JPH03168953A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は磁気テープ上に記録された信号から特定部分を
検索し、該特定部分の検索結果を表示する機能を備えた
磁気記録再生装置に関する。

［従来の技術］ 再生信号の同期を取るための同期信号（以下、コントロ
ール借号と称する）を必要とする磁気記録再生装置にお
いて、予め記録された磁気テープの中から記録の開始点
など、特定の部分を捜す技術としては，特開昭６２−３
３３８８号公報に記載のよう｛・こコン１・口−ル信号
を記録するときにそのコン１・ロールイ４号の立上りエ
ッジと立下りエッジとのデューテイ比を変えることで頭
出しをするための情報信号ヒして記録し、再生時にはこ
の頭出しのための情報信号を検出し記録開始点を捜すよ
うにしたものがある。また、さらにこのデューテイ比の
異なる信号を組み合わせ符号化し、磁気テープ上の位置
を示すアドレスコードを記録しておけば、再生時には記
録開始点を検出するだけでなく，記録の順番などを示す
アドレス情報となる。

また，特開昭６２−１２４６４７号公報に記載のように
、録画した部分を誤って消去しないように録画している
ときの磁気テープの走行量を計るカウンタと再生するＬ
きの磁気テープの走行ｉを計るカウンタとを別々に持た
せ，記録用のカウンタの値と再生用のカウンタの値が異
なるときに記録用の釦を押すとアラームを発して記録を
禁ＩＩ二するものが知られているゆ ［発明が解決しようとする課題１ 上記前者の従来技術では、単純に記録開始をした位置を
検出するためのもので、例えば記録済みの磁気テープか
ら必要な部分のみを抜き出して再生するときに予めその
部分の開始点や終了点に頭出し信号を記録しておくこと
で素早く番組の頭出しをする技術について開示されてい
るが，記録を始める前に既に再生をした部分で消去して
もよい部分を素早く検索するために、一度または複数回
再生したときに再生したことを示す情報を再生した部分
に自動的に記録可能とすることについては配慮されてい
なかった． また，後者の従来例では、記録用カウンタと再′生用カ
ウンタとを比較し、記録用カウンタと再生用カウンタの
値が一致しないとき（再生途中で該再生を中止したよう
な場合）に記録に関連する釦を押すと記録不可を示すア
ラームを発するのみで、磁気テープの一部を再生した後
、次に記録をする場合に、既に再生が終わった区間を自
動的に捜し出す技術については考慮されていない．さら
にこの従来例ではカウンタ値を比較しているために、磁
気テープを途中で入れ換えた場合はカウンタ値が変わっ
てしまうため、再度磁気テープを戻しても正しくアラー
ムが発せられないという問題があった． 本発明の目的は、記録をするときに再生のまだ終わって
いない区間（途中で再生を中止した場合の未再生区間）
を飛ばし，再生が最後まで行われた区間を捜してからそ
の区間に記録を始めることで、未再生区間を誤って消去
するという問題を解消し、再生を必要としない領域での
新たな記録を可能とした磁気記録再生装置を提供するに
ある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達戒するため、本発明では磁気テープを再生
するとき同期をかけるためのコントロール信号を再生し
ながら、そのコントロール信号の上に重ねて、あるいは
該コントロール信号を変調して情報信号を記録すること
ができる手段と、該コントロール信号から情報信号を取
り出す手段を設けたことを特徴とする． ［作用］ 磁気テープの再生時は，該磁気テープ上に記録されたコ
ントロール信号を再生すると同時に，当該記録映像信号
等を再生したことを示す情報信号をコントロール信号上
に重畳またはコントロール信号を変調して、コントロー
ルトラック上に重ねて記録し，次に磁気テープに記録を
行うときには当該コントロール信号から情報信号を検出
し、その中から再生をしたことを示す情報を取り出して
、再生した区間を表示し，またはその区間の磁気テープ
に記録可能であれば記録を開始し、不可であればその区
間を走行させてから次の記録区間において同様の操作を
施して記録する． ［実施例］ 以下、本発明の基本動作を第７図〜第９図により説明す
る． 第７図は基本動作の一例としてヘリカルスキャン方式で
映倣，音声信号を記録するＶＨＳ規格の記録方式の説明
図であり，磁気テープ１０上に記録される信号の状態を
示したもので，映像信号はヘリカルスキャン方式の記録
ヘッドで磁気テープの中央部の映像トラック１００に記
録され，また音声信号やコントロール信号は固定ヘッド
で各々磁気テープの両側の音声トラック２００やコント
ロールトラック３００に記録される． 第８図は第７図で示したコントロールトラックに記録さ
れたコントロール信号の再生信号波形図であって、Ａは
固定ヘッドから再生・したコントロール信号を示し、Ｂ
はコントロール信号Ａの立上りエッジ・および立下りエ
ッジを検出し波形或形したあとの波形を示す．通常，映
像信号を再生するときに同期をかけるのはコントロール
信号Ａの立上りエッジを使っているので立上りエッジの
波形間隔は一定でなければならないが、立下りエッジに
ついては同期を取るためには使っていないため特に等間
隔である必要はない．従って，コントロール信号Ａの立
上りエッジと立下りエッジの間隔を変化させることで情
報信号が記録できる。第８図ではｔｌ（ｔ２のとき“１
”とし、ｔｌ＞ｔ２のとき“Ｏ″として２進化符号とし
，この２進化符号を１ビットもしくは複数ビットのシリ
アル信Ｐ　＞して変換することで多数の情報を記邸ずる
。

