JPH03168436A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JPH03168436A
JPH03168436A JP30655289A JP30655289A JPH03168436A JP H03168436 A JPH03168436 A JP H03168436A JP 30655289 A JP30655289 A JP 30655289A JP 30655289 A JP30655289 A JP 30655289A JP H03168436 A JPH03168436 A JP H03168436A
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JP
Japan
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chamber
pressure
spool
shock absorber
plunger
Prior art date
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Application number
JP30655289A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakanishi
博 中西
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KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は,車輌用サスペンション機構への利用に最適
な周波数依存型の油圧wI#器に関する. (従来の技術〕 周知のように,重輌の車軸懸架における振動形7ぷは,
2白山度の振動系てあり、それ故に,走行中の路面から
の振動人力によって.該振動系における特定の振動周波
数領域で共振動作か起きる。
そして,該共振動作のピーク時たる共振点には、比較的
低周波数領域での一次共振点と比較的高周波数領域での
二次共振点とかある.ところで、上記共振動作を制御し
ないと、一次)(振点付近では、ばね上の振動が大きく
なって走行中の車輌の乗心地が損なわれ,二次共振点ト
1近ては、ばね下の振動が大きくなって!七輪の接地性
及び操縦安定性か悪化される。
以上の状況を防ぐには,サスペンション機構における減
衰力をL記各ノ(振点付近の周波数域て変化させるよう
にした加振周波数応答型の減衰力:A整式の油圧緩衝器
の採用か望まれる。
しかし゛C,かかる減衰力調整式抽圧緩WjI塁の数種
かすてに提案されている。
〔発明か解決しようとする課題〕
ところで、従来堤案の減衰力3l整式抽H三緩衝器の内
、減衰バルブの減衰係数な加振周波数に応して切換変更
するものにあっては、周波数検出機構やアクチュエータ
機構等の附加てM衝器自体の構造か複雑となり、組立f
程数の増大や生産性の低下等によるコスト高を招来する
不都合かある。
また、環状リーフバルブからなる減衰バルブの撓み剛性
を変更して発生減衰力を変更するものにあっては、単一
の環状リーフハルブに異なる大きさの撓みか繰り返され
ることから,その金属疲労などによるバルブ折損事故か
起き易くなり、機能安定性に欠ける不都合かある。
そこて、この発1!1の出願人は、先に411 m−1
−並びに槻tt上において従来手段の不都合なところを
−挙に解決し1りるようにした周波数依存型の減衰力調
整式油圧緩衝器を提案(昭和53年特許j11′!第4
6097号)したか、この発明は,かかる緩衝器の周波
数応答動作をさらに確実にするための改良を目的とする
ものである。
(3題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために,この発明に係る油fE緩
衝器の構戊を、ピストン部に再変絞り可変絞りを備えた
上下容室間通路を有すピストン部に、これ等容室とは独
立した作動油の閉回路を配設し,該閉回路中に加振周波
数に応答するボンブ回路を設けて、該ポンプ回路の出力
圧をパイロットI〔として前記可変絞りの開口面積を調
整するようにa成してなる周波数依存型の油圧緩衝器に
おいて,上記ポンプ回路の振動応答プランジャを前記上
下容室の室圧て駆動するように構成し、該振動応答プラ
