JPH03169469A - 金型の型締装置 - Google Patents

金型の型締装置

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JPH03169469A
JPH03169469A JP31218389A JP31218389A JPH03169469A JP H03169469 A JPH03169469 A JP H03169469A JP 31218389 A JP31218389 A JP 31218389A JP 31218389 A JP31218389 A JP 31218389A JP H03169469 A JPH03169469 A JP H03169469A
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pressure
hydraulic
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die
movable die
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JP31218389A
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Inventor
Norihisa Okada
岡田 徳久
Keiji Fukuyoshi
福吉 啓司
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は樹脂製品成形用の射出戊形機やダイカストマシ
ン等の成形機に用いられる金型の型締装置に係り、特に
可動型を低速、低圧にて型締作動させるための型締装置
に関する。
[従来の技術] この種の金型の型締装置には油圧シリンダを動力源とす
るトグル機構が多く用いられている。この油圧シリンダ
には、油圧配管を介して油圧ポンプから油圧が供給され
る。この油圧ポンプの近傍には油圧制御弁が設けられて
おり、第3図の如く可動型が固定型に対し型合せされる
直前時において油圧シリンダへの供給油圧を低下させ、
可動型が低速度及び低圧力にて固定型に当接するよう制
御される。このように型合せ時に圧力を低下させるのは
、可動型と固定型との間に異物が介在していた場合の金
型の損壊を防止するためである。
[発明が解決しようとする課題コ 従来の金型の型締装置においては、油圧制御弁が油圧ポ
ンプの近傍にのみ設けられており、型合せ時の圧力が十
分には低くなっていなかった。この理由は次の通りであ
る。即ち、油圧ポンプから吐出される作動油の油圧は、
該油圧ポンプ近傍の油圧制御弁にて減圧された後、型締
用油圧シリンダと共にそれ以外の各種油圧機器に供給さ
れる。
このため、該油圧制御弁で油圧を大幅に低下させると、
型締用油圧シリンダ以外の油圧機器、例えば、製品押出
装置、複数個の中子装置、金型クランブ装置、タイバー
ナット開閉装置、ダイハイト調整装置、射出装置側のス
クリュ往復動装置、スクリ二回転装置、金型へのノズル
タッチ装置、その他の装置等の油圧アクチュエータへの
供給油圧が過度に低下し、これら機器の作動に支障が生
じてしまうのである。
このようなことから、従来の金型の型締装置社あっては
型合せ時の圧力が十分には小さくならず、可動型と固定
型との間に異物が介在することにより金型が損壊するお
それがあった。
[課題を解決するための手段] 本発明の金型の型締装置は、可動型を型締作動させる油
圧シリンダに油圧配管を介して油圧を供給する油圧ポン
プを有する金型の型締装置において、前記油圧ポンプの
近傍と前記油圧シリンダの近傍とにそれぞれ油圧制御装
置を設けたことを特徴とするものである。
[作用] かかる本発明の金型の型締装置によると、型締時に可動
型が十分に低い圧力で型合せされるようになる。従って
、可動型と固定型との間に異物が介在した場合には可動
型が停止するようになり、金型の損壊が確実に防止され
るようになる。
[実施例] 第1図は実施例装置の油圧回路図であり、油圧ポンプ1
0からの油圧は配管12、切換弁(クローズドセンタ型
の両端ソレノイドばねオフセット形4ボート3位置切換
弁)14及び配管16、18を介して複動形シリンダ2
0に供給される。
配管12のうちポンプ10の近傍からは配管22が分岐
しており、チェック弁24、リリーフ弁26を介してタ
ンク28に連通している。該リリーフ弁26のベントボ
ートは配管30及びリリーフ弁(本実施例では比例電磁
式リリーフ弁)32を介してタンク28に連通している
前記配管16からは配管36が分岐しており、リリーフ
弁38を介してタンク28に連通している。リリーフ弁
38のベントボートは配管40,切換弁(単一ソレノイ
ドばねオフセット形2ボート2位置切換弁)42及びリ
リーフ弁44を介してタンク28に連通している。
前記ポンプ10の近傍部分において配管12から配管4
6が分岐しており、図示しない各種油圧機器、例えば、
製品押出装置、複数個の中子装置、金型クランブ装置、
タイバーナット開閉装置、ダイハイト調整装置、射出装
置側のスクリュ往復勤装置、スクリュ回転装置、金型へ
のノズルタッチ装置、その他の装置等の油圧アクチュエ
ータに油圧を供給するよう構成されている。
本実施例では各種リリーフ弁の設定圧は次のようにとら
れている。もちろん、以下の設定圧は一例にすぎないも
のであって、本発明はそれら以外の設定圧としても良い
ことは明白である。
リリーフ弁26    165kg/crn’リリーフ
弁3 2     2 0 k g / c m’(ソ
レノイドによる設定圧) リリーフ弁38    165kg/cm’リリーフ弁
4 4      5 k g / c m’かかる構
成の油圧回路において、ピストン20aを前進させると
きには、まずリリーフ弁32のソレノイド32aを消磁
すると共に、切換弁42のソレノイド42aを消磁した
後、切換弁14のソレノイド14aをwJ磁する。そう
すると、切換弁14にあってはポートがAとP%BとT
の接続となり、ポンプ10からの油圧はシリンダ20の
ヘッドエンド側に供給され、ピストン21はリリーフ弁
26、38の設定圧力165k g / c rn’よ
りも小さい圧力、例えば、100k g / c rd
程度の前進圧にて前進される。そして、可動型50はト
