JPH0338487Y2 - - Google Patents

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JPH0338487Y2
JPH0338487Y2 JP14870585U JP14870585U JPH0338487Y2 JP H0338487 Y2 JPH0338487 Y2 JP H0338487Y2 JP 14870585 U JP14870585 U JP 14870585U JP 14870585 U JP14870585 U JP 14870585U JP H0338487 Y2 JPH0338487 Y2 JP H0338487Y2
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【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、シリンダ内に設けられた付勢手段に
よりそのシリンダ内を軸方向への相対移動可能に
挿通させられた作用軸とシリンダとの相対移動を
常には阻止するが、シリンダ内に圧力流体が供給
されることによりそれらシリンダと作用軸との相
対移動を許容する形式の軸方向制動装置の改良に
関するものである。
従来技術 軸方向に移動する作用軸を所定の位置で停止さ
せ、または作用軸に沿つて移動する物体をその作
用軸上の所定の位置に停止させることは種々の技
術分野においてしばしば必要となる。その代表的
なものの一つにエアシリンダがある。エアシリン
ダは圧力流体として圧縮性のエアを使用するた
め、エアの供給を断つてもピストンロツドがすぐ
には停止せず、ピストンロツドを正確な位置に停
止させるためには、そのピストンロツドの軸方向
への移動を阻止する制動装置を設ける必要があ
る。
かかる制動装置の一種に、シリンダ内に摺動可
能に嵌合されたピストンが付勢手段の付勢力に従
つて制動位置に保持されることにより、そのシリ
ンダ内に配設された制動部材がそのシリンダ内を
軸方向への相対移動可能に挿通させられた作用軸
に押圧されて、常にはその作用軸と前記シリンダ
との相対移動を阻止するが、シリンダ内に圧力流
体が供給されて前記ピストンが前記付勢力に抗し
て制動解除位置へ移動させられると、前記制動部
材の前記作用軸への押圧が解除されてその作用軸
と前記シリンダとの相対移動を許容する形式のも
のがある。
このような制動装置においては、作用軸とシリ
ンダとの相対移動が付勢手段の付勢力によつて常
には阻止されるようになつているため、圧力流体
の供給装置やその配管系の故障、或いは停電等が
生じた場合においても上記作用軸とシリンダとが
急に相対移動し始める恐れがなく、充分な安全性
が確保される利点があるが、反面、そのような故
障時等における部品交換や修理、分解等の作業性
が悪かつた。このため、本願出願人は、先に出願
した実願昭59−3743号(実開昭60−116433号)に
おいて、前記ピストンに第一カム部を設ける一
方、その第一カム部と係合して前記ピストンを前
記制動解除位置へ移動させる第二カム部を有する
カム部材を設け、そのカム部材を操作することに
よつて前記付勢手段による制動作用を解除するよ
うにした軸方向制動装置を提案した。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述した軸方向制動装置におい
ては、前記カム部材がボルトを含んで構成され、
そのボルトを回転させて螺入することにより、第
一カム部と第二カム部とを係合させるようになつ
ていたため、これにより制動作用を解除するため
にはボルトを何回転もさせなければならないとい
う不便さがあつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するために為された
ものであり、その要旨とするところは、前述した
ように付勢手段の付勢力に従つてピストンが制動
位置に保持されることにより、制動部材が作用軸
に押圧されて常にはその作用軸とシリンダとの相
対移動を阻止するが、そのシリンダ内に圧力流体
が供給されて前記ピストンが制動解除位置へ移動
させられると、前記制動部材の前記作用軸への押
圧が解除されてその作用軸と前記シリンダとの相
対移動が許容される形式の軸方向制動装置におい
て、前記シリンダに、前記ピストンの移動方向に
対して直角な中心線まわりの回動が可能な操作部
材を設け、且つその操作部材および前記ピストン
に、常にはそのピストンの前記制動位置と制動解
除位置との間の移動を許容するが、その操作部材
の一回転以内の回動操作によつてそのピストンを
前記制動位置から制動解除位置へ移動させるカム
機構を設けたことにある。
