JPH0317645B2 - - Google Patents

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JPH0317645B2
JPH0317645B2 JP26513486A JP26513486A JPH0317645B2 JP H0317645 B2 JPH0317645 B2 JP H0317645B2 JP 26513486 A JP26513486 A JP 26513486A JP 26513486 A JP26513486 A JP 26513486A JP H0317645 B2 JPH0317645 B2 JP H0317645B2
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JP
Japan
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groove
die
cross
honeycomb
molding
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JP26513486A
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English (en)
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JPS62253408A (ja
Inventor
Noboru Higuchi
Shoji Futamura
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HODEN SEIMITSU KAKO KENKYUSHO KK
NIPPON GAISHI KK
Original Assignee
HODEN SEIMITSU KAKO KENKYUSHO KK
NIPPON GAISHI KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はハニカム成型用ダイス、特に成形した
ハニカム各部における機械的強度を均一化し得る
ようにしたハニカム成型用ダイスに関するもので
ある。
一般に例えば自動車用排気ガス浄化装置におけ
る浄化装置部材は例えば第1図に図示する如き構
造をとつている。第1図において、1は浄化装置
部材、2はコア部、3は断面形状が例えば正方形
の溝を表わしている。この場合、通常コア部2は
耐熱性および耐食性に優れたセラミツクを材料と
し、また該コア部2の厚さ(第1図図示d)は
0.05〜5mm程度である。この種の浄化装置部材な
どのハニカムを成型するに当つて、一般に第2図
に図示する如き構成をとるハニカム押出し成型装
置を用い、ハニカムを連続して押出し成型する。
第2図において、4はシリンダ、5は押出し手段
であり例えば回転しながら図示矢印aの方向に移
動するスクリユー、6はハニカム成型用ダイスで
あり被加工材7を予め定めた断面形状をもつハニ
カム8に成型するもの、7は被加工材例えばセラ
ミツク坏土であり押出し手段5によりシリンダ4
内をダイス6側に押圧されてゆくもの、8は第1
図図示の浄化装置部材1などのハニカムで図示矢
印bの方向に押出されてくるもの、9はシリンダ
4とダイス6とを連結保持する連結手段を夫々表
わしている。
従来一般にこの種のハニカム押出し成型装置に
用いられるハニカム成型用ダイス6は、シリンダ
4側から見ると第3図Aに図示する如き形状で表
わされると共にハニカム8側から見ると第3図B
に図示する如き形状で表わされ、第3図Aおよび
第3図B図示A−A′線による断面が第2図に図
示する如き形状で表わされる。即ちハニカム成型
用ダイス6は、ダイス後面6−1からダイス前面
6−2側に向つて互いに独立し形成される複数の
開孔例えば円孔6−3を有し、該各円孔6−3は
所定の深さ(第2図図示c)に穿孔されている。
またダイス6はダイス前面6−2からダイス後面
6−1側に向つて所定の深さ(第2図図示c′)を
有する成型溝6−4を有し、該成型溝6−4はハ
ニカム8の断面形状に対応した断面形状が与えら
れている。そして上記円孔6−3と前記成型溝6
−4とは仮想的は平面6−5において開口連結さ
れて一体に成形されている。第3図Cはこのハニ
カム成型用ダイス6の円孔6−3と成型溝6−4
との関係をわかりやすく説明するために上記仮想
的な平面6−5で2分した斜視図を示している。
図中、10−1は第1のコア・ブロツクであり、
第2のコア・ブロツク10−2とともにダイス6
を構成するもの、10−2は第2のコア・ブロツ
ク図示斜視領域に対応した11は開口連結面、他
の符号は第2図符号に対応したものを表わしてい
る。第3図Cにおいて、第1のコア・ブロツク1
0−1は、円孔6−3の中心線が第2のコア・ブ
