JPH0317549Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0317549Y2 JPH0317549Y2 JP1902885U JP1902885U JPH0317549Y2 JP H0317549 Y2 JPH0317549 Y2 JP H0317549Y2 JP 1902885 U JP1902885 U JP 1902885U JP 1902885 U JP1902885 U JP 1902885U JP H0317549 Y2 JPH0317549 Y2 JP H0317549Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring board
- junction box
- terminals
- holding member
- groups
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 8
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
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- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の目的
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車の電気配線などに有用な防水
型電気接続箱に関する。
型電気接続箱に関する。
ここで、電気接続箱とは、いわゆるヒユーズボ
ツクス、ジヤンクシヨンボツクスやコントロール
ボツクスのように内部に配線板やリレーなどの電
子部品を有し、側壁に外部コネクタとの接続手段
を備えたものとをいう。
ツクス、ジヤンクシヨンボツクスやコントロール
ボツクスのように内部に配線板やリレーなどの電
子部品を有し、側壁に外部コネクタとの接続手段
を備えたものとをいう。
従来の電気接続箱は、一般に第4図のような構
成を有する。すなわち、aは所望のパターンを有
する回路を配設したプリント配線板であつて、そ
の一側縁にコネクタbを横付けし、該コネクタb
に装着したL字形端子Cの脚部dを配線板aの回
路(図示してない)にハンダ付けにより接続した
ものを、底板eにネジ止めfし、その上から上記
コネクタbに対する窓gを開口したボツクスhを
ボルト締めiするようにしたものである。
成を有する。すなわち、aは所望のパターンを有
する回路を配設したプリント配線板であつて、そ
の一側縁にコネクタbを横付けし、該コネクタb
に装着したL字形端子Cの脚部dを配線板aの回
路(図示してない)にハンダ付けにより接続した
ものを、底板eにネジ止めfし、その上から上記
コネクタbに対する窓gを開口したボツクスhを
ボルト締めiするようにしたものである。
このような構成では、なんら防水対策が講じら
れておらず、たとえば雨水やゴミなどが浸入する
エンジン室や車体の下部には取付けられない。
れておらず、たとえば雨水やゴミなどが浸入する
エンジン室や車体の下部には取付けられない。
本考案の目的は、上記の事態に鑑み、組立も簡
単で自動車のキヤビン外でも安全に取付けられる
防水型電気接続箱を提供するにある。
単で自動車のキヤビン外でも安全に取付けられる
防水型電気接続箱を提供するにある。
考案の構成
〔問題点を解決するための手段〕
図面を参照して説明すると、本考案の防水型電
気接続箱は、第1図に示すように、接続箱本体1
に配線板7を挿着し、これにパツキン13を介し
て蓋箱10を冠着して成る。
気接続箱は、第1図に示すように、接続箱本体1
に配線板7を挿着し、これにパツキン13を介し
て蓋箱10を冠着して成る。
接続箱本体1は合成樹脂絶縁体で成形され、前
端面に図示の例では2個の外部コネクタ接続用の
受枠2を一体成形し、本体内部と外部を遮断する
奥壁3にはタブ状の端子4群(第2図参照)が上
下二段に圧入固定されている。接続箱本体1に
は、また、両側壁内面に2本の突条5a,5aよ
りなる配線板保持部材5が前記端子4の軸方向と
平行に横設されるとともに、後端開口部に鍔状の
パツキン押え6が一体に設けられている。
端面に図示の例では2個の外部コネクタ接続用の
受枠2を一体成形し、本体内部と外部を遮断する
奥壁3にはタブ状の端子4群(第2図参照)が上
下二段に圧入固定されている。接続箱本体1に
