば、食品
の素材となる海面体あるいは外圧に対し収縮膨張
して不定形となるすり身などの連続供給に適す
る。
なお、本考案は、素材をシリンダとスクリユの
間の間隙に確実に食込ませることを目的とするも
のであることから、二つのスクリユが中心から離
れる方向に回転する異方向回転の押出機の供給口
にも応用でき、この場合は導入口8を、供給口7
の前壁部のほぼ全体と、両方の側壁部に形成す
る。
間の間隙に確実に食込ませることを目的とするも
のであることから、二つのスクリユが中心から離
れる方向に回転する異方向回転の押出機の供給口
にも応用でき、この場合は導入口8を、供給口7
の前壁部のほぼ全体と、両方の側壁部に形成す
る。
また、本考案は二軸の押出機に限られず、単軸
あるいは三軸以上の押出機にも適用できることは
勿論である。
あるいは三軸以上の押出機にも適用できることは
勿論である。
さらに、導入口8は供給口7の付近に設けるも
のであるが、素材の種類、供給量など種々条件に
応じて、導入口8の奥行きの長さ、シリンダ長手
方向の幅、あるいは供給口7前壁への導入口8の
形成等は、適宜選択でき、一定の態様に限定され
るものではない。
のであるが、素材の種類、供給量など種々条件に
応じて、導入口8の奥行きの長さ、シリンダ長手
方向の幅、あるいは供給口7前壁への導入口8の
形成等は、適宜選択でき、一定の態様に限定され
るものではない。
上記した本考案の食品成形用押出機が対象とす
る食品には、広く水産練製品やペツトフード等も
含まれるものである。
る食品には、広く水産練製品やペツトフード等も
含まれるものである。
以上のような構成からなる本考案によれば、押
出機自体の性能を低下させることなく、形状の大
きい食品素材や食込みにくい形状の食品素材を、
確実にシリンダとスクリユの間の間隙に食込ませ
ることができる。
出機自体の性能を低下させることなく、形状の大
きい食品素材や食込みにくい形状の食品素材を、
確実にシリンダとスクリユの間の間隙に食込ませ
ることができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は素材供給口の横断面図、第2図は素材供給口の
平面図、第3図は素材供給口の側面図である。 1:シリンダ、2a,2b:スクリユ、4:切
欠部、5:供給口体、7:供給口、8:導入口。
は素材供給口の横断面図、第2図は素材供給口の
平面図、第3図は素材供給口の側面図である。 1:シリンダ、2a,2b:スクリユ、4:切
欠部、5:供給口体、7:供給口、8:導入口。
Claims (1)
- 食品を成形する押出機において、シリンダの一
部に食品素材の供給口を設けるとともに、この供
給口の前壁部および側壁部に、前記供給口と連続
する入口部が前記素材の外形より深く、かつ素材
の搬送方向およびスクリユの回転方向に向う部分
が順次浅くなる導入口を形成したことを特徴とす
る食品成形用押出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984134854U JPH0317679Y2 (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984134854U JPH0317679Y2 (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6177792U JPS6177792U (ja) | 1986-05-24 |
JPH0317679Y2 true JPH0317679Y2 (ja) | 1991-04-15 |
Family
ID=30693358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984134854U Expired JPH0317679Y2 (ja) | 1984-09-05 | 1984-09-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0317679Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5138789A (ja) * | 1974-08-01 | 1976-03-31 | Airco Inc |
-
1984
- 1984-09-05 JP JP1984134854U patent/JPH0317679Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5138789A (ja) * | 1974-08-01 | 1976-03-31 | Airco Inc |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6177792U (ja) | 1986-05-24 |
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