JPH03173282A - 画像処理装置 - Google Patents
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- JPH03173282A JPH03173282A JP1310705A JP31070589A JPH03173282A JP H03173282 A JPH03173282 A JP H03173282A JP 1310705 A JP1310705 A JP 1310705A JP 31070589 A JP31070589 A JP 31070589A JP H03173282 A JPH03173282 A JP H03173282A
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本発明は、ビデオカメラやスチルビデオカメラ等の撮像
装置において、入力されたネガフィルムのネガ画像より
、通常の人力画像と同様な良質のポジ画像を出力する画
像処理装置に関するものである。 (従来の技術〕 従来、ネガ−ポジ処理は、(i)第4図に示すように、
撮像素子(CCD)からの画像信号を、信号処理によっ
て輝度4B号Yと色差信号R−Y。 B−Yに変換し、それぞれに関して反転をすることによ
り、同処理を行っていた。 その他には、(ii)第5図に示すように、輝度信号Y
と、色信号Cをエンコーダの部分でYに関しては反転処
理、Cに関しては位相反転処理をすることで、同処理を
行フていた。 また、(iiiJ本発明に関連する発明として第6図に
示すように、R,G、Bの段階でネガ−ポジ処理を行う
、即ち各R,G、Hにおいて、人力をX、出力をy、さ
らにC+ 、C2、C3、C4を定数として、 y=C,(x+C2) ” +C4 の処理を行う発明を別途提案している。その人出力曲線
は、第7図に示すもので、C,、C2゜C3,C4は、
フィルム等の条件によって決定される定数である。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、従来の技術の項における(i)と(ii
)のネガ−ポジ処理手法による画像では、(イ)高輝度
側において階調性がほとんどなく、画像かベタつくこと
。(ロ)階調の段階によりホワイトバランスかずれて、
色の再現性が悪い笠の問題があり、通常の画像に比べて
かなり画質が劣るものであった。 これは、後の解決手段の項で導かれるように、各R,G
、Bの成分自体が非線形性を持つことが原因であり、従
来方式において、ri度信号や色信号に対して、非線形
処理を加えても、(ロ)の問題や、彩度のある場所での
(イ)の問題は未解決となる。 従来の技術の項における(iii)のネガ−ポジ処理の
手法では、画像のより忠実な再現が可能となるが、〈ハ
)フィルムの種類、現像条件、露光条件等の違いによっ
て、変換特性の係数を変化させる必要かあるという煩雑
さが伴なった。 本発明は、これらの問題を根本的な観点から解決し、自
然なポジ画像を再現すると同時に、装置の操作性を向上
させることのできる画像処理装置を提供することを目的
とする。 (3題を解決するための手段) 本発明、ネガフィルムからの画像の忠実な再現と、装置
の簡易な操作性をねらって、ネガフィルムの特性から以
下に述べる近似的理論式を導き、これをもとに、ネガ−
ポジ処理の手法を提示するものである。 第8図に、ネガフィルムの画像が、撮像素子とその処理
回路によってRGB電気信号に変換されるまでの経路を
示した。この第8図を元に、被写体からの光の強さとR
GB電気信号との関係を求める。 まず、波長λの関数であるフィルムの透過率Fi(^)
は、R,G、Bの各感光層の分光透過率を、Cy(λ)
、Mg(λ)、Ye(λ)、その他の層の分光透過率を
Ba(λ)とすると、Fi(λ)=(:y(λ)・Mg
(λ)・Ye (λ)・Ba (λ)・・・・・・■ と表わされる。 また、撮像素子のR,G、Bの画素に対する分光感度を
、R(λ)、G(λ)、B(λ)とし、光源の分光特性
をP(λ)とすると、k、、。 k、、に、を定数として、撮像素子の出力電圧■。 V、、Vbは、 と表わされる。 さらに、ネガフィルムの各層の色素Flc、m。 yと透過率の関係は、C(λ)1M(λ)、Y(λ)を
λの関数として、 たって0式を利用するには、近似式を導くことが望まし
い。そこで、近似手法として、(i)Jrt分の領域を
R,G、Hの3つに分け、波長^の関数は、各領域で一
