JPH03169447A - 円筒体の歯形成形装置 - Google Patents
円筒体の歯形成形装置Info
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- JPH03169447A JPH03169447A JP30978389A JP30978389A JPH03169447A JP H03169447 A JPH03169447 A JP H03169447A JP 30978389 A JP30978389 A JP 30978389A JP 30978389 A JP30978389 A JP 30978389A JP H03169447 A JPH03169447 A JP H03169447A
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Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は円筒体の歯形成形装置に関するものである。
(従来の技術)
従来より、円筒体の外周壁に歯形を成形する方法として
、例えば、特開昭57−56131号公報に開示される
ように、円筒体の内側と外側にそれぞれダイスを配置し
、これら一対のダイスをその間に円筒体周壁を挟んだ状
態で抑圧且つ回転させて歯形を成形する耘造加工方法が
知られている。
、例えば、特開昭57−56131号公報に開示される
ように、円筒体の内側と外側にそれぞれダイスを配置し
、これら一対のダイスをその間に円筒体周壁を挟んだ状
態で抑圧且つ回転させて歯形を成形する耘造加工方法が
知られている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、このように転造加工によって円筒体の外周壁
に歯形を成形する場合、成形割れ等を防止してその加工
性を高めるという意味から、加工素材である円筒体に適
当な延性を付与することが望まれる。
に歯形を成形する場合、成形割れ等を防止してその加工
性を高めるという意味から、加工素材である円筒体に適
当な延性を付与することが望まれる。
このように円筒体に延性を与える一つの方法として、該
円筒体を適度に加熱した状態で転造加工を行う熱間転遣
が考えられる。
円筒体を適度に加熱した状態で転造加工を行う熱間転遣
が考えられる。
また、この場合における円筒体の加熱方法としては加熱
炉を使用する方法と高周波コイルを用いる高周波誘導加
熱方法等があるが、前者の加熱炉方式のものは加熱に長
時間を要するため、作業性という点を考慮すれば後者の
高周波誘導加熱方式の方が好適であるといえる。
炉を使用する方法と高周波コイルを用いる高周波誘導加
熱方法等があるが、前者の加熱炉方式のものは加熱に長
時間を要するため、作業性という点を考慮すれば後者の
高周波誘導加熱方式の方が好適であるといえる。
ところが、この高周波誘導加熱方式は、披加熱体である
円筒体が鉄系材で構威されている場合には有効であるが
、これが例えば、アルミ合金等の軽合金で構成されてい
る場合には、その透磁率が小さく誘導電流が少ないため
に加熱効率が極端に悪く、現実的に適用できないもので
ある。
円筒体が鉄系材で構威されている場合には有効であるが
、これが例えば、アルミ合金等の軽合金で構成されてい
る場合には、その透磁率が小さく誘導電流が少ないため
に加熱効率が極端に悪く、現実的に適用できないもので
ある。
このような高周波コイルによる直接的誘導加熱方式の適
用が困難な場合の対策としては、間接的誘導加熱方式が
知られている。この間接的誘導加熱方式を転造加工され
る上記円筒体の加熱に適用する場合には、通常鉄系材に
よって描成され該円筒体の内側に嵌押配置されるダイス
を高周波コイルによって誘導加熱し、加熱されたこのダ
イスを介して熱伝達により円筒体を加熱するのが一般的
である。
用が困難な場合の対策としては、間接的誘導加熱方式が
知られている。この間接的誘導加熱方式を転造加工され
る上記円筒体の加熱に適用する場合には、通常鉄系材に
よって描成され該円筒体の内側に嵌押配置されるダイス
を高周波コイルによって誘導加熱し、加熱されたこのダ
イスを介して熱伝達により円筒体を加熱するのが一般的
である。
しかし、このようにダイスを加熱する方法は、該ダイス
の寿命の低下を招くため、好ましい方法とは言い難い。
の寿命の低下を招くため、好ましい方法とは言い難い。
そこで本発明では、軽合金製の円筒体を加熱してこれに
歯形を成形するに際して、該円筒体を何等専用の装置を
設けることなくまたダイスの耐久性の低下を招くことな
くしかもよりタイムリーに加熱してこれを転造加工し得
るようにした円筒体の歯形成形装置を提供せんとするも
