JPH0317572Y2 - - Google Patents

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JPH0317572Y2
JPH0317572Y2 JP1985058926U JP5892685U JPH0317572Y2 JP H0317572 Y2 JPH0317572 Y2 JP H0317572Y2 JP 1985058926 U JP1985058926 U JP 1985058926U JP 5892685 U JP5892685 U JP 5892685U JP H0317572 Y2 JPH0317572 Y2 JP H0317572Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、停電時に非常用照明灯を点灯する
ための非常用電源を内蔵した非常用照明灯点灯装
置に関する。
〔従来技術〕
一般に、火災又は地震等の災害発生時などにお
いて、電源が停電した場合に、非常用電源又は予
備電源を即時に動作させて、二次的な災害を防止
するための非常用照明灯を点灯させるようにした
非常用照明灯点灯装置を設置することが、消防法
などで定められている。
かかる非常用照明灯点灯装置としては、従来、
第1図に示すような構成のものが知られている。
すなわち、1は商用電源で、該電源1には常閉接
点をもつ点検用スイツチ2を介して、停電検出用
の無電圧リレー3と、充電用トランス4の一次側
が接続されている。5a,5bは充電用トランス
4の二次側に接続された中点タツプ形全波整流回
路5を構成するダイオードで、該整流回路5の出
力端には充電電流制限抵抗6を介して、蓄電池7
が接続されている。該蓄電池7には、前記停電検
出リレー3の常閉接点3aを介して白熱ランプ等
の非常用照明灯8が、並列に接続されている。
そして、平常時には、整流回路5により充電抵
抗6を介して蓄電池7を常時充電しており、また
停電検出用リレー3は付勢された作動状態で、そ
のリレー接点3aは開放されており、したがつ
て、非常用照明灯8は不点灯状態になつている。
一方、非常災害時等において、電源1が停電した
場合には、停電検出用リレー3が消勢されて、そ
のリレー接点3aが閉成され、非常用照明灯8は
蓄電池7より電力の供給を受け、点灯されるよう
になつている。
ところが、このように構成された非常用照明灯
点灯装置において、充電回路の不備、例えば電源
回路への接続不良、回路の断線などや、照明灯回
路の不備、例えば照明灯自体の断線、照明灯の接
触不良などが発生している場合には、非常用照明
灯は平常時には点灯しないように構成されている
から、かかる充電回路や照明灯回路の不備を常時
確認することは困難であり、したがつて非常時に
確実に非常用照明灯の点灯が行われるという保証
は十分でないという問題点があつた。
この問題点を解消すべく、第2図に示すような
構成の非常用照明灯点灯装置が提案されている。
なお、第2図において、第1図に示したものと同
一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略
する。この改良された非常用照明灯点灯装置は、
充電電流制限抵抗6に、保護抵抗9とLEDの如
き発光表示素子10の直列回路を並列に接続した
もので、蓄電池7に対して正常に充電が継続して
行われている場合には、発光表示素子10を点灯
させ、充電回路に不備があり、充電が行われてい
ない場合には発光表示素子10を不点灯状態にし
て、充電回路の異常状態を表示するようにしたも
のである。
しかしながら、このような充電回路の異常状態
を表示する手段を設けたものにおいては、充電回
路の正常動作あるいは異常の確認は可能であるけ
れども、照明灯自体の断線等の照明灯回路の不備
を表示することはできず、その確認ができないと
いう問題点がある。
〔考案の目的〕
本考案は、従来の非常用照明灯点灯装置におけ
る上記問題点を解消すべくなされたもので、簡単
な回路構成で、充電回路のみならず、照明灯回路
の不備をも同時に表示できるようにすると共に、
照明灯回路の不備が放置された場合においても、
蓄電池の充電動作は継続されるようにした非常用
