JPH03172792A - 原子炉容器の支持板割込装置 - Google Patents

原子炉容器の支持板割込装置

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JPH03172792A
JPH03172792A JP2310118A JP31011890A JPH03172792A JP H03172792 A JPH03172792 A JP H03172792A JP 2310118 A JP2310118 A JP 2310118A JP 31011890 A JP31011890 A JP 31011890A JP H03172792 A JPH03172792 A JP H03172792A
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ring
connecting shaft
shaft
support plate
flange
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JP2310118A
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Gerard Chevereau
エム ジェラール シュブレイオウ
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Fragema
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、原子炉容器のコアの上部支持プレートや周囲
割込み具を保証することを可能にする装置に関する。
「従来の技術」 一般に、原子炉容器のコアの上部支持プレートや周囲割
込み具は、例えば加圧水(PWR)型原子炉のコアや軸
受表面との関係で動作部を形成する燃料要素の集合体(
クラスタ)の案内管を支持するもので、軸受け炉容器の
包み込みゃ防護に関連する位置に置かれている。また、
コア(炉)を囲む円筒状のケーシングとなっている平行
なフランジの何れか1つは、支持プレートの下に配置さ
れて、容器の内部ステー上に留めである。さらに、この
平行な面には上記支持プレートが備えられるとともに、
容器の頂上にはカバーが延びている。
反応容器に存在する特別な困難性に関連する燃料集合体
の案内管を設けている上部支持プレートの割り込みによ
って生ずる問題を解決するには、このプレートの径寸法
を考慮することおよび機構、軸受を用いたりこの容器に
含まれるコアのための適当な加圧冷却液体を必要とする
ことが主なものである。
従来良く知られている例では、単純な設置物、例えば支
持プレートと容器カバーあるいはコアケーシングのフラ
ンジ上の軸受表面との間の設置物を含んでいる。また、
2つの相互に直面する表面に対して円錐状のスプリング
を形成するために、リングはわずかに弾性ワッシャのよ
うに曲がっている。このようなリングは割り込みの目的
のために用いられるとともに、同じく、容器のカバーと
このカバーおよび支持プレートの間の領域との間をシー
ルする十分な余裕を与える。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、この場合、リングの軸受表面の間の接触
は、非常に狭い環状の幅であり、したがって、非常に小
さい軸受表面に高い圧力を発生し、そのために接触要素
の永久的な変形をもたらす恐れがある。また、固定ノズ
ルからなる流量調整装置があり、このノズルは生産する
のが難しく、仮に検査や交換が要求されても実際上不可
能である。
さらに、このリングはその径および厚さの両方の寸法が
製造や取付けのために大きいことから、生産手段や操作
のコストがかかったり、操作が難しかったり、−庇取付
けた後の取替えが困難であった。
このための他の解決は、容器の軸線にほぼ均一に配置さ
れた個々のカートリッジの部材を用いて支持プレートの
割込みを保証することである。弾性ワッシャの積層から
形成されたこれらの各カートリッジは予め負荷のかかっ
たベレビルタイプのワッシャであり、これはプレートの
受け部に含まれ、その上にねじこまれたカバーによって
制止されている。また、カートリッジはピストンも含み
、これはコアケーシングのフランジを支持するとともに
、受け部を移動しながら軸受カラーによってワッシャを
圧縮している。
このような例はフランス特許第2407384号に開示
されているが、このものも欠点を有している。その欠点
とは、ピストンに及ぼす力がワッシャによって対抗する
負荷を超えると、支持プレートの軸受が期待を裏切るこ
とになり、カートリッジはもはや望む割込みを保証でき
なくなる。支持プレートの据え付けを変えるために、受