のである。
歯形を成形するに際して、該円筒体を何等専用の装置を
設けることなくまたダイスの耐久性の低下を招くことな
くしかもよりタイムリーに加熱してこれを転造加工し得
るようにした円筒体の歯形成形装置を提供せんとするも
のである。
(課題を解決するための手段)
本発明ではかかる課題を解決する手段として、軽金属製
の円筒体の周壁に対してダイスを用いた転造加工によっ
て歯形を戚形する円筒体の歯形成形装置において、上記
円筒体をその外周側から把持して上記ダイスに供給する
チャックユニットの各チャック片を鉄系材によって構成
するとともに上記円筒体の把持状態においてはこれら各
チャック片によって上記円筒体の外周をほぼ覆い得る如
くし、さらに上記各チャック片の外周側に高周波コイル
を配置したことを特徴としている。
の円筒体の周壁に対してダイスを用いた転造加工によっ
て歯形を戚形する円筒体の歯形成形装置において、上記
円筒体をその外周側から把持して上記ダイスに供給する
チャックユニットの各チャック片を鉄系材によって構成
するとともに上記円筒体の把持状態においてはこれら各
チャック片によって上記円筒体の外周をほぼ覆い得る如
くし、さらに上記各チャック片の外周側に高周波コイル
を配置したことを特徴としている。
(作用)
本発明ではこのような構成であるから、■円筒体をチャ
ックユニットの各チャック片によって把持した状態で高
周波コイルに通電することによって、先ず上記各チャッ
ク片が誘導加熱によって加熱され、この加熱された該各
チャック片を介して熱伝達によって上記円筒体が加熱さ
れる、■円筒体が、これをダイスに供給するチャックユ
ニットの各チャック片によって把持した状態で加熱され
るものであり、例えば、該円筒体を別設置の加熱炉で加
熱してこれを転造装置のダイス側に供給する場合に比し
て加熱からダイスへのtl(給までの時間がより短縮さ
れる、 等の作用が得られる。
ックユニットの各チャック片によって把持した状態で高
周波コイルに通電することによって、先ず上記各チャッ
ク片が誘導加熱によって加熱され、この加熱された該各
チャック片を介して熱伝達によって上記円筒体が加熱さ
れる、■円筒体が、これをダイスに供給するチャックユ
ニットの各チャック片によって把持した状態で加熱され
るものであり、例えば、該円筒体を別設置の加熱炉で加
熱してこれを転造装置のダイス側に供給する場合に比し
て加熱からダイスへのtl(給までの時間がより短縮さ
れる、 等の作用が得られる。
(発明の効果)
従って、本発明の円筒体の歯形成形装置によれば、
■円筒体に転造加工を施す場合、これに先だって該円筒
体が適度に加熱されその延性が高められているため、転
造加工によって円筒体に成形割れが生じることが未然に
且つ確実に防止され、製品の信頼性が向上する、 ■チャックユニットの各チャック片を介して熱伝達によ
り円筒体を加熱するものであるため、専用の熱伝達用部
材を設ける必要がなく装置の簡略化が図れる、 ■ダイスを加熱することなく円筒体の加熱を行うことが
できるため、該ダイスの熱劣化が防止されその耐久性が
向上する。
体が適度に加熱されその延性が高められているため、転
造加工によって円筒体に成形割れが生じることが未然に
且つ確実に防止され、製品の信頼性が向上する、 ■チャックユニットの各チャック片を介して熱伝達によ
り円筒体を加熱するものであるため、専用の熱伝達用部
材を設ける必要がなく装置の簡略化が図れる、 ■ダイスを加熱することなく円筒体の加熱を行うことが
できるため、該ダイスの熱劣化が防止されその耐久性が
向上する。
■円筒体をダイスに供給する直前に加熱するものである
ため、該円筒体をよりタイムリーに加熱することができ
、該円筒体の適性な延性の保持が可能になる、 等の効果が得られる。
ため、該円筒体をよりタイムリーに加熱することができ
、該円筒体の適性な延性の保持が可能になる、 等の効果が得られる。
(実施例)
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を説明
する。
する。
第I図には本発明の実施例にかかる円筒体の歯形戚形装
置Zが示されている。この歯形成形装置Zは、第3図に
示すように、周壁1aと底面1bとからなり且つ該底面
1bに貫通穴!Cを形成したアルミ合金製の円筒体lを
ワークとし、この円筒体lの内側にダイス3を嵌挿する
とともに、該円筒体lの周壁1aの外側に左右一対の転
造ローラ4,4を配置し、この各転造ローラ4.4を該
円筒体lの周壁1a側に押し付けてこれを回転させるこ
とによって該各転造ローラ4,4と上記ダイス3との協
動作用によって該周壁1aに所定仕様の歯形を形成して
成形品2を製造するためのものである。そして、この実
