JPH03165805A - フィルタプレスの圧搾膜の検査方法及び該方法に使用するフィルタプレス - Google Patents

フィルタプレスの圧搾膜の検査方法及び該方法に使用するフィルタプレス

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JPH03165805A
JPH03165805A JP30384689A JP30384689A JPH03165805A JP H03165805 A JPH03165805 A JP H03165805A JP 30384689 A JP30384689 A JP 30384689A JP 30384689 A JP30384689 A JP 30384689A JP H03165805 A JPH03165805 A JP H03165805A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 象象と兜狸狸庄艷 本発明は、圧搾式フィルタプレスにおいて圧搾膜の破損
を検出することができるフィルタプレスの圧搾膜の検査
方法及び該方法に使用するフィルタプレスに関する。
従来の技術 従来、この種のフィルタプレスとしては種々の構造のも
のが知られている。例えば、濾板本体の4 両面に圧搾膜を取り付けた圧搾濾板と、圧nMが無く濾
板本体からなる普通濾板とを交互に配置し、各隣接濾板
間に一対の濾布を配置するとともに、各濾板の各側部の
上下に夫々側方向に突出した耳郎を形成し、各耳部にそ
の厚み方向に貫通した貫通口を形威して、濾液排出口や
加圧流体供給口を構成したものがある。このようなフィ
ルタプレスでは、各濾板を締め付けたのち、隣接濾板間
の一対の濾布間の濾室内に原液を供給し、次いで、加圧
流体を上記圧搾濾板に供給して圧搾膜を膨張させ、圧搾
濾板と普通濾板との間の一対の濾布間の上記濾室内に供
給された」二記原肢を圧搾濾過するようにしている。
このようなフィルタプレスにおいて、圧搾膜が裂けたり
破れたりして破損すると、圧搾圧力が低下して、原液の
圧搾が十分に行うことができなくなる。よって、この破
損した圧搾膜を検出するため、以下のような方法が知ら
れている。すなわち、いずれかの圧搾濾板で圧搾圧力が
低下していることが判明ケると、」二記濾板の締め付け
を緩めたのち、圧搾膜が破損していると思われる上記圧
搾濾板の貫通口の1つの加圧流体供給口のパッキングを
取り外し、このパッキングに代えて上記加圧流体供給口
の両側の開口に透孔の無いシール体を嵌合させて上記両
方の開口を閉塞させたのち、」二記圧搾濾板に対して検
査用加圧空気を該圧搾濾板の耳部に設けられかつ加圧流
体供給口に連通ずる供給管から該圧搾濾板の加圧室内に
注入する。そして、上記供給管に取り付けられた圧力計
を見て所定圧力に達しない場合には」二記圧搾膜が破損
して破損した部分から加圧空気が漏洩していると考えら
れ、当該圧搾濾板の圧搾膜が破損していることになる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記圧搾膜の検査方法では、圧搾濾板の
加圧流体供給口のパッキングをシール体に交換する必要
があり、交換作業が煩雑であるとともに、交換後、圧搾
膜の厚みとシール体の厚みとが必ずしも同一とはならず
、上記圧搾膜の厚みとンール体の厚みとの差により検査
用加圧流体が濾室側に漏れ出て、圧搾膜の破損状態を適
正に検査することができなくなるとともに、上記パッキ
ングの交換時、該パッキングを変形させる恐れがあり、
上記パッキングを再び取り付けたときその厚さが変わっ
てしまうといった問題があった。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあ
って、圧搾濾板の貫通口のパッキングの交換作業が不要
で、かつ、破損した圧搾膜を確実に検出することができ
るフィルタプレスの圧搾膜の検査方法及び該方法に使用
するフィルタプレスを提供することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、圧搾濾板側の加