照明灯点灯装置を提供することを目的とするもの
である。
〔考案の概要〕
本考案は、整流回路の出力端に、充電抵抗とダ
イオードの直列回路を介して蓄電池を接続する。
そして、前記充電抵抗とダイオード間には、保護
抵抗と発光表示素子と非常用照明灯の直列接続回
路を並列に接続し、更に交流電源に接続された停
電検出用リレーの常閉接点を、前記非常用照明灯
と蓄電池を跨いで並列に接続して、前記発光表示
素子の発光状態により充電回路及び表示回路を含
む照明灯回路の異常状態を検知できるようにし、
且つ照明灯回路又は表示回路の不備の発見が遅れ
放置された場合においても、照明灯の交換等によ
り照明灯回路又は表示回路の不備の修復後は、直
ちに非常用照明灯の点灯動作が行えるようにする
ものである。
〔実施例〕 以下、本考案の実施例について説明する。第3
図は、本考案の非常用照明灯点灯装置の一実施例
を示す回路図である。
図において、11は商用電源で、該電源11に
常閉接点をもつ点検用スイツチ12を介して、停
電検出用の無電圧リレー13と充電用トランス1
4の一次側を接続し、該トランス14の二次側に
ダイオード15a,15bからなる全波整流回路
15を接続している点は、従来のものと同様であ
る。本考案においては、前記整流回路15の出力
端に、充電電流制限抵抗16と逆流防止用ダイオ
ード17と蓄電池18の直列接続回路を接続す
る。そして、充電抵抗16とダイオード17の直
列回路には、保護抵抗19とLEDの如き発光表
示素子20と非常用照明灯21の直列接続回路を
並列に接続する。更に前記照明灯21と蓄電池1
8の直列回路に跨つて、前記電源11に接続され
た停電検出リレー13の常閉接点13aを並列に
接続している。
このように構成した非常用照明灯点灯装置にお
いて、平常時は停電検出リレー13が付勢されて
作動状態になつているから、そのリレー接点13
aは開放されており、そして、充電抵抗16、ダ
イオード17、蓄電池18からなる充電回路、照
明灯21の接続部分を含む照明灯回路、保護抵抗
19、発光表示素子20からなる表示回路等が全
て正常に動作している場合には、整流回路15か
ら充電抵抗16とダイオード17を通して蓄電池
18に充電電流が流れ、蓄電池18は常時充電が
行われている。そして、充電抵抗16の電圧降下
により、該充電抵抗16とダイオード17の直列
回路に並列に接続されている保護抵抗19、発光
表示素子20、非常用照明灯21の直列回路に電
圧が印加され、発光表示素子20は発光してい
る。
この発光表示素子20の発光を監視することに
より、蓄電池充電回路に異常がなく、蓄電池18
に対して正常に充電動作がなされていること、及
び非常用照明灯の断線等の照明灯回路の異常がな
いことを確認することができる。
一方、電源11が正常な状態において、何らか
の原因で、例えば回路の断線、接続不良等で充電
回路に不備が発生すると、蓄電池18への充電電
流が流れなくなり、したがつて、充電抵抗16に
よる電圧降下はなくなり、発光表示素子20は発
光しなくなる。また、照明灯回路の不備(照明灯
フイラメントの断線やソケツトへの装着不備等)
や、表示回路の不備(発光表示素子の異常、接続
不良等)が発生すると、充電回路には充電電流が
流れていても、発光表示素子20は消灯し異常状
態が発生したことを表示する。
したがつて、この発光表示素子20の発光状態
を監視することにより、充電回路、表示回路ある
いは照明灯回路の不備を容易に検知することがで
きる。なお、点検スイツチ12を操作することに
よつてもこれらの異常状態は確認することができ
るが、これによる確認は点検用スイツチ12をそ
の都度操作する必要があり煩雑であるのに対し、
発光表示素子による状態表示によれば、異常状態
の発見を極めて容易にできる利点がある。
次に、商用電源11が災害等の何らかの原因で
停電した場合は、停電検出リレー13が消勢し
て、そのリレー接点13aが閉成されるので、蓄
電池18、非常用照明灯21、リレー接点13a
の閉回路が形成され、非常用照明灯21には蓄電
池18の端子電圧が印加されて点灯する。この
際、ダイオード17は逆流を阻止して、非常点灯
時における発光表示素子20の点灯を防止する。
この非常用照明灯点灯装置においては、平常