ンシャか出入するところの層密部材の配在下に仕切られ
た圧力室に前記絞り開度調整のためのスプールのパイロ
ット室に通じるオリフィス通路と前記閉回路のリザーバ
−室からの作動油の流入のみを許容するチェック弁付き
ポートとを開口させ、がっ、前記スプールな前記ピスト
ン部を支持するピストンロッドにこれと同軸に組付ける
と共にシリンダ体か外筒を有する複筒式に構成してなる
ものである。
〔作 用〕
即ち、複筒構成からなるショックアブソーハとしては、
外部加振によって上下動するピストン部及びそのピスト
ンロッドの動作に連れて、該ピストン部で区分される伸
圧肉側室の作動油がピストン部に設けた減衰バルブ機構
を通って移動する間に減衰力か発生する一方,ピストン
ロッドの出入によるシリンダ内容室の増減相当分の作動
i1+bを外筒との間の油室から補充又は戻すように作
用する。
そして,加振周波数に応答するボンブ四路のプランシャ
は、ピストン部て区分される上丁容室の室圧を受けて動
作する。
そして、上記プランシVの出入動作で内圧か変化する圧
力室はOリング等の摺密部材で安全に仕切られており、
該室にはその室圧の低下で開弁するチェック弁を介して
リザーハ一室からの作動油が流入し、内圧上昇初期で該
チェク弁によるソザーバー室への連通ポートか閉じられ
るので、その後の該圧力室の圧油かオリフイス通路を通
してパイロット室に送り込まれる.rEJち、前記抽室
の油圧変化(ピストンストローク動作〉に応して該プラ
ンジャか往復動作する加振周波数の一サイクルごとに所
定礒の作動油を圧力室からパイロット室に成り出す.こ
れに対して,油圧#衝機構の油圧回路に対して流路系が
独立した閉回路としては、該機構への外部加振によるピ
ストン動作て前記油室の作動油圧か変化しても、その影
響を直接に受けることなくて、所定の流路抵抗を持つて
環流する該閉回路の流路系か安定に保たれている。
従って、ピストン動作、即ち,加振周波数に応じた量の
作動油の送り込みを受ける一方で所定の環流量を放出し
続ける該パイロット室は,その室圧か加振周波数に依存
して変化する。
そこで,このパイロット室圧を受けるスプール移動で狭
搾される通路の開口面積を変えるように,該スプールに
対する可変絞り通路の形状を設定しておくことにより、
この七案における上記手段からなる油圧緩#I機構は任
意の加振周波数の複数個所の領域で減衰力を低減させ,
他の領域において減衰力の増大を計るような加振周波数
感応型の減衰力211!l!式油圧緩衝器として機能す
る. (実施例) 以下、図示した実施例に基いて,この発明を詳細に説明
する. 第l図に示すように,この発明の一実施例に係る油圧緩
衝器は、シリンダl内にピストンロッド2に支持された
ピストンi!l3を摺動自在に収装する一方で、シリン
ダl外周の外筒4の上下端をキャップ5,5によって閉
塞した構成、即ち、シリンダ体を上記シリンタlと外筒
4とて形成した複筒ガス式のショックアブソーバ機構か
らなる。
そして、1二記シリンタl内はピストン部3によって作
動油の充填された仲側室6と圧側室7とに区分され,こ
れ等両室6及び7間を該ピストン部3に配社した減衰バ
ルブ機構8により連通してある。
一方、前記ピストンロッド2は中空軸体で構成され、そ
の外端施栓下に密封された中空部に油室9と空気室IO
とか形成されている。
そして、該油室9は前記減衰ハルブJa.41I8にお
ける絞り開度を制御するための作動油回路におけるリザ
ーバ一室として機能し,後述する作動時の該油室9にお
けるわずかな体積変化を前記空気室IOの圧縮li1張
により吸収して、上記リザーバ一室の内圧を常に略一定
に保持するようになしてある. 尚、この作動油回路は,その流路系か前記伸側室6及び
圧倒室7に対して独立した閉1リ路として構成されてい
る。
他方、外筒4とシリンダlとの間には,油室1lとガス
室12とか形成され、前記圧側室7との間に圧側減衰力
発生用のボトムハルブ機構l3を介在させて連通した上
記油室11の作動油で、ピストン部3のストローク動作
時におけるピストンロッド2のシリンダ1内への出没に
よるシリンダ内容積変化分を補うと共に.−h記ガス室
12並びに先の空気室IOの高圧下での圧縮膨張によっ
て作動時における各流路てのキャビテーションの発生を
防ぐようになしてある。
