JPH03165698A - スピーカー用繊維強化金属ならびにプラスチック振動板 - Google Patents
スピーカー用繊維強化金属ならびにプラスチック振動板Info
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- JPH03165698A JPH03165698A JP30532789A JP30532789A JPH03165698A JP H03165698 A JPH03165698 A JP H03165698A JP 30532789 A JP30532789 A JP 30532789A JP 30532789 A JP30532789 A JP 30532789A JP H03165698 A JPH03165698 A JP H03165698A
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- Pending
Links
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Landscapes
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は繊維強化型のスピーカー用金属ならびにプラ
スチック振動板に関するものである。
スチック振動板に関するものである。
［従来の技術］
第５図は従来のコーン型スピーカーの断面図であり、図
において＋１１はコーン形状の振動板。
において＋１１はコーン形状の振動板。
（２）はこの振動板の外周縁部に接着されたエツジ、（
３）はダンパー （４）はボイスコイル、（５）はマグ
ネット、（６）はフレーム、（７）はトッププレート、
（８）はポールピース、（９）は磁気空隙である。
３）はダンパー （４）はボイスコイル、（５）はマグ
ネット、（６）はフレーム、（７）はトッププレート、
（８）はポールピース、（９）は磁気空隙である。
ところで一般に振動板としては比弾性率、曲げ剛性およ
び内部損失が大であることが要求されている。比弾性率
が大きい程限界共振周波数が高くなり再生周波数帯域が
拡大される。また曲げ剛性が大きい程歪が低減され、さ
らに内部損失が大きい程機械的共振め鋭さが減少して特
性の平坦化がはかれ、音質性能の良好な振動板が得られ
る。
び内部損失が大であることが要求されている。比弾性率
が大きい程限界共振周波数が高くなり再生周波数帯域が
拡大される。また曲げ剛性が大きい程歪が低減され、さ
らに内部損失が大きい程機械的共振め鋭さが減少して特
性の平坦化がはかれ、音質性能の良好な振動板が得られ
る。
従来このような見地から振動板の材料としては種々のも
のが採用されている。しかし上記の特性はたがいに相反
する要素を持っているため、単一材料で上記すべての特
性を満足させることは難しく、これを解決するために繊
維強化型振動板が提案されている。
のが採用されている。しかし上記の特性はたがいに相反
する要素を持っているため、単一材料で上記すべての特
性を満足させることは難しく、これを解決するために繊
維強化型振動板が提案されている。
［発明が解決しようとする課届］
が９０度で交差し、４５度方向に異方性を有し変形しや
すく、また振動板に非軸対称の振動モードが生じ、スピ
ーカーの特性を劣化させるという問題点があった。
すく、また振動板に非軸対称の振動モードが生じ、スピ
ーカーの特性を劣化させるという問題点があった。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、振動板の異方性をな（し、振動板に生じる非軸対称
の振動モードを防ぐことにより、平坦な特性が得られる
繊維強化金属ならびにプラスチック振動板を提供するこ
とを目的とする。
で、振動板の異方性をな（し、振動板に生じる非軸対称
の振動モードを防ぐことにより、平坦な特性が得られる
繊維強化金属ならびにプラスチック振動板を提供するこ
とを目的とする。
１課厘を解決するための手段］
この発明の第１の発明である金属振動板は、２本のＸ形
に組合わされた縦糸が１本の横糸に対し、それぞれ４０
度から８０度の範囲の角度で交差している３本の炭素繊
維あるいは炭化硅素繊維等の織糸により構成された３軸
織クロスに、アルミあるいはアルミニッケル合金のマト
リックス材を用い、これらを熱間プレス成形で一体に結
着させている。
に組合わされた縦糸が１本の横糸に対し、それぞれ４０
度から８０度の範囲の角度で交差している３本の炭素繊
維あるいは炭化硅素繊維等の織糸により構成された３軸
織クロスに、アルミあるいはアルミニッケル合金のマト
リックス材を用い、これらを熱間プレス成形で一体に結
着させている。
またこの発明の第２の発明であるプラスチック振動板は
、２本のＸ形に組合わされた縦糸が１本の横糸に対し、
それぞれ４０度から８０度の範囲の角度で交差している
３本のガラス繊維、炭素繊維あるいはアラミツド繊維等
の織糸により構成された３軸織クロスに、例えばエポキ
シ樹脂またはこれを主成分とする他の樹脂のマトリック
ス材を用い、これらを熱間プレス成形で一体に結着させ
ている。
、２本のＸ形に組合わされた縦糸が１本の横糸に対し、
それぞれ４０度から８０度の範囲の角度で交差している
３本のガラス繊維、炭素繊維あるいはアラミツド繊維等
の織糸により構成された３軸織クロスに、例えばエポキ
シ樹脂またはこれを主成分とする他の樹脂のマトリック
ス材を用い、これらを熱間プレス成形で一体に結着させ
ている。
［作 用］
この発明における繊維強化金属ならびにプラスチック振
動板では、基材が共に上記特定角度で交差している３軸
織クロスになっているので、異方性が少なくなり１等方
性が実現されるためあらゆる方向でのヤング率がほぼ等