時、表示回路には蓄電池18への微小充電電流が
流れていて、照明灯21にもこの微小電流が流れ
ているが、この電流は、照明灯の定格ランプ電流
の、例えば1/100程度であり、したがつてこの微
小充電電流が流れていても、照明灯の寿命は全く
影響を与えることはない。のみならず、常時非常
用照明灯には上記微小充電電流が流れていること
によつて、フイラメント等が予熱された状態にな
つているので、商用電源11の停電時に該非常用
照明灯が点灯されるとき、突入電流が緩和され、
したがつて、蓄電池ヒユーズの誤切断や、リレー
接点の損耗が防止される。
また、充電抵抗16と逆流防止ダイオード17
に並列に、表示回路と照明灯回路が接続されてい
て、照明灯21は充電回路内には接続されていな
いので、照明灯回路に不備が発生している場合に
おいて、その不備が放置されたとしても、充電電
流は表示回路及び照明灯回路を通して流れる分だ
け僅かに(10%以下)減少するのみで、蓄電池1
8は充電抵抗16とダイオード17を介して充電
が継続して行われるため、照明灯の交換などによ
りその不備が修復されると同時に、非常用照明灯
の点灯が可能になる。
また同様に表示回路に異常が発生していて、そ
の異常状態が放置された場合にも、蓄電池への充
電動作は充電抵抗16とダイオード17とを介し
て継続して行われており、災害時等における非常
点灯には悪影響を与えない。
〔考案の効果] 以上実施例に基づき説明したように、本考案に
よれば、非常用照明灯の接続を変更し、ダイオー
ドを付加するのみの簡単な構成で、充電回路のみ
ならず、照明灯回路の異常表示を容易に行わせる
ことができる。したがつて、非常用照明灯点灯装
置の異常状態に迅速に対処することができ、非常
時における点灯動作の確実性の向上を計ることが
できる。
また、非常照明灯は充電回路に挿入されず、そ
の一部に並列接続される表示回路に挿入接続され
ているので、万一、非常用照明灯あるいは表示回
路に不備があり、その不備が長時間放置されるよ
うなことがあつても、その不備が修復されると直
ちに非常点灯動作を行うことができ、表示回路の
みの不備の場合は、その不備の放置にも拘らず正
常な非常点灯動作を行わせることができる。
更に、照明灯には保護抵抗及び発光表示素子を
通して、蓄電池に対する微小充電電流が常時流れ
ていて予熱されるように構成されているので、非
常点灯時の突入電流は緩和され、リレー接点の損
耗を防止できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、従来の非常用照明灯点灯
装置の構成例を示す回路図、第3図は、本考案に
係る非常用照明灯点灯装置の一実施例を示す回路
図である。 図において、12は点検用スイツチ、13は停
電検出用リレー、15は整流回路、16は充電抵
抗、17は逆流阻止ダイオード、18は蓄電池、
19は保護抵抗、20は発光表示素子、21は非
常用照明灯を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交流電源に接続された整流回路の出力端に、充
    電抵抗とダイオードの直列回路を介して蓄電池を
    接続し、前記充電抵抗とダイオード間には、保護
    抵抗と発光表示素子と非常用照明灯の直列接続回
    路を並列に接続し、且つ交流電源に接続された停
    電検出用リレーの常閉接点を、前記非常用照明灯
    と蓄電池を跨いで並列に接続したことを特徴とす
    る非常用照明灯点灯装置。
JP1985058926U 1985-04-22 1985-04-22 Expired JPH0317572Y2 (ja)

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JP1985058926U JPH0317572Y2 (ja) 1985-04-22 1985-04-22

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JPS61176936U JPS61176936U (ja) 1986-11-05
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