施例のものにおいては、この転造加工に際して、該円筒
体lの延性を向上させてその加工性及び製品の信頼性を
高めるために、転造加工に先だって該円筒体lを高周波
誘導加熱によって所定温度に加熱するようにしている。
置Zが示されている。この歯形成形装置Zは、第3図に
示すように、周壁1aと底面1bとからなり且つ該底面
1bに貫通穴!Cを形成したアルミ合金製の円筒体lを
ワークとし、この円筒体lの内側にダイス3を嵌挿する
とともに、該円筒体lの周壁1aの外側に左右一対の転
造ローラ4,4を配置し、この各転造ローラ4.4を該
円筒体lの周壁1a側に押し付けてこれを回転させるこ
とによって該各転造ローラ4,4と上記ダイス3との協
動作用によって該周壁1aに所定仕様の歯形を形成して
成形品2を製造するためのものである。そして、この実
施例のものにおいては、この転造加工に際して、該円筒
体lの延性を向上させてその加工性及び製品の信頼性を
高めるために、転造加工に先だって該円筒体lを高周波
誘導加熱によって所定温度に加熱するようにしている。
以下、この加熱装置も含んだ歯形成形装置Zの全体構成
を第1図を参照して説明する。
を第1図を参照して説明する。
第1図において、上記ダイス3はダイス駆動用シリンダ
13のロッドl4の中間部に回転可能に取り付けられて
いる。そして、このダイス3は、上記ダイス駆動用シリ
ンダl3の伸縮動に伴って同図に実線図示する成形位置
と!1線図示する待機位置との間でその軸方向(矢印G
一ト【方向)に移動し得るようになっている。
13のロッドl4の中間部に回転可能に取り付けられて
いる。そして、このダイス3は、上記ダイス駆動用シリ
ンダl3の伸縮動に伴って同図に実線図示する成形位置
と!1線図示する待機位置との間でその軸方向(矢印G
一ト【方向)に移動し得るようになっている。
一方、上記左右一対の転造ローラ4.4は、それぞれロ
ーラ支持フレーム17に回転自在に支承されたローラ支
持軸16に、成形位置にある上記ダイス3と径方向に対
応するようにして固定されている。そして、この各転造
ローラ4.4は、上記ローラ支持フレームl7をローラ
駆動用シリンダl8によってその径方向(矢印K−J方
向)に移動させることによって、同図に実線図示する待
機位置と鎖線図示する成形位置との間で移動可能となっ
ている。
ーラ支持フレーム17に回転自在に支承されたローラ支
持軸16に、成形位置にある上記ダイス3と径方向に対
応するようにして固定されている。そして、この各転造
ローラ4.4は、上記ローラ支持フレームl7をローラ
駆動用シリンダl8によってその径方向(矢印K−J方
向)に移動させることによって、同図に実線図示する待
機位置と鎖線図示する成形位置との間で移動可能となっ
ている。
尚、この各転造ローラ4,4は、ローラ支持軸16の軸
瑞部に設けたウ矛一ムホイール20及びこれに噛合する
ウオーム19を介してモータ22により相互に逆方向(
矢印M方向と矢印し方向)に同期して回転せしめられる
。尚、符号2lは位相調整継手である。
瑞部に設けたウ矛一ムホイール20及びこれに噛合する
ウオーム19を介してモータ22により相互に逆方向(
矢印M方向と矢印し方向)に同期して回転せしめられる
。尚、符号2lは位相調整継手である。
さらに、上記ダイス3の同軸状位置には、後述のチャッ
クユニット6が配置されている。このチャックユニット
6は、第l図及び第2図に示すように、その先端部を円
弧板状のチャック片7とし、また下端部をカム部8とし
た3本の杆部材9.と、該各杆部材9 ,9 .9を同
期して開閉駆動するためのチャック駆動用シリンダ10
とで構成されている。そして、この実施例においては本
発明゛を適用して、該各杆部材9 ,9 .9を鉄系材
で構成している(尚、本発明の池の実施例においてはチ
ャック片? .7 .7のみを鉄系材で構戊することも
可能である)。
クユニット6が配置されている。このチャックユニット
6は、第l図及び第2図に示すように、その先端部を円
弧板状のチャック片7とし、また下端部をカム部8とし
た3本の杆部材9.と、該各杆部材9 ,9 .9を同
期して開閉駆動するためのチャック駆動用シリンダ10
とで構成されている。そして、この実施例においては本
発明゛を適用して、該各杆部材9 ,9 .9を鉄系材
で構成している(尚、本発明の池の実施例においてはチ
ャック片? .7 .7のみを鉄系材で構戊することも
可能である)。
このチャックユニット6は、上記チャック駆動用シリン
ダIOが上下方向(矢印C − D方向)に移動するこ
とによって該チャック駆動用シリンダlOのロッド端に
設けた略円錐状の係合郎10aが上記各杆部材9 ,9
.9のカム部8と係脱し、各チ→ック片7 .7 .