作用および考案の効果 このようにすれば、シリンダに設けられた操作
部材を一回転以内において予め定められた所定の
角度だけ回動操作することにより、カム機構によ
つてピストンが制動位置から制動解除位置へ移動
させられて制動作用が解除される。したがつて、
従来のようにボルトを何回転もさせてピストンを
移動させる場合に比較して、制動作用を解除する
ための操作が極めて容易となる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。
第1図は、作用軸としてのエアシリンダのピス
トンロツドを任意の位置において停止させる制動
装置の一例を示したものである。図において10
は制動装置の本体をなすシリンダで、エアシリン
ダのロツドカバー12に着脱可能に取り付けられ
ている。シリンダ10は、外形が四角形で中央に
円形の底付き穴を有し、その底付き穴の開口側が
互いに対向させられた状態で配設された第一チユ
ーブ14と第二チユーブ16とを備えており、そ
れぞれのチユーブ14,16に円環状の第一ピス
トン18および第二ピストン20が気密かつ摺動
可能に嵌合されている。これら一対のチユーブ1
4,16の開口端間にはシリンダ内部にエアを出
入りさせるための図示しない接続ポートを備えた
リング部材22が、また第二チユーブ16の底部
側にはロツドカバー24がそれぞれ配設されてい
る。これらロツドカバー24、リング部材22お
よび前記第一チユーブ14、第二チユーブ16は
それぞれの嵌合穴と嵌合突部との嵌合によつて半
径方向位置が定められるとともに、これらを貫通
して設けられた複数のボルト26およびナツト2
8によつてエアシリンダのロツドカバー12に固
定され、以て一体的なシリンダ10を構成してい
る。なお、本実施例においては、これら各部材は
それらの端面が平坦に研削仕上げされ、それらの
端面が密着させられることによつて各部材間の気
密が保持されているが、パツキン、Oリング等の
シール部材を使用して気密を保持することも勿論
可能である。
エアシリンダのピストンロツド32は、シリン
ダ10と両ピストン18,20を貫通して延びて
いるが、このピストンロツド32とシリンダ10
との間の気密はエアシリンダのロツドカバー12
に設けられたシール部材34および36と、シリ
ンダ10のロツドカバー24に設けられたシール
部材38および40によつて保持されている。
上記第二チユーブ16の底部中央には、貫通孔
42が形成されている。貫通孔42の内径はピス
トンロツド32の外径よりも大きくされて、この
貫通孔42の内周面とピストンロツド32の外周
面との間に円環状の隙間が形成され、その隙間に
制動部材としてのブレーキシユー44が配設され
ている。ブレーキシユー44は第3図から明らか
なように、円筒部材に軸方向のスリツト46を一
本形成して弾性変形により縮径可能とされたもの
である。ブレーキシユー44は、通常は外周面が
第二チユーブ16の貫通孔42の内周面に密着し
ており、自身の内周面とピストンロツド32の外
周面との間に微少なクリアランスを形成してい
る。このブレーキシユー44は一端に環状の突起
48を備えており、この突起48が貫通孔42の
一端に形成された座ぐり穴に嵌合されている。突
起48は座ぐり穴の底面とロツドカバー24の嵌
合突部50の先端面とで前後両面を挟まれた状態
となつており、これによつてシリンダ10に対す
る相対移動が不能とされている。
ブレーキシユー44は突起48が形成された側
とは反対側の端部が一定長さだけ、第二ピストン
20の前方側に形成された前側圧力室52に突入
させられており、その突入させられた部分の外周
面に皿ばね状の締付部材54が嵌合されている。
締付部材54には第4図に示されるようにその内
周縁に複数の切欠56が放射状に等角度間隔で形
成されており、また外周縁からも放射状の切欠5
8が等角度間隔で形成されている。締付部材54
の大径側は第二ピストン20の前端面に形成され
た座ぐり穴60に嵌合されている。座ぐり穴60
の底面外周部には、第5図に示されているように
浅い環状溝62が形成されていて、この環状溝6
2に締付部材54の周縁部が嵌入させられ、第二
ピストン20が軸方向に移動したとき、締付部材
54の周縁部がともに移動させられるようになつ
ている。
ブレーキシユー44および締付部材54は、第
二ピストン20および第二チユーブ16とともに
第二制動部64を構成しているが、第一ピストン
18側にも同様にブレーキシユー66および締付
部材68が配設されて、第一チユーブ14ととも
に第一制動部70を構成している。
前記一対のピストン18と20との間には共通
の後側圧力室72が形成されており、その後側圧