ロツク10−2の成型溝6−4の交叉点位置に対
応するよう第2のコア・ブロツク10−2の平面
6−5上に載置された第2のコア・ブロツク10
−2と一体となつてダイス6を構成する。即ち実
際には第1、第2のコア・ブロツク10−1、1
0−2は別個のものではなく、1つのブロツクの
片方の面6−1から円孔6−3が穿孔されかつ他
方の面6−2から成型溝6−4が穿孔されてダイ
ス6が形成される。
このように構成されたダイス6に対して被加工
材7が押圧供給されてくると、被加工材7は円孔
6−3を成型溝6−4側に押圧されてゆき、第3
図C図示の開口連結面11まで到達する。そして
該開口連結面11まで到達した被加工材7は成型
溝6−4の円孔6−3側の開口面のうち上記開口
連結面11に包含される領域(仮に領域αとい
う)を通過して成型溝6−4内に流れ込む。この
場合被加工材7は第2図図示矢印eで示す如く成
型溝6−4内に流れ込む。即ち上記領域αを通過
した被加工材7は、該領域αに直接対向する成型
溝6−4部分を略直線的に押出し方向に押圧され
てゆくと共に、上記領域αに直接対向しない成型
溝6−4部分にも流れ込み、当該円孔6−3に対
向する成型溝交叉位置に隣接する4つの成型溝交
叉位置にも夫々押圧供給される。しかし上記領域
αに直接対向する成型溝6−4部分を押圧されて
ゆく被加工材は比較的圧力が大きく、一方上記領
域αに直接対向しない成型溝6−4部分を押圧さ
れてゆく被加工材は比較的圧力が小さい。このた
め成型溝のハニカム8は機構的強度が不均一にな
り、焼き入れを行なう際、機構的強度が弱い箇所
にヒビが入つたり割れたりする。
本発明は上記の点を解決することを目的とし、
機構的強度が均一な即ち堅牢なハニカムを得るこ
とができるハニカム成型用ダイスを提供すること
を目的としている。以下第4図A,B,C,Dを
参照しつつ本発明を説明する。
第4図A,B,C,Dは本発明の一実施例を示
し、第4図Aは本実施例ダイスを後側面から見た
図、第4図Bは本実施例ダイスを前側面から見た
図、第4図Cは第4図B図示A−A′線による断
面図、第4図Dは本実施例ダイスの構造をわかり
やすく説明するための斜視図を夫々示している。
第4図A,B,C,Dにおいて、6はハニカム
成型用ダイス、6−1はダイス後面、6−2はダ
イス前面、6−3は開孔例えば開孔、6−4は成
型溝、6−6はガイド溝、6−7は成型溝6−4
における交叉部であり円孔6−3と直接対向する
もの、6−7′は円孔6−3と直接対向しない交
叉部、6−8は成型溝6−4における稜辺部、1
0−1は第1のコア・ブロツク、10−2は第2
のコア・ブロツク、11は開口連結面、12は抵
抗部例えば円錐状体、12−1は抵抗部ガイド溝
を夫々表わしている。
本実施例の場合、第4図Dにおける第2のコ
ア・ブロツク10−2を見れば明らかな如く、円
孔6−3と成型溝6−4との開口連結面11を含
む仮想平面からダイス後面6−1側に向つて所定
の深さ(第4図C図示f)を有するガイド溝6−
6を形成してめている。勿論、当該ガイド溝6−
6は、少なくとも上記円孔6−3の存在していな
い位置に対応してもうけられており、上記仮想平
面の存在個所に対応して形成されていればよい。
この場合、ガイド溝6−6は成型溝6−4に対向
してもうけられかつ該成型溝6−4の溝幅(第4
図C図示g)に較べて大きい溝幅をもつている。
また抵抗部12は開口連結面11上にもうけら
れ、開口連結面11の半径と例えば同一の半径の
底面を有する。そして抵抗部12の抵抗部ガイド
溝12−1は開口連結面11に含まれる成型溝部
分に対応して形成され、上記ガイド溝6−6と同
一の溝幅をもつている。ここで複数の円孔6−3
における溝横断面開口面積即ち第4図C図示B−
B線で切断したときの全開口面積を仮にS1とし、
ガイド溝6−6部分における平行横断面開口面積
即ち第4図C図示C−C線で切断したときの全開
口面積を仮にS2とし、成型溝6−4の横断面開口
面積即ち第4図C図示D−D線で切断したときの
全開口面積を仮にS3とした場合、S1<S2およびS3
<S2なる関係式が成立するようにしてあり、上記
S1,S2,S3は例えば1.2対4対1の比率で与えら
れる。
このように構成されたダイス6を第2図図示の
押出し成型装置に用いた場合、円孔6−3内に押
出供給されてきた被加工材7の流束は拡大してガ
イド溝6−6内に流れ込み該ガイド溝6−6内に
一旦溜められる。そして該溜められた被加工材7
は成型溝6−4内に絞られて流れ込む。この場
合、ガイド溝6−6には第4図Cおよび第4図D
に図示する如く抵抗部ガイド溝12−1を有する
抵抗部12がもうけられており、円孔6−3に直
接対向する成型溝部分に流れ込む被加工材7は上
記抵抗部12により抵抗を受けるようになる。
本実施例の場合、上述した如く、円孔6−3内
に押圧供給されてきた被加工材7は、ガイド溝6