第９図は：Ｊン１・ロール信９に重畳またはコンｌヘロ
ール｛ａ弓−を変調して磁気テープ上に情報を記録した
場合の記録状態を説明する模式図であって、磁気テ〜ブ
１０しこは番組ｄ〜ｄが記録されており、それぞれの記
ｔＡの開始点ｔこ未再生であることを示ず情報｛１４号
２，およびＩＩｉ生済みであることを示す情報４”１−
’；−３が記録される、てこれらの借Ｚを検出するこど
でどの番組がｒｌ．ｉ／ｌ．されたか否かが−早く検出
できる。但し２、本情報記録方式では、番組の途中でｆ
１ｉ生を中止した場合に次に未再生部を捜そうとしても
検出できないとも１つた不具合がある。従って，この不
具合を・Ｎ決するために情報信号２または３は番組の開
始部だけでなく再生中は常時再生済みの情報信号を記録
してもよい。さらに再生を開始し２たところに再生開始
部を示す情報信号を、また再生を中止したところには再
生終了部を示す情報信号を記録するようにしてもよい。

以ト，第１一図〜第６図を参照して本発明の実施例を説
明する。

第１図は本発明の第１実施例を示すブロック図であって
、情報信号の記録に関する構或の説明図である。

同図において、磁気，テープ１０に記録されたコントロ
ール信号を磁気，ヘッド１１ア再生した信号は、切り替
えスイッチ１　２　ａ．　｛ｌｔｌｌを介し増幅器１３
で増幅したあとエッジ検出装置｛４でコントロール信号
の立ち上がりを検出し、その出力を切り替えスイッチ１
−２のスイッチ制御装置１６に人力する。また、操作ス
イッチ１−８によって再生，記録などの切り換えを行う
制御装置１７の出力信ｇ−で磁気テープの走行駒動装置
１９が動作すると共に，制御装置１７から出力される再
生信号を入力することでスイッチ制御装置１Ｇは再生時
のみ動作し、さらにその動作時は上記エッジ検出装置１
４で立上りエッジを検出すると次に立下りエッジをａき
換えるために切り替えスイッチ１２を１）側に切り換え
、また再生情報記録装若１５によって再生したことを示
す情報信号を記録する。

第２図は第１図で記録した情報信号の再生に関する構成
のブロック図であって、磁気ヘッド】−１で再生したコ
ン１・ロール信号を増幅器ｌ３で増幅した後、情報検出
装置２０でコントロール信号に重畳または変調して記録
された情報儲邊を取り出し、その結果，再生されたこと
を示す情報を検出する。これにより記録開始位ｎが決ま
る，、そこで制御′ｉＡｉｉ’Ｊｌ７に停止偵弓・を伝
達し磁気テープの走行を停］Ｌｊる。このとき、情報検
出装置２０は制御装置１７に対し、上記停止（’Ｒ号の
代わりに再生または電源を切るための借号を伝達しても
よい。

また、侠用目的によっては再生されていないことを示す
信号を検出することで停止，再生、あるいは電源切にし
てもよい。

第３図は本発明の第２実施例を示すブＤツク図であって
、情報｛ａ号の記録に関する構成の説明図である。同図
において、増幅器１３でコントロール借号を増幅した後
、カウンタ２】でコン１・口ール信号をカウントするこ
と等で磁気テープの走行量をカウントしたカウンタ値を
示す情報信４と、制御′！Ａ置１７の制御出力信号とが
記憶装置２２に入力されており、制御装１１７がらの記
録の開始／終了を示す信号によって記憶装置２２で記録
の開始点および終了点のカウンタ値が自動的に記憶され
る。また、その記憶したカウン１一情報は比較装置２３
に入力され、８動スイッチ２４を入れるとまず始めに制
御装置１７に対し磁気テープの走行信号を出力し，次に
カウンタ２１の磁気テープの走行位置を示す現在のカウ
ンタ値Ｌ前記記憶したカウンタ値とを比較し、両方の値
が一致すると制御装置１７に対し停止信号を出力する。