け部のカバーを制止するねじは動作の目的のためにワッ
シャの積層上に移動させられる。この操作は危険を増大
させる、特に阻止された通常のねじの破損を増大させる
制御された圧力では実行されない。
したがって、この解決方法も便利でなく、実行するのは
実際上困難である。
最後に、ヨーロバツバ特許第138477号には、容器
との関係で原子炉の集合体案内の上部支持プレートの割
込みの構造が開示されている。このものは、ベレビルタ
イプのワッシャである弾性ワッシャ部材を用い、この弾
性ワッシャ部材は支持プレートと炉コアを含む円筒上の
ケーシングの上部部分を形成するフランジの間に設けら
れた2つの適当な軸受表面の間に取付けられている。し
かしながら、このような解決では、ワッシャの積層は、
この積層を通過する中空のブツシュによって負荷がかけ
られ、ブツシュはワッシャ上の軸受のための肩部を有し
、フランジに形成されたさら穴に取付けられている。シ
ールのためのスリーブは冷却液体がコアケーシングの上
下部に位置する領域と連通ずるのを許容する。この解決
法の欠点はブツシュがフランジとの関係で動くことであ
り、このためフランジに関係する支持プレートの適当な
割込みの期待が裏切られ、また、フランジの擦切れを生
じるという危険がある。さらに、シール性を保証するス
リーブは金属のベローズを有し、このベローズは適当に
周囲の環境、特にスリーブを介して通過する液体の圧力
に対抗している。
本発明の目的は、加圧水型原子炉の容器に結合した軸受
表面に関しての制御集合体のガイドのための上部支持板
を割込ませ、位置させる装置を提供して、防護容器のカ
バーあるいは炉コアのケーシングに属する軸受表面との
関係でプレートの効率的な相対位置および信頼性によっ
て上記欠点を除くことにある。防護容器のカバーは生産
が単純でかつ取替えも容易であり、−度据え付けられる
と、少なくとも1回転正された装置自体に属するオリフ
ィスを介してコアの冷却液体が循環するのを許容し、そ
れ故に容器に据え付けられる前に工場で製造できる。
「課題を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本発明による装置は、上部
リングおよび下部リングからなる1組の2つのリングを
備え、これらの1つは支持プレートの上に配置され、他
の1つは軸受表面の上に配置されるととに、これらの間
には予め負荷のかけられた弾性体のワッシャが積層して
挿入され、また、軸方向の通路が形成され、2つのリン
グが通過する中空の接続軸を備え、該接続軸はプレート
あるいは軸受に形成された穴に係合するように構成され
、前記下部リングは、前記弾性体のワッシャ上で負荷が
かけられ、上部リングが下部リングとの関係でスライド
可能に設けられているとき、軸に連結される手段を有し
、さらに、軸が進むとき、前記プレートあるいは軸受表
面に穴の内側で受けて軸を固定する手段を有し、下部リ
ングと中空の接続軸の間を接続する手段は、リングを横
切るように形成されるとともに、接続軸に連なる通路を
通過する放射ピンからなり、これらのピンは接続軸の横
表面に設けられた受け部を貫通することを特徴とする加
圧水型原子炉の容器に結合した軸受表面に関しての制御
集合体のガイドのための上部支持板を割込ませ、位置さ
せる装置となっている。
好ましくは、前記放射ピンは、少なくとも2に等しく、
接続軸とリングの共通の軸線に均一に配設されているの
がよい。
また、前記接続軸は、下部リングのための軸受肩部を有
し、該肩部は下部リングの前で放射ピンによって接続軸
に固定されていること特徴とする。
有利には、前記放射ピンは、す、ングを作っている通路
からわずかに広がり、溶接あるいは他の同様の固定手段
によってリングに固定されていること特徴とする。
また、他の特性としては、前記プレートあるいは軸受表
面に形成された穴を貫通する接続軸の一部は、実質的に
半円筒状であるか、・あるいは穴内に対抗して設けられ
た受け部に互いに影響し合う0リングシールを受ける半
円錐状の横溝であること特徴とする。
したがって、放射ピンによって下部リングに固定された
中空の接続軸およびこのリングによって軸受表面あるい
は支持プレートの表面に配置されたものは、受け部内に
おけるOリングシールの貫通の結果後者に関連して固定
される。受け部はOリングシールを受けるとともに、穴
の内壁に形成されている。接続軸はクリップのような方
法でシールによって制止され、これにより、メンテナン
スあるいは修理の期間に、他のものから急速に外す方法
が単純となり、したがって、人間の働く管理されたゾー
ンのかかわりあいが比例して制限される。
また、好ましい態様上しては、前記2つのリングの間に
設けられた弾性体のワッシャの積層は、ワッシャとプレ