圧流体供給用貫通口を閉塞させるのではなく、普通濾板
側の貫通口であってかっ濾液排出用貫通口を閉塞させる
ように構成した。すなわち、濾板本体を有する普通濾板
と濾板本体に圧搾膜を取り付けた圧搾濾板とを交互に配
置し、各隣接濾板間に一対の濾布を配置するとともに、
各濾板は、その濾板厚み方向に貫通しかっ各濾板の濾過
而に7 連通可能な濾液排出用貫通口と、上記各濾板厚み方向に
貫通しかつ上記圧搾濾板の上記圧搾膜を膨張させる加圧
流体を供給するための加圧流体用貫通口とを有して、上
記普通濾板の上記貫通口と上記圧搾濾板の上記貫通口と
を夫々互いに連通させる一方、上記各圧搾濾板のいずれ
か1つの上記濾液排出用貫通口に連通しかつ開閉可能な
加圧流体排出手段を備えるとともに、上記圧搾濾板の圧
搾膜破損検査時に上記普通濾板の上記濾液排出用貫通口
を閉塞させる閉塞部材を備えるフィルタプレスの上記圧
搾濾板における破損した圧搾膜を検出するフィルタプレ
スの圧搾膜の検査方法において、上記圧搾濾板と上記普
通濾板とを互いに締め付けた後、原液を供給し、その後
、加圧流体を上記加圧流体用貫通口を介して各圧搾濾板
に供給して上記圧搾膜を膨張させる濾過処理中に、上記
圧搾膜による圧搾圧力の低下を検出したとき、上記圧搾
濾板と上記普通濾板の締め付けを緩める工程と、検査す
べき圧搾濾板に隣接する上記普通濾板の上記濾液排出用
貫通口に上記閉塞部材を取り付けて8 上記貫通口を上記検査すべき圧搾濾板の上記濾液排出用
賞通口に対して閉塞する工程と、上記圧搾濾板と上記普
通濾板とを再び締め付けたのち、加圧流体を上記加圧流
体用貫通口を介して上記圧搾濾板に再び供給する工程と
、上記圧搾濾板の上記濾液排出用貫通口に連通した上記
排出手段を夫々開閉させて上記圧搾膜の破損を検査する
工程と、を順に行うように構成した。
また、本発明は、濾板本体を有する普通濾板と濾板本体
に圧搾膜を取り付けた圧搾濾板とを交互に配置するとと
もに、各濾板はその濾板厚み方向に貫通しかつ各濾板の
濾過面に連通可能な濾液排出用貫通口と、上記各濾板厚
み方向に貫通しかつ上記圧搾濾板の上記圧搾膜を膨張さ
せる加圧流体を供給するための加圧流体用貫通口とを有
して、濾板締付時に上記普通濾板の上記貫通口と上記圧
搾濾板の上記貫通口とを夫々互いに連通させるようにし
たフィルタプレスにおいて、上記各圧搾濾板のいずれか
1つの上記濾液排出用貫通口に連通しかつ開閉可能な加
圧流体排出手段を備えるとと・もに、上記圧搾濾板の圧
搾膜破損検査時に上記普通濾板の上記濾液排出用貫通口
を閉塞させる閉塞部材を備えるように構威した。
上記構成においては、上記濾液排出用貫通口は各濾板の
側部より側方に突出した耳部に貫通して形成され、上記
閉塞部材は、上記普通濾板の上記濾液排出用貫通口の両
側の開口を閉塞する閉塞面を有する箱型シール体である
ように構成することもできる。
発明の作用・効果 上記構成によれば、圧搾膜検査時、検査すべき圧搾濾板
に隣接した普通濾板の濾液排出用貫通口を上記閉塞部材
で閉塞させたのち、上記加圧流体排出手段を開き、もし
、加圧流体が排出されれば圧搾膜が破損して濾過面から
濾液排出用貫通口内まで加圧流体が流れ込んでいること
になる。よって、加圧流体が上記手段より排出された圧
搾濾板では、その圧搾膜が破損していることになる。従
って、上記閉塞部材で上記普通濾板の濾液排出用貫通口
を閉塞させるだけで上記圧搾濾板の圧搾膜の破損を検出
することができ、圧搾濾板の貫通口のパッキングを取り
替える必要もなく、圧搾膜の破損した圧搾濾板を確実に
検出することができるとともに、上記パッキングが損傷
したりすることかない。また、圧搾膜の破損を検査する
とき、圧搾膜を膨張させるときと同様に加圧流体を加圧
流体供給用貫通口を介して加圧室に供給するため、検査
用加圧流体を各圧搾濾板の加圧室に供給するための特別
な装置は不要となる。
また、特に、請求項3にかかるフィルタプレスにおいて
は、普通濾板の耳部の貫通口を閉塞させるとき、閉塞部
材を上記耳部に単に被せるだけで、上記貫通口の一対の
開口を同時に、閉塞させることができる一方、上記閉塞
部材を上記耳郎から単に抜き取るだけでよいので、閉塞