定の値を持つと考える。 (ii) J最像素子の分光感度を第9図に示すように
、R(λ)はR領域、G(λ)はG領域、B(λ)はB
領域以外の領域では、零の値を持つと考える。 すると、0式は、比例定数をに、’、ksk、′にまと
め、R,G、B領域での各関数の値をC(λ)はC,、
CIl、C,とし、M(λ)はM、、MII、Mb、ざ
らにY(λ)はY、、YsYbとすると、 の式か成り立つ。 よって、■■■の式から の理論式が導かれる。ネガ−ポジ処理を行うにあと近似
される。 ここで、色素tic、m、yと第8図での被写体からの
光強度1..1.、Ibとの関係は、γC1γ8.γb
、α1.α9.αbを定数として、 ン、マゼンダ、イエローの理想的特性を持つとする。 この近似により0式のM、、Y、、C1l、Y。 Cb、M、は値が1となり、 の関係を持つことから、0式を0式に代入し、両辺対数
をもって整理すると、 という近似的理論式か導かれる。 本発明では、0式に見られる特性が非線形であることか
ら、輝度イ、j号や色差(iE号の段階ではなく、その
ような45号に変換する1狩のRGB信号の段階で処理
することか、より忠実なiIT現性につながると考えた
。 ネガ−ポジ処理をさらに簡易に行うため、前記(+)(
肖)の近似手法の他に、(iii)ネガフィルムの各層
の分光特性を第10図に示すように、シアと表わされる
。ここで、0式を代入し、整理すると、 という、より簡易な近似式が導かられる。 0式について、オフ・セットを考慮して、変換+i?の
RGBの電圧値をX、変換鐘の光強度の値をyとすると y=CI ・ (x+C2) 3+C,[相]という
人出力の関係を表わす一般式となる。 C1〜C4はフィルムの種類、現像条件、露光条f1等
によって決まる定数である。 両像す11報から、自動的に変換の式を決定する場合、
[相]式ではC2〜C4の4つのパラメータとなる。そ
こで、パラメータの数を減らすため、次の0し式て代用
することを考える。 y−(wh−Bx)(!2−=−二二−’ ) ″十B
x 411p−Hp Wh、BRは、各々変換後ノ各R,G、B47.号の白
を示す値と黒を示1−値に相当する値で、whはBQ、
より大きい。また、γは約2〜5程度の定数である。0
式においては、DP、Hpの2つか各撮映画に対して決
定すべきパラメータとなる。 (但し、Dpは被写体即ち、もとの画像の黒に対応する
値であり、Hpよりも大きい。)ところで、風に[画や
人物画等の〜射的画像において、各R,G、Bについて
ヒストグラムをとり、レベルの高い方から画素数で約5
%となるR、G、Bの画素のレベルを統計的に白100
%のレベルとしても良いと考える。同様に、レベルの低
い方から画素数で約5%となるRGBの画素のレベルを
統計的に黒O%のレベルと考える。 本発明では、この考え方を利用して5各ネガ画像に対し
、前述のようにしてDp、Hpを決定し、ネガ−ポジ変
換処理を行うものである。 よって、本発明は、画像処理装置をつぎのとおりに構成
するものである。 入力色情−号の黒相当レベルと白相当レベルとに応じて
ネガ−ポジ変換特性を設定し、設定された変換特性に基
づいて入力色信号に対してネガ−ポジ変換を行う画像処
理装置。 (作用) 11η記の構成により、人力された色信号の思相当レベ
ルと白相当レベルとに応して設定されたネガ−ポジ変換
特性をネガ−ポジ変換に用いることにより、通常の画像
と同様の自然な画像を再現することができる。 〔実施例〕 以ド本発明を実施例により詳しく説明する。 第1図は、本発明の第1実施例である“画像処理装置”
の動作を示すフローチャートであり、第2図は本実施例
装置のブロック図である。 まず、第2図において、光g1からの光か、ネガフィル
ム2を透過して、CCD3により光電変換され、A/D
変換器4によってデジタル信号に変換され、フレームメ
モリ5にR,G、Bのデジタルデータとして書き込まれ
る。CPU7はA/D変換器4.フレームメモリ5.D
/A変換器8をインターフェース6を介して制御してい
る。フレームメモリ5へのデータの書き込みが終rする
と、CPU7は、第1図のアルゴリズムによってネガ−
ポジ処理を行う。メモリlOは、このとき、変換用テー
ブルやヒストグラムデータの格納等に使用される。 当処理が終rすると、フレームメモリ5のデジタルデー
タは、D/A変換器8でアナログ信号に変換され、モニ