しくなっており、またマトリックス材を結着させた振動
板の状態での振動時において非軸対称振動を生じに（く
、平坦な特性が得られる。
動板では、基材が共に上記特定角度で交差している３軸
織クロスになっているので、異方性が少なくなり１等方
性が実現されるためあらゆる方向でのヤング率がほぼ等
しくなっており、またマトリックス材を結着させた振動
板の状態での振動時において非軸対称振動を生じに（く
、平坦な特性が得られる。
［実施例］
以下この発明の第１の発明である繊維強化金属振動板の
一実施例について説明する。すなわち第１図の（１）は
コーン形状を成し、第２図のこの発明の３軸織クロスを
基材として構成されたこの発明の繊維強化金属振動板で
あり、第２図は上記３軸織クロスの部分拡大平面図であ
る。
一実施例について説明する。すなわち第１図の（１）は
コーン形状を成し、第２図のこの発明の３軸織クロスを
基材として構成されたこの発明の繊維強化金属振動板で
あり、第２図は上記３軸織クロスの部分拡大平面図であ
る。
具体的にはこの発明の繊維強化金属振動板は第２図に示
すように、２本のＸ形に組合わされた縦糸（イ）（イ）
が１本の横糸（ロ）に対し、それぞれ６０度の角度で交
差している３本の炭素繊維または炭化硅素繊維等の織糸
により構成された３軸織クロスになっており、これにア
ルミやアルミニッケル合金等のマトリックス材を用い、
これらを熱間プレス成形で一体に結着させているもので
ある。
すように、２本のＸ形に組合わされた縦糸（イ）（イ）
が１本の横糸（ロ）に対し、それぞれ６０度の角度で交
差している３本の炭素繊維または炭化硅素繊維等の織糸
により構成された３軸織クロスになっており、これにア
ルミやアルミニッケル合金等のマトリックス材を用い、
これらを熱間プレス成形で一体に結着させているもので
ある。
この発明の第１の発明である繊維強化金属振動板は以上
のように縦糸と横糸とが上記の角度で交差した炭素繊維
、炭化硅素繊維等からなる異方性の少ない３軸織クロス
を基材としているため、あらゆる方向でヤング率がほぼ
等しくなっており、また３軸織クロスの各繊維にはアル
ミあるいはアイヒ ルミニッケル合金が物理的または袢学的にマトリックス
材として付着し、そしてこれらが熱間プレス成形で一体
に結着されているので、振動板に非軸対称振動が生じに
（く平坦な特性が得られる。
のように縦糸と横糸とが上記の角度で交差した炭素繊維
、炭化硅素繊維等からなる異方性の少ない３軸織クロス
を基材としているため、あらゆる方向でヤング率がほぼ
等しくなっており、また３軸織クロスの各繊維にはアル
ミあるいはアイヒ ルミニッケル合金が物理的または袢学的にマトリックス
材として付着し、そしてこれらが熱間プレス成形で一体
に結着されているので、振動板に非軸対称振動が生じに
（く平坦な特性が得られる。
次にこの発明の第２の発明である繊維強化プラスチック
振動板の一実施例について説明する。すなわち出来上が
った振動板としては第１図に示されたものと同様であり
、基材となる３軸織クロスの織りかたも第２図のものと
同様であるが、この第２の発明のものにｆ重用される繊
維はガラス繊維、炭素繊維あるいはアラミツド繊維が使
用され、またマトリックス材としてはエポキシ樹脂また
はこれを主成分とする池の樹脂が使用されている点にお
いて第１の発明のものと相違している。
振動板の一実施例について説明する。すなわち出来上が
った振動板としては第１図に示されたものと同様であり
、基材となる３軸織クロスの織りかたも第２図のものと
同様であるが、この第２の発明のものにｆ重用される繊
維はガラス繊維、炭素繊維あるいはアラミツド繊維が使
用され、またマトリックス材としてはエポキシ樹脂また
はこれを主成分とする池の樹脂が使用されている点にお
いて第１の発明のものと相違している。
具体的にはこの発明の繊維強化プラスチック振動板の基
材は第２図に示すように、２本のＸ形に組合わされた縦
糸ｍ（イ）が１本の横糸（ロ）に対して、それぞれ６０
度の角度で交差している３本のガラス繊維、炭素繊維あ
るいはアラミツド繊維の織糸により構成された３軸織ク
ロスに、例えばエポキシ樹脂またはこれを主成分とする
他の樹脂のマトリックス材を用い、これらを熱間プレス
成形で一体に結着させているものである。
材は第２図に示すように、２本のＸ形に組合わされた縦
糸ｍ（イ）が１本の横糸（ロ）に対して、それぞれ６０
度の角度で交差している３本のガラス繊維、炭素繊維あ
るいはアラミツド繊維の織糸により構成された３軸織ク
ロスに、例えばエポキシ樹脂またはこれを主成分とする
他の樹脂のマトリックス材を用い、これらを熱間プレス
成形で一体に結着させているものである。
なお上記第１．第２の発明では縦糸、横糸はそれぞれ１
本ずつで構成されているが、第３図［Ａ）、１（Ｂｌ
に示すようにそれぞれが２本以上の糸で構成された場合
でも同じような効果が得られる。また縦糸と横糸は６０
度で交差して織られているが、４０度から８０度の範囲
の角度で交差して織られている場合でも上記同様の効果
が得られる。その他振動板はコーン形のものを示したが
ドーム形であっても同様の効果が得られる。
本ずつで構成されているが、第３図［Ａ）、１（Ｂｌ
に示すようにそれぞれが２本以上の糸で構成された場合
でも同じような効果が得られる。また縦糸と横糸は６０
度で交差して織られているが、４０度から８０度の範囲
の角度で交差して織られている場合でも上記同様の効果
が得られる。その他振動板はコーン形のものを示したが
ドーム形であっても同様の効果が得られる。
［発明の効果］
この発明の第１ならびに第２の発明の振動板では、以上
のように基材となるクロスを特定の角度で交差している