作業並びに閉塞部材除去作業が極めて簡+11にかつ確
実に行うことかできる。また、各濾板の締付を僅かに緩
めるだけで上記閉塞部材を普通濾板の耳部に被せて閉塞
させたり、または、耳部から抜き取ることができ、作業
性が非常に良いものとなる。
If 実施例 以下に、本発明にかかる実施例を第1〜6図ζこ基づい
て詳細に説明する。
本実施例にかかるフィルタプレスは、第1図に示すよう
に、前後スタンド(図示せず)間に圧搾膜1bを有する
圧搾濾板lと普通濾板2とを交互に配置し、各隣接濾板
!,2間に一対の濾布3,3を配置するとともに、各濾
板1,2はその濾板厚み方向に貫通する貫通口を有し、
かつ、上記各濾板1.2の貫通口が夫々互いに連通ずる
一方、上記各圧搾濾板lの貫通口に連通しかつ開閉可能
な加圧流体排出手段としての排出管4を備えて大略構成
する。
上記圧搾濾板1は、第1.2.3図に示すように、濾板
本体1aの表裏に凹凸付きゴム製圧搾膜1bを被着して
構成し、上記濾板本体1aと圧搾膜1bとの間に加圧室
を形戊する。この加圧室内に、加圧流体、例えば加圧空
気が供給されると、両圧搾膜l b, 1 bが濾板本
体1aに対して膨張するようにしている。上記圧搾濾板
lの各側部には、その」二下12 に側方向に夫々突出した耳郎1c,・・・,Icを形成
し、各耳部1cにはその厚み方向に貫通した貫通口を形
成する。この貫通口のうち下部の両側の貫通口並びに第
5図の上部の左側の貫通口は濾液流出用貫通口1d、1
d、1dであって、各濾液流出用貫通口1dと上記圧搾
膜1hの表面の各開口1eとを連通路Ifで連通させ、
圧搾膜1bの表面のa肢を上記開口1e並びに連通路I
fを通して上記濾液流出用貫通口Id内に流入させるよ
うにしている。また、上記上部の右側の貫通口は、加圧
流体供給用貫通口1hてあって、この貫通口1hと上記
加圧室とが連通路1iにより連通ずる。上記各貫通口1
d,1hには、円環状パッキング5が嵌合されており、
このパッキング5の普通濾板側に突出した円環状ヒレ部
5aが、濾板締付時、普通濾板2の対向する耳部2Cの
貫通口端面に接触して弾性変形して密着し、両貫通口を
互いに密閉状態で連通させるようZこする。また、上記
圧搾濾板1の中央部には貫通した原液供給口ljを形成
する。なお、第5図において、l1は圧搾濾板lの把手
1kを図示しない前後スタンド間で摺動させつつ案内す
る案内レール、l2は一端が上記把手1kに枢着された
リンク、l3はばね、I4は上記リンク12にばねl3
で吊り支持された濾布吊棒である。
また、上記圧搾濾板lの下部の第5図における右側の耳
郎ICには、第1〜3図に示すように、上記耳部1cの
濾液排出用貫通口+dに連通ずる上記排出管4を設ける
。該排出管4には開閉弁を取り付け、この開閉弁はレバ
ー6の操作により手動または自動で開閉可能とする。
一方、上記普通濾板2は、第1.3.4図に示すように
、圧搾膜を設けずに、枠体と凹凸が形成されて濾過面を
形成する濾過床とを有する濾板本体2aより構戊する。
上記普通濾板2の各側部には、その上下に側方向に夫々
突出した耳部2c,・・・,2cを形成し、各耳部2C
にはその厚み方向に貫通した貫通口を形成する。この貫
通口のうち下部の両側の貫通口並びに第5図の上部の左
側の貫通口は濾液流出用貫通口2d,2d,2dであっ
て、各濾液流出用貫通口2dと上記濾板本体の表面の各
開口2eとを連通路2fで連通させ、普通濾板2の濾板
本体2aの表面の濾液を上記開口2e並びに連通路2f
を通して上記濾液流出用貫通口2d内に流入させるよう
にしている。また、この各貫通口2dは、普通濾板2と
圧搾濾板1との間で締め付けが行なわれたとき、圧搾濾
板lの耳部1cの各貫通口1dと夫々連通させられて、
上記濾液が図示しない濾液流山系から排出される。また
、上記上部の右側の貫通口は、加圧流体供給用貫通口(
図示せず)であって、上記圧搾濾板lの上側耳部ICの
貫通口1hに連通可能となっている。また、上記普通濾
板2の濾過面の中央部には、具体的には図示しないが上
記圧搾濾板lの原液供給口1jに連通する原液供給口が
形成され、上記圧搾濾板lの原液供給口ljとともに原
