JPH03172605A - 摩擦式クランプ装置 - Google Patents

摩擦式クランプ装置

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Publication number
JPH03172605A
JPH03172605A JP31300489A JP31300489A JPH03172605A JP H03172605 A JPH03172605 A JP H03172605A JP 31300489 A JP31300489 A JP 31300489A JP 31300489 A JP31300489 A JP 31300489A JP H03172605 A JPH03172605 A JP H03172605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow ring
outer cylinder
oil chamber
rod
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP31300489A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Nakayama
俊雄 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、摩擦式クランプ装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 摩擦式クランプ装置として、第2図に示すような、ロッ
ド30とつば付きのスリーブ40とを油圧力によって締
結又は解放させるようにしたものがある。油圧力はスリ
ーブ40とこれにはめ合わされる外筒50との間に形成
される油室60に、これと連通ずる油路70を介して供
給される。すなわち、たとえばロッド30の外径に対し
てスリーブ40の内径を、外力が作用しない状態では互
いに軸方向に移動可能にはめ合わせ、両者を締結する必
要がある場合にはスリーブ40の外径から油圧力を作用
させ、スリーブ40を半径方向に弾性変形させ両者を摩
擦力により締結させる。
なお、スリーブ40と外筒50との間の上下には油室6
0を油密に保つシール部材80が設けられている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来のスリーブ40を有す
る摩擦式クランプ装置においては、ロッド30とスリー
ブ40とを締結状態とし、両者間に第2図中において反
対方向の矢印で示すような相対的な力を作用させると、
外筒50の上方の端面とスリーブ40のつばとは互いに
押し当てられるから、図中aで示すスリーブ40のつば
付近に大部分の荷重が負荷される。この荷重に耐えるよ
うにするためには、スリーブ40の肉厚を厚くする必要
があり、これに伴ってスリーブ40をロッド30に押し
付けるための油圧力も大きくする必要があるため、装置
の大形化が避けられなかった。
本発明は、このような課題を解決することを目的として
いる。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、ロッドと外筒との間に中空リングな、設°け
、中空リングに内圧を加えてロッドをクランプすると共
に、中空リングの外径部と外筒の内径部とを締結状態と
することにより上記課題を解決する。すなわち、本発明
の摩擦式クランプ装置は、ロッド(2)と、これの外周
に設けた外筒(4)とを締結又は解放させる摩擦式クラ
ンプ装置であって、 上記外筒の内径部に内部が油室(18)を構成する中空
リング(6)を有し、中空リングは、油室に作用する油
圧に応じて外径部及び内径部が半径方向に弾性変形可能
であり、中空リングの内径部と上記ロッドとのはめ合い
は、中空リングの油室に油圧が作用していない場合は両
者が相対的に軸方向に移動可能であり、中空リングの油
室に油圧が作用している場合は両者が締結状態となるよ
うに設定されている。また、中空リングは軸方向に複数
個設けられており、外筒には油室と連通する油路(16
)が設けられている。なお、かっこ内の符号は後述する
実施例の対応する部材を示す。
〔ホ)作用 油路から中空リングの油室に作動油を入れ、圧力を加え
ると中空リングが膨張し、これによって中空リングの外
径部は外筒の内径部に押し付けられて両者が締結状態と
なる一方、中空リングの内径部はロッドの外径部に押し
付けられて両者が締結状態となり、これにより外筒とロ
ッドとがクランプされる。
(へ)実施例 第1図に本発明の実施例を示す。はぼ筒状をしており下
端部に段付き部12が形成された外筒4の内径部14に
は、複数個の中空リング6がスペーサ26によって軸方
向に所定の間隔をおいて配設されている。中空リング6
の内径部22には、これに外力が作用しないときには軸
方向に移動可能に円柱状のロッド2がはめ合わされてい
る。
外筒4には後述する中空リング6の油室18と連通する
油路16が中空リング6の数と同数設けられている。油
路16の内周部側は環状みぞ部17を形成している。そ
れぞれの環状みぞ部17の第1図中上下方向の両側には
、作動油が漏れることを防止するシール部材8及び9が
設けられている。中空リング6の中空の内部は油室18
として油密に構成されており、外筒4に設けられた油路
16に対応する位置には油室18と環状みぞ部17とを