ートおよび軸受表面との間の2つのリングの相対位置に
ついての予めの負荷の程度を調整するために、少なくと
も上部リングと積層との間に配置された1つの平たいス
ペーサによって完成されることを特徴とする。
前記下部リングおよび上部リングは、それぞれ炉コアの
ケーシングのフランジおよび下部支持プレートを受ける
とともに、穴に対抗する接続軸の端部には接続軸穴およ
びプレートに形成された通路を通して加圧冷却液体を連
続的に流す較正ノズルを有するコネクタが設けられてい
ることを特徴とする特 前記コネクタは、接続軸の軸通路の端部に形成されたね
じに螺合することによって接続軸に固定されるとともに
、最終的に軸に設けられたストップタブによって阻止さ
れ、コネクタのスロットあるいは溝内に入ることを特徴
とする。
前記下部リングおよび上部リングは、それぞれ支持プレ
ートおよび反応容器のカバーの軸受表面の下に配置され
るとともに、上部リングはプレートの穴およびこの穴に
係合する接続軸の軸線通路を通る通路の後に液体を通過
させる放射穴を有することを特徴とする。
燃料集合体のガイドのための上部支持板を割込ませるた
めの装置の他の性質は、以下に示す2つの好ましい実施
例から明らかになり、また、この記述は添付の図面のも
のに限定されるものでもない。
「作用」 本発明では、加圧水型原子炉の容器に結合した軸受表面
に関しての制御集合体のガイドのための上部支持板を割
込ませて位置させることにより、防護容器のカバーある
いは炉コアのケーシングに属する軸受表面との関係でプ
レートの効率的な相対位置および信頼性によって前述の
欠点が除かれる。
したがって、防護容器のカバーは生産が単純でかつ取替
えも容易となり、しかも−度据え付けられると、少なく
とも1回転圧された装置自体に属するオリフィスを介し
てコアの冷却液体が循環するので、それ故に容器に据え
付けられる前に工場で製造できるとういう利点がある。
「実施例」 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は、本発明の第1実施例を示す図である。
この図において、符号1は、加圧水冷型原子炉の炉心(
コア)である。炉心1は、燃料集合体の並置によって形
成される。この燃料集合体には制御棒の集合体(制御ク
ラスタ)が設けられており、この制御クラスタは従来、
良く知られているので、詳細を省く。燃料制御棒は、垂
直に配列された案内管3内を動くことによって、炉心1
に挿入され、または炉心1から取り除かれる。管状のス
ペーサ4は、上部炉心プレートと呼ばれる水平プレート
5と該水平プレート5の上方に広がり、案内板(以下、
板は適宜プレートと称する)3を固定する平行プレート
6との間に、好適な間隔を確保する。また、スペーサ4
には案内管3が固定される。
スペーサ4が通過するこの平行プレート6は、通常、ク
ラスタ案内支持板として知られている。平行プレート6
はカラー7によって、周縁部上方に延びており、その終
端には、平行板6を不可欠的に構成する横フランジ8が
設けられている。フランジ8はプレート6の部分をなし
、これらのプレートが好適に炉心上部の位置に支持され
ることを保証するように意図されている。
この目的のために、支持プレート6はフランジ8によっ
て、円筒状のケーシング10あるいは横方向に炉心を囲
む炉心ケーシングの上部に設けられた平行フランジ9の
上に掛けられている。フランジ9は防護収納容器12の
上端近傍に設けられた軸受けに掛けられている。フラン
ジ9は防護収納容器12の上端近傍に設けられた軸受表
面11をその外周側エツジで支持している。防護収納容
器12の中には炉心1や簡潔に上述した様々な据え付は
要素が配置されている。容器12は、ナツト15によっ
て留められた大きな断面積のボルト14によって容器1
2に固定されたカバー13によって閉じられている。カ
バー13は容器の内側に向けて、当接面16(軸受表面
に相当)を持っており、この当接面16は容器12のフ
ランジ面16の上面に当接している。他方、支持プレー
ト6のフランジ8の頂上部は、フランジ8と割込み装置
17の平行フランジ9との間を押圧している。
以下に詳述される本発明による構造の形は特に、第2図
を参照して示され、2つのフランジ8および9が適当な
相対位置を維持することを保証することが可能な装置に
対応している。これは、フランジ9の下に位置する領域
18とこれらのフランジにそれぞれ設けられた通路20
および21を通して炉心を循環する冷却液体のためのカ
バー13の下のフランジ8の上の領域19の間に永久的
な連通を許容しているからである。
第2図に示す装置17は、主として、上部リング22と
下部リング23とからなり、これらのリング22.23
は概ね円筒形で、その面は互いに平行で、かつフランジ