３軸織に構成しているので、その異方性が少なくなり、
またマトリックス材を使用して振動板として熱間プレス
成形された状態での曲げ剛性が高く、かつ平坦な特性の
振動板が容易に得られるという効果がある。
のように基材となるクロスを特定の角度で交差している
３軸織に構成しているので、その異方性が少なくなり、
またマトリックス材を使用して振動板として熱間プレス
成形された状態での曲げ剛性が高く、かつ平坦な特性の
振動板が容易に得られるという効果がある。
第１図はこの発明の第１、第２の発明の振動板の一実施
例を示す平面図、第２図はその各／７の基材を構成する
３軸織クロスを示す部分拡大平面図、第３図（Ａ） ［
Ｂ）は第２図の他の実施例を示す同様の部分拡大平面図
、第４図は従来の振動板の平面図、第５図は従来一般の
コーン形スピーカーの断面図である。 なお図中（イ）は縦糸、（ロ）は横糸である。
例を示す平面図、第２図はその各／７の基材を構成する
３軸織クロスを示す部分拡大平面図、第３図（Ａ） ［
Ｂ）は第２図の他の実施例を示す同様の部分拡大平面図
、第４図は従来の振動板の平面図、第５図は従来一般の
コーン形スピーカーの断面図である。 なお図中（イ）は縦糸、（ロ）は横糸である。
Claims (2)
- （１）２本のＸ形に組合わされた縦糸が１本の横糸に対
し、それぞれ４０度から８０度の範囲の角度で交差して
いる３本の炭素繊維あるいは炭化硅素繊維等の織糸によ
り構成された３軸織クロスに、アルミあるいはアルミニ
ッケル合金等のマトリックス材を用い、これらを熱間プ
レス成形で一体に結着させたことを特徴とするスピーカ
ー用繊維強化金属振動板。 - （２）２本のＸ形に組合わされた縦糸が１本の横糸に対
し、それぞれ４０度から８０度の範囲の角度で交差して
いる３本のガラス繊維、炭素繊維あるいはアラミッド繊
維等の織糸により構成された３軸織クロスに、エポキシ
樹脂またはこれを主成分とする他の樹脂のマトリックス
材を用い、これらを熱間プレス成形で一体に結着させた
ことを特徴とするスピーカー用繊維強化プラスチック振
動板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30532789A JPH03165698A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | スピーカー用繊維強化金属ならびにプラスチック振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30532789A JPH03165698A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | スピーカー用繊維強化金属ならびにプラスチック振動板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03165698A true JPH03165698A (ja) | 1991-07-17 |
Family
ID=17943778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30532789A Pending JPH03165698A (ja) | 1989-11-24 | 1989-11-24 | スピーカー用繊維強化金属ならびにプラスチック振動板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03165698A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0740004A1 (en) * | 1994-11-04 | 1996-10-30 | Nippon Steel Corporation | Triaxial woven material using carbon fiber bundle and method of manufacturing the same |
| US10250987B2 (en) * | 2017-04-13 | 2019-04-02 | AAC Technologies Pte. Ltd. | Carbon fiber dome and manufacturing method for same |
-
1989
- 1989-11-24 JP JP30532789A patent/JPH03165698A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0740004A1 (en) * | 1994-11-04 | 1996-10-30 | Nippon Steel Corporation | Triaxial woven material using carbon fiber bundle and method of manufacturing the same |
| EP0740004A4 (en) * | 1994-11-04 | 1997-08-27 | Nippon Steel Corp | TRIAXIAL FABRIC WITH A CARBON FIBER BUNDLE AND METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF |
| US10250987B2 (en) * | 2017-04-13 | 2019-04-02 | AAC Technologies Pte. Ltd. | Carbon fiber dome and manufacturing method for same |
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