JPH03164478A - 湾曲筒形フェライトの製造方法 - Google Patents
湾曲筒形フェライトの製造方法Info
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- JPH03164478A JPH03164478A JP1303672A JP30367289A JPH03164478A JP H03164478 A JPH03164478 A JP H03164478A JP 1303672 A JP1303672 A JP 1303672A JP 30367289 A JP30367289 A JP 30367289A JP H03164478 A JPH03164478 A JP H03164478A
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ1発明の目的
〔産業上の利用分野〕
本発明は、薄肉の湾曲した筒形の焼結磁性体の製造方法
に関する。
に関する。
ディジタル機器を相互に接続する信号線に筒形フェライ
トコアを貫通させることにより、電磁雑音による障害を
防止することが行われており、信号線の真っ直ぐな部分
にコアが配置されていた。
トコアを貫通させることにより、電磁雑音による障害を
防止することが行われており、信号線の真っ直ぐな部分
にコアが配置されていた。
筒形フェライトコアは、断面形状が円形または矩形で、
真っ直ぐで、比較的厚肉(例えば断面外寸法13mmX
26mmで肉厚5IIIIII、長さが13mm)の
焼結磁性体であり、造粒した原料粉末の圧縮成形により
圧縮成形体(圧粉体)を作り、脱脂処理した後、焼結し
て作られていた。
真っ直ぐで、比較的厚肉(例えば断面外寸法13mmX
26mmで肉厚5IIIIII、長さが13mm)の
焼結磁性体であり、造粒した原料粉末の圧縮成形により
圧縮成形体(圧粉体)を作り、脱脂処理した後、焼結し
て作られていた。
窯業製品の分野では、古くから押出成形により筒形製品
が作られている。
が作られている。
フェライトコアの場合、従来の押出成形技術を用いて、
理論密度に近い焼結磁性体を作ることは困難であった。
理論密度に近い焼結磁性体を作ることは困難であった。
しかし、最近の混線機・押出成形機の進歩および結合材
料の選択などにより、押出成形を用いて実用的な密度(
例えば理論値の97%以上)を備えた薄肉で扁平で真っ
直ぐな筒形フェライトコア(例えば断面外形寸法2.5
mmX 17mmで肉厚寸法的1 am)が作られてい
る。
料の選択などにより、押出成形を用いて実用的な密度(
例えば理論値の97%以上)を備えた薄肉で扁平で真っ
直ぐな筒形フェライトコア(例えば断面外形寸法2.5
mmX 17mmで肉厚寸法的1 am)が作られてい
る。
新素材として形状記憶樹脂が本格発売されている。
形状記憶樹脂は、−度変形させた材料を加熱すると、変
形前の元の形状に戻るという現象を示す樹脂であり、ポ
リウレタン系やスチレン−ブタジェン共重合体など数種
類の実用樹脂が開発されており、固定相と可逆相の二つ
の相構造から構成されているものである。
形前の元の形状に戻るという現象を示す樹脂であり、ポ
リウレタン系やスチレン−ブタジェン共重合体など数種
類の実用樹脂が開発されており、固定相と可逆相の二つ
の相構造から構成されているものである。
形状記憶樹脂の温度変化に伴う現象は次の通りである。
イ、樹脂をある温度以上に保ち、固定相と可逆相両方を
軟化状態にする。(加熱溶融) 口、温度をいくらか下げて可逆相は軟化状態のままで固
定相を凍結しである形状(例えば太い円筒形)に成形す
る。(原形付与) ハ、外力を加え、形状を別の形状(例えば細い円賃形)
に変形する。(口と同じ温度で) 二、別の形状を保持したまま、温度をさらに下げて可逆
相を凍結する。(外力を除いても別の形状に保たれる。
軟化状態にする。(加熱溶融) 口、温度をいくらか下げて可逆相は軟化状態のままで固
定相を凍結しである形状(例えば太い円筒形)に成形す
る。(原形付与) ハ、外力を加え、形状を別の形状(例えば細い円賃形)
に変形する。(口と同じ温度で) 二、別の形状を保持したまま、温度をさらに下げて可逆