力室72内には圧縮コイルスプリング74が所定
の予荷重を付与された状態で配設されている。圧
縮コイルスプリング74は付勢手段を成すもの
で、その両端はピストン18および20に当接さ
せられて、それらを前方側に付勢している。
そして、上記後側圧力室72には、前記リング
部材22に配設された接続ポート、配管76およ
び切換弁78を介してエア源80から圧力エアが
導入されるようになつている一方、前記前側圧力
室52および第一ピストン18の前方に形成され
た前側圧力室82にも、第一および第二のチユー
ブ14および16にそれぞれ形成された図示しな
い連通路、前記リング部材22に配設された接続
ポート、配管84および切換弁78を介してエア
源80から圧力エアが導入されるようになつてい
る。切換弁78は、通常は配管76とエア源80
とを接続して配管84を大気に開放する状態に保
持されるようになつているが、励磁電流が供給さ
れることにより、配管84とエア源80とを接続
して配管76を大気に開放する状態に切り換えら
れる。また、エア源80は、かかる制動装置が取
り付けられたエアシリンダを作動させるためのエ
ア源を利用するようになつている。
一方、前記第一ピストン18および第二ピスト
ン20の後端面には、第2図にも示されているよ
うに、それぞれ後方側へ突き出す環状の円筒部8
6および88が設けられている。円筒部86の径
寸法は円筒部88の径寸法より大きく、円筒部8
8は円筒部86内に隙間をもつて嵌め入れられて
いる。それら両円筒部86および88には、それ
ぞれ軸心に対して対称的な二位置に矩形の切欠9
0,90および92,92が形成されており、そ
れら切欠90,90および92,92が互いに重
なり合う部分には一対のカムピン94,96がそ
れぞれ係合させられている。
カムピン94,96は何れも横断面が長円形状
を成し、前記リング部材22に配設された操作部
材98,100の先端部に一体に形成されてい
る。操作部材98,100は、何れもピストン1
8,20の移動方向に対して直角な中心線まわり
の回動が可能とされており、上記カムピン94,
96はその中心線上に設けられている。操作部材
98,100のリング部材22から外側に突き出
た部分には二面取りが為されていて、その二面取
り部分に工具若しくはハンドル等を係合させるこ
とにより、中心線まわりに容易に回動操作し得る
ようになつている。なお、これらの操作部材9
8,100とリング部材22との間は、それぞれ
シール部材102,104によつて気密にシール
されている。
次に、以上のように構成された制動装置の作動
を説明する。
先ず、上記操作部材98,100は、通常は第
1図においてピストンロツド32の上側および第
2図に示されているように、先端部に設けられた
カムピン94,96の横断面における長軸が両ピ
ストン18,20の移動方向すなわち軸心方向に
対して直角となる回動位置に保持されている。こ
の状態においてエア源80から圧力エアが供給さ
れると、前述したように切換弁78は通常は配管
76とエア源80とを接続して配管84を大気に
開放する状態に保持されているため、エア源80
からは配管76を経て後側圧力室72に圧力エア
が供給される。
したがつて、ピストン18および20はスプリ
ング74の付勢力および後側圧力室72に作用す
るエア圧とによつて前方側に押し出され、第二ピ
ストン20側においては締付部材54が第二チユ
ーブ16と第二ピストン20との間で軸方向に圧
縮される。締付部材54は元来軸方向に圧縮され
れば、外径が拡大し内径が収縮する性質を有して
いるが、本実施例においてはその上外径の拡大が
座ぐり穴60の内周面、詳しくは内周面に形成さ
れた環状溝62の底面によつて規制されているた
め、内径が特に収縮させられる。これにより、ブ
レーキシユー44も収縮させられ、ピストンロツ
ド32の外周面に押し付けられてピストンロツド
32のブレーキシユー44に対する相対移動を阻
止する。このブレーキシユー44は、前述のよう
にシリンダ10に対して軸方向に相対移動できな
い状態で取り付けられているため、結局ピストン
ロツド32はシリンダ10に対して軸方向の相対
移動が阻止されることになる。なお、第一制動部
70側においても、上記第二制動部64と同様に
締付部材68が軸方向に圧縮され、ブレーキシユ
ー66を締め付けてピストンロツド32の軸方向
の移動を阻止する。第1図においてピストンロツ
ド32の上側に示されている両制動部64,70
および第2図はこの状態を図示したものであり、
この時、両ピストン18,20は制動位置に保持
されている。
一方、切換弁78に励磁電流が供給されると、
配管84とエア源80とが接続されて配管76は
大気に開放され、前側圧力室52,82にエア源