−6によつて横方向に広がつてゆき、ガイド溝6
−6内に一旦溜められた上で成型溝6−4内に押
圧供給されると共に抵抗部12により円孔6−3
と直接対向する成型溝部分に抵抗を受けるように
される。このため円孔6−3と直接対向する成型
溝部分を通過する被加工材7の押出速度と円孔6
−3と直接対向しない成型溝部分を通過する被加
工材7の押出速度とが略等しくなる。即ち成型さ
れて押出されてくるハニカム8各部における押出
速度が略等しくなる。
上記実施例においてS1<S2なる関係をもつもの
として説明したが、勿論、成型されて押出されて
くるハニカム8各部における押出速度が略等しく
なることが前提であり、上記S1<S2なる関係は必
要に応じて省略されてもよい。
なお上記第4図Dにおいて、ブロツク10−1
と10−2と抵抗部12とが夫々分解して図示さ
れいるが、それらは1体に成形されているもので
あることは言うまでもない。即ち逆に言えば上述
の円孔、成型溝、ガイド溝、抵抗部ガイド溝は、
1つのブロツク内に形成されているものである。
以上の如く、本発明によれば、ハニカム各部に
おける機械的強度が均一な即ち堅牢なハニカムを
成型することが可能になる。なお上記実施例にお
いては、断面形状が正方形のハニカムを成型する
場合を例にとつて説明したが、本発明は断面形状
が正方形のハニカムのみに限定されることなく例
えば断面形状が正三角形や正六角形や正八角形な
どのハニカムを成型する場合においても適用でき
ることは言うまでもない。また開孔は成型溝の交
叉部のみに対向して形成されることなく、例えば
稜辺部にも対向するよう形成せしめてもよいこと
は言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はハニカムの概念を説明するための斜視
図、第2図はハニカム成型用ダイスを用いた押出
し成型装置の構成例、第3図A,B,Cは従来の
ハニカム成型用ダイスの一例、第4図A,B,
C,Dは本発明によるハニカム成型用ダイスの一
実施例を示す。 図中、6はハニカム成型用ダイス、6−1はダ
イス後面、6−2はダイス前面、6−3は開孔例
えば円孔、6−4は成型溝、6−6はガイド溝、
6−7,6−7′は交叉部、6−8は稜辺部、1
1は開口連結面、12は抵抗部例えば円錐状体、
12−1は抵抗部ガイド溝を夫々表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハニカムコアの断面形状に対応した断面形状
    を有しかつダイス前面からダイス後面側に向つて
    所定の深さを有する成型溝と、ダイス後面からダ
    イス前面側に向つて互いに独立して形成されかつ
    上記成型溝の交叉部および/または稜辺部と開口
    連結される複数の開孔とをそなえたハニカム成型
    用ダイスにおいて、上記成型溝と上記開孔との開
    口連結面を含む仮想平面の存在個所に対応して形
    成された断面長方形のガイド溝をもうけ、該ガイ
    ド溝は、上記開孔の存在しない位置に対応して、
    上記成型溝に沿う形で、所定の深さを有すると共
    に上記成型溝よりも大きい溝幅をもつて形成され
    てなり、当該ガイド溝の横断面開口面積を、上記
    成型溝における横断面開口面積に較べて大きくと
    るようにしたことを特徴とするハニカム成型用ダ
    イス。 2 ハニカムコアの断面形状に対応した断面形状
    を有しかつダイス前面からダイス後面側に向つて
    所定の深さを有する成型溝と、ダイス後面からダ
    イス前面側に向つて互いに独立して形成されかつ
    上記成型溝の交叉部および/または稜辺部と開口
    連結される複数の開孔とをそなえたハニカム成型
    用ダイスにおいて、上記成型溝と上記開孔との開
    口連結面を含む仮想平面の存在個所に対応して形
    成された断面長方形のガイド溝をもうけ、該ガイ
    ド溝は、上記開孔の存在しない位置に対応して、
    上記成型溝に沿う形で、所定の深さを有すると共
    に上記成型溝よりも大きい溝幅をもつて形成され
    てなり、当該ガイド溝の横断面開口面積を、上記
    複数の開孔における総横断面開口面積および上記
    成型溝における横断面開口面積に較べて大きくと
    るようにしたことを特徴とするハニカム成型用ダ
    イス。
JP26513486A 1986-11-07 1986-11-07 ハニカム成型用ダイス Granted JPS62253408A (ja)

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JPS62253408A JPS62253408A (ja) 1987-11-05
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