JPH03172903A - 数値制御装置の送り速度制御方式 - Google Patents

数値制御装置の送り速度制御方式

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JPH03172903A
JPH03172903A JP31321189A JP31321189A JPH03172903A JP H03172903 A JPH03172903 A JP H03172903A JP 31321189 A JP31321189 A JP 31321189A JP 31321189 A JP31321189 A JP 31321189A JP H03172903 A JPH03172903 A JP H03172903A
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JP
Japan
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override
acceleration
deceleration
interpolation
feed rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP31321189A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Sasaki
隆夫 佐々木
Kentaro Fujibayashi
謙太郎 藤林
Toshiaki Otsuki
俊明 大槻
Yasuhiro Saito
斎藤 康寛
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は補間前に送り速度を加減速して制御する数値制
御装置の送り速度制御方式に係り、特にオーバライド値
が変更された場合の数値制御装置の送り速度制御方式に
関する。
〔従来の技術〕
数値制御装置(CNC)では、加ニブログラムによって
指令された通路上を指令された速度で工具を移動させる
ことによってワークを所望の形状に加工している。
この数値制御装置では、加ニブログラムをブロック単位
で実行しゃすい形にあらがしめ処理(前処理)しておき
、その処理されたデータを基に分配(実行)を行ってい
る。
そして、このような数値制御装置では、通常急激な速度
変化による機械へのショック等を防止するため、補間後
の分配データを所定の時定数でなまらせる補間後加減速
という方法、接線方向の送り速度を徐々に変化させる補
間前加減速という方法、又はこの両者を混合した方法等
が採用されている。
数値制御装置を補間役加減速のみで処理する場合は、実
行の段階でオーバライド値を読み込み、そのオーバライ
ド値に基づいて送り速度にオーバライドをかけるという
方式が一般に採られている。
この方式は、オーバライドをすぐに実行させることがで
きると共にオーバライド値の変更による急激な速度変化
に対しても補間役加減速によってその急激な速度変化を
なまらせているので、オーバライド値の変更に伴う機械
へのショックが加わらない。
一方、数値制御装置を補間的加減速のみで処理し、それ
に送り速度オーバライドを併用する場合は、前処理の段
階でオーバライドをかけるという方式が採られている。
第3図は補間的加減速とオーバライドを併用した場合の
従来のオーバライド処理を示すブロック図である。
図において、NC文読み込み手段1は加工プロダラムの
パンチされたテープ等から加ニブログラムを読み込む。
前処理手段2は加ニブログラムを解読し、指令があるか
どうかをGコード等から判断する。オーバライド信号発
生手段8は、機械操作盤上のスイッチに応じたオーバラ
イド信号を発生する。従って、前処理手段2はオーバラ
イド信号の発生した時点からその値に基づいてオーバラ
イドのかかった指令値を補間データ作成手段3に出力す
る。補間データ作成手段3は、前処理手段2からの指令
値及びパラメータ等に基づいて加減速処理の施された補
間データを作成する。パルス分配手段4は補間データ作
成手段3で作成された補間データから接線方向の速度が
一定となるように増分させ、曲線の各点の位置を求め、
補間を実行し、パルスを分配する。サーボ制御手段5は
パルス分配手段4からの指令に応じてサーボモータ6を
駆動する。サーボモータ6はポールネジ等を介して機械
7を移動させる。このような処理はマイクロプロセッサ
構成のソフトウェアで実行される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような補間的加減速においてオーバライド処理を
実行すると、次のような問題がある。
第4図は第3図の補間的加減速におけるオーバライド処
理の様子を示す図であり、第4図(a)は第3図の補間
的加減速におけるオーバライド処理の送り速度の様子を
示す図、第4図(b)は第3図の補間前加減速における
オーバライド信号の値を示す図である。
数値制御装置はブロック番号N1、N2の順に処理を実
行する。第4図(a)の線分A−B−C−Dはオーバラ
イドのかからない場合の指令速度を示し、線分A−B−
E−F−G−Hはオーバライドのかかった場合の実際の
送り速度を示す。
第4図(b)に示すように、オーバライドの値はブロッ
クN3の途中で100%から50%に変更されている。
しかし、この時点では前処理手段2はブロックN6まで
の前処理を既に終了し、ブロック7の前処理を行ってい
る段階なので、このオーバライド値の変更が実際に送り
速度に対して現れるのは、ブロック番号N7の途中から
ということになる。
従って、補間的加減速において、オーバライド値を変更
しても、変更時以降に前処理が実行されるブロックに対
しては、オーバライドをかけることはできるが、変更時
に既に前処理の終了したブロックに対しては、オーバラ
イドをかけることはできず、操作性の点で問題があった
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、送
り速度を補間的加減速で制御中に、オーバライド値が変
更された場合に送り速度を直ちにそのオーバライド値の
変更に応じて変化させることのできる数値制御装置の送
り速度制御方式を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では上記課題を解決するために、加ニブログラム
をブロック単位で前処理し、その処理されたデータに補
間前加減速処理を施してからパルス分配を行う数値制御
装置の送り速度制御方式において、前記補間的加減速処
理の結果に対してオーバライドをかけて送り速度を変化
させるようにしたことを特徴とする数値制御装置の送り
速度制御方式が提供される。
〔作用〕
補間的加減速処理を行う手段は実際に制御中の送り速度
に対応したブロックを処理している。従って、この補間
的加減速処理の結果に対してオーバライドをかけて送り
速度を変化させることによって、オーバライド値の変更
を直ちに送り速度に反映させ、送り速度を直ちにそのオ
ーバライド値の変更に応じた速度に変更させることがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は補間前加減速における本発明のオーバライドの