80からのエア圧が導入されるとともに、後側圧
力室72内の圧力エアは大気中に放出される。こ
の結果、ピストン18および20はスプリング7
4の付勢力に抗して後退させられ、締付部材54
および68に対する圧縮作用を解除する。これに
よつて両締付部材54,68の内径は拡大してピ
ストンロツド32を自由に移動できる状態とす
る。このために必要なピストン18および20の
作動ストロークは極めて僅かであり、したがつて
前側圧力室52および82を容積の小さなものと
することができ、エアの圧縮性による制動装置の
作動遅れを無くすることができる。なお、この時
のピストン18,20の後退位置すなわち制動解
除位置は、前記リング部材22と両ピストン1
8,20の後端面との当接によつて規定される。
このように、カムピン94,96がピストン1
8,20の移動方向に対して直角に保持されてい
る状態においては、それら両ピストン18,20
の上記制動位置と制動解除位置との間の移動を許
容するように、前記切欠90,92は両ピストン
18,20の軸心方向に所定の長さを有して形成
されているのである。
ここで、本実施例の制動装置は、圧縮コイルス
プリング74の付勢力によつて両ピストン18,
20が常には制動位置に保持されるようになつて
いるため、切換弁78の故障、エアを流通させる
ための配管系の故障、停電等によりエア源80か
らの圧力エアの供給が停止した場合にも、ピスト
ンロツド32とシリンダ10との相対移動を阻止
して安全性を確保しているが、前記操作部材9
8,100を回動操作することにより、かかる圧
縮コイルスプリング74による制動状態を容易に
解除することができる。すなわち、工具若しくは
ハンドル等を用いて操作部材98,100を略
90゜回動操作すれば、それらの先端部に設けられ
たカムピン94,96は、その横断面における長
軸が両ピストン18,20の軸心方向と平行にな
るため、圧縮コイルスプリング74の付勢力に従
つて制動位置に保持されているピストン18,2
0は、カムピン94,96の長軸側の外周面と切
欠90,92のピストン18,20の移動方向に
おいて後方側に位置する内周縁との係合によつて
制動解除位置まで後退させられ、両制動部64,
70における制動状態が解除されるのである。本
実施例では上記カムピン94,96および切欠9
0,92によつてカム機構が構成されている。第
1図においてピストンロツド32の下側に示され
ている制動部64,70はこの状態を図示したも
のである。
なお、上記両ピストン18,20の制動解除位
置は必ずしも前述した圧力エアによる制動解除位
置と完全に一致させる必要はなく、少なくとも前
記両制動部64,70の制動状態を解除すること
ができる位置であればよい。また、両ピストン1
8,20が制動位置に保持され、且つカムピン9
4,96の横断面における長軸がそれらのピスト
ン18,20の移動方向に対して直角に保持され
た状態においては、切欠90,92のピストン1
8,20の移動方向において後方側に位置する内
周縁は、カムピン94,96と接触もしくは極め
て近接させられるようになつている。
したがつて、上記のように切換弁78の故障時
等において圧力エアが供給されず、ピストンロツ
ド32が圧縮コイルスプリング74の付勢力によ
つて制動されている場合に、修理や分解等のため
にピストンロツド32を所望の位置へ移動させた
い時には、上述したように操作部材98,100
を回動操作することにより、圧縮コイルスプリン
グ74による制動作用を解除することができる。
しかも、本実施例の装置は、操作部材98,10
0を略90゜回動操作するだけでよいため、従来の
ようにボルトを何回転もさせる場合に比較して、
制動状態を解除するための操作が極めて容易とな
るのである。
以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明したが、本考案は他の態様で実施すること
もできる。
例えば、前記実施例では一対の制動部64,7
0が設けられているが、何れか一方の制動部64
または70だけでピストンロツド32を制動する
ようにしても差支えない。
また、前記実施例では締付部材54,68の縮
径によりブレーキシユー44,66をピストンロ
ツド32に押し付けて制動するようになつている
が、楔作用によつてブレーキシユー44,66を
ピストンロツド32に押し付けるようにするな
ど、他の手段で制動部64,70を構成すること
もできる。
また、前記実施例では両ピストン18,20に
円筒部86,88が設けられ、その円筒部86,
88に切欠90,92が形成されてカムピン9
4,96と係合させられているが、ピストン1