また，記録中も比較装置２３はカウンタ２１のカウンタ
値を監視しており，記憶装置２２から出力される未再生
部分を示すカウンタ値になると制御装置１７に停止信号
を出力する。

第４図は第３図で記録した情報信号の確認に関する構成
のブロック図であって、記憶装置２２で記憶したカウン
タ値を文字変換装置２６に入力し，文字変換スイッチ２
７を入れると前記カウンタ値が文字に変換され、それら
のカウンタ情報がモニタ゛一（テ１ノビジョンや（，Ｒ
Ｔなど）−４二でみて分かるように映像信号に文字変換
情報を重畳または変調させるミックス装ＷＩ．２８に入
力しその結果、映像信号に文字信号を重畳または変調し
た映像信号が出力端子２９より出力されモニターやテレ
ビジョンの画面で文字情報として確認できる。

第５図は本発明の第３実施例を示すブロック図であって
．３０はタイマーである。同図において、タイマー３０
には予め記録を始めたい時刻と終了する時刻、または記
録する時間を設定しておき、次に比較装置２３によりタ
イマー３０で予約された時間と、記憶装置２２に記憶さ
れたカウンタ情報とを比較し、既に再生された部分の長
さが予約された時間より長い部分を捜し、その部分まで
磁気テープを走行させるために走行を指令する信号を制
御装１ｉ１７に伝える．ここではカウンタ値の表示を文
字を使っているがグラフィック画面で表示するシステム
でもよい。