相を凍結する。(外力を除いても別の形状に保たれる。
形状固定)
ホ、可逆相だけが軟化する温度まで加熱することにより
、口のある形状に戻る。(形状回復)この変化のうちハ
〜ホのサイクルを繰り返すことが可能である。
、口のある形状に戻る。(形状回復)この変化のうちハ
〜ホのサイクルを繰り返すことが可能である。
このような形状記憶樹脂の応用例として金属パイプへの
内面ライニングがある。施工しようとする金属パイプの
内径より若干大きい外径の樹脂パイプを成形し、軸方向
に延ばして細径化した後に冷却する。この形状固定した
パイプを金属パイプ内に挿入し、加熱することで形状を
回復させて金属パイプ内面に圧着させるという形状回復
効果を一回利用する例である。
内面ライニングがある。施工しようとする金属パイプの
内径より若干大きい外径の樹脂パイプを成形し、軸方向
に延ばして細径化した後に冷却する。この形状固定した
パイプを金属パイプ内に挿入し、加熱することで形状を
回復させて金属パイプ内面に圧着させるという形状回復
効果を一回利用する例である。
ディジタル機器の小型化、軽量化に合わせて多用されて
いるフラットケーブル、フレキシブル配線板などの信号
線は適宜に湾曲させて引き回される。信号線の湾曲部分
に設置できる軸線が湾曲した筒形(以下単に湾曲筒形と
記す)フェライトコアがあれば、電磁雑音による障害を
従来より狭いスペースで高い水準に防止できる。しかし
ながら、このような湾曲筒形成形体は、圧縮成形・押出
成形のどちらでも作ることができない。また、薄肉の筒
形成形体を、その断面形状を損なわないで、後加工で湾
曲筒形にすることは困難である。
いるフラットケーブル、フレキシブル配線板などの信号
線は適宜に湾曲させて引き回される。信号線の湾曲部分
に設置できる軸線が湾曲した筒形(以下単に湾曲筒形と
記す)フェライトコアがあれば、電磁雑音による障害を
従来より狭いスペースで高い水準に防止できる。しかし
ながら、このような湾曲筒形成形体は、圧縮成形・押出
成形のどちらでも作ることができない。また、薄肉の筒
形成形体を、その断面形状を損なわないで、後加工で湾
曲筒形にすることは困難である。
本発明の課題は、湾曲筒形フェライトの新規な製造方法
を提供することにある。
を提供することにある。
口3発明の構成
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、押出成形より作られた所要の長さの筒形の押
出成形体と、形状記憶樹脂で作った棒・筒とを組み合せ
て加熱により脱脂処理し、湾曲筒形脱脂成形体を得て、
この成形体を焼結することを特徴とする方法である。
出成形体と、形状記憶樹脂で作った棒・筒とを組み合せ
て加熱により脱脂処理し、湾曲筒形脱脂成形体を得て、
この成形体を焼結することを特徴とする方法である。
即ち本発明は、所要の長さの真っ直ぐな筒形の押出成形
体の中央孔に、常温より十分に高い形状回復温度を持ち
、かつ所要の湾曲形状を記憶させた形状記憶樹脂棒・筒
を挿入して、前記押出成形体を加熱により脱脂処理し、
押出成形体を昇温途中で湾曲する前記形状記憶樹脂棒・
筒を同時に分解消失させて、湾曲筒形脱脂成形体を得て
、該脱脂成形体を焼結することを特徴とする湾曲筒形フ
ェライトの製造方法を提供するものである。
体の中央孔に、常温より十分に高い形状回復温度を持ち
、かつ所要の湾曲形状を記憶させた形状記憶樹脂棒・筒
を挿入して、前記押出成形体を加熱により脱脂処理し、
押出成形体を昇温途中で湾曲する前記形状記憶樹脂棒・
筒を同時に分解消失させて、湾曲筒形脱脂成形体を得て
、該脱脂成形体を焼結することを特徴とする湾曲筒形フ
ェライトの製造方法を提供するものである。
形状記憶樹脂製枠・筒は、筒形押出成形体の加熱による
脱脂処理の昇温途中の所定温度域で、押出成形体が若干
可塑性になる状態で形状回復し、筒形押出成形体を湾曲
筒形に変形する。
脱脂処理の昇温途中の所定温度域で、押出成形体が若干
可塑性になる状態で形状回復し、筒形押出成形体を湾曲
筒形に変形する。
加熱による脱脂処理は形状記憶樹脂製枠・筒の形状回復
を行わせ、押出成形体に配合した油脂などの結合剤と同