連通する穴20が設けられている。外筒4の環状みぞ部
17の幅方向の寸法は穴20の直径寸法よりも大きくし
てあり、中空リング6の取付位置が軸方向に多少ずれて
も油路16と油室18との連通が確保できるようにしで
ある。すなわち、油路16は環状みぞ部17を経て油室
18に油圧を供給又は排出可能である。外筒4の上部に
は中空リング6が抜は出すのを防止するカバー10が図
示しない取り付は部材によって取り付けられている。カ
バー10にはロッド2が貫通する軸穴24が設けられて
いる。なお、スペーサ26は使用しないで、中空リング
6を縦方向に重ね合わせて設けるようにしてもよい。ま
た、中空リング6は1個で構成してもよ(、この場合、
例えばカバー10に貫通穴を設けてパイプを通し、この
パイプから中空リング6に直接油圧を供給または排出す
るようにしてもよい。このようにすれば、シール部材8
及び9及びスペーサ26は不要である。
次にこの実施例の作用について説明する。油室18に油
圧が作用していない状態では、ロッド2の外径と中空リ
ング6の内径22とは軸方向に移動可能なはめ合い状態
にあり、ロッド2と中空リング6とを相対的に移動させ
ることができる。すなわち、摩擦式クランプ装置は解放
状態にある。
この状態から油路16を介して油室18に油圧を作用さ
せると、中空リング6の外周に外向きの力が作用し中空
リング6の外周部は半径方向に弾性変形して膨張する。
この膨張力によって中空リング6と外筒4とは金属接触
する状態となる。この摩擦力によって外筒4と中空リン
グ6との間が締結される。これと同時に、中空リング6
の内周に内向きの力が作用し、中空リング6の内周部は
半径方向に弾性変形して収縮する。この収縮力によって
、ロッド2と中空リング6とは金属接触する状態となる
。この摩擦力によって中空リング6がロッド2をクラン
プする。すなわち、摩擦式クランプ装置は締結状態とな
る。
(ト)発明の詳細 な説明してきたように、本発明によると、中空リングの
内部が独立した油室となるように構成して、これに油圧
を作用させて外筒とロッドとを締結するようにしたので
、外筒に掛かる荷重は分散して支持されることになり、
従来のように荷重が局部的に集中するようなことがない
ので、装置を小形にすることができる。なお、中空リン
グを複数個に分割することにより、外筒の内径部と中空
リングの外径部との間に掛かる荷重の分散をより確実に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は従来
の摩擦式クランプ装置の縦断面図である。 2・・・ロッド、4・・・外筒、6・・・中空リング、
14・・・ (外筒の)内径部、16・・・油路、17
・・・環状みぞ部(油路16の一部)、18・・・油室
、22・・・ (中空リングの)内径部。 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロッド(2)と、これの外周に設けた外筒(4)と
    を締結又は解放させる摩擦式クランプ装置において、 上記外筒(4)の内径部に内部が油室(18)を構成す
    る中空リング(6)を有し、中空リング(6)は、油室
    (18)に作用する油圧に応じて外径部及び内径部が半
    径方向に弾性変形可能であり、中空リング(6)の内径
    部と上記ロッド(2)とのはめ合いは、中空リング(6
    )の油室(18)に油圧が作用していない場合は両者が
    相対的に軸方向に移動可能であり、中空リング(6)の
    油室(18)に油圧が作用している場合は両者が締結状
    態となるように設定されている摩擦式クランプ装置。 2、中空リング(6)は軸方向に複数個設けられており
    、外筒(4)には油室(18)と連通する油路(16)
    が設けられている請求項1記載の摩擦式クランプ装置。
JP31300489A 1989-12-01 1989-12-01 摩擦式クランプ装置 Pending JPH03172605A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8587660B2 (en) 2010-07-30 2013-11-19 General Electric Company Image recording assemblies and coupling mechanisms for stator vane inspection
US8602722B2 (en) 2010-02-26 2013-12-10 General Electric Company System and method for inspection of stator vanes
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KR20160050330A (ko) * 2014-10-29 2016-05-11 배새하나 충전 전류량 구현을 위한 충전장치 결합 기반의 젠더형 디바이스

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6311907B2 (ja) * 1983-02-16 1988-03-16 Ngk Spark Plug Co

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