その他、l4は前記ボトムバルブ機4lJ13における
チェック弁、】5は同じくリーフバルブ,16はベアリ
ング、17はオイルシールを示す.次に、前記減衰バル
ブ機4R8について更に詳細に説明するか,その際、4
二述の図示構戊と共通する各部分については、同一の記
号を符す.即ち、第2同に示すように、該減衰バルブ機
構8を橘或する前記ピストン部3は筒状体からなり、こ
れをピストンロッド2の先端に嵌装して、細径段?A1
8と先端のピストンナット1gとの間で扶持してある。
そして,該ピストン部3とピストンロッド2との嵌合部
空間に,スプール20か附勢スプリング21と八に嵌装
してある。
一方,ピストンロッド2の中空先端部には,ポート22
を有すjt座筒23を取付け、これにチェックボール2
4をスプリング25の受け止めを兼ねる中空栓体2Sに
より組付けてあり、しかも,該中空栓体26の先端面と
前記ピストンナット19との間に幾分の空間を設けてあ
る. これに対して、該ピストンナットl9には,その中空体
構造部に、一方の受圧面27aを圧側室7に向けると八
に他方の受圧面27bに後述する油路28を経て導かれ
る仲側室6の室圧を受けるプランジャ27か、その後端
をOリング50によるWI密下に前記中空栓体26との
空間部に形成されるIE力室29に向けて出入自在に、
ストツパーワッシャ−30によってM1付けてある。
そして,該ピストン部3における第1の.伸圧室11I
I流路か、該ピストン部3のL下^]部に開口したポー
ト31. 32によって形成され、その両端シート而に
リーフハルブ:I3, :l4をそれぞれ配置した減衰
力発生流路として構成してある。
なお,この流路の一方に側路28aを設けて前述の抽路
28の連通路か形成してある。
また、第2の減衰力発生流路として、仲側室6に通じる
ピストン部外周路35に向けて径方向に開穿したポート
コ6と.圧側室7に通じるピストン部外周路37にTラ
1けて同じく径方+LJに開穿したポート38との間に
、前記スプール20によって連通並びに通路面積可変可
能な制御弁構成部を配置してaI&シてある。
しかも,このスプール20は、前記ポート36,38か
開ロするピストン部内周壁と密に層接する一方で、ピス
トンロッド2との嵌合間に幾分の隙+111を設けて、
この隙間な帰環路39として、パイロット室40の作動
油を、トレインオリフィス41によって前記油室9に徐
々に環流させるようになしてあると共に、該スプール2
0の他端而側(パイロット室40の対向室)は通路42
によって前記油室9と連′dせしめてある. そして、このパイロット室40には、前記チェックボー
ル24か弁座筒23に圧接したポート22の閉鎖位置で
前記圧力室2つと連通した容室43に向けて開口する才
リフイス44を通して、それ以前の該チェックボール2
4のポート開口時に前記抽室9からポート22を経て該
容室43に至った作動油を導入するようになしてある。
その他、45はハル7組付けナットで、IHi記ピスト
ンナット内の外周に螺合し,そのシート面46を前記リ
ーフハルブ34に押し当ててこれに初期荷重とばね力と
を与えるようになしてある。
以上の実施例によれば、油圧緩衝器に加わる振動で.そ
のシリンダlとピストンf!63との間の相対移動によ
り,先ず、ピストン部3か伸方向への変位(第2図示状
態)を開始すると,これによって伸側室6の室圧が高く
なる。
その結果,伸側室6の作動油は、ySlの流路によって
、ポート]2を通りリーフハルブゴ4を押し開き減衰力
を発生しなからfE側室7に流入すると共に、ピストン
ロッド2のシリンダl円からの退zF8によって該圧側
室7内で不足する作動油か浦室Hからボトムバルブfi
4R!1のチェック弁14を開いて該圧側室7に流入す
る。
これに対して、加振周波数感応の第2の流路ては、それ
まで圧側室7の高い室圧による作用圧を受圧而27aに
受けて作動域の上死点位若に占位していたプランシャ2
7か,圧側室7の室圧低下とL昇した仲側室6の室圧を
前記第1の流路から側路28a及び抽路28を経て受圧
而27bに受けることによって、第2図の下方向に押さ
れて、その受圧面27aかストッパーワッシャ−30に
当棲する下死点位置まで移動する。
この移動て、圧力室29の室圧か低下することになるの
で.油室9のリザーハー室圧を受けているチェックボー