7をその径方向(矢印A−B方向)に移させて上記円
筒体1の周壁1aを把持あるいは把持解除するように構
成されている。また、この各チャック片7 .7 .7
は、第2図に示すように、円筒体lの把持状態において
はこれらによって該円筒体lの周壁1aのほぼ全周を覆
い得るようにその寸法・形状が設定されている。
ダIOが上下方向(矢印C − D方向)に移動するこ
とによって該チャック駆動用シリンダlOのロッド端に
設けた略円錐状の係合郎10aが上記各杆部材9 ,9
.9のカム部8と係脱し、各チ→ック片7 .7 .
7をその径方向(矢印A−B方向)に移させて上記円
筒体1の周壁1aを把持あるいは把持解除するように構
成されている。また、この各チャック片7 .7 .7
は、第2図に示すように、円筒体lの把持状態において
はこれらによって該円筒体lの周壁1aのほぼ全周を覆
い得るようにその寸法・形状が設定されている。
さらに、このチャックユニット6の各チャック片7 ,
7 .7の外周側には、第1図及び第2図に示すように
、該各チャック片7,7.7の回りを取り囲むようにし
て上下三層に巻回された高周波コイル5が配置されてい
る。
7 .7の外周側には、第1図及び第2図に示すように
、該各チャック片7,7.7の回りを取り囲むようにし
て上下三層に巻回された高周波コイル5が配置されてい
る。
一方、上記チャックユニット6の内側で且つ上記ダイス
駆動用シリンダl3のロッド14に対向する位置には、
その内部を上記ロッドI4が嵌挿可能な嵌押穴12aと
したブッシャー12が配置されている。このプッシャー
12はプッシャー用シリンダ!■のロツドと一体化され
ており、該ブッシャー用シリンダl1により上下方向(
矢印E一F方向)に移動可能とされる。そして、該ブッ
シャ−12は、第1図に実線図示する下動位置において
はその上端面に載置された上記円筒体1を上記ヂャック
片7,7.7による把持億置に設定保持する一方、鎖線
図示する上動位置においては該円筒体lを成形位置に位
置設定されたダイス3にその下側から嵌合させ且つ保持
し得るようになっている。
駆動用シリンダl3のロッド14に対向する位置には、
その内部を上記ロッドI4が嵌挿可能な嵌押穴12aと
したブッシャー12が配置されている。このプッシャー
12はプッシャー用シリンダ!■のロツドと一体化され
ており、該ブッシャー用シリンダl1により上下方向(
矢印E一F方向)に移動可能とされる。そして、該ブッ
シャ−12は、第1図に実線図示する下動位置において
はその上端面に載置された上記円筒体1を上記ヂャック
片7,7.7による把持億置に設定保持する一方、鎖線
図示する上動位置においては該円筒体lを成形位置に位
置設定されたダイス3にその下側から嵌合させ且つ保持
し得るようになっている。
続いて、このように構成された歯形成形装置Zを使用し
て円筒体Iに転逍加工により歯形を成形してこれを成形
品2とする場合をその作業手順に従って説明する。
て円筒体Iに転逍加工により歯形を成形してこれを成形
品2とする場合をその作業手順に従って説明する。