8および9に対しても平行に取り付けられている。す・
ング22とリング23との間には、弾力性のある多数の
ワッシャ24が挿入されている。これらのワッシャ24
はベルビル(Be1leville)型のワッシャであ
り、これら二つのリングによってフランジ8.9に特別
の力を及ぼすように、構造的理由によって決定される個
数と形を有している。有利には、ワッシャ24の積層は
、ワッシャの初期力に調整することが可能なようにされ
た較正された間隔25に関連している。
2つのリング22.23は下部リング23を支持するた
めの肩部26aを有するように配置された中空連結軸2
6に関連しており、一方、中空連結軸26はワッシャ2
4および上部リング22に対して貫通自在である。特に
、下部リング23に関して、わずかに上部リング22を
スライドさせることを許すために貫通自在となっており
、ワッシャ24の圧縮はリング23上の支持プレートの
フランジ8の軸受の結果として続いている。
対照的に、この下部リング23はリングに形成された貫
通穴28に係合する放射ピン27の部材によって連結軸
26に連結されている。これらのピンはリングおよび軸
の共通軸線に均一に配置され、少なくとも上記貫通穴2
8の個数と等しい数を有している。これらのピン27は
軸26の壁に設けられた受け部29内に貫通し、その長
さは溶接27aあるいは他の方法によって固定されたリ
ング2計の周辺に関連する対抗側に対しわずかに延びて
いる。
上述した方法で軸26に固定された下部リング23を支
持しているフランジ9に形成された穴20は、それぞれ
2つの部分30.31において進んだ形状を有し、部分
30は軸の下部を受ける大きな径の部分となっている。
部分31は半円筒あるいは円錐状の溝32を有し、この
溝32には可能であれば0リングシール33が設けられ
、軸が穴で受けるときに、穴20の部分30における内
壁にある半円筒あるいは円錐状の受け部34の代りに作
用する。これは、軸をクリップのような方法でシールに
よって固定するためであり、これにより、メンテナンス
あるいは取替え操作の期間に、装置に垂直に引出すこと
が簡単で直ちに移動させることができる。
したがって、製造された割込み装置は、それぞれ集合体
ガイドおよびこれらのフランジの平行な表面35.36
に相互に対面しているリング22.23の配置によって
炉心ケーシングの支持プレートにおけるフランジ8およ
び9の間に設けられている。ワッシャの相対的な圧縮の
結果として他の1つに対して相互に支持することを許し
ながら、下部リング23はフランジ9に対して軸26と
一緒に固定され、また、フランジ8の重量および支持要
素のもとに、上部リング22はワッシャ上に広がる圧縮
の機能として軸との関係でわずかにスライドできる。
軸26はその上部にねじ部37を有しており、ここには
エンドカラー39を備えたコネクタ38が捩じ込まれて
いる。コネクタ38には軸線に沿ってダクト40が形成
され、ダクト40は較正されたオリフィス41を有する
とともに、ノズルを形成している。また、コネクタ38
は、六37側に螺合するその端部が固定され、溝あるい
はスロット(図示路)に適当に向けられたタブ42によ
って軸26との関係で阻止されている。炉のコアの冷却
水は矢印43の方向にフランジ8の通路21からできる
だけ離れて底の上部からフランジ9の穴20に流れ、軸
26の軸線に設けられた通路44を通゛過し、通路44
の端部でノズル41によってその流量が領域18−にお
ける液体の圧力の機能として特別の値に設定される。
最後に、上部リング22はその外側表面に環状の溝45
を有し、全体的な部材の取外しの出来事のときに、割込
み装置からの抜取りを保証する道具(図示路)の掴みに
係合することが可能となりている。言換えれば、支持プ
レート6の取外しの後にリング22は上方に引出され、
これによって軸の上部に設けられた肩部47の下で、こ
のリングのリム46の軸受の結果として軸26が取りだ
される。
いくつかの突然的な操作の環境では、上記プレート6の
近くに位置するキャビティ19における圧力はプレート
5および6の間にあるキャビティ18のそれよりも高く
、そのために結果的に起こる力をベレビルワッシャの積
層の較正したものよりも高くすることができる。これは
、これら2つのキャビティの間における通路断面の開口
を伴う容器カバー12に関連する案内管6における支持
プレートの動きをもたらす。このバルブ効果はこの圧力
差を制限することおよびプレート6の負荷を超えて減少
させることを可能にする。
他の変形実施例は第3図に示され、この実施例では各側
込み装置17が直接にカバーの当接面16およびフラン
ジ8の上部面48との間に設けられている。また、フラ
ンジ8の上部面48は炉ケーシングのフランジ9の表面