タ9でネガ−ポジ変換した画像が写し出される。 次に第1図のフローチャートにより詳しく説明する。 フレームメモリ5に格納されたR、G、Bデータにより
、ヒストグラム演算が行われる(S2)。その結果は一
般的に第11図のグラフで示されるような分布をとり、
さらに、それぞれ積分すると、第12図のような累積密
度分布関数が得られる。 本実施例では、第12図の各グラフにおける黒丸で示さ
れた2ポイント、つまり全画素数中、画素レベルの高い
方から5%となる画素レベルと。 低い方から5%となる画素レベルをヒストグラムをもと
に演算し、こわをDP、HPのそれぞれの値とする(S
−3)。 CPU7は、あらかじめHp、Dpの各組合わせに対し
て、前記0式に基づく第3図に示される特性を持つ変換
テーブルを作成し、メモリ10に古き込んでいる。そこ
で、各画像に対し、Hp。 DPが決定されると、このHp、Dpの組合わせにもと
づいてメモリ10内の変換テーブルを選択しく5−4)
、ネガ−ポジ処理演算を行う(S−5)。 次に、変換テーブルを用いた本発明の第2実施例である
“画像処理装置“を説明する。 回路構成は、前記実施例1と同じであり、cpU7にお
けるフローチャートは第13図に示す。 最初に、HP、DPの組合わせのうち、現実のネガフィ
ルムについてあり得るものを選び、理論式〇にもとづい
た変換テーブルを作製する(S−1)。即ち、N、Mを
自然数としたN個のDPの値とM個のHPの値の各組合
わせに対応するN×M個の変換テーブルを作製する。そ
して、これらの変換テーブルは、メモリ10に格納して
おく。 次に、ネガ画像を入力しく5−2)、R,G。 Bについてヒストグラム演算を行う。これを几に、累積
ヒストグラムを算出しく5−3)、全画素数に対し、9
5%、5%に相当する画素の画素レベルをそれぞJ”t
Dp 、Hpとする(S−4)。 各R,G、BにおけるDP、Hpの組合わせに応して、
それぞれの変換テーブルを選択しく5−5)、テーブル
変換によるネガ−ポジ処理を行う(S−6)。 ネガ−ポジ処理後のR,G、Bイ:1号は、通常の1+
llI像と同様な処理によってN T S C(3号に
変換され、モニタ9に再生される。 この方式により、各画像ごとに変換テーブルの作製はす
る必要かなく、処理が高速となる。 また、本実施例において、テーブルをROM(read
−only memory)化することによって、変換
テーブルの作製のための時間を節約することも可能であ
る。 以上説明したように、本実施例によれば、人力されたネ
ガ画像をR,G、Bの信号の段階で処理し、画像に通し
た変換曲線を自動的に選択するとによって、(i)階調
の再現性が良好で、かつ(11)階調の各段階における
ホワイトバランスか保たれ、自然な肉質がljJられる
と同時に、(iii)各フィルムごとに装置の設定条件
を手動で変える手間を必要とせず、11々質と操作性の
両立したネガ−ポジ処理装置をマ:Iることができる。 〔発明の効果〕 +i7+述の説明から明らがなように、本発明によれば
入力色信号の特性に応じたネガ−ポジ変換特性を設定し
、この特性に基づいて入力色信号の変換処理を行うよう
にしたため、例えばフィルムのd類や露光条件等に応し
て自動的に最適な変換処理を行うことができ、操作性の
向上を図ることができる。
装置において、入力されたネガフィルムのネガ画像より
、通常の人力画像と同様な良質のポジ画像を出力する画
像処理装置に関するものである。 (従来の技術〕 従来、ネガ−ポジ処理は、(i)第4図に示すように、
撮像素子(CCD)からの画像信号を、信号処理によっ
て輝度4B号Yと色差信号R−Y。 B−Yに変換し、それぞれに関して反転をすることによ
り、同処理を行っていた。 その他には、(ii)第5図に示すように、輝度信号Y
と、色信号Cをエンコーダの部分でYに関しては反転処
理、Cに関しては位相反転処理をすることで、同処理を
行フていた。 また、(iiiJ本発明に関連する発明として第6図に
示すように、R,G、Bの段階でネガ−ポジ処理を行う
、即ち各R,G、Hにおいて、人力をX、出力をy、さ
らにC+ 、C2、C3、C4を定数として、 y=C,(x+C2) ” +C4 の処理を行う発明を別途提案している。その人出力曲線
は、第7図に示すもので、C,、C2゜C3,C4は、
フィルム等の条件によって決定される定数である。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、従来の技術の項における(i)と(ii