ル24が附勢スブリンク25の作用力に抗してF4じく
下方向に押しfげられ、弁塵筒23のポート22か開放
され,これによって該圧力室2g内には油室9からの作
動油か補充されると共にオリフィス44による流峻制限
下にパイロット室4aからも該圧力室29への作動油の
補充がなされる. 次に、ピストン部3か圧側方向への変位(:jS3図参
照)を開始すると、伸側室6の室圧が逆に低下し圧側室
7の室圧が高くなるので,同第3図上矢標図示の如く、
リーフハルツ33を押し開いてのポート32における第
1の流路と,リーフバル15を押し開いての外周油室l
1に向かう作動油の戻し流路とか形成される一方、プラ
ンジャ27かその上端面たる受圧面27b @の圧力低
ドとともに他端面の受圧而Z7aに圧側室7の高い室圧
を受けて、先の下死点位置から第3図図示の上方向に押
し上げられる。
上記のプランジャ27の上昇時には、該プランジャ27
の−L端がOリング50によってWI密下に保持されて
いるので、該プランジャ27の下端側の高い室圧か該ブ
ランシャ27の外周を通って、−ヒ記正力室2g側に漏
れることかない。
即ち、ブランシャ27による圧側室7と圧力*2gとの
1!断か常時確実になされている.これによって、圧力
室29の室圧は、該プランジャ27の侵入による容積減
り分に対応して上昇し、チェックボール24をと昇復帰
させて先のポート22を閉じると共に、才リフィス44
か開かれているのて、この分の室内油か該オリフィス4
4を通してパイロット室40に送り込まれる。
即ち、油圧緩衝器本体に対するlサイクルの加振によっ
て、これに応答するブランシャ27の変位によるポンプ
作用で2圧力室29には常に一定量の作動油が送り込ま
れ,しかも、この加振に対するプランシャ27の応答性
は,加振速度の広い変化範囲で保たれる. 従って、該圧力室29に送り込まれる作動油流量は,そ
の単位時間平均では加振周波数に比例することになる. 一方、上記圧力室z9からのパイロット室40に送り出
される油かオリフィス44によって適度に流量制限され
、しかも、スプリング2lとリザーハー室圧とによって
附勢されたスプール211によるアキュムレータ効果と
て、該パイロット室40の室圧か徐々に,L昇変化する
と共に、上記パイロット室40に送り込まれた油の一部
か帰環路39を通ってトレインオリフィス4lから油室
9に少しづつに戻される。
しかして、該パイロット室40の室圧か定常的には圧力
室29からの作動油送り込み場と帰環路39を流れる環
流流量によってー・意的に決まることとなり1単位時間
当りの返り込み量の少ない加振速度の遅い城(低周波数
領域〉ては低く、加振速度が上昇するに連れて増大する
こととなる。
そして,このパイロット室圧力を受けるスプール20の
変位域におけるポート16,:Ill(第4図参照)に
達する部分のスプール外周に,これ等るポート35. 
38間を橘架する連結溝47を設けておくことにより、
加振動作の低周波数城でのスプール変位におけるポート
36側の閉鎖状態(第4[:4(A)図示)、同中間周
波数域のスプール変位でのポート:l6, 38の連結
絞り込み状1g (第4図(R)図示)、同高周波数域
のスプール変位でのポート38側の閉鎖状態(第4図(
C)図示)の各変位に対して、ポート36. 38にお
ける通路開閉と絞り開口面積をrfS5図示(A)に示
す如く変化させることか出来る. しかして、このポート36. 18により流Q旭制され
る第3の流路では、加振下のピストン部3の動作に対す
る減衰力が、第51’J(B)に示す如く、加振周波数
に応じて変化する. そして、上記の減衰力の変化は、ストッパーナット30
内に収装されたプランジャ27か伸側室6及び圧側室7
の室圧差で駆動され、Itつ、0リング50による摺密
下に作動することにより、前記圧力室29の仕切り即ち
ポンプ回路の独立性か安定に保たれることて、より一層
完全なものなる。
尚,この第2の流路における通路開閉並びに絞り開口面
積の変化は、前記スプール20の移動占位状態における
ポート36. 38の開口位?1並びにそれ等の形状に
よって決定されるもので、しかも、該スプール20か加
振周波数に応して移動するので,前記位置及び形状の選
択設定によって、この流路の周波数依存特性をハイカッ