液供給系を構戊する。
さらに、上記普通濾板2の第5図における下部両側及び
上部左側の耳部1c,Ic、1cには、圧搾膜破損検査
時に、箱型のシール体である閉塞部材7を夫々被せる。
すなわち、各閉塞部材7は、第4図に示すように、直方
体形状でかつ図中においl5 て左側にのみ開口7aがあり、この開口7a内に上記耳
郎1cを挿入して、上記耳郎1cの貫通口1dの両側の
開口を閉塞面7 b. 7 bで閉塞させる。この閉塞
部材7の材質としては、鋼板などの金属や合成樹脂など
任意の材料で構成することができる。
この閉塞部材7は、単に貫通口1dの開口を閉塞するだ
けであるから、剛性は不要で薄いものが好ましい。
上記構威によれば、濾過を行うとき、上記普通濾板2と
圧搾濾板1とを例えば前スタンド側に締め付けたのち、
上記原液供給口より原液を隣接濾板1.2間の一対の濾
布3,3間の濾室内に供給して濾過を始める。そして、
加圧流体を上記加圧流体供給用貫通口か1hら各圧搾濾
板lの加圧室内に供給して各圧搾膜1bを膨張させ、各
濾室内の原液を圧搾濾過する。このとき、加圧流体圧の
低下、加圧流体の漏れる音などにより、圧搾膜1bが破
損して加圧流体が漏れていることがわかると、加圧流体
の供給を停止し、一旦、各濾板1,2の締め付けを僅か
に緩める。そして、全部の普通濾16一 板2,・・・.2の第5図における各下部の両側の耳部
2c,2c及び上部の左側の耳部2Cに上記閉塞部材7
を夫々被せる。次いで、再び、各濾板1.2を締め付け
、加圧流体を各濾板1,2の上記加圧流体供給用貫通口
1hを介して加圧室に供給する。
もし、圧搾膜1bが破損していると、圧搾膜1bから加
圧流体が抜け出て圧搾膜1bの表面すなわち普通濾板側
に流れ出て、圧搾膜1bの開口1eから連通路Ifを通
って各濾液排出用貫通口1d内に流れ込むことになる。
この流れ込んだ加圧流体は、隣接する普通濾板2の貫通
口2d,2dが閉塞部材7.7で閉塞されているため、
普通濾板2側へは流れ込むことができず、圧搾濾板lの
貫通口1d内に留どまることになる。次いで、上記濾板
群の一方の端から順に排出管4の上記レバー6を回動操
作して、上記全部の排出管4の開閉弁を開く。
すると、圧搾膜tbが破損している圧搾濾板lでは、加
圧流体が圧搾膜tbから漏れ出て、濾液排出用貫通口1
d内にまで流れ込んで留どまっているので、上記排出管
4から排出される。よって、排出管4から加圧流体が排
出されると、その排出管4が取り付けられている圧搾濾
板lの圧搾膜tbが破損していることがわかる。圧搾膜
1bが破損していない圧搾濾板lでは、加圧流体が濾液
排出用貫通口1d内に流れ込んではいないので、排出管
4を開いても加圧流体は全く排出されない。破損した圧
搾膜1bを検出すると、上記レバー操作で上記排出管4
の開閉弁を閉じるとともに、破損した圧搾膜1bを適宜
交換するなどの処置をしたのち、再び、上記濾過作業を
行う。
なお、圧搾膜1bが破損して加圧流体が濾室に、漏れ出
るとき、原液供給口1jを通じて他の濾板の濾室内に加
圧流体が流れ込むことが考えられるかもしれない。しか
しながら、ケーキによる抵抗があるため、上記加圧流体
は原液供給口口には流れ込みにくく、上記原液供給口1
dよりも濾液排出用貫通口Id内に流れ込み易い。よっ
て、圧搾膜1bが破損した圧搾濾板1の濾液排出用貫通
口1dよりも他の濾板の濾液排出用貫通口1dから加圧
流体がより多く排出されることはほとんど考えられず、
他の正常な圧搾膜1bを有する圧搾濾板lよりも圧搾膜
1bが破損した圧搾濾板lからより多くの加圧流体が排
出されるので、圧搾膜tbが破損した圧搾濾板lを正確
に検出することができる。上記原液供給口1jに対して
より離れた位置にある濾液排出用貫通口1dに上記排出
管4を設けるようにすれば、より一層好ましいものとな
る。
上記実施例によれば、普通濾板2の濾液排出用貫通口2
dを上記閉塞部材7で閉塞させて上記排出管4を開くだ
けで、破損した圧搾膜1bを検出することができ、圧搾
濾板lの貫通口1dのパッキング5を取り替える必要も
なく、圧搾膜1bの破損した圧搾濾板lを確実に検出す
