JPH03171457A - Ｖｔｒ等の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、マイクロコンピュータにより構或するＶＴＲ
等の制御装置に関する。

（従来の技術） 近年、ビデオ信号を処理するＶＴＲ等の機器は、マイク
ロコンピュータ（以下、マイコンという）によって制御
されており、制御の基準信号にリファレンス信号が用い
られ、その奇数フィールド、偶数フィールドに対応して
ハイレベル（″Ｈ”）、またはロウレベル（″Ｌ”）の
信号を出力する信号発生器の出力により」―記マイコン
を制御し、その指示出力により、各種の機能が駆動され
ている。

第６図は一例として従来のＶＴＲの制御装置の要部構或
を示し、↓はリファレンス信号、２は信号発生器、３は
マイコンである。リファレンス信号ｌは信号発生器２に
印加されて、奇数フィールドおよび偶数フィールドに対
応して”Ｈ”または２ー “Ｌ　Ｉ＋信号を出力させ、それによりマイコン３は内
部でタイムコートの計算、ＶＴＲ等のビデオ信号の各種
の処理を制御しており、特に高速制御を要する機器にお
いては割込み制御する。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記のような構或では外部要因、たとえ
ば、リファレンス信号１を発生する回路の電源断、ある
いはケーブル線のはすれ等によって入力信号のリファレ
ンス信号上の入力が消失した場合、マイコン３は制御機
能を完全に喪失することになり、全く信頼性のないＶＴ
Ｒ等の制御装置となる。

本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、入力す
るリファレンス信号に途切れがあっても、制御を継続す
ることが可能な信頼性が高いＶＴＲ等の制御装置の提供
を目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は」二記の目的を、リファレンス信号を検出する
ための第１のタイマと、信号発生器を代行する第２のタ
イマと、および信号切換器とを設け、リファレンス信号
の途切れを検出する第王の検出手段により」二記信号切
換器を第２のタイマ側に切換える第１の切裸手段と、リ
ファレンス信号の正常状態を検出する第２の検出手段に
より信号切換器を信号発生器側に切換える第２の切換手
段とを有して達或する。

（作　用） 」―記の構或を有する本発明によれば、入力のリファレ
ンス信号が何等かの理由で途切れても、自動的に装置内
部に設けたタイマに制御が切換えられて、制御装置の動
作が継続される。

（実施例） 以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図で、
４は第１のタイマ、５は第２のタイマ、そして６は信号
切換器であり、その他の符号エないし３は第６図の説明
を援用する。

第２図は第１図の信号切換器６の構成の一例を示す回路
図、第３図はマイコン３が行う割込み処理（ａ）を説明
するフローチャート、第４図は第１のタイマ４が行う割
込み処理（ｂ）のフローチャートである。

また、第５図は信号発生器２の出力が途切れた場合の動
作のタイミングチャートであり、Ａは信号発生器２の出
力、Ｂは第１のタイマ４の出力、Ｃは第２のタイマ５の
出力、Ｄは信号切換器６に指示するマイコン３の出力、
Ｅは信号切換器６が発生するマイコン３への割込み出力
波形である。

以下、第２図ないし第５図を参照して本発明の動作を説
明する。

第１図のように構威された本発明は、まず、リファレン
ス信号１の信号発生器２への印加によって、その奇数ま
たは偶数フィールドに従い信号発生器２は、それぞれｒ
ｒＨ”レベルまたはＩＩＬ”レベル信号を出力する（第
５図Ａ）。信号切換器６は初期状態では信号発生器２側
に切換えられており、正常動作時には信号発生器２の出
力によって（第５図、ｔｏ，Ｌ，，ｔ３）マイコン３に
第３図に示す割込み処理（ａ）を行っている。このとき
、常に第１のタイマ４はリセット状態になされており（
第＝４ ３図，Ｓ５）、信号発生器２から一定時間内に入力信号
が印加される限りは、第１のタイマ４からは割込み要求
は出力されない。換言すると信号発生器２からの入力信
号が一定時間ない場合は、第１のタイマ４から割込みが
発生する。

逆に、リファレンス信号上から入力される信号が何等か
の原因で途切れると、信号発生器２は信号出力を発生せ
ず、マイコン３に割込み要求をしなくなる（第５図，ｔ
４）。その後一定時間が経過すると第１のタイマ４がリ
セット状態ではなくなりセット状態となってマイコン３
に、タイムアウトによる第４図に示す割込み処理（ｂ）
を行う。

すなわち、割込みは第２のタイマ５を初期化した後（第
４図，Ｓ１）、信号切換器６を第２のタイマ５の出力が
マイコン３に印加されるように切換操作する（第４図，
Ｓ２、第５図，Ｌ５）。以後、第２のタイマ５はリファ
レンス信号上の代りに制御信号を出力してマイコン３に
制御を行わせる通常処理になる（第４図，Ｓ３）。

その後、リファレンス信号ｌの出力が回復すると、信号
切換器６の出力、つまり第２のタイマ５の出力により処
理される割込み処理（第３図，８１）で常に、信号発生
器２の出力の変化が検出されており（第３図，Ｓ２）、
変化を検出すれば第↓のタイマ４をリセッ１〜し（第３
図，Ｓ３）、信号切換器６に印加されている信号を、そ
れまでの信号発生器２の出力から信号発生器２の出力に
切換えて（第３図，Ｓ４）、もとの正常動作に戻る。

（発明の効果） 以七説明して明らかなように本発明は、リファレンス信
号を検出するための第↓のタイマと、信号発生器を代行
する第２のタイマと、および信号切換器とを設け，リフ
ァレンス信号の途切れを検出する第１の検出手段により
上記信号切換器を第２のタイマ側に切換える第１の切換
手段と、リファレンス信号の正常状態を検出する第２の
検出手段により信号切換器を信号発生器側に切換える第
２の切換手段とにより、リファレンス信号の入力障害時
にもリファレンス信号に代る第２のタイマにより正常と
変らない動作をさせることにより、７ 信頼性の高い優れた制御装置が実現される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
２図は本発明要部の信号切換器を示す回路図、第３図，
第４図は各々割込み処理を示すフローチャート、第５図
は本発明の動作を示すタイミングチャー１−、第６図は
従来の制御装置を説明するブロック図である。 １　・・　リファレンス信号、　２・・・信号発生器、
　３　・・・マイコン、　４　・・　第１−のタイマ、
　５　・・・第２のタイマ、　６信号切換器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力されるリファレンス信号の奇数または偶数フィール
   ドに対応してハイ、またはロウレベル信号を出力する信
   号発生器と、その出力を監視するマイコンと、そのマイ
   コンの指示により一定周期後に割込みを要求する第１の
   タイマと、および一定周期のハイまたはロウ信号を連続
   的に発生する第２のタイマと、さらに上記信号発生器の
   出力と前記第２のタイマの出力とを切換えるとともに、
   前記マイコンに割込みを要求する信号切換器とを有し、
   前記信号切換器による割込み要求により前記第１のタイ
   マを起動する第１の検出手段と、前記第１のタイマによ
   る割込みにより前記信号切換器の入力を第２のタイマの
   出力に切換える第１の切換手段と、前記信号発生器の出
   力が変化していることを検出する第２の検出手段と、前
   記信号切換器の入力を信号発生器の出力に切換える第２
   の切換手段とを備えていることを特徴とするＶＴＲ等の
   制御装置。