ト,ローカットヌは中間力・ントのいづれにも変換する
ことか出来る. (発明の効果) 以上のように、この発明によれば、緩衝器本体に対して
流路系を独立させた作動油の閉回路中に該本体への加振
周波数に応答するボンブ回路を設け、該ボンブ回路の出
力回路圧をパイロット圧として流路の絞り開口面積を可
変調整するようにaCt,たのて、加振周波数によって
減衰力か変化する加振周波数依存型の油圧緩衝器を得る
ことか出来、しかも,前記絞り開口面積可変のためのス
プールと流路開口部との配置薯びにそれ等の形状を適宜
選択決定することにより、仔意の加振周波数の複数個所
の領域で減衰力を低減させ、他の領域において減衰力の
増大を計ることもrr(能てあるのて、これを・江輌川
サスペンションに用いて従来の両共振点周波数域で大き
い減衰力を維持して、該サスペンション系における共振
動作を抑制し、且つ、それ以外の周波数領域で減衰力を
低下させて、該系にソフトなスプリンタ性能を発揮する
ショックアフソーバとすることか出来ると共に、パイロ
ット室へのボンブ出力油の供給をオソフイス制御下に行
うと共に該室圧を受けるスプールに反力を持たせてアキ
ュームレータ効果を発揮させるように構成してあるので
、部品点数か可及的に少なく■1,つ製作か簡単で、更
に、前記スプールをピストンロッドと同軸に配置したこ
とによって機構の小嵩化を計り得、加えて、シリンタ内
の変動油圧で駆動されるボンブ機構の出力油圧をパイロ
ット圧として減衰力を制御するので、緩衝器本体の取っ
付け姿勢の向きに左右されることなく使用することかI
′rr能であり、特に,上記の減衰力の変化をストッパ
ーナット内に収装されたプランジャを仲側室及び圧側室
の両室圧を受けて駆動するように構成したので、このプ
ランシャwIA動にスプソンクカを用いる場合に比べて
該プランシャの加振周波数応動をより完全なものとする
ことかでき、さらに,シリンタ体を復筒式にaI&シた
ので,緩衝器自体の全長を短くすることか出来る等,幾
多の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る油圧緩衝奏を示す縦
断面図、gS2図及び第3図はそれぞれ伸彊時及び圧縮
時の減衰バルブ機構部分を拡大して石す縦断面図,第4
図(A) (B)((:)はこの発明油I[緩衝器にお
ける周波数依存型流路構造部の各作動状況を示す断面図
、第5[A(^)(B)はこの発明油圧緩衝器における
要部の作動特性図である。 l・・・シリンダ 4・・・外 筒 6・−・伸側室 8・・・減衰バルブ機構 20・−・スプール 27−・・ブランシャ 2・・・ピストンロッド 3・・・ピストン部 7・・・圧側室 9・・・油 室 24・・・チェックボール 27a,27b −−−受圧面 28・・・油路 2g・・・圧力室 :l6, :ll3・・・ポート 40・・・パイロット室 44・・・オリフィス 50・・・Oリンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 可変絞りを備えた上下容室間通路を有すピストン部に、
    これ等容室とは独立した作動油の閉回路を配設し、該閉
    回路中に加振周波数に応答するポンプ回路を設けて、該
    ポンプ回路の出力圧をパイロット圧として前記可変絞り
    の開口面積を調整するように構成してなる周波数依存型
    の油圧緩衝器において、上記ポンプ回路の振動応答プラ
    ンジャを前記上下容室の室圧で駆動するように構成し、
    該振動応答プランジャが出入するところの摺密部材の配
    在下に仕切られた圧力室に前記絞り開度調整のためのス
    プールのパイロット室に通じるオリフィス通路と前記閉
    回路のリザーバ−室からの作動油の流入のみを許容する
    チェック弁付きポートとを開口させ、かつ、前記スプー
    ルを前記ピストン部を支持するピストンロッドにこれと
    同軸に組付けると共に、シリンダ体が外筒を有する複筒
    式に構成してなることを特徴とする油圧緩衝器
JP30655289A 1989-11-28 1989-11-28 油圧緩衝器 Pending JPH03168436A (ja)

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