グル機構(図示略)を介して移動され、固定型52に対
し急、速に接近する。
可動型50が固定型に対し所定距離まで近接した時点で
設定圧が2 0 k g / c rn’となるように
、ソレノイド32aが励磁される。これにより、リリー
フ弁26の設定圧が2 0 k g / c m’に変
更され、配管12を経てシリンダ20に送られる油圧が
2 0 k g / c rdまで低下され、可動型5
0が中速度で固定型52に近接するようになる。
この2 0 k g / c rdの圧力は、分岐配管
46カ)ら油圧の供給を受ける各種油圧機器の作動には
+分に高い圧力とされているので、各種油圧機器は正常
に作動する。
可動型50が固定型52にさらに近接すると、ソレノイ
ド42aが励磁される。そうすると、ソレノイド38の
設定圧は5 k g/ c rn”に変更されることに
なり、ピストン21は低い圧力にてゆっくりと前進し、
可動型50が低速かつ低圧力にて固定型52に当接する
まで前進される。
従って、この低速前進工程において可動型50と固定型
52との間に異物が存在していると、可動型50はそれ
以上前進せず、その地点で停止する。このため、型締が
なされず、異物の発見、除去を行なえる。また、異物が
介在したまま可動型50が固定型52に強力に押圧され
ることもないから、金型の損壊も防止される。
異物の介在等がなく、可動型50が正常に固定型52に
型合せされた後は、ソレノイド32a542aを消磁し
、ピストン20aに対してリリーフ弁26、38の設定
圧力165kg/am’の油圧をかけて強力に型締し、
射出成形操作に移行する。なお、この射出成形操作中に
はソレノイド14aを消磁してオフセット状態とし、ピ
ストン20内の残圧により型締圧力を得るようにしても
良い。
第2図は上記の工程におけるシリンダ20内の圧力変化
図である。
型開時にはソレノイド14bを励磁させ、切換弁14の
ポートをAとT% BとPとの接続とする。これにより
、165kg/Cm”の油圧がシリンダ20のロッドエ
ンド側に供給され、可動型50が固定型52から離反さ
れる。
上記実施例ではリリーフ弁38のベント回路に2ポート
2位置切換弁42が用いられているが、本発明ではこの
リリーフ弁38の回路は第4図の如く4ボート2位置切
換弁を用いたものなど、他の回路を用いても良いことは
明らかである。第4図において、単一ソレノイドばねオ
フセット形4ボート2位置切換弁60のPボートはリリ
ーフ弁38のベントボートに直接接続されており、Aボ
ートはリリーフ弁62を介してリリーフ弁38のベント
ボートに接続されている。切換弁60のTボートはタン
ク28に連通されている。また、切換弁60のBポート
はブロックされている。図示のソレノイド60aの消磁
状態にあっては、リリーフ弁62はその圧力設定作用は
行わないので、リリーフ弁38のベントポート圧は低下
せず、リリーフ弁38の設定圧は165kg/cm”の
ままである。ソレノイド60aが励磁されると、切換弁
60のAボートとTボートとが連通され、タンク28に
連通されるので、リリーフ弁38の設定圧がリリーフ弁
62の設定圧(例えば5 k g / c rn” )
に切り換わる。
また、リリーフ弁44と切換弁42や、リリーフ弁62
と切換弁60の代りに、前記したような比例電磁式リリ
ーフ弁32と同様なものを用いることもできる。
[効果] 以上の通り、本発明の金型の型締装置によると可動型を
型締方向に移動させるに際し、型締時の前進圧を中、小
の2段で低下させ、かつ、型締直前時の前進圧を著しく
低くすることにより、異物噛込に起因した金型の損壊を
防止できる。この著しい油圧低下は型締用油圧シリンダ
の近傍の油圧回路においてのみ行なわれるものであり、
かつ、型締時の前進圧を中、小の2段で低下させる作用
ニヨって行わせ得るようになっているので、型M直前時
の前進圧を著しく低下させても、油圧ポンプ近傍の中圧
設定作用によって、油圧ポンプからは型締装置以外の種
々の各種機器、例えば、製品押出装置、複数個の中子装
置、金型クランプ装置、タイバーナット開閉装置、ダイ
ハイト調整装置、射出装置側のスクリュ往復動装置、ス
クリュ回転装置、金型へのノズルタッチ装置、その他の
装置等の油圧アクチュエータに正常作動可能な油圧が供
給される。なお、上記の著しく低い油圧低下は型締の直
前になったときに行なわれるものであり、型締に要する
時間は殆ど増加しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例装置の油圧回路図、第2図は実施例に係
る油圧変化図、第3図は従来例に係る油圧変化図、第4
図は別の実施例装置の要部油圧回路図である。 10・・・ポンプ、 20・・・シリンダ、 14,42.60・・・切換弁、 26.38,44.62・・・リリーフ弁、32・・・
比例電磁式リリーフ弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 可動型を型締作動させる油圧シリンダに油圧配管を介し
    て油圧を供給する油圧ポンプを有する金型の型締装置に
    おいて、前記油圧ポンプの近傍と前記油圧シリンダの近
    傍とにそれぞれ油圧制御装置を設けたことを特徴とする
    金型の型締装置。
JP1312183A 1989-11-30 1989-11-30 金型の型締装置 Expired - Lifetime JPH0811286B2 (ja)

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JPH0811286B2 JPH0811286B2 (ja) 1996-02-07

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5968656U (ja) * 1982-10-26 1984-05-09 宇部興産株式会社 成形機用型締装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5968656U (ja) * 1982-10-26 1984-05-09 宇部興産株式会社 成形機用型締装置

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