JPH0317104Y2 - - Google Patents

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JPH0317104Y2
JPH0317104Y2 JP1987036364U JP3636487U JPH0317104Y2 JP H0317104 Y2 JPH0317104 Y2 JP H0317104Y2 JP 1987036364 U JP1987036364 U JP 1987036364U JP 3636487 U JP3636487 U JP 3636487U JP H0317104 Y2 JPH0317104 Y2 JP H0317104Y2
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JP
Japan
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main body
piping
support member
fixing
shaped
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JP1987036364U
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JPS63142491U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は所要の強度を有する梁状の支持部材へ
取付けられる本体を有し、該本体と一体的に設け
られた固定部材に配管類を保持させ、さらにねじ
締めにより固定する構造を備えた配管類の固定具
に関するものである。
(従来の技術) この種のものには非常に多くの種類があるが実
開昭61−7684号公報に見られる如く、支持部材へ
の取付部分と配管類の保持部分とを別々に設けて
いるので両部分の結合のために2個以上のねじ、
ボルト類が必要となり、部品点数が多くなり、取
扱いが面倒になる問題があつた。
これに対し実公昭56−2066号の考案は、被取付
物の外周に外接するバンドの自由端をビス締めす
ることにより被取付物の締付けと、バンドの型材
への取付けが行なわれる構成を開示しているが、
そのため取付部材が対向壁を有する溝を持つた特
定断面形状の型材であることを必要とする。その
ため特定の型材のない部分へは取付けることがで
きない欠点がある。
(技術的課題) 本考案は前記の点を解決するもので、その課題
は、1本のねじで任意の支持部材への固定具自体
の取付けと配管類の固定の双方が行なえるように
することにある。
(技術的手段) 前記目的を達するため本考案は、所要の強度を
有する梁状の支持部材7へ取付けられる本体2を
有し、該本体に一体的に設けられた固定部材3に
配管類Pを保持させ、さらにねじ締めにより固定
する構造を備えた配管類の固定具に於て、前記本
体2は、支持部材7の両側に係止する係止部1,
1を両端に備えた断面略コ字形に形成されてお
り、前記固定部材3は、本体2の一側から他側へ
向い、他側にて配管類Pを囲撓するようにして保
持し、本体2の一側へもどる帯状の保持片5を備
え、該保持片5の先端部13に形成された長孔1
4から挿込まれ、本体2に形成された長孔14か
ら挿込まれ、本体2に形成された孔11を経て、
先端が前記支持部材7に当接する間にて固定部材
3と螺合する締付ねじ6により、配管類Pの固定
と、本体2の支持部材7への固定とが行なわれる
ように構成するという手段を講じたものである。
(作用) 本考案は以上の如く構成されており、本体2は
支持部材7へ係止されるので、支持部材7は、略
コ字形本体両側の係止部1,1の係止が可能な形
状であれば、溝型材のような特定の形状、構造で
あることを要しない。
固定部材3は、配管類Pを囲繞するようにして
保持する帯状の保持片5を備えており、その先端
部13から支持部材7へ向けて挿込まれ、該固定
部材3と螺合し、先端が支持部材7に当接する締
結ねじ6を有するので、該ねじ6の締付けによ
り、保持片5の部分は配管類Pを緊締し、かつま
たねじ6の先端が支持部材7を押圧することによ
り、それに係止した本体2も緊張状態となる。
(実施例) 以下図面を参照して説明する。本体2は断面略
コ字形を有し、両端部に、扁平な略コ字型をした
支持部材7の折曲縁7a,7aに外側から係止す
る係止部1,1が全幅にわたつて設けられてい
る。本体外側には支持部材7と直交方向に走る配
管類Pを固定するための固定部材3が取付けられ
ている。図示の固定部材3は、その一側から他側
へ向い、配管類Pを他側にて囲繞するように保持
する保持片5を有し、他側で本体2に止着具8に
より結合されると同時に一側は本体2と支持部材
7との間に入り込み係止する略L字型結合片9に
より、本体2に取付けられる。
締結ねじ6を螺合させるめねじ部4は、本体2
の一側を直交方向へ貫通する線上に設けられ、同
一線上に位置する本体2と係合片9には夫々透孔
11,12とが設けられており、さらに保持片5
の逆反り状の先端部13にも、その前後方向への
びた長孔14が形成されている。めねじ部4を設
けた部分は折曲部3a,3b,3cにより函形に
補強され、配管類Pに接する一部3bは逆反り状
の先端部13の基部に、幅方向へ一対突設した係
止突部15とともに配管類Pの保持にも寄与して
いる。締結ねじ6の先端6aは本体2の透孔11
と結合片9の透孔12を貫通して支持部材7に当
接するので、固定部材3は他側でも外れぬように
結合される。なお図中、16は操作端、17は本
体補強用折曲部を示す。
上記に於いて、本体2は係止部1,1により支
持部材7に係止し、摺動させて配管類Pの位置に
合わせ、配管保持片5を配管類に係合させてから
締結ねじ6を長孔14よりめねじ4、透孔11,
12へ通し、緊締すると先端6aが支持部材7へ
当接して本体2と支持部材7を緊張状態に置き、
同時に操作端16で逆反り状の先端部13を緊張
する結果配管類Pの固定を完了することができ
る。
(効果) 従つて本考案によれば1本の締結ねじ6で固定
具自体の支持部材7への取付けと配管類Pの固定
の2つの作業が完了するので取扱いが非常にし易
い効果を奏し、また部品点数も少なく、略コ字型
本体2の係止部1,1の係止が可能であれば、任
意の支持部材7へ実施できるという実用上顕著な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る配管類の固定具の1実施例
を示すもので、第1図は斜視図、第2図は配管類
の保持状態を示す断面図、第3図は同様の一部切
欠正面図である。 P……配管類、1……係止部、2……本体、3
……固定部材、4……めねじ部、5……保持片、
6……締結ねじ、7……支持部材、11……孔、
13……先端部、14……長孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所要の強度を有する梁状の支持部材7へ取付け
    られる本体2を有し、該本体に一体的に設けられ
    た固定部材3に配管類Pを保持させ、さらにねじ
    締めにより固定する構造を備えた配管類の固定具
    に於て、 前記本体2は、支持部材7の両側に係止する係
    止部1,1を両端に備えた断面略コ字形に形成さ
    れており、 前記固定部材3は、本体2の一側から他側へ向
    い、他側にて配管類Pを囲繞するようにして保持
    し、本体2の一側へもどる帯状の保持片5を備
    え、該保持片5の先端部13に形成された長孔1
    4から挿込まれ、本体2に形成された孔11を経
    て、先端が前記支持部材7に当接する間にて固定
    部材3と螺合する締結ねじ6により、配管類Pの
    固定と、本体2の支持部材7への固定とが行なわ
    れるように構成された配管類の固定具。
JP1987036364U 1987-03-11 1987-03-11 Expired JPH0317104Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987036364U JPH0317104Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63142491U JPS63142491U (ja) 1988-09-20
JPH0317104Y2 true JPH0317104Y2 (ja) 1991-04-11

Family

ID=30846699

Family Applications (1)

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JP1987036364U Expired JPH0317104Y2 (ja) 1987-03-11 1987-03-11

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JP (1) JPH0317104Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50113895U (ja) * 1974-02-27 1975-09-17
JPS57172984U (ja) * 1981-04-27 1982-10-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63142491U (ja) 1988-09-20

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