JPS6338705A - 流体圧シリンダのロツク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 流体圧により駆動されるシリンダのピストンロノドを任
意の位置で停止、保持させるロック装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来この種の装置としであるものは、流体圧等の外力ま
たは内臓するばねの復元力によりピストンロッドを締め
つける方式であった（たとえば特公昭５７−４７６２号
、実開昭５８−１４５０７号、実開昭５８−９２５０３
号）。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 これらのロック装置はいずれも加えられる外力が直線方
向であり、これをピストンロッドを締めつける半径方向
の力に変換する部分がすべり接触であるため、加えた外
力の多くが摩擦に消費されて無効になってしまう。その
ためピストンロッドを締めつけるのに多大な外力が必要
となり、しかもロック装置の構造が頑丈で太き（なって
しまう欠点があった。本発明はこの欠点を除去するため
になされたものである。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明のロック装置を空気圧シリンダに取り付けた実施
例について説明する。第１図において７〜は空気圧シリ
ンダでＢは本発明のロック装置を構成するロックシリン
ダである。ロックシリンダＢはピストンロッド１を貫通
せしめて空気圧シリンダＡに取り付けである。ロックシ
リンダＢはロッドカバ２．３とンリンダチュウブ４より
なる。ロッドカバ２　の内側には円筒状に突出した中空
軸部２ａがある。この中空軸部２ａの外周面とシリンダ
チュウブ４との間に円環状のロックピストン５を装着し
である。中空軸部２ａとロッドカバ３との間には、ピス
トンロッドｌを貫通させた内筒６を配置しである。内筒
６は軸方向　のスリットを有し、その内周面６ａはピス
トンロッド１との摺動部であり、外周面６ｂはテーパ面
である。内筒６の外側には外筒７を同軸上に配置しであ
る。

外筒７の内周面７ａは内筒６の外周面６ｂと同一円錐角
のテーパ面である。内筒６と外筒７はその外周面６ｂと
内周面７ａとの間に配置された多数のボール８を介して
接している。外筒７はその端面においてロックピストン
５と一体的に連接している。内筒６の外周面６ｂの小径
側の端面が接するロッドカバ３と、ロックピストン５お
よび外筒７との間にばばね９を装着し外筒７をその内周
面７ａの大径側の方向に付勢している。ばね９を装着し
たロッドカバ３の反対側のロッドカバ２にはポート１０
が穿っである。１１は通気孔である。

（ホ）作用 ポート１０より圧縮空気を注入するとロックピストン５
がばね９を押し縮めなから外筒７とともにその内周面７
ａの小径側へ移動する。同時に内周面７ａと内筒６の外
周面６ｂとの間に介在するボール８も同方向に転勤する
。すると内筒６の半径方向への拡大がその移動分だけ可
能となり内部を貫通するピストンロッド１はＩＢ勤自在
となる。

つまりロックのｐ！１．除状態である。

次にポート１０より圧縮空気を排出すると、ばね９の復
元力によりロックピストン５と外筒７はその外周面７ａ
の大径側へ移動する。ボール８も同方向へ転勤しなから
内筒６を収縮させる。ピストンロッド１は内周面６ａの
締めつけによりロックされる。

（へ）実施例 第２図と第３図に示したものは他の実施例で第１図の実
施例とは内筒と外筒のテーバの方向を反対にしたもので
ありそれにともないポート１０とばね９の位置が入れ替
わったものである。ロックピストン５′と外筒７′は一
体に形成しである。

さらに内？Ｊ６’をスリット５’ｄによ／ｌ複数個に分
割しその内周面に円周方向の溝６’ｃを設けてその中に
リング状のばね１５を装着し内筒６′を拡大方向に付勢
支持している。ピストンロッド１との摺動面にはブレー
キメタル１６を配宣しそのブレーキメタル全面にわたり
油膜の逃がし孔１６ａを多数穿っである。１２はボール
８の保持器である。

（ト）発明の効果 ピストンロッドを締めつける円錐状テーパ面にボールを
介在させることにより極めて効率のよい力の変換がおこ
なわれて消費動力は小さくなり、ｔｉ造も軽量小型とな
る。

築２図の実施例では内筒を分割しばねで支持することに
より内筒を肉厚にしてもその収縮、拡大の量を大きくす
ることができる。また油膜の逃がし孔を有するブレーキ
メタルを用いることにより、確実なロックと耐久性の向
上がはかられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例の断面図、第２図は他の実施例の断面図
、第３図は第２図のＸ−Ｘ線上の断面図である。 Ａ・・・・・・流体圧シリンダ Ｂ、Ｂ’・・・・・・ロックシリンダ ト・・・・・ピストンロッド ２．３．１３．１４・・・・・・ロッドカバ２　ａ　、
１３ａ・・・・・・中空軸部５．５′・・・・・・ロッ
クピストン ６．６′・・・・・・内筒 ６ｂ・・・・・・内筒のテーパ面 ５’ｄ・・・・・・スリット ７．７′・・・・・・外筒 ７ａ・・・・・・外筒のテーパ面 ８・・・・・・ポール ９・・・・・・ばね ｌＯ・・・・・・ポート

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）流体圧シリンダのピストンロッドを貫通させるロッ
   クシリンダと、このロックシリンダ内の一方のロッドカ
   バの内側にピストンロッドと同軸上に突出してなる中空
   軸部に摺動自在に嵌装したロックピストンと、前記中空
   軸部と他のロッドカバとの間にピストンロッドを貫通せ
   しめて配置された外周がテーパ面でありしかも軸方向に
   スリットを有する内筒と、この内筒と同軸上で軸方向に
   移動可能でしかも前記ロックピストンと連接または一体
   的に配置され内面が前記内筒と同一円錐角のテーパ面で
   ある外筒と、この外筒と前記内筒との間隙に充填された
   複数個のボールと、前記内筒と外筒のテーパ面の小径側
   のロッドカバーと前記外筒およびロックピストンとの間
   に前記テーパ面の大径側方向へ前記外筒およびロックピ
   ストンを押圧するように付勢装着したばねとにより構成
   され、前記ばねが接する前記ロッドカバの反対側のロッ
   ドカバにロックピストン作動用の流体を注入するポート
   を設けてなる流体圧シリンダのロック装置。 ２）ボールを収納する保持器を有する特許請求の範囲第
   １項記載の流体圧シリンダのロック装置。 ３）内筒を軸方向の複数のスリットにより分割し、その
   内周面に円周方向の溝を設け、そのなかにリング状のば
   ねを装着して内筒を拡大方向に付勢支持してなる特許請
   求の範囲第１項または第２項記載の流体圧シリンダのロ
   ック装置。 ４）内筒の内側にブレーキメタルの層を設けてなる特許
   請求の範囲第１項または第２項または第３項記載の流体
   圧シリンダのロック装置。 ５）ブレーキメタルの全面にわたり油膜の逃がし孔を多
   数穿ってなる特許請求の範囲第４項記載の流体圧シリン
   ダのロック装置。