36上に直接的に固定されている。
第4図から明らかであるように、装置の構造は基本的に
第2図に示したものと同様である。しかしながら、この
場合、軸26はその上端部に流量調整ノズルを備えたコ
ネクタを有しておらず、加圧液体はフランジ9の下の空
間18から流れ、通路20,21を通った後、軸の軸線
通路44を通して流れ、さらに、軸の軸線回りに適当に
配置された放射穴50を介してカバーの内側の領域19
の方へ横切って逃げるように、容器カバー13の表面1
6および軸の上部との間の上部リング22の内側に位置
する空間49に直接に集る。
原子炉、特に、加圧水型の原子炉の内部構造に割込み位
置させるための各装置は、適当な数、例えば、全体装置
と同数である30によって小さい寸法で容器の軸線回り
に配置されたもので用意される。装置は容易に取付けら
れ、0リングシールの挿入やクリップによる方法で溝に
これを受けることを許しながら、係合あるいは引張りの
力によって簡単に取り除かれる。このため、一般的な設
備あるいは道具を扱うことによって、取外し操作の困難
性を除くことができる。全体の部材は高価でなく、炉の
要素、軸受の1つずつ等と接触することを防止しながら
、時折起こる考慮された圧力の効果による損害や害に対
して全て適当な安全性が確保されている。全ての出来事
に対して、予め負荷のかけられた弾性ワッシャは、仮に
変形、例えば異なる性質の燃料を用いたことによって変
形がカバーに起こっても特別の困難性なしに調整するこ
とができる。
また、言うまでもなく、本発明は上記実施例に限定され
るものではなく、その発明の技術的範囲であらゆる態様
の実施が可能である。
「発明の効果」 本発明によれば、防護容器のカバーの生産を単純でかつ
取替えも容易なものとすることができるとともに、しか
も−度据え付けられると、少なくとも1回転正された装
置自体に属するオリフィスを介してコアの冷却液体が循
環するようにしているので、それ故に容器に据え付けけ
られる前に工場で製造できるとういう効果が得られる。
また、炉内のフランジに関連する支持プレートの適当な
割込みに対して変形等の防止することができる他、フラ
ンジの擦切れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、原子炉の炉心及び該原子炉容器の内部に配設
された主要構造物、特に、燃料集合体の案内管の支持板
及び炉心を取り囲むケーシングの部分縦断面図、第2図
は、第1図に示された実施例における支持板とケーシン
グの軸受けフランジとの間に取り付けられた本発明に基
づく装置の拡大断面図・、第3図は、割込み装置が軸受
表面と支持板との間に配設された他の実施例を示す図、
第4図は、第3図による変形例において用いられる割込
み装置の拡大断面図である。 1・・・・・・炉心、 3・・・・・・案内管、 4・・・・・・スペーサ、 5・・・・・・水平プレート、 6・・・・・・平行プレート、 7・・・・・・カラー、 8.9・・・・・・フランジ、 10・・・・・・ケーシング、 12・・・・・・防護収納容器、 13・・・・・・カバー 16・・・・・・当接面、 17・・・・・・割・込み装置、 18.19・・・・・・領域、 20.21・・・・・・通路、 22・・・・・・上部リング、 23・・・・・・下部リング、 24・・・・・・弾性ワッシャ、 25・・・・・・間隔、 26・・・・・・中空連結軸、 27・・・・・・放射ピン、 28・・・・・・貫通穴、 32・・・・・・溝、 33・・・・・・0リングシール、 35.36・・・・・・表面、 37・・・・・・ねじ部、 38・・・・・・コネクタ、 40・・・・・・ダクト、 41・・・・・・オリフィス、 44・・・・・・通路、 45・・・・・・溝、 47・・・・・・肩部、 50・・・・・・放射穴。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上部リング(22)および下部リング(23)か
    らなる1組の2つのリングを備え、 これらの、1つは支持プレート(8)の上に配置され、
    他の1つは軸受表面(9)の上に配置されるととに、 これらの間には予め負荷のかけられた弾性体のワッシャ
    (24)が積層して挿入され、 また、軸方向の通路(44)が形成され、2つのリング
    が通過する中空の接続軸(26)を備え、該接続軸はプ
    レートあるいは軸受に形成された穴(20、21)に係
    合するように構成され、前記下部リング(23)は、前
    記弾性体のワッシャ上で負荷がかけられ、上部リングが
    下部リング(23)との関係でスライド可能に設けられ
    ているとき、軸に連結される手段(27)を有し、さら
    に、軸が進むとき、前記プレートあるいは軸受表面に穴
