JPH03171210A - 給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は温度調節手段で調温された湯の流量を変化させ
て供給する給湯装置に関するものである．従来の技術 従来この種の給湯装直には、第３図に示すようなものが
あった． 第３図は一般に使用されているシャワー付の湯水混合栓
を示すものである．この湯水混合栓は場側操作つまみｌ
と水側操作つまみ２の操作により湯と水の混合比率を手
動で調節し適温を得ると共に、切替つまみ３により混合
場の供給を蛇口４側あるいはシャワー５側に切り替え給
湯を行なっている．シャワー５は内部に水流により回転
するロータ６が内蔵されており、シャワー使用時はこの
ロータ６が回転して、混合湯供給路の開口面積を変え、
シャワー５から吐出される混合湯量を変化させ人体への
マッサージ効果を生ずるように工夫されている．なお混
合湯温設定は湯側操作つまみｌや水側操作つまみ２の手
動操作によらず、温度設定を行なうだけで、湯水の混合
比率の調整はサーモエレメントにより自動的に行なわれ
る自動湯水混合栓もあったが、いずれにしても定温度の
湯を供給するだげであった． 発明が解決しようとする課題 この従来の給湯ｖｉＷは上記のように＃Ｉｔｃされてい
たため、次のような課題を有していた．（１）　　シャ
ワー５から吐出される混合湯量はロータ６によって変化
させられているが、混合場量の時間的変化は強弱の単調
なモードであり複雑なモードを実現できなかった． （２）　　混合湯量の時間的変化は、ロータ６が混合湯
によって回転させられることによって生じていたため、
混合湯量そのものによって影響を受け、混合湯量が多い
時は変化が早く、少ない時は変化が遅くなる欠点を有し
ていた． （３）混合湯量の変化は純粋に機構的な手段により生じ
させられているため、遠隔操作や時限操作などが不可能
であり、また混合湯量の変化が必要でない場合は、ロー
タ６を外さない限り止めることができなく不便であった
．更にロータ６の圧力損失が大きいため、シャワーの流
量が少なくなる欠点を有していた． 本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、
所定のモードに従って任意に湯量が変化できる給湯装直
を提供することを目的としている．８１１１を解決する
ための手段 上記の目的を達威するために本発明の給湯装置は、給湯
温度を調節する温度調節手段を経て供給される湯の流量
を制御する流量制御弁と、この流量制御弁を駆動する流
量制御弁駆動装直と、湯の流量を所定流量範囲内で時間
的に変化させる信号を前記流量制御弁駆動装直に送出す
る信号発生部を有し、この信号発生部による流量変化を
時限制御する流量制御器とを備えて構威するものである
．作用 上記した構威により本発明は、信号発生部の発生信号で
流量制御弁駆動装直を制御して、流量制御弁にて湯の流
量を変化させて給場を行なうとともに、流量制御器によ
り流量変化給湯を時間的に制限するものである． 実施例 以下本発明の実施例を第１図、第２図により説明する． 第１図は温度調節手段である混合弁と流量制御弁を一体
に構威した給湯装直を示す．混合弁７は水側入口８と湯
側入口９より供給される水と湯の混合比率を水側弁体１
０と湯側弁体１１が開口比を変えることにより調節され
ている．この水側弁体ｌ０と湯側弁体ｌ１は、混合弁軸
ｌ２により混合弁駆動装置ｌ３により駆動される混合弁
駆動装置１３は、モータｌ４とギヤボックスｌ５及び回
転連動を直線運動に変換する直線運動変換機構１６より
なる．湯と水が混合された混合湯の湯温は、温度検出器
ｌ７により検出される．また混合場温の設定は温度設定
器１８により設定される．混合弁７は、温度設定器ｌ８
と温度検出器ｌ７の信号に基づいて、両者の温度偏差が
零となる位置まで、混合制御器１９により混合弁駆動装
置ｌ３を介して駆動制御される．混合湯の流量は、流量
制御弁２０により制御される．この流量制御弁２０は、
流量制御弁軸２ｌを介して流量制御弁駆動装２２２によ
り駆動される．そして流量制御弁駆動装置２２は、混合
湯量を所定流量範囲内で時間的に変化させる信号の信号
発生部２３を有し、かつ流量変化給湯を時限制御する機
能を有した流量制御器２４により制御される．なお流量
制御器２４は信号発生部２３の信号発生を発停するスイ
ッチ部２５と、流量変化用の記憶部２６を有している．
また、スイッチ部２５はリモコン２７による開閉も可能
である． 信号発生部２３より発生される流量変化信号は、サイク
ル的な単純な繰り返し信号から、ｌｌｆゆらぎ信号、ま
