JPH03175167A - 密閉型電動圧縮機の支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫、ニアコンディショナ等に使用される密
閉型電動圧縮機の支持装置に関するものである。

従来の技術 近年電動圧縮機は静音化がすすみ、運転中はもとより、
始動時（運転を開始する際）や、停止時（運転を停止す
る際）に至るまで、耳ざわりな騒音を防止することに配
慮する必要性が高１ってきている。

以下図面を参照しながら、従来の電動圧縮機の支持装置
の一例について説明する。

第３図、第４図は、特開昭６４−３０８６号公報に示さ
れているもので、第３図は従来の密閉型電動圧縮機の断
面構造図、第４図は従来の密閉型電動圧縮機の支持装置
の要部拡大断面図である。

第３図、第４図において、８は密閉容器、９は電動要素
、１０は圧縮要素で、電動要素９及び圧縮要素１ｏは、
密閉容器８に溶接等の方法で取付けられた下部支持具１
１及び下部支持具に嵌入されたコイルスプリング１２を
介して圧縮翠素１０の上部支持具１３の部分で弾性的に
支持されている。前記下部支持具１１とコイルスプリン
グ１２は圧入等の方法で固定されている。前記上部支持
具１３とコイルスプリング１２は遊嵌あるいは軽圧入に
より固定されている。

以上のように構成された電動圧縮機の支持装置について
、以下その動作を説明する。

まず、電動要素９及び圧縮要素１０は、電動圧縮機の運
転停止時、運転時、輸送時等いかなる時も下部支持具１
１に嵌入されたコイルスプリング１２及び上部支持具１
３を介して弾性支持され、電動要素９及び圧縮要素１ｏ
の弾性保持や外的振動からの保護及び運転時の電動要素
９及び圧縮要素１０よ多発生する振動や騒音の伝達を低
減する。

又、運転開始時及び運転停止時の動きた規制している。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、電動圧縮機の始動
及び運転停止時のコイルスプリング１２が大きくふれる
時に、上部支持具１３とコイルスプリング１２の接触及
びはじきにより耳ざわｂな音がするという課題を有して
いた。

本発明は上記課題に鑑み、電動圧縮曲の始動時、運転停
止時に釦ける耳ざわりな音の極端に小さい、静かな電動
圧縮機を構成するための電動圧縮機の支持装置を提供す
るものである。

課題を解決するための手段 以上のような課題を解決するために本発明の密閉型電動
圧縮機の支持装置は、密閉容器内に、電動要素及び圧縮
要素を支持する下部支持具と、前記電動要素あるいは前
記圧縮要素の一部に形成された上部支持具と前記下部支
持具に圧入されたコイフレスプリングと前記上部支持具
と前記コイルスプリングの間にＰＢＴ座具を有し、前記
ＰＢＴ座具は前記コイルスプリングに圧入されてお・す
、前記ＰＢＴ座其の前記上部支持具との接触面が半径Ｈ
の凹球形形状をなし、又、前記上部支持具の前記ＰＢＴ
座具との接触面が半径ｒの凸球形形状をなし、各接触面
の半径の関係がＲ＞ｒであるという構成を備えたもので
ある。

作　　用 本発明は上記した構成により、電動圧縮機の始動及び運
転停止時のコイルスプリングが大きくふれる時でもＰＢ
Ｔ座具は、上部支持具に対してなめらかに動く凹球形形
状であり、ＰＢＴ座具とコイルスプリングは軽圧入によ
り固定されて釦り、かつＰＢＴ座具が上部支持具に対し
て自由度がある為、ＰＢＴ座具とコイｐスプリング間の
はじき音が発生しない。又、上部支持具とコイルスプリ
ングの間に金属でないＰＢＴ座具が介在するため金属接
触による耳ざわシな音が極端に小さくなる。

実施例 以下本発明の一実施例の密閉型電動圧縮機の支持装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。

第１図は、本発明の一実施例での密閉型電動圧縮機の断
面構造図、第２図は本発明の密閉型電動圧縮機の支持装
置の一実施例での要部拡大断面図である。

第１図、第２図に訃いて、１は密閉容器、２は電動要素
、３は圧縮要素で、前記電動要素２及び前記圧縮要素３
は前記密閉容器１に溶接等の方法で取付けられた下部支
持具４に嵌入されたコイルスプリング６と前記コイルス
プリング５の上部に圧入されたＰＢＴ座具６を介して前
記圧縮要素３の上部支持具７の部分で弾性的に支持され
ている。