時に形状記憶樹脂材を分解・燃焼消失させる。
を行わせ、押出成形体に配合した油脂などの結合剤と同
時に形状記憶樹脂材を分解・燃焼消失させる。
第1図は本発明の一実施例の概略の工程図である。
磁性粉末は、平均粒径0.5μ■に粉砕したNi−Zn
フェライト仮焼粉末である。結合剤は、酢酸ビニル重量
比20%のエチレン−酢酸ビニル共重合体、融点60℃
のパラフィンおよびジオクチルフタレートの重量比5:
3:1の配合物である。
フェライト仮焼粉末である。結合剤は、酢酸ビニル重量
比20%のエチレン−酢酸ビニル共重合体、融点60℃
のパラフィンおよびジオクチルフタレートの重量比5:
3:1の配合物である。
工程工では磁性粉末と結合剤とを重量比で約9:1に混
合し、混練しく例えばニーダ−で130℃に加熱し、2
0分間)、押出原料ペレットを作る。
合し、混練しく例えばニーダ−で130℃に加熱し、2
0分間)、押出原料ペレットを作る。
工程IIは、この押出原料ペレットを押出成形機で、1
20〜140℃の間の一定の温度で、第2図に示すよう
な断面矩形(例えば外寸縦寸法3mm、横寸法20mm
、肉厚寸法約1 mm)の筒形押出成形体1(以下押出
成形体と称す)を作る。例えば、ベルト自体を耐熱性の
プラスチック磁石で作った受は取りベルトの2個を上下
に、押出成形体1の縦寸法と同じ間隔を置いて配置し、
ベルトを押出速度と同じ速度で動かして押出成形体1の
上下両面をベルトで吸着保持し、十分に冷却してから所
定の長さ(例えば25mm)に切断した、形崩れのない
薄肉の扁平な筒形の押出成形体である。
20〜140℃の間の一定の温度で、第2図に示すよう
な断面矩形(例えば外寸縦寸法3mm、横寸法20mm
、肉厚寸法約1 mm)の筒形押出成形体1(以下押出
成形体と称す)を作る。例えば、ベルト自体を耐熱性の
プラスチック磁石で作った受は取りベルトの2個を上下
に、押出成形体1の縦寸法と同じ間隔を置いて配置し、
ベルトを押出速度と同じ速度で動かして押出成形体1の
上下両面をベルトで吸着保持し、十分に冷却してから所
定の長さ(例えば25mm)に切断した、形崩れのない
薄肉の扁平な筒形の押出成形体である。
形状記憶樹脂棒2は、ポリウレタン樹脂の形状回復温度
が70℃以上のもので、第2図に鎖線で示すように筒形
押出成形体1の中央孔に遊挿できる真っ直ぐな棒状(図
では平板状)に形状固定したものである。元の形状(記
憶形状体3)は、第3図に示すように中央部を短辺と平
行な線を軸に湾曲した逆り形で、押出成形体1の中央孔
に嵌合する断面寸法を持ち、押出成形体1とほぼ同じ長
さである。
が70℃以上のもので、第2図に鎖線で示すように筒形
押出成形体1の中央孔に遊挿できる真っ直ぐな棒状(図
では平板状)に形状固定したものである。元の形状(記
憶形状体3)は、第3図に示すように中央部を短辺と平
行な線を軸に湾曲した逆り形で、押出成形体1の中央孔
に嵌合する断面寸法を持ち、押出成形体1とほぼ同じ長
さである。
射出成形により成形した記憶形状体3を、形状記憶樹脂
の溶融温度よりいくらか低い温度(例えば70℃)に保
って、湾曲部分を真っ直ぐに変形すると同時に延伸し、
押出成形体1の中心孔より僅かに小さい断面寸法で押出
成形体1より若干長い棒状に変形し、この棒形状を保持
したまま、常温まで下げて形状記憶樹脂棒2を得る。
の溶融温度よりいくらか低い温度(例えば70℃)に保
って、湾曲部分を真っ直ぐに変形すると同時に延伸し、
押出成形体1の中心孔より僅かに小さい断面寸法で押出
成形体1より若干長い棒状に変形し、この棒形状を保持
したまま、常温まで下げて形状記憶樹脂棒2を得る。
工程IIIでは、形状記憶樹脂棒2を押出成形体1の中
央孔に、第2図に示すように押出成形体1の両端からほ
ぼ同じ長さに突出させて挿入する。
央孔に、第2図に示すように押出成形体1の両端からほ
ぼ同じ長さに突出させて挿入する。
形状記憶樹脂棒2を挿入した押出成形体1を、脱脂炉に
より大気中で20℃/Hrの昇温速度で加熱し、500
℃で1時間保持し、炉冷する(工程■)。
より大気中で20℃/Hrの昇温速度で加熱し、500
℃で1時間保持し、炉冷する(工程■)。