)のネガ−ポジ処理手法による画像では、(イ)高輝度
側において階調性がほとんどなく、画像かベタつくこと
。(ロ)階調の段階によりホワイトバランスかずれて、
色の再現性が悪い笠の問題があり、通常の画像に比べて
かなり画質が劣るものであった。 これは、後の解決手段の項で導かれるように、各R,G
、Bの成分自体が非線形性を持つことが原因であり、従
来方式において、ri度信号や色信号に対して、非線形
処理を加えても、(ロ)の問題や、彩度のある場所での
(イ)の問題は未解決となる。 従来の技術の項における(iii)のネガ−ポジ処理の
手法では、画像のより忠実な再現が可能となるが、〈ハ
)フィルムの種類、現像条件、露光条件等の違いによっ
て、変換特性の係数を変化させる必要かあるという煩雑
さが伴なった。 本発明は、これらの問題を根本的な観点から解決し、自
然なポジ画像を再現すると同時に、装置の操作性を向上
させることのできる画像処理装置を提供することを目的
とする。 (3題を解決するための手段) 本発明、ネガフィルムからの画像の忠実な再現と、装置
の簡易な操作性をねらって、ネガフィルムの特性から以
下に述べる近似的理論式を導き、これをもとに、ネガ−
ポジ処理の手法を提示するものである。 第8図に、ネガフィルムの画像が、撮像素子とその処理
回路によってRGB電気信号に変換されるまでの経路を
示した。この第8図を元に、被写体からの光の強さとR
GB電気信号との関係を求める。 まず、波長λの関数であるフィルムの透過率Fi(^)
は、R,G、Bの各感光層の分光透過率を、Cy(λ)
、Mg(λ)、Ye(λ)、その他の層の分光透過率を
Ba(λ)とすると、Fi(λ)=(:y(λ)・Mg
(λ)・Ye (λ)・Ba (λ)・・・・・・■ と表わされる。 また、撮像素子のR,G、Bの画素に対する分光感度を
、R(λ)、G(λ)、B(λ)とし、光源の分光特性
をP(λ)とすると、k、、。 k、、に、を定数として、撮像素子の出力電圧■。 V、、Vbは、 と表わされる。 さらに、ネガフィルムの各層の色素Flc、m。 yと透過率の関係は、C(λ)1M(λ)、Y(λ)を
λの関数として、 たって0式を利用するには、近似式を導くことが望まし
い。そこで、近似手法として、(i)Jrt分の領域を
R,G、Hの3つに分け、波長^の関数は、各領域で一
定の値を持つと考える。 (ii) J最像素子の分光感度を第9図に示すように
、R(λ)はR領域、G(λ)はG領域、B(λ)はB
領域以外の領域では、零の値を持つと考える。 すると、0式は、比例定数をに、’、ksk、′にまと
め、R,G、B領域での各関数の値をC(λ)はC,、
CIl、C,とし、M(λ)はM、、MII、Mb、ざ
らにY(λ)はY、、YsYbとすると、 の式か成り立つ。 よって、■■■の式から の理論式が導かれる。ネガ−ポジ処理を行うにあと近似
される。 ここで、色素tic、m、yと第8図での被写体からの
光強度1..1.、Ibとの関係は、γC1γ8.γb
、α1.α9.αbを定数として、 ン、マゼンダ、イエローの理想的特性を持つとする。 この近似により0式のM、、Y、、C1l、Y。 Cb、M、は値が1となり、 の関係を持つことから、0式を0式に代入し、両辺対数
をもって整理すると、 という近似的理論式か導かれる。 本発明では、0式に見られる特性が非線形であることか
ら、輝度イ、j号や色差(iE号の段階ではなく、その
ような45号に変換する1狩のRGB信号の段階で処理
することか、より忠実なiIT現性につながると考えた
。 ネガ−ポジ処理をさらに簡易に行うため、前記(+)(
肖)の近似手法の他に、(iii)ネガフィルムの各層
の分光特性を第10図に示すように、シアと表わされる
。ここで、0式を代入し、整理すると、 という、より簡易な近似式が導かられる。 0式について、オフ・セットを考慮して、変換+i?の
RGBの電圧値をX、変換鐘の光強度の値をyとすると y=CI ・ (x+C2) 3+C,[相]という
人出力の関係を表わす一般式となる。 C1〜C4はフィルムの種類、現像条件、露光条f1等
によって決まる定数である。 両像す11報から、自動的に変換の式を決定する場合、
[相]式ではC2〜C4の4つのパラメータとなる。そ
こで、パラメータの数を減らすため、次の0し式て代用
することを考える。 y−(wh−Bx)(!2−=−二二−’ ) ″十B
x 411p−Hp Wh、BRは、各々変換後ノ各R,G、B47.号の白