先ず、ダイス3及び転造ローラ4,4をそれぞれを待機
位置に設定するとともに、ヂャックユニット6を把持解
除状態に設定する。そして、この状態で、下動位置にあ
るブッシャー12の上端面上に円筒体lを載置する。
位置に設定するとともに、ヂャックユニット6を把持解
除状態に設定する。そして、この状態で、下動位置にあ
るブッシャー12の上端面上に円筒体lを載置する。
次に、チャック駆動用シリンダ!0を作動させてチャッ
クユニット6の各ヂャック片7,7.7によって上記円
筒体lの周壁1a部分をその外側から把持し且つその芯
合せを行う。さらに、これに引き続いてダイス駆動用シ
リンダl3が作動し、ダイス3を戚形位置に位置設定す
るが、その時同時にロッド14の先端部14aが上記円
筒体lの貫通穴1cを通して上記プッシャ−12の嵌挿
穴12a内に嵌押されこれにより上記円筒体lの上記ヂ
ャックユニット6に体する芯合せがより確実ならしめら
れる。
クユニット6の各ヂャック片7,7.7によって上記円
筒体lの周壁1a部分をその外側から把持し且つその芯
合せを行う。さらに、これに引き続いてダイス駆動用シ
リンダl3が作動し、ダイス3を戚形位置に位置設定す
るが、その時同時にロッド14の先端部14aが上記円
筒体lの貫通穴1cを通して上記プッシャ−12の嵌挿
穴12a内に嵌押されこれにより上記円筒体lの上記ヂ
ャックユニット6に体する芯合せがより確実ならしめら
れる。
この状態で、高周波コイル5に通電する。すると、円筒
体lそのものは透磁率の悪いアルミ合金製であるために
該高周波コイル5による誘導加熱ではほとんど加熱され
ないが、該円筒体!を把持する各チャック片7,7.7
はこれが透磁率の良好な鉄系材で構成されているため、
該高周波コイル5により素早く誘導加熱されその温度が
高められる。
体lそのものは透磁率の悪いアルミ合金製であるために
該高周波コイル5による誘導加熱ではほとんど加熱され
ないが、該円筒体!を把持する各チャック片7,7.7
はこれが透磁率の良好な鉄系材で構成されているため、
該高周波コイル5により素早く誘導加熱されその温度が
高められる。
このように高周波コイル5により各チャック片7 ,7
.7が加熱されると、これに把持された円筒体1は、
該各ヂャック片7 ,7 .7からの熱伝達によって加
熱され、所定温度(所定の延性が確保できる温度)まで
昇温せしめられる。
.7が加熱されると、これに把持された円筒体1は、
該各ヂャック片7 ,7 .7からの熱伝達によって加
熱され、所定温度(所定の延性が確保できる温度)まで
昇温せしめられる。
円筒体lが所定温度まで加熱されると、次にチャック駆
動用シリンダ10が作動して各ヂャック片7 ,7 .
7による円筒体1の把持状態が解除されるとともに、プ
ッシャー用シリンダ11が作動しブッシャー12がその
下動位置から上動位置まで移動させ、該円筒体lを成形
位置にあるダイス3の外側に嵌挿せしめる。これで転造
加工の′前準備が完了する。
動用シリンダ10が作動して各ヂャック片7 ,7 .