た楽音等であってもよい．また、記憶部２６は固定式で
あっても着脱式であってもよく、固定式の場合メモリー
や専用ｔＣが、また着脱式の場合カードやレコード等が
利用可能である．次に動作について説明する．第１図に
おいて、蛇口あるいはシャワー止水栓（図示せず）が開
威されて給湯が開始されると、混合弁７は温度設定器１
８の指示湯温か得られる位夏まで、温度検出器ｌ７で混
合湯温を監視しながら混合制御器１９の指令で制御され
る．すなわち、温度設定器ｌ８と温度検出器ｌ７の温度
偏差が零となる湯水の混合比率位直まで、混合弁駆動装
Ｗｌｌ３が混合弁７を駆動して温度調節を行なう．そし
て流量制御器のスイッチ部２５を『閉」にすると記憶部
２６より信号が取り出され、この信号が増幅されて信号
発生部２３から流量ＩＩＩ１御弁駆動装置２２へ駆動制
御信号が送出される．この駆動制御信号に基づいて流量
制御弁２０は混合渦流路の開口比を変え流量を変化させ
る．そしてこの混合湯の流量は流量制御器２４の送出す
る信号によって次々と変化する．この変化の状態は第３
図に示すように、時間的に所定の流量範囲内で変化する
．この流量の時間的変化は、人体に取って心地よい刺激
がシャワー利用時等に得られるように設定されており、
流量の平均レベルの大小によってその変化のパターンや
流量割合またサイクル等が影響を受けないように設定す
ることが可能である． 混合湯を流量変化させている間、混合湯の温度は温度設
定器１８で指示した湯温で供給される．スイッチ部２５
を「開ノにすると混合湯の流量変化は停止し、一定流量
でかつ温度設定器１８の指示場温で通常給湯が行なわれ
る． 混合場の流量を変化させる給湯は、流量制御器２４によ
り時間的に制限され、時間が来ると流量制御弁２０で給
湯は止められる．これは、流量変化給湯が度を越すと人
体に取って有害となることや、子供のいたずらにより給
湯停止が行なわれずに違続給湯されることを防止し、ま
た湯の無駄使いや流量制御弁２０の摺動部の摩耗を防止
するものである．人体的な問題だけの場合は、流量変化
給湯が所定の時間を越したら、通常給湯に変える方法も
これ以外に有る． 上記の実施例においては温度調節手段としては電気的に
制御される混合弁を用いたが、機構式の混合弁や温度調
節が可能な瞬間式の給湯機であってもよい．また、流量
制御弁駆動装置はモータを用いたが、ソレノイドや圧電
素子等のアクチュエータであってもよい． 発明の効果 以上のように本発明の給湯装置は、給湯温度を調節する
温度調節手段を経て給湯される湯の流量を制御する流量
制御弁と、この流量制御弁を駆動する流量制御弁駆動装
置と、湯の流量を所定流量範囲内で時間的に変化させる
信号を流量制御弁駆動装置に送出する信号発生部を有し
、この信号発生部による流量変化を時限制御する流量制
御器とを備えてＦＩ４ｔｃシているため、次のような効
果を有する． （１）　　混合場の流量変化は、流量制御器の信号発生
部でパターンやサイクル等が設定できるため、複雑なモ
ードを実現でき、シャワーにおけるマッサージ効果を上
げることができる． （２）混合場の時間的流量変化は蛇口やシャワー止水栓
で設定される混合湯量のレベル（平均レベル）によって
影響を受けず、例えば混合場量の多い時も少ない時も同
一のパターンやサイクルで流量を変化させることが可能
である． （３）流量変化給湯を簡単に止めたり、切り替えること
ができ、利便性が向上するとともに、従来のようにロー
タがないため、圧力損失が低減できる．（４）流量変化
給湯がタイマー等により時限制御されるため、過度に流
量変化給湯を人体に当てることが防止でき、また、止め
忘れによる連続給湯の防止や連続した流量変化給湯によ
る流量制御弁の耐久的劣化を防止することができる．

【図面の簡単な説明】

第ｌ図は本発明の一実施例を示す給湯装置の断面図、第
２図は同装置の流量変化を示す特性図、第３図は従来の
給湯装直を示す斜視図である，７・・・・・・混合弁（
温度調節手段）、２０・・・・・・流量制御弁、２２・
・・・・・流量制御弁駆動装置、２３・・・・・・信号
発生部、２４・・・・・・流量制御器．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給湯温度を調節する温度調節手段を経て供給される湯の
   流量を制御する流量制御弁と、この流量制御弁を駆動す
   る流量制御弁駆動装置と、湯の流量を所定流量範囲内で
   時間的に変化させる信号を前記流量制御弁駆動装置に送
   出する信号発生部と、この信号発生部による流量変化を
   時限制御する流量制御器とを備えた給湯装置。