JPH03169539A - スラストワッシャの製造法 - Google Patents
スラストワッシャの製造法Info
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- JPH03169539A JPH03169539A JP31005889A JP31005889A JPH03169539A JP H03169539 A JPH03169539 A JP H03169539A JP 31005889 A JP31005889 A JP 31005889A JP 31005889 A JP31005889 A JP 31005889A JP H03169539 A JPH03169539 A JP H03169539A
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Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、樹脂製のスラストワッシャの製造法に関する
。
。
従来の技jネテ
樹脂製のスラストワッシャは、トランスξツシッンのリ
テーナとミッションケースとの間に、摺動材として用い
られるために、摺動特性と寸法精度、強度が要求される
。通常、アスベスト紙や綿布を基材とし、これら長尺の
基材を移送しながら、これにフェノール樹脂ワニスを連
続塗工し、乾燥して得たブリプレグを製品形状に打抜き
、これを所定枚数(20〜50枚)重ねて、加熱加工戊
形することが行なわれている。
テーナとミッションケースとの間に、摺動材として用い
られるために、摺動特性と寸法精度、強度が要求される
。通常、アスベスト紙や綿布を基材とし、これら長尺の
基材を移送しながら、これにフェノール樹脂ワニスを連
続塗工し、乾燥して得たブリプレグを製品形状に打抜き
、これを所定枚数(20〜50枚)重ねて、加熱加工戊
形することが行なわれている。
ところで、前記プリプレグには、塗工時の歪が残留して
いる。これは、長尺の基材を、これにテンションをかけ
ながら移送し、フェノール樹脂ワニスを塗工、乾燥する
ために生じる応力である。この歪は、スラストワッシャ
の成形後まで残り、寸法精度、持に反りが大きくなる原
因となっている。トランスミッションへの組込み後は、
熱、湿気、油分の影響により、更に反りが拡大し、スラ
ストワッシャの異常摩耗、クランク割れ等が発生する。
いる。これは、長尺の基材を、これにテンションをかけ
ながら移送し、フェノール樹脂ワニスを塗工、乾燥する
ために生じる応力である。この歪は、スラストワッシャ
の成形後まで残り、寸法精度、持に反りが大きくなる原
因となっている。トランスミッションへの組込み後は、
熱、湿気、油分の影響により、更に反りが拡大し、スラ
ストワッシャの異常摩耗、クランク割れ等が発生する。
スラストワッシャの反りを抑制するためには、製造形状
に打抜いたプリプレグを所定枚数重ねるときに、基材の
縦・横方向、表裏面を変えて積み重ね、各プリプレグに
残っている歪を互いに打ち消すようにしてやればよい。
に打抜いたプリプレグを所定枚数重ねるときに、基材の
縦・横方向、表裏面を変えて積み重ね、各プリプレグに
残っている歪を互いに打ち消すようにしてやればよい。
このような観点から、製品形状に打抜いた多数のプリプ
レグをランダムに混ぜ合せ、これを所定枚数重ねて加熱
加圧或形することが行なわれている。
レグをランダムに混ぜ合せ、これを所定枚数重ねて加熱
加圧或形することが行なわれている。
発明が解決しようとする課題
しかし、ランダムに混ぜ合せた製品形状のプリプレグを
一枚一枚揃えて積み重ねる作業には、多大な工数を要す
る。本発明の課題は、基材の縦・横方向、表裏面を変え
てプリプレグを積み重ねる工数を低減し、樹脂製のスラ
ストヮンシャを効率よく製造することである。
一枚一枚揃えて積み重ねる作業には、多大な工数を要す
る。本発明の課題は、基材の縦・横方向、表裏面を変え
てプリプレグを積み重ねる工数を低減し、樹脂製のスラ
ストヮンシャを効率よく製造することである。
課題を解決するための手段
本発明に係るスラストワッシャの製造は、シート状の基
材に熱硬化性樹脂ワニスを塗工、乾燥して得たワークサ
イズのプリプレグを、縦・横方向、表・裏を変えて所定
枚数積み重ねる。
材に熱硬化性樹脂ワニスを塗工、乾燥して得たワークサ
イズのプリプレグを、縦・横方向、表・裏を変えて所定
枚数積み重ねる。
ここから、所定のスラストワンシャ形状に多数個を打抜
き、打抜き時の圧力で、重ねて打抜いたプリプレグをそ
れぞれ一体化する。そして、この一体化されたプリプレ
グを加熱加圧成形するものである。
き、打抜き時の圧力で、重ねて打抜いたプリプレグをそ
れぞれ一体化する。そして、この一体化されたプリプレ
グを加熱加圧成形するものである。
作用
本発明に係る方法では、スラストワッシャ形状に打抜か
れた個々のプリプレグを一枚一枚重ねるのではなく、ワ
ークサイズのプリプレグの状態のときに、基材の縦・横
方向、表・裏面を変えて重ねておく。そして、そこから
多数個をスラストワッシャ形状に打抜いたときに、それ
ぞれがその圧力で仮に一体化される。従って、個々のス
ラストワ・ンシセ毎にプリプレグを積み重ねる必要はな
く、その工数が大幅に低減される。
れた個々のプリプレグを一枚一枚重ねるのではなく、ワ
ークサイズのプリプレグの状態のときに、基材の縦・横
方向、表・裏面を変えて重ねておく。そして、そこから
多数個をスラストワッシャ形状に打抜いたときに、それ
ぞれがその圧力で仮に一体化される。従って、個々のス
ラストワ・ンシセ毎にプリプレグを積み重ねる必要はな
く、その工数が大幅に低減される。
実施例
所定枚数積み重ねたプリプレグを、スラストワッシャ形
状に打抜いたとき、その打抜き時の圧力で一体化するた
めには、シート状基材に熱硬化性樹脂ワニスを塗工、乾