は、また、両側壁内面に2本の突条5a,5aよ
りなる配線板保持部材5が前記端子4の軸方向と
平行に横設されるとともに、後端開口部に鍔状の
パツキン押え6が一体に設けられている。
配線板7は、絶縁基板8の両面に所望の回路パ
タンを配設するとともに、リレーなどの必要な電
子ユニツト(いずれも図示してない)を搭載して
いる。そして、絶縁基板8の一側縁には前記回路
および/または電子ユニツトと導通する弾性接触
端子9群が前記受枠2に圧入固定した端子4群と
対応して整列して設けられている。弾性接触端子
9は、たとえば回路の一端を第3図のようにく字
状に折返して弾性屈曲片9aとして形成される。
タンを配設するとともに、リレーなどの必要な電
子ユニツト(いずれも図示してない)を搭載して
いる。そして、絶縁基板8の一側縁には前記回路
および/または電子ユニツトと導通する弾性接触
端子9群が前記受枠2に圧入固定した端子4群と
対応して整列して設けられている。弾性接触端子
9は、たとえば回路の一端を第3図のようにく字
状に折返して弾性屈曲片9aとして形成される。
蓋箱10には、前端開口部に前記パツキン受6
が整合するシール面11を設けるとともに、側壁
内面に2本の突条12a,12aよりなる配線板
保持部材12を設けてある。また、パツキン13
とパツキン押え6には、適宜数のネジ穴14が穿
設してある。
が整合するシール面11を設けるとともに、側壁
内面に2本の突条12a,12aよりなる配線板
保持部材12を設けてある。また、パツキン13
とパツキン押え6には、適宜数のネジ穴14が穿
設してある。
次に、防水型電気接続箱の組立てについて説明
する。
する。
まず、接続箱本体1の後部開口端から配線板7
の弾性接触端子9側を突条5a,5a間に差し込
むと、該端子9の弾性屈曲片9aが受枠2の端子
4により絶縁基板8側に押圧されて撓みつつ進入
し、該基板8の端縁が奥壁3に当接して停止する
とともに該基板8の後半部が接続本体1の後部開
口からはみ出た状態になる。その結果、受枠2内
の端子4群は、配線板7の弾性接触端子9群と1
体1の対応で弾性的に接触し、電気的に接続され
る。
の弾性接触端子9側を突条5a,5a間に差し込
むと、該端子9の弾性屈曲片9aが受枠2の端子
4により絶縁基板8側に押圧されて撓みつつ進入
し、該基板8の端縁が奥壁3に当接して停止する
とともに該基板8の後半部が接続本体1の後部開
口からはみ出た状態になる。その結果、受枠2内
の端子4群は、配線板7の弾性接触端子9群と1
体1の対応で弾性的に接触し、電気的に接続され
る。
次いで、シール面11内にパツキン13を嵌め
込んで、蓋箱10を接続箱本体1に被せ、ネジ穴
14からネジ15を締め付け固定すると、組立は
終了する。その結果、配線板7は接続箱本体1と
蓋箱10内に収容され、外部から遮断され、防水
シールされる。
込んで、蓋箱10を接続箱本体1に被せ、ネジ穴
14からネジ15を締め付け固定すると、組立は
終了する。その結果、配線板7は接続箱本体1と
蓋箱10内に収容され、外部から遮断され、防水
シールされる。
コネクタ接続用の受枠2は接続箱本体1と合成
樹脂により一体成形され、かつ端子4群はその奥
壁3に圧入されるので、受枠2と本体内部とは確
実にシールされる。また、本体1には蓋箱10を
パツキン13を介して固定し、配線板7を外界と
遮断するので完全な防水構造となり、自動車のキ
ヤビン外で安全に使用することができ、その組立
は至つて簡単である。
樹脂により一体成形され、かつ端子4群はその奥
壁3に圧入されるので、受枠2と本体内部とは確
実にシールされる。また、本体1には蓋箱10を
パツキン13を介して固定し、配線板7を外界と
遮断するので完全な防水構造となり、自動車のキ
ヤビン外で安全に使用することができ、その組立
は至つて簡単である。
本考案において、配線板3は片面または両面の
プリント基板やブスバー回路板、これらに分岐回
路を配設した配線板などで、差し込みに必要な剛
性を有する絶縁基板8を使用したものであれば好
適に使用することができる。また、配線板保持部
材5は、第1図のような2本の突条5a,5aに
限定されず、内壁に横溝を凹設するなどの手段を
講じてもよい。さらに、弾性接触端子9は、回路
に連成するほかに、前記く字条の弾性屈曲片9a
とほぼ同形のものを別部材で形成し、これをハン
ダ付け、ハト目打ちなどで固定してもよく、とく
に配線板3が薄い銅箔回路などを配設したプリン
ト基板の場合に有効である。