8,20にカムピンを立設する一方、操作部材9
8,100の先端面にそのカムピンと係合するカ
ム溝を設けるなど、他の構成から成るカム機構を
採用することもできる。
さらに、前記実施例では後側圧力室72にも圧
力エアが供給され、その圧力エアの圧力と圧縮コ
イルスプリング74の付勢力とに基づいて制動力
が得られるようになつているが、後側圧力室72
への圧力エアの供給は必ずしも必要ではない。
その他一々例示はしないが、本考案はその精神
を逸脱することなく当業者の知識に基づいて種々
の変更、改良を加えた態様で実施することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である軸方向制動装
置の断面図であるが、ピストンロツドの上側は制
動状態で、下側は制動が解除された状態を示して
いる。第2図は第1図の装置における両ピストン
に形成された切欠とカムピンとの係合状態を示す
図である。第3図および第4図は、それぞれ第1
図におけるブレーキシユーおよび締付部材を示す
図であり、第5図は第1図における締付部材とそ
の周辺部を拡大して示す要部断面図である。 10:シリンダ、18,20:ピストン、3
2:ピストンロツド(作用軸)、44,66:ブ
レーキシユー(制動部材)、74:圧縮コイルス
プリング(付勢手段)、98,100:操作部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダ内に摺動可能に嵌合されたピストンが
    付勢手段の付勢力に従つて制動位置に保持される
    ことにより、該シリンダ内に配設された制動部材
    が該シリンダ内を軸方向への相対移動可能に挿通
    させられた作用軸に押圧されて、常には該作用軸
    と前記シリンダとの相対移動を阻止するが、該シ
    リンダ内に圧力流体が供給されて前記ピストンが
    前記付勢力に抗して制動解除位置へ移動させられ
    ると、前記制動部材の前記作用軸への押圧が解除
    されて該作用軸と前記シリンダとの相対移動を許
    容する形式の軸方向制動装置において、 前記シリンダに、前記ピストンの移動方向に対
    して直角な中心線まわりの回動が可能な操作部材
    を設け、且つ該操作部材および前記ピストンに、
    常には該ピストンの前記制動位置と制動解除位置
    との間の移動を許容するが、該操作部材の一回転
    以内の回動操作によつて該ピストンを前記制動位
    置から制動解除位置へ移動させるカム機構を設け
    たことを特徴とする軸方向制動装置。
JP14870585U 1985-09-27 1985-09-27 Expired JPH0338487Y2 (ja)

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JP14870585U JPH0338487Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JP14870585U JPH0338487Y2 (ja) 1985-09-27 1985-09-27

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JPS6255705U JPS6255705U (ja) 1987-04-07
JPH0338487Y2 true JPH0338487Y2 (ja) 1991-08-14

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ID=31063227

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996023979A1 (fr) * 1995-01-31 1996-08-08 Pubot Giken Co., Ltd. Systeme de freinage pour corps a deplacement lineaire

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996023979A1 (fr) * 1995-01-31 1996-08-08 Pubot Giken Co., Ltd. Systeme de freinage pour corps a deplacement lineaire

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JPS6255705U (ja) 1987-04-07

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