処理を示すブロック図である。第1図において、第3図
と同一の構成要素には同一の符号が付しであるので、そ
の説明は省略する。
本実施例が従来のものと異なる点は、オーバライド信号
発生手段8のオーバライド信号を補間データ作成手段3
の補間的加減速処理の後に供給するようにした点である
。さらに、本実施例では、オーバライド信号発生手段8
の出力に対して時定数Tcの加減速制御を行う加減速手
段9を設けた。
これは、オーバライド信号が第4図(b)のようなステ
ップ形の信号であるから、これによって送り速度が急激
に変化するのを防止するために設けた。
第2図は第1図の補間前加減速におけるオーバライド処
理の様子を示す図であり、第2図(a)は第1図の補間
前加減速におけるオーバライド処理の送り速度の様子を
示す図、第2図(b)は第1図の補間前加減速における
オーバライド信号の値を示す図である。本図は第4図と
対応している。
数値制御装置はブロック番号N1、N2の順に処理を実
行する。第2図(a)の線分A−B−C−Dはオーバラ
イドのかからない場合の指令速度を示し、線分A−B−
E−F−G−Hはオーバライドのかかった場合の実際の
速度を示す。
第2図(b)に示すように、オーバライドの値はブロッ
クN3の途中で100%から50%に変更されている。
第2図(b)中の点線の部分はオーバライド信号発生手
段8が直接出力するオーバライド信号である。上述のよ
うに、このオーバライド信号はステップ形の信号である
が、加減速手段9を通過することによって、第2図(b
)のように時定数Tcの加減速制御の施された出力波形
となる。従って、本実施例ではこの加減速制御されたオ
ーバライド信号が補間データに供給される。
第2図(a)中の点線の部分はオーバライド信号発生手
段8の出力するオーバライド信号が直接補間データに供
給された場合を示す。図から明らかなように加減速手段
9を介さない場合は、送り速度は線分E−1−Fのよう
に急激に変化することになり、機械等に与えるショック
が大きくなるという不都合がある。
しかし、加減速手段9によって加減速制御されたオーバ
ライド信号を補間データに供給することによって、この
ような急激な変化はなくなり、送り速度は線分E−Fの
ように滑らかに変化するようになる。
オーバライドの値がブロックN3の途中で100%から
50%に変更しても、この時点では前処理手段2はブロ
ックN6までの前処理を既に終了し、ブロック7の前処
理を行っている最中である。
しかし、補間データ作成手段3はブロックN3を実行中
だから、このオーバライド値の変更は直ちに送り速度に
対して反映し、第2図(a)のようにブロックN3の途
中から送り速度はオーバライドのかかった速度となる。
従って、補間前加減速において、オーバライド値を変更
しても、変更時に既に前処理の終了したブロックに対し
てもオーバライドをかけることができるので、操作性が
向上する。
尚、加減速手段9を省略した場合でも、オーバライド値
が変更された場合に送り速度を直ちにそのオーバライド
値の変更に応じて変化させるという本発明の目的を達成
することができることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、補間的加減速で制
御中に、オーバライド値が変更された場合に送り速度を
直ちにそのオーバライド値の変更に応じて変化させるこ
とができる。また、オーバライド値そのものに所定の時
定数で加減速制御を行っているので、オーバライド変更
時でも滑らかに送り速度を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は補間的加減速における本発明のオーバライドの
処理を示すブロック図、 第2図(a)は第1図の補間的加減速におけるオーバラ
イド処理の送り速度の様子を示す図、第2図(b)は第
1図の補間的加減速におけるオーバライド信号の値を示
す図、 第3図は補間的加減速とオーバライドを併用した場合の
従来のオーバライド処理を示すブロック図、 第4図(a)は第3図の補間的加減速におけるオーバラ
イド処理の送り速度の様子を示す図、第4図(b)は第
3図の補間的加減速におけるオーバライド信号の値を示
す図である。 7 ・ ・・ NC文読み込み手段 前処理手段 補間データ作成手段 パルス分配手段 サーボ制御手段 サーボモータ 機械 オーバライド信号発生手段 加減速手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加工プログラムをブロック単位で前処理し、前記
    前処理されたデータに補間前加減速処理を施してからパ
    ルス分配を行う数値制御装置の送り速度制御方式におい
    て、 前記補間前加減速処理の結果に対してオーバライドをか
    けて送り速度を変化させるようにしたことを特徴とする
    数値制御装置の送り速度制御方式。
  2. (2)前記補間前加減速処理の結果に対してオーバライ
    ドをかける際に、前記オーバライドの値に所定の時定数
    の加減速処理を施すことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の数値制御装置の送り速度制御方式。
JP31321189A 1989-12-01 1989-12-01 数値制御装置の送り速度制御方式 Pending JPH03172903A (ja)

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JP31321189A JPH03172903A (ja) 1989-12-01 1989-12-01 数値制御装置の送り速度制御方式

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JPH03172903A true JPH03172903A (ja) 1991-07-26

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104238464A (zh) * 2013-06-12 2014-12-24 发那科株式会社 具有在倍率变化时平缓地变更进给速度的功能的数值控制装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104238464A (zh) * 2013-06-12 2014-12-24 发那科株式会社 具有在倍率变化时平缓地变更进给速度的功能的数值控制装置
JP2014241074A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 ファナック株式会社 オーバライドの変化時に送り速度を円滑に変更する機能を有する数値制御装置
US9256213B2 (en) 2013-06-12 2016-02-09 Fanuc Corporation Numerical control unit having function to smoothly change feed speed when override is changed

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