ることができるとともに、パッキング5が損傷したりす
ることがない。また、圧搾膜1bの破損を検査するとき
、圧搾膜tbを膨張させるときと同様に加圧流体を各濾
板1,2の」二記加圧流体供給用貫通口1hを介して加
圧室に供給するため、検査用加圧流体を供給する特別な
装置が不要となる。また、普通濾板l9 2の耳部2Cの貫通口2dを閉塞させるとき、閉塞部材
7を上記耳部2Cに単に被せるだけで、上記貫通口2d
の一対の開口を同時に閉塞させることができる一方、上
記閉塞部材7を上記耳部2Cから単に抜き取るだけでよ
いので、閉塞作業並びに閉塞部材除去作業が極めて簡単
にかつ確実に行うことができる。また、各濾板1.2の
締付を僅かに緩めるだけで上記閉塞部材7を普通濾板2
の耳部2Cに被せて閉塞させたり、または、耳部2Cか
ら抜き取ることができ、作業性が非常に良いものとなる
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
その他種々の態様で実施できる。例えば、上記閉塞部材
7としては、上記形状のものに限定されることなく、例
えば、第6図に示すように、その耳部側の端面8aのみ
ならず、下面8bをも開口させ、かつ、その上部左側部
分に切欠8Cを形戊して、上記耳部2Cにより被せやす
くして閉塞部材8を構成するようにしてもよい。この閉
塞部材8には、取っ手9を固定して、耳郎2Cへの取2
0 付・取外作業をより行う易くするようにしてもよい。ま
た、閉塞部材7としては、箱型に限定されず、要するに
、普通濾板2の耳部2cの貫通口2dの両側の開口を閉
塞させるものであればよいので、2つの閉塞面を有する
コ字状部祠としてもよい。
また、上記普通濾板2の耳部2cには、何等パッキング
を設けてはいなかったが、圧搾濾板と同様に環状のパッ
キングを設けてもよい。また、上記各濾板1.2におい
て濾液排出用貫通口と加圧流体供給用貫通口は、各濾板
1,2の側方に突出した耳部1c,2cに設けるものに
限定されず、耳部を突出させることなく、四角形濾板の
各隅郎に貫通口を形威して、この貫通口により上記濾板
排出用と加圧流体供給用の貫通口を構成するようにして
もよい。また、各濾板1,2の濾板本体は、枠体と濾過
床とを有するものに限定されず、枠体のみからなるもの
でもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるフィルタプレスにお
いて破損した圧搾膜を検査するときの上記フィルタプレ
スの要部平面図、第2図は圧搾濾板の要部正面図、第3
図は上記フィルタプレスにおいて破損した圧搾膜を検査
するときの上記フィルタプレスの要部側面図、第4図は
閉塞部材を被せた状態での普通濾板の要部正面図、第5
図は圧搾濾板の正面図、第6図は閉塞部材の変形例を示
す斜視図である。 l・・・圧搾濾板、la,2a・・・濾板本体、Ib・
・・圧搾膜、lc,2c・・・耳部、1d,2d・・・
濾液排出用貫通口、le,2e・・・開口、If,2f
・・・連通路、1h・・・加圧流体供給用貫通口、li
・・・連通路、lj・・・原液供給口、lk・・・把手
、2・・・普通濾板、3・・・濾布、4・・・排出管、
5・・・パッキング、5a・・・ヒレ部、6・・レバー
7.8・・・閉塞部材、7 a, 8 a, 8 b・
・・開口、9・・・取っ手、11・・・案内レール、l
2・・・リンク、l3・・・ばね、14・・・濾布吊棒

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)濾板本体(2a)を有する普通濾板(2)と濾板
    本体(1a)に圧搾膜(1b)を取り付けた圧搾濾板(
    1)とを交互に配置し、各隣接濾板(2、1)間に一対
    の濾布(3、3)を配置するとともに、各濾板(2、1
    )は、その濾板厚み方向に貫通しかつ各濾板(2、1)
    の濾過面に連通可能な濾液排出用貫通口(2d、1d)
    と、上記各濾板厚み方向に貫通しかつ上記圧搾濾板(1
    )上記圧搾膜(1b)を膨張させる加圧流体を供給する
    ための加圧流体用貫通口(1h)とを有して、濾板締付