を示す値と黒を示1−値に相当する値で、whはBQ、
より大きい。また、γは約2〜5程度の定数である。0
式においては、DP、Hpの2つか各撮映画に対して決
定すべきパラメータとなる。 (但し、Dpは被写体即ち、もとの画像の黒に対応する
値であり、Hpよりも大きい。)ところで、風に[画や
人物画等の〜射的画像において、各R,G、Bについて
ヒストグラムをとり、レベルの高い方から画素数で約5
%となるR、G、Bの画素のレベルを統計的に白100
%のレベルとしても良いと考える。同様に、レベルの低
い方から画素数で約5%となるRGBの画素のレベルを
統計的に黒O%のレベルと考える。 本発明では、この考え方を利用して5各ネガ画像に対し
、前述のようにしてDp、Hpを決定し、ネガ−ポジ変
換処理を行うものである。 よって、本発明は、画像処理装置をつぎのとおりに構成
するものである。 入力色情−号の黒相当レベルと白相当レベルとに応じて
ネガ−ポジ変換特性を設定し、設定された変換特性に基
づいて入力色信号に対してネガ−ポジ変換を行う画像処
理装置。 (作用) 11η記の構成により、人力された色信号の思相当レベ
ルと白相当レベルとに応して設定されたネガ−ポジ変換
特性をネガ−ポジ変換に用いることにより、通常の画像
と同様の自然な画像を再現することができる。 〔実施例〕 以ド本発明を実施例により詳しく説明する。 第1図は、本発明の第1実施例である“画像処理装置”
の動作を示すフローチャートであり、第2図は本実施例
装置のブロック図である。 まず、第2図において、光g1からの光か、ネガフィル
ム2を透過して、CCD3により光電変換され、A/D
変換器4によってデジタル信号に変換され、フレームメ
モリ5にR,G、Bのデジタルデータとして書き込まれ
る。CPU7はA/D変換器4.フレームメモリ5.D
/A変換器8をインターフェース6を介して制御してい
る。フレームメモリ5へのデータの書き込みが終rする
と、CPU7は、第1図のアルゴリズムによってネガ−
ポジ処理を行う。メモリlOは、このとき、変換用テー
ブルやヒストグラムデータの格納等に使用される。 当処理が終rすると、フレームメモリ5のデジタルデー
タは、D/A変換器8でアナログ信号に変換され、モニ
タ9でネガ−ポジ変換した画像が写し出される。 次に第1図のフローチャートにより詳しく説明する。 フレームメモリ5に格納されたR、G、Bデータにより
、ヒストグラム演算が行われる(S2)。その結果は一
般的に第11図のグラフで示されるような分布をとり、
さらに、それぞれ積分すると、第12図のような累積密
度分布関数が得られる。 本実施例では、第12図の各グラフにおける黒丸で示さ
れた2ポイント、つまり全画素数中、画素レベルの高い
方から5%となる画素レベルと。 低い方から5%となる画素レベルをヒストグラムをもと
に演算し、こわをDP、HPのそれぞれの値とする(S
−3)。 CPU7は、あらかじめHp、Dpの各組合わせに対し
て、前記0式に基づく第3図に示される特性を持つ変換
テーブルを作成し、メモリ10に古き込んでいる。そこ
で、各画像に対し、Hp。 DPが決定されると、このHp、Dpの組合わせにもと
づいてメモリ10内の変換テーブルを選択しく5−4)
、ネガ−ポジ処理演算を行う(S−5)。 次に、変換テーブルを用いた本発明の第2実施例である
“画像処理装置“を説明する。 回路構成は、前記実施例1と同じであり、cpU7にお
けるフローチャートは第13図に示す。 最初に、HP、DPの組合わせのうち、現実のネガフィ
ルムについてあり得るものを選び、理論式〇にもとづい
た変換テーブルを作製する(S−1)。即ち、N、Mを
自然数としたN個のDPの値とM個のHPの値の各組合
わせに対応するN×M個の変換テーブルを作製する。そ
して、これらの変換テーブルは、メモリ10に格納して
おく。 次に、ネガ画像を入力しく5−2)、R,G。 Bについてヒストグラム演算を行う。これを几に、累積
ヒストグラムを算出しく5−3)、全画素数に対し、9
5%、5%に相当する画素の画素レベルをそれぞJ”t
Dp 、Hpとする(S−4)。 各R,G、BにおけるDP、Hpの組合わせに応して、
それぞれの変換テーブルを選択しく5−5)、テーブル
変換によるネガ−ポジ処理を行う(S−6)。 ネガ−ポジ処理後のR,G、Bイ:1号は、通常の1+
llI像と同様な処理によってN T S C(3号に