前記ＰＢＴ座具６の前記上部支持具７との接触面が半径
Ｈの凹球形形状をなし、又、前記上部支持具７の前記Ｐ
ＢＴ座具ｅとの接触面が半径ｒの凸球形形状をなし、各
接触面の半径の関係がＲ＞ｒである。

以上のように構成された密閉型電動圧縮機の支持装置に
ついて、以下第１図、第２図を用いてその動作について
説明する。

密閉型電動圧縮機が静止している状態では電動要素２及
び圧縮要素３は密閉容器１に取付けられた下部支持具４
と圧縮要素３の上部支持具７の間に設置されたコイルス
プリング６とｐＢ’ｒｇ具ｅｓを介して鉛直方向に弾性
支持されている。密閉型電動圧縮機が運転（回転）を開
始する時あるいは、なめらかに運転（回転）していた電
動圧縮機が停止する時には、回転の慣性力により電動要
素２及び圧縮要素３は大きくゆれる。この時上部支持具
７とＰＢＴ座具６は接触面の半径がＲ）　ｒという関係
にあシ、ゆれに対してなめらかに動き、かつ接触面は金
属対ＰＢＴの接触となシ耳ざわ９な音は極小に少なくな
る。又、ＰＢＴ座具６はコイルスプリング５に圧入され
ておシ、かつＰＢＴ座具６は上部支持具７に対し自由度
をもっている為、ＰＢＴ座具６とコイルスプリング６の
間ではじき音の様な耳ざわりな音が発生しない。

以上のように本実施例によれば、上部支持具とコイルス
プリングの間に上部支持具との接触面の半径の関係がＲ
）　ｒとなるＰＩｊＴ座具を設け、ＰＢＴ座具とコイル
スプリングを圧入することにより、始動や運転停止時の
騒音が低い密閉型電動圧縮機の支持装置を提供すること
ができる。

発明の効果 以上のように本発明は、上部支持具とコイルスプリング
の間にＰＢＴ座具を設け、前記ＰＢＴ座具は前記コイル
スプリングに圧入されておシ、前記ＰＢＴ座其の前記上
部支持具との接触面が半径Ｈの凹球厚形状をなし、又、
前記上部支持具の前記ＰＢＴ座具との接触面が半径ｒの
凸球形彫状をなし、各接触面の半径の関係をＲ＞ｒとす
ることにより、前記上部支持具と前記ＰＢＴ座具間の動
きはゆれに対してなめらかであり、かつ前記上部支持具
とコイルスプリングの間で金属接触がなくなるので、密
閉型電動圧縮機の始動、停止時に起こる耳ざわシな音（
コイルスプリングのはじき音。

金属接触音）を極端に小さくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例での密閉型電動圧縮機の断面
構造図、第２図は本発明の密閉型電動圧縮機の支持装置
の一実施例での要部拡大断面図、第３図は従来の密閉型
電動圧縮機の断面構造図、第４図は従来の密閉型電動圧
縮機の支持装置の要部拡大図である。 １・・・・・・密閉容器、２・・・・・・電動要素、３
・・・・・・圧縮要素、４・・・・・・下部支持具、５
・・・・・・コイルスプリング、６・・・・・・ＰＢＴ
座共、７・・・・・・上部支持具。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 密閉容器内に、電動要素及び圧縮要素を支持する下部支
   持具と、前記電動要素あるいは前記圧縮要素の一部に形
   成された上部支持具と、前記下部支持具に圧入されたコ
   イルスプリングと、前記上部支持具と前記コイルスプリ
   ングの間にＰＢＴ座具を有し、前記ＰＢＴ座具は前記コ
   イルスプリングに圧入されており、前記ＰＢＴ座具の前
   記上部支持具との接触面が半径Ｒの凹球形形状をなし、
   又、前記上部支持具の前記ＰＢＴ座具との接触面が半径
   ｒの凸球形形状をなし、各接触面の半径の関係がＲ＞ｒ
   であることを特徴とする密閉型電動圧縮機の支持装置。