JPH0317423Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0317423Y2
JPH0317423Y2 JP11231786U JP11231786U JPH0317423Y2 JP H0317423 Y2 JPH0317423 Y2 JP H0317423Y2 JP 11231786 U JP11231786 U JP 11231786U JP 11231786 U JP11231786 U JP 11231786U JP H0317423 Y2 JPH0317423 Y2 JP H0317423Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
waterproof packing
wire
cut
electric wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11231786U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6318779U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11231786U priority Critical patent/JPH0317423Y2/ja
Publication of JPS6318779U publication Critical patent/JPS6318779U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0317423Y2 publication Critical patent/JPH0317423Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はワイヤハーネス用コネクタ、さらに
詳しく言えば、電線と端子との接続が常に確実に
なされるように改善されたワイヤハーネス用コネ
クタに関するものである。
(従来の技術) まずワイヤハーネス用コネクタの全体を第5図
について概説する。
接続すべき電線3の端部には、たとえばゴムま
たは合成樹脂からなる弾性を有する中空円柱状の
防水パツキン1がかん挿された後、端部に端子突
出部21を備えた端子2が取りつけられる。端子
2と電線3の接続は、上述の端子突出部21に続
いて延びる横断面略u字状の電線抱持部22内に
電線3の端部を配置し、その電線の露出された導
体部分31を上述の電線抱持部の両側に突出形成
される1対の導体かしめ部23,23を内側に折
りこんで抱えるように固定することによつてなさ
れる。このとき同図図示のように電線抱持部22
の両側に、導体かしめ部23に続いて形成される
1対の絶縁被覆かしめ部24,24を同様に内側
に折りこむようにして、電線3の端部の絶縁被覆
ならびにこの部分にかん挿される防水パツキン1
の突出中空軸部12を共にかしめて固定し、こう
して端子2は電線3の端部に確実に固定される。
しかしてこの端子はコネクタハウジング4内にそ
の脱出防止フツク41によつて脱出しないように
納められる。なお符号5はOリングを示す。
さてこの端子2を第8図ないし第10図を用い
てさらに詳しく説明する。これは第10図に示さ
れるように、加工原板26に打抜曲げ型を用いて
多数個形成加工され、その加工原板26から切り
離して1個づつ用いられるものであり、端子突出
部21は円柱状に丸められる。
(考案の解決すべき問題点) しかしながらこの端子2を加工原板26から切
り離すに際して、その切り離し部25の長さs、
つまり絶縁被覆かしめ部24の端から端子突出部
21と反対側に延びる残留板部分の長さsにばら
つきが生じた場合、この長さsが小さいときは第
11図に示されるように、防水パツキン1の突出
中空軸部12が端子2の電線抱持部22内に深く
入りこみ、したがつてその導体かしめ部23は電
線3の導体部分31と共にこの突出中空軸部12
を同時に抱えこんで締めつける形となり、この結
果導体かしめ部23は導体部分31と十分接触で
きないか、あるいはこれを嫌つて強く締め過ぎる
と導体部分31を破断するおそれがある。
また逆に切り離し部25の上述の長さsが長す
ぎるときは、第12図に示されるように絶縁被覆
かしめ部24が突出中空軸部12に十分かからな
くなり、このため防水パツキン1と端子2との連
結が不確実になるなどの欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) この考案は上述の問題を解決するためになされ
たものであつてオス型あるいはメス型端子を取り
つけるべき電線の端部を、この端部に防水パツキ
ンをかん挿した後に、前記端子の電線抱持部内に
配置し、この電線抱持部の両側に形成された1対
の絶縁被覆かしめ部によつて、前記電線端部の絶
縁被覆部分を前記防水パツキンと共にかしめ固定
するようにされたワイヤハーネス用コネクタにお
いて、前記防水パツキンの本体部に、前記端子の
端部に突出する切り離し部を受け入れるための切
り離し部受溝が設けられたことを特徴とする、ワ
イヤハーネス用コネクタを提供するものである。
(作 用) 端子の切り離し部は防水パツキンの切り離し部
受溝の中に没入してしまうため、端子の絶縁被覆
かしめ部の端部は常に防水パツキンの端面に対し
て同一の位置に配置しうることになり、防水パツ
キンと端子とのこの相対位置にあらかじめ合わせ
て端子の導体かしめ部、絶縁被覆かしめ部を形成
しておけば、電線の端部の常に同一の位置に端子
を確実に取りつけることができる。
また切り離し部受溝は全円周にわたつて延びる
円形をなすため、端子との角度的位置合わせは不
用であり、組付けを迅速に行うことができる。
(実施例) 第1図ないし第4図について、この考案の一実
施例を説明する。
ほぼ中空円柱状をなし、その中心軸線位置に電
線挿入孔13が形成された弾性材料よりなる防水
パツキン1の一端に突出形成される突出中空軸部
12の基部の端面に、軸方向に延び、また全円周
にわたつて延びる円形の切り離し部受溝14外周