変換され、モニタ9に再生される。 この方式により、各画像ごとに変換テーブルの作製はす
る必要かなく、処理が高速となる。 また、本実施例において、テーブルをROM(read
−only memory)化することによって、変換
テーブルの作製のための時間を節約することも可能であ
る。 以上説明したように、本実施例によれば、人力されたネ
ガ画像をR,G、Bの信号の段階で処理し、画像に通し
た変換曲線を自動的に選択するとによって、(i)階調
の再現性が良好で、かつ(11)階調の各段階における
ホワイトバランスか保たれ、自然な肉質がljJられる
と同時に、(iii)各フィルムごとに装置の設定条件
を手動で変える手間を必要とせず、11々質と操作性の
両立したネガ−ポジ処理装置をマ:Iることができる。 〔発明の効果〕 +i7+述の説明から明らがなように、本発明によれば
入力色信号の特性に応じたネガ−ポジ変換特性を設定し
、この特性に基づいて入力色信号の変換処理を行うよう
にしたため、例えばフィルムのd類や露光条件等に応し
て自動的に最適な変換処理を行うことができ、操作性の
向上を図ることができる。
第1図は本発明の第1実施例の動作を示すフローチャー
ト、第2図は同実施例のブロック図、第3図は同実施例
で用いる変換テーブルの特性IA、第4図、第51Aは
従来例のブロック図、第6図は関連発明のブロック図、
第7図は同関連発明の変換特性図、第8図は画像がRG
B信号に変換されるまでの系を示す図、第9図はCCD
のRlG、Hの分光感度特性図、第10図はネガフィル
ムの各層の分光透過率を示す図、第11図はネガ画像の
R,G、B成分のヒストグラム、第12図は累Mt密度
分布関数を示す図、第13図は本発明の第2実施例の動
作を示すフローチャートである。 1・・・・・・光源 2・・・・・・ネガフィルム 3・・・・−CCD 4・・・・・・A/D変換器 5・・・・・・フレームメモリ 6・・・・・・インターフェース 7・・・・・・CPU 8・・・・・・D/A変換器 9…・・・干二り lO・・・・・・メモリ
ト、第2図は同実施例のブロック図、第3図は同実施例
で用いる変換テーブルの特性IA、第4図、第51Aは
従来例のブロック図、第6図は関連発明のブロック図、
第7図は同関連発明の変換特性図、第8図は画像がRG
B信号に変換されるまでの系を示す図、第9図はCCD
のRlG、Hの分光感度特性図、第10図はネガフィル
ムの各層の分光透過率を示す図、第11図はネガ画像の
R,G、B成分のヒストグラム、第12図は累Mt密度
分布関数を示す図、第13図は本発明の第2実施例の動
作を示すフローチャートである。 1・・・・・・光源 2・・・・・・ネガフィルム 3・・・・−CCD 4・・・・・・A/D変換器 5・・・・・・フレームメモリ 6・・・・・・インターフェース 7・・・・・・CPU 8・・・・・・D/A変換器 9…・・・干二り lO・・・・・・メモリ
Claims (1)
- 入力色信号の黒相当レベルと白相当レベルとに応じてネ
ガ−ポジ変換特性を設定し、設定された変換特性に基づ
いて入力色信号に対してネガ−ポジ変換を行うことを特
徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1310705A JPH03173282A (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1310705A JPH03173282A (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03173282A true JPH03173282A (ja) | 1991-07-26 |
Family
ID=18008479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1310705A Pending JPH03173282A (ja) | 1989-12-01 | 1989-12-01 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03173282A (ja) |
-
1989
- 1989-12-01 JP JP1310705A patent/JPH03173282A/ja active Pending
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