プリント基板やブスバー回路板、これらに分岐回
路を配設した配線板などで、差し込みに必要な剛
性を有する絶縁基板8を使用したものであれば好
適に使用することができる。また、配線板保持部
材5は、第1図のような2本の突条5a,5aに
限定されず、内壁に横溝を凹設するなどの手段を
講じてもよい。さらに、弾性接触端子9は、回路
に連成するほかに、前記く字条の弾性屈曲片9a
とほぼ同形のものを別部材で形成し、これをハン
ダ付け、ハト目打ちなどで固定してもよく、とく
に配線板3が薄い銅箔回路などを配設したプリン
ト基板の場合に有効である。
考案の効果
本考案の防水型電気接続箱は、以上説明したよ
うに、内部の配線板が外部と完全に遮断されてい
るので、防水のみならず防塵にも有効であり、自
動車のキヤビン以外でも安全に使用することがで
き、また組立ても簡単なので安価に提供すること
ができる。
うに、内部の配線板が外部と完全に遮断されてい
るので、防水のみならず防塵にも有効であり、自
動車のキヤビン以外でも安全に使用することがで
き、また組立ても簡単なので安価に提供すること
ができる。
第1図は本考案の防水型電気接続箱の分離した
状態の斜視図、第2図はその要部の拡大説明図、
第3図はその組立状態の要部断面図、第4図は従
来例の説明図である。 1……接続箱本体、2……受枠、3……奥壁、
4……端子、5,12……配線板保持部材、6…
…パツキン押え、7……配線板、8……絶縁基
板、9……接触端子、10……蓋箱、11……シ
ール面、13……パツキン。
状態の斜視図、第2図はその要部の拡大説明図、
第3図はその組立状態の要部断面図、第4図は従
来例の説明図である。 1……接続箱本体、2……受枠、3……奥壁、
4……端子、5,12……配線板保持部材、6…
…パツキン押え、7……配線板、8……絶縁基
板、9……接触端子、10……蓋箱、11……シ
ール面、13……パツキン。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 接続箱本体の前端面に1または2以上の外部コ
ネクタを接続する受枠2を一体に形成し、受枠2
の本体内部を遮断する奥壁3にタブ状の端子4群
を一段または二段以上に並列して圧入固定し、側
壁内面には端子4の軸方向と平行に配線板保持部
材5を横設するとともに後端開口部にパツキン押
え6を設けた接続箱本体1と、 絶縁基板8に所望のパターンを有する回路を配
設し、絶縁基板8の一側縁に前記回路と導通する
弾性接触端子9群を整列して設けた配線板7と、 前端開口部にシール面11を設け、側壁内部に
配線板保持部材12を設けた蓋箱10とを備え、 前記配線板7を接続箱本体1の配線板保持部材
5に沿つて挿入し、タブ状の端子4群と弾性接触
端子9群とを1対1の対応で接触せしめるととも
に、接続箱本体1のパツキン押え6と蓋箱10の
シール面11とをパツキン13を介して固定し、
配線板7を防水シールしたことを特徴とする防水
型電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1902885U JPH0317549Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1902885U JPH0317549Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61138323U JPS61138323U (ja) | 1986-08-27 |
JPH0317549Y2 true JPH0317549Y2 (ja) | 1991-04-12 |
Family
ID=30508218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1902885U Expired JPH0317549Y2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0317549Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP1902885U patent/JPH0317549Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61138323U (ja) | 1986-08-27 |
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