部形成される。
しかしてこの考案の防水パツキン1を、端子2
に組みつけた状態は、第3図および第4図に示さ
れるようになり、端子2の切り離し部25は全部
防水パツキン1の切り離し部受溝14内に没入す
る。
(考案の効果) この考案によれば、端子の切り離し部は防水
パツキンの切り離し部受溝の中に没入してしまう
ため、端子の絶縁被覆かしめ部の端部は常に防水
パツキンの端面に接触する同一の位置をとること
になり、電線の端部の常に同一の位置に端子を確
実に取りつけることができる効果があり、電線の
導体部分と端子との電気的接触も確保できる効果
がある。また、切り離し部受溝を全円周にわた
つて延びる円形に形成すれば、端子との角度的位
置合わせは不要であり、組付けを迅速に行うこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に用いる防水パツキンの側断
面図、第2図は同じく正面図、第3図はこの防水
パツキンを用いた電線と端子との接触状態を一部
省略して描いた側断面図、第4図は同じく側面
図、第5図はワイヤハーネス用コネクタを示す側
断面図、第6図は従来の防水パツキンの側断面
図、第7図は同じく正面図、第8図はこの考案に
用いる端子の側面図、第9図は同じく上方から見
た平面図、第10図は端子を加工原板に多数形成
した状態を示す平面図、第11図および第12図
は端子の切り離し部がそれぞれ短い場合、長い場
合の電線との接触状態を示す側断面図である。 1……防水パツキン、11……本体部、12…
…突出中空軸部、14……切り離し部受溝、2…
…端子、21……端子突出部、22……電線抱持
部、23……導体かしめ部、24……絶縁かしめ
部、25……切り離し部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 端子2を取りつけるべき電線3の端部を、こ
    の端部に防水パツキン1をかん挿した後に、前
    記端子の電線抱持部22内に配置し、この電線
    抱持部の両側に形成された1対の絶縁被覆かし
    め部24によつて、前記電線端部の絶縁被覆部
    分を前記防水パツキンと共にかしめ固定するよ
    うにされたワイヤハーネス用コネクタにおい
    て、前記防水パツキンの本体部11に、前記端
    子の端部に突出する切り離し部25を受け入れ
    るための切り離し部受溝14が設けられたこと
    を特徴とする、ワイヤハーネス用コネクタ。 2 前記防水パツキン1がほぼ中空円柱状をな
    し、前記切り離し部受溝14が、この防水パツ
    キンの前記端子部に対向する端面に、同軸的な
    円形に形成されることを特徴とする、実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のワイヤハーネス用
    コネクタ。
JP11231786U 1986-07-22 1986-07-22 Expired JPH0317423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11231786U JPH0317423Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11231786U JPH0317423Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6318779U JPS6318779U (ja) 1988-02-06
JPH0317423Y2 true JPH0317423Y2 (ja) 1991-04-12

Family

ID=30993076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11231786U Expired JPH0317423Y2 (ja) 1986-07-22 1986-07-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0317423Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644047U (ja) * 1992-11-24 1994-06-10 矢崎総業株式会社 防水コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6318779U (ja) 1988-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0515736Y2 (ja)
US6280229B1 (en) Plug connector
US5267878A (en) Electrical connector for shielding cable
JP2000048888A (ja) 電気コネクタ
US6086413A (en) Multiple wire connector
GB2079549A (en) Coaxial cable connector
US5151053A (en) Electrical connector for shielding cable
JP2992689B2 (ja) 雄型コネクタ
JPH0317423Y2 (ja)
JPH0737258Y2 (ja) シールド線端末部用コネクタ
JPH052382U (ja) 端子金具
JPS6214598Y2 (ja)
JP3386384B2 (ja) シールド電線の端末処理構造
JPS6210944Y2 (ja)
JPH086378Y2 (ja) 防水コネクタ
JPH033978Y2 (ja)
JPH0119823Y2 (ja)
JPH0421264Y2 (ja)
JPH0414869Y2 (ja)
JP3235270B2 (ja) ジャンクションコネクタ
JP3168768B2 (ja) ワイヤハーネス
JPS6013179Y2 (ja) 多極プラグ
JPS601497Y2 (ja) 同軸プラグ
JPS5841661Y2 (ja) タブ端子コネクタ
JPS6334216Y2 (ja)