    時に上記普通濾板(2)の上記貫通口(2d)と上記圧
    搾濾板(1)の上記貫通口(1d、1h)とを夫々互い
    に連通させる一方、上記各圧搾濾板(1)のいずれか1
    つの上記濾液排出用貫通口(1d)に連通しかつ開閉可
    能な加圧流体排出手段(4、6)を備えるとともに、上
    記圧搾濾板(1)の圧搾膜破損検査時に上記普通濾板(
    2)の上記濾液排出用貫通口(2d)を閉塞させる閉塞
    部材(7)を備えるフィルタプレスの上記圧搾濾板(1
    )における破損した圧搾膜(1b)を検出するフィルタ
    プレスの圧搾膜の検査方法において、 上記圧搾濾板(1)と上記普通濾板(2)とを互いに締
    め付けた後、原液を供給し、その後、加圧流体を上記加
    圧流体用貫通口(1h)を介して各圧搾濾板(1)に供
    給して上記圧搾膜(1b)を膨張させる濾過処理中に、
    上記圧搾膜(1b)による圧搾圧力の低下を検出したと
    き、 上記圧搾濾板(1)と上記普通濾板(2)の締め付けを
    緩める工程と、 検査すべき圧搾濾板(1)に隣接する上記普通濾板(2
    )の上記濾液排出用貫通口(2d)に上記閉塞部材(7
    )を取り付けて上記貫通口(2d)を上記検査すべき圧
    搾濾板(1)の上記濾液排出用貫通口(1d)に対して
    閉塞する工程と、 上記圧搾濾板(1)と上記普通濾板(2)とを再び締め
    付けたのち、加圧流体を上記加圧流体用貫通口(1h)
    を介して上記圧搾濾板(1)に再び供給する工程と、 上記圧搾濾板(1)の上記濾液排出用貫通口(1d)に
    連通した上記排出手段(4、6)を夫々開閉させて上記
    圧搾膜(1b)の破損を検査する工程と、を順に行うよ
    うにしたことを特徴とするフィルタプレスの圧搾膜の検
    査方法。
  2. (2)濾板本体(2a)を有する普通濾板(2)と濾板
    本体(1a)に圧搾膜(1b)を取り付けた圧搾濾板(
    1)とを交互に配置するとともに、各濾板(2、1)は
    その濾板厚み方向に貫通しかつ各濾板(2、1)の濾過
    面に連通可能な濾液排出用貫通口(2d、1d)と、上
    記各濾板厚み方向に貫通しかつ上記圧搾濾板(1)の上
    記圧搾膜(1b)を膨張させる加圧流体を供給するため
    の加圧流体用貫通口(1h)とを有して、濾板締付時に
    上記普通濾板(2)の上記貫通口(2d)と上記圧搾濾
    板(2)の上記貫通口(1d、1h)とを夫々互いに連
    通させるようにしたフィルタプレスにおいて、上記各圧
    搾濾板(1)のいずれか1つの上記濾液排出用貫通口(
    1d)に連通しかつ開閉可能な加圧流体排出手段(4、
    6)を備えるとともに、上記圧搾濾板(1)の圧搾膜破
    損検査時に上記普通濾板(2)の上記濾液排出用貫通口
    (2d)を閉塞させる閉塞部材(7)を備えるようにし
    たことを特徴とするフィルタプレス。
  3. (3)上記濾液排出用貫通口(2d、1d)は各濾板(
    2、1)の側部より側方に突出した耳部(2c、1c)
    に貫通して形成され、上記閉塞部材(7)は、上記普通
    濾板(2)の上記濾液排出用貫通口(2c、1c)の両
    側の開口を閉塞する閉塞面を有する箱型シール体である
    請求項2記載のフィルタプレス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525860A (ja) * 2003-05-19 2006-11-16 イヨットファウカー フィルトレーション システムズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィルタプレスのフィルタ要素における漏れ表示器
WO2014044294A1 (en) * 2012-09-18 2014-03-27 Outotec Oyj Filter plate

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