第６図は本発明の第４実施例を示すブロック図であって
，比較装！！２３に警告装Ｉ２５が接続されており，前
記のように磁気テープに信号を記録しているときに未再
生部分を示すところになると警告装置２５により使用者
に警告を発するようにしている．この警告装！！２５は
例えば発光ダイオードやランプなどの警告灯を点灯する
方法や、また別の方法としてブザーやスピーカーなど警
告音で使用者に警告を発する方法がある．さらにモニタ
ーやテレビジョンの画面に警告のための文字やグラフィ
ックで警告表示をしてもよい．第ｌ〜６図に示した本発
明の実施例では、磁気テープの位置および磁気テープの
走行量を計るために磁気テープ上に記録されたコントロ
ール信号を検出してカウントしたが、磁気テープ上の位
置を検出するための別の方法として磁気テープを巻き取
るリールの回転数をカウントしてもよい．このようなリ
ールの回転数をカウントする方法はコントロール信号を
記録するビデオテープレコーダーのようなものに応用で
きることは勿論であるが、、コントロール信号を記録し
ない、例えばオーディオ用のカセットテープレコーダー
でも実施することができる． ？発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、磁気テープに記
録された映像信号等の一度再生した部分を検索できるの
で，次に記録をしようとした場合には再生した部分を自
動的に捜し出すことができ、その結果まだ再生して見て
いない部分に誤って次の記録をして消してしまうことが
ない．また、タイマーを組み合わせれば予約された時間
以上長さがある既に再生された部分を自動的に捜し記録
することができる．従って，例えばタイマー記録をする
ときに既に再生された部分と思い磁気テープの位置出し
をしたつもりでも実際はタイマー予約した時間より再生
された部分が短くまだ再生して見ていない部分を消して
しまうといった失敗を防ぐことができる． さらにタイマー記録に限らず、通常記録のときでも、ま
だ再生して見ていない部分になると停止、あるいは警告
を出して注意を促すので間違って消したくない部分まで
消し■てしまうといらた失敗がなくなる． このように本発明によれば、前記従来技術の欠点を除い
て優れた機能の磁気記録再生装置を提供することができ
る．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示すブロック図、第２図
は第１図の構威で記録した情報信号の再生利用に関する
構成のブロック図、第３図は本発明の第２実施例．を示
すブロック図、第４図は第３図で記録した情報信号の利
用に関する構成のブロック図、第５図は本発明の第３実
施例を示すブロック図、第６図は本発明の第４実施例を
示すブロック図、第７図〜第９図は本発明の基本原理の
説明図である． １３・・・・・・増幅器、１４・・・・・・エッジ検出
装置、ｌ５・・・・・・再生情報記録装置，１６・・・
・・・スイッチ制御装置、１７・・・・・・制伽装置．
１９・・・・・・走行邸動装置、２０・・・・・・情報
検出装置．２１・・・・・・カウンタ、２２・・・・・
・記憶装置、２３・・・・・・比較装置，２５・・・・
・・警告第１図 Ｑ　石え気テーフ゜ １１　磁気へ・・ボ １２　籾り植えスイッチ １５；再生横報記録藪置 １６　スイッ＋休１１伶倒交置 １７：都」御装置 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図 第９図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、磁気テープ上に記録された映像信号等を再生すると
   きに同期をとるための同期信号を記録する記録手段と、
   情報信号を同期信号に重畳または同期信号を変調して記
   録する手段とを備えた磁気記録再生装置において、前記
   映像信号等の再生であることを示す情報信号を発生する
   信号発生手段と、磁気テープを再生すると共に前記再生
   を示す情報信号を同期信号に重畳または同期信号を変調
   して同期信号の一部、あるいは全部を再記録する手段と
   を具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。 ２、請求項１において、磁気テープの走行中に該磁気テ
   ープ上の同期信号に重畳または同期信号を変調して記録
   された情報信号を検出する検出手段と、該情報信号の中
   から前記映像信号等の再生をしたことを示す情報の検出
   に基づいて磁気テープの走行を停止する停止手段とを具
   備したことを特徴とする磁気記録再生装置。 ３、請求項１において、磁気テープの走行中に前記磁気
   テープ上の同期信号に重畳または同期信号を変調して記
   録された情報信号を検出する検出手段と、該情報信号の
   中から前記映像信号等の再生をしたことを示す情報が記
   録されている区間を飛ばし、再生されていない区間の検
   出に基づいて磁気テープの走行を停止する停止手段とを
   具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。 ４、磁気テープの走行に合わせて走行位置を検出し、そ
   の走行量をカウントする手段を備えた磁気記録再生装置
   において、再生を開始した位置と再生をした走行量また
   は再生を終了した位置とから再生をした区間を記憶する
   記憶手段と、該記憶情報に従つて再生をしたことがある
   区間へ磁気テープを走行させる磁気テープ走行手段とを
   具備したことを特徴とする磁気記録再生装置。 ５、磁気テープの走行に合わせて走行位置を検出し、そ
   の走行量をカウントする手段を備えた磁気記録再生装置
   において、再生を開始した位置と再生をした走行量また
   は再生を終了した位置とから再生をした区間を記憶する
   記憶手段と、該記憶情報に従つて再生をしたことがない
   区間を算出し、その区間へ磁気テープを走行させる磁気
   テープ走行手段とを具備したことを特徴とする磁気記録
   再生装置。 ６、請求項４または５において、再生をした区間、また
   は再生をしていない区間、あるいはその両方の情報を画
   面表示するためにこの情報を文字イメージ、またはグラ
   フィックイメージに変換する変換手段と、該変換された
   情報信号を映像信号に重畳または変調させる手段とを具
   備したことを特徴とする磁気記録再生装置。 ７、請求項６において、磁気テープの走行中の位置を表
   わす情報と、未再生区間の位置を表わす情報とを比較す
   る比較手段と、磁気テープに信号を記録しているときに
   まだ再生をしていない部分の検出に応じて、該磁気テー
   プの走行を停止する停止手段を具備したことを特徴とす
   る磁気記録再生装置。 ８、請求項７において、磁気テープに信号を記録してい
   るときにまだ再生をしていない部分の検出に応じて警告
   を発する警告手段を具備したことを特徴とする磁気記録
   再生装置。９、時刻を計時する計時手段と、予め時刻ま
   たは時刻に換算できる値を設定し、その情報を記憶する
   記憶手段と、該記憶手段に記憶した時刻になると磁気テ
   ープを記録状態にし、所定時間が経過すると停止する手
   段とを備えた磁気記録再生装置において、再生が終わつ
   た区間を捜し出す手段と、該再生が終わつた区間の長さ
   を時間換算する手段と、該再生済みの区間と上記記録の
   ために設定しておく所定時間とを比較し、所定時間より
   再生の終わつた区間が長い区間を捜し出す手段とを具備
   したことを特徴とする磁気記録再生装置。 １０、請求項９において、予め設定した時刻になると自
   動的に記録を開始、終了する手段と、この手段で記録の
   開始時間および終了時間または記録時間を設定したとき
   にこれらの情報から記録する時間を算出する算出手段と
   、再生が終わつた区間を捜し出す手段と、該記録時間と
   再生が終わつた区間の長さを時間換算した値とを比較す
   る比較手段と、その比較の結果、設定した記録時間より
   再生された区間が長い部分が無い場合は警告を発する警
   告手段とを具備したことを特徴とする磁気記録再生装置
   。