燥するとき、乾燥工程で残留揮発分の量を適宜調整すれ
ばよい。
状に打抜いたとき、その打抜き時の圧力で一体化するた
めには、シート状基材に熱硬化性樹脂ワニスを塗工、乾
燥するとき、乾燥工程で残留揮発分の量を適宜調整すれ
ばよい。
アスベスト紙に、フェノール樹脂フェスを樹脂量35重
量%となるように塗工、乾燥した。樹脂或分中に残って
いる揮発分は、6〜9重量%に調整した。これを100
0 X 1000mmに裁断したブリプレグ1を基材の
縦・横方向と表・裏面を変えながら20枚重ねた(第1
図(a))。
量%となるように塗工、乾燥した。樹脂或分中に残って
いる揮発分は、6〜9重量%に調整した。これを100
0 X 1000mmに裁断したブリプレグ1を基材の
縦・横方向と表・裏面を変えながら20枚重ねた(第1
図(a))。
この重ねたプリプレグを、スラストワッシャの形状に多
数打抜き加工した。打抜いたプリプレグは、第1図(ロ
)に示すように、打抜き時の圧力で重ねたブリプレグが
一体化されている。この一体化されたプリプレグは取扱
い易く、金型に装填して加熱加圧成形により、2.4m
m厚のスラストワッシャを得た。
数打抜き加工した。打抜いたプリプレグは、第1図(ロ
)に示すように、打抜き時の圧力で重ねたブリプレグが
一体化されている。この一体化されたプリプレグは取扱
い易く、金型に装填して加熱加圧成形により、2.4m
m厚のスラストワッシャを得た。
基材として綿布(細布)を用いたときには、樹脂量55
重量%、樹脂戊分中に残っている揮発分7〜10重量%
に調整して、同様にスラストワッシャを或形した。
重量%、樹脂戊分中に残っている揮発分7〜10重量%
に調整して、同様にスラストワッシャを或形した。
発明の効果
上述のように本発明に係る方法によれば、スラストワッ
シャの反りを抑制するために、基材の縦・横方向、表・
裏面を変えて、スラストヮッシャ形状に打抜いたプリプ
レグを積み重ねて成形する方法において、所定のスラス
トヮッシャ形状に打抜き、これを所定枚数積み重ねたブ
リプレグを効率よく得ることができる。所定枚数積み重
ねたブリプレグは、一体化されているので取扱い易く、
成形に際して金型への装填が容易である。
シャの反りを抑制するために、基材の縦・横方向、表・
裏面を変えて、スラストヮッシャ形状に打抜いたプリプ
レグを積み重ねて成形する方法において、所定のスラス
トヮッシャ形状に打抜き、これを所定枚数積み重ねたブ
リプレグを効率よく得ることができる。所定枚数積み重
ねたブリプレグは、一体化されているので取扱い易く、
成形に際して金型への装填が容易である。
第1図は本発明に係る方法において、スラストワッシャ
形状に打抜いて所定枚数積み重ねたプリプレグを得る工
程を示す説明図である。 1はプリプレグ
形状に打抜いて所定枚数積み重ねたプリプレグを得る工
程を示す説明図である。 1はプリプレグ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、シート状の基材に熱硬化性樹脂ワニスを塗工、乾燥
して得たワークサイズのプリプレグを、基材の縦・横方
向、表・裏面を変えて所定枚数積み重ねる工程、 前記積み重ねたプリプレグから所定のスラストワッシャ
形状に多数個を打抜き加工し、打抜き時の圧力で重ねて
打抜いたプリプレグを一体化する工程、 前記一体化したプリプレグを加熱加圧成形する工程、 を経ることを特徴とするスラストワッシャの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31005889A JPH0720681B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | スラストワッシャの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31005889A JPH0720681B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | スラストワッシャの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03169539A true JPH03169539A (ja) | 1991-07-23 |
JPH0720681B2 JPH0720681B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=18000660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31005889A Expired - Lifetime JPH0720681B2 (ja) | 1989-11-29 | 1989-11-29 | スラストワッシャの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720681B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9593713B2 (en) | 2013-04-25 | 2017-03-14 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Thrust washer including wet friction material with resin coated surface |
-
1989
- 1989-11-29 JP JP31005889A patent/JPH0720681B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0720681B2 (ja) | 1995-03-08 |
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