    の内側で受けて軸を固定する手段(33)を有し、 下部リング(23)と中空の接続軸(26)の間を接続
    する手段は、リング(23)を横切るように形成される
    とともに、接続軸(26)に連なる通路(28)を通過
    する放射ピン(27)からなり、 これらのピンは接続軸(26)の横表面に設けられた受
    け部(29)を貫通することを特徴とする加圧水型原子
    炉の容器に結合した軸受表面に関しての制御集合体のガ
    イドのための上部支持板を割込ませ、位置させる装置。
  2. (2)前記放射ピン(27)は、少なくとも2に等しく
    、 接続軸(26)とリング(23)の共通の軸線に均一に
    配設されていること特徴とする請求項1記載の装置。
  3. (3)前記接続軸(26)は、下部リング(23)のた
    めの軸受肩部(26a)を有し、 該肩部は下部リング(23)の前で放射ピン(27)に
    よって接続軸(26)に固定されていること特徴とする
    請求項1又は2記載の装置。
  4. (4)前記放射ピン(27)は、リング(23)を作っ
    ている通路(28)からわずかに広がり、溶接(27a
    )あるいは他の同様の固定手段によってリング(23)
    に固定されていること特徴とする請求項1乃至3の何れ
    かに記載の装置。
  5. (5)前記プレート(8)あるいは軸受表面(9)に形
    成された穴(20)21)を貫通する接続軸(26)の
    一部は、実質的に半円筒状であるか、あるいは穴内に対
    抗して設けられた受け部(34)に互いに影響し合うO
    リングシール(33)を受ける半円錐状の横溝(32)
    であること特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の
    装置。
  6. (6)前記2つのリング(22、23)の間に設けられ
    た弾性体のワッシャ(24)の積層は、ワッシャとプレ
    ート(8)および軸受表面(9)との間の2つのリング
    の相対位置についての予めの負荷の程度を調整するため
    に、少なくとも上部リングと積層との間に配置された1
    つの平たいスペーサ(25)によって完成されることを
    特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の装置。
  7. (7)前記下部リング(23)および上部リング(22
    )は、それぞれ炉コア(1)のケーシング(10)のフ
    ランジ(9)および下部支持プレート(8)を受けると
    ともに、 穴(20、21)に対抗する接続軸(26)の端部には
    接続軸(26)、穴およびプレートに形成された通路を
    通して加圧冷却液体を連続的に流す較正ノズル(41)
    を有するコネクタ(38)が設けられていることを特徴
    とする請求項1乃至6の何れかに記載の装置。
  8. (8)前記コネクタ(38)は、接続軸(26)の軸通
    路(44)の端部に形成されたねじ(37)に螺合する
    ことによって接続軸(26)に固定されるとともに、 最終的に軸に設けられたストップタブ(42)によって
    阻止され、コネクタのスロットあるいは溝内に入ること
    を特徴とする請求項7記載の装置。
  9. (9)前記下部リング(23)および上部リング(22
    )は、それぞれ支持プレート(8)および反応容器(1
    2)のカバー(13)の軸受表面(16)の下に配置さ
    れるとともに、 上部リング(22)はプレートの穴(20)およびこの
    穴に係合する接続軸(26)の軸線通路(44)を通る
    通路の後に液体を通過させる放射穴(50)を有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の装置。
  10. (10)前記上部リング(22)は、適当な道具の取っ
    手の係合のために外側に環状の溝(45)を有し、 取外しのための抜取りを保証することを特徴とする請求
    項1乃至9の何れかに記載の装置。
  11. (11)請求項1乃至10の何れかに記載の装置の部材
    を用いて実行される炉の容器に連接した軸受表面に関係
    し、 制御集合体のガイドのための上部支持プレートを割込ま
    せることを特徴とする加圧水型の原子炉。
JP2310118A 1989-11-15 1990-11-15 原子炉容器の支持板割込装置 Pending JPH03172792A (ja)

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