7による円筒体1の把持状態が解除されるとともに、プ
ッシャー用シリンダ11が作動しブッシャー12がその
下動位置から上動位置まで移動させ、該円筒体lを成形
位置にあるダイス3の外側に嵌挿せしめる。これで転造
加工の′前準備が完了する。
前準備が完了すると、次にモータ22によって上記各転
造ローラ4.4が所定速度で同期回転せしめられるとと
もに、上記ローラ駆動用シリンダ18が作動して該各転
造ローラ4,4をその待機位置から成形位置側に押し出
し、これを上記円筒体lの周壁1aに対して押し付ける
。従って、円筒体lの周壁1aには、該各転造ローラ4
.4とこれに対して該周壁1aを挟んで対峙する上記ダ
イス3とによって所定の歯形が成形され、一つの成形品
2が得られる。
造ローラ4.4が所定速度で同期回転せしめられるとと
もに、上記ローラ駆動用シリンダ18が作動して該各転
造ローラ4,4をその待機位置から成形位置側に押し出
し、これを上記円筒体lの周壁1aに対して押し付ける
。従って、円筒体lの周壁1aには、該各転造ローラ4
.4とこれに対して該周壁1aを挟んで対峙する上記ダ
イス3とによって所定の歯形が成形され、一つの成形品
2が得られる。
このように、この実施例の歯形成形装置乙によれば、円
筒体lを把持するチャック片7,7.7を鉄系材で構威
してこれを高周波コイル5で誘導加熱するという簡単な
構戊によって、例え円筒体lが透磁率の悪いアクチュエ
ータアルミ合金製であっても素早く且つ確実にこれを所
定温度まで加熱してこれに十分な延性を付与することが
できるとともに、該円筒体lに対する加熱を転造加工の
直前に行うことができるものであり、これらの作用によ
り、何等専用の装置を設けることなくまたダイスの耐久
性の低下を沼くことなく円筒体lに転造加工によって容
易に歯形を成形することを可能とするものである。
筒体lを把持するチャック片7,7.7を鉄系材で構威
してこれを高周波コイル5で誘導加熱するという簡単な
構戊によって、例え円筒体lが透磁率の悪いアクチュエ
ータアルミ合金製であっても素早く且つ確実にこれを所
定温度まで加熱してこれに十分な延性を付与することが
できるとともに、該円筒体lに対する加熱を転造加工の
直前に行うことができるものであり、これらの作用によ
り、何等専用の装置を設けることなくまたダイスの耐久
性の低下を沼くことなく円筒体lに転造加工によって容
易に歯形を成形することを可能とするものである。
第1図は本発明の実施例にかかる歯形成形装置の全体シ
ステム図、第2図は第l図に示した高周波コイル部分の
拡大斜視図、第3図は円筒体に対ずる歯形成形の作業手
順説明図である。 !・・・円筒体 2・・・成形品 3・・・ダイス 4・・・転造ローラ 5・・・高周波コイル 6・・・チャックユニット 7・・・チャック片 12・・プッシャー l6・・ローラ支持軸 17・・ローラ支持フレーム 22・・モータ
ステム図、第2図は第l図に示した高周波コイル部分の
拡大斜視図、第3図は円筒体に対ずる歯形成形の作業手
順説明図である。 !・・・円筒体 2・・・成形品 3・・・ダイス 4・・・転造ローラ 5・・・高周波コイル 6・・・チャックユニット 7・・・チャック片 12・・プッシャー l6・・ローラ支持軸 17・・ローラ支持フレーム 22・・モータ
Claims (1)
- 1、軽金属製の円筒体の周壁に対してダイスを用いた転
造加工によって歯形を成形する円筒体の歯形成形装置で
あって、上記円筒体をその外周側から把持して上記ダイ
スに供給するチャックユニットの各チャック片を鉄系材
によって構成するとともに上記円筒体の把持状態におい
てはこれら各チャック片によって上記円筒体の外周をほ
ぼ覆い得る如くし、さらに上記各チャック片の外周側に
高周波コイルを配置したことを特徴とする円筒体の歯形
成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30978389A JPH03169447A (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 円筒体の歯形成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30978389A JPH03169447A (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 円筒体の歯形成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03169447A true JPH03169447A (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=17997193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30978389A Pending JPH03169447A (ja) | 1989-11-28 | 1989-11-28 | 円筒体の歯形成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03169447A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008062290A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Jatco Ltd | 冷間板金成形装置 |
CN105618646A (zh) * | 2016-01-26 | 2016-06-01 | 重庆大学 | 一种超声辅助齿轮轴向轧制成形装置 |
CN108453201A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-08-28 | 陈朕 | 一种高速磁吸式内外滚丝机 |
-
1989
- 1989-11-28 JP JP30978389A patent/JPH03169447A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008062290A (ja) * | 2006-09-11 | 2008-03-21 | Jatco Ltd | 冷間板金成形装置 |
JP4606395B2 (ja) * | 2006-09-11 | 2011-01-05 | ジヤトコ株式会社 | 冷間板金成形装置 |
CN105618646A (zh) * | 2016-01-26 | 2016-06-01 | 重庆大学 | 一种超声辅助齿轮轴向轧制成形装置 |
CN108453201A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-08-28 | 陈朕 | 一种高速磁吸式内外滚丝机 |
CN108453201B (zh) * | 2018-03-23 | 2019-10-01 | 江苏百仕得科技有限公司 | 一种高速磁吸式内外滚丝机 |
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