工程■では、加熱により形状記憶樹脂棒2が形状回復温
度(例えば70℃)に達すると、第3図に示した湾曲形
状(記憶形状体3)に戻り、押出成形体1を第4図に示
すような湾曲筒形に変形させる。
度(例えば70℃)に達すると、第3図に示した湾曲形
状(記憶形状体3)に戻り、押出成形体1を第4図に示
すような湾曲筒形に変形させる。
押出成形体1は形状回復温度で可塑性に富み、形状記憶
樹脂棒2の形状回復力で容易に、亀裂などの欠陥を生じ
ることなしに、変形できる。記憶形状体3は湾曲筒形の
中央孔に嵌合した状態にある。
樹脂棒2の形状回復力で容易に、亀裂などの欠陥を生じ
ることなしに、変形できる。記憶形状体3は湾曲筒形の
中央孔に嵌合した状態にある。
さらに昇温すると結合剤が分解消失し、記憶形状体3も
燃焼により分解消失する。加熱による脱脂処理中に形状
記憶樹脂棒2の形状回復力という外力を押出成形体1に
加えて成形体を湾曲筒形に変えて、第4図に示す湾曲筒
形脱脂成形体4(以下脱脂成形体と称す)を得ることが
できる。
燃焼により分解消失する。加熱による脱脂処理中に形状
記憶樹脂棒2の形状回復力という外力を押出成形体1に
加えて成形体を湾曲筒形に変えて、第4図に示す湾曲筒
形脱脂成形体4(以下脱脂成形体と称す)を得ることが
できる。
この脱脂成形体4を空気中で1200℃に3時間焼結す
ることにより、脱脂成形体4と同じ形状の湾曲筒形フェ
ライトコアを得る。(工程V)このようにして作ったフ
ェライトコアは、断面矩形の縦寸法2.5■、横寸法2
0mm、肉厚[1弱で、湾曲部軸線曲率半径4mm、軸
線の長さ約201111で、密度が約5.2であり、押
出成形体を真っ直ぐなままで脱脂処理し、焼結したもの
と同等の磁気特、性であった。
ることにより、脱脂成形体4と同じ形状の湾曲筒形フェ
ライトコアを得る。(工程V)このようにして作ったフ
ェライトコアは、断面矩形の縦寸法2.5■、横寸法2
0mm、肉厚[1弱で、湾曲部軸線曲率半径4mm、軸
線の長さ約201111で、密度が約5.2であり、押
出成形体を真っ直ぐなままで脱脂処理し、焼結したもの
と同等の磁気特、性であった。
実施例として断面矩形の筒形押出成形体の場合を示した
が、円形その他の断面形状でもよく、また湾曲形状は実
施例に限ることはなく、例えばU形、S形などにも適用
できることは明らかである。
が、円形その他の断面形状でもよく、また湾曲形状は実
施例に限ることはなく、例えばU形、S形などにも適用
できることは明らかである。
また押出成形体の中央孔が大きい場合、形状記憶樹脂筒
を用いて効率よく資材を用い、脱脂処理を行うなど適宜
変更できることも明らかである。
を用いて効率よく資材を用い、脱脂処理を行うなど適宜
変更できることも明らかである。
ハ0発明の効果
〔発明の効果〕
本発明によれば、形状記憶樹脂棒・筒が、筒形押出成形
体の中央孔に嵌合して湾曲筒形に変形するので、薄肉で
あっても筒形を歪ませることなく湾曲筒形フェライトを
製造できる新規な製造方法を提供できる。
体の中央孔に嵌合して湾曲筒形に変形するので、薄肉で
あっても筒形を歪ませることなく湾曲筒形フェライトを
製造できる新規な製造方法を提供できる。
本発明によるフェライトコアは、信号線の湾曲部分に貫
通させて設けることにより、小空間で電磁雑音の影響を
従来より高度に防止すると同時に信号線の湾曲部分を保
護する働きを発揮する。
通させて設けることにより、小空間で電磁雑音の影響を
従来より高度に防止すると同時に信号線の湾曲部分を保
護する働きを発揮する。
以下余白
第1図は本発明の一実施例の主な工程を示す工程図。第
2図は本発明に用いられる筒形押出成形体の一例を示す
外観斜視図。第3図は同じく形状記憶樹脂棒の原形を示
す外観斜視図。第4図は本発明に係わる湾曲筒形脱脂成
形体の一例を示す外観斜視図である。 1・・・筒形押出成形体、2・・・形状記憶樹脂棒、3
・・・記憶形状体、4・・・湾曲筒形脱脂成形体。
2図は本発明に用いられる筒形押出成形体の一例を示す
外観斜視図。第3図は同じく形状記憶樹脂棒の原形を示
す外観斜視図。第4図は本発明に係わる湾曲筒形脱脂成
形体の一例を示す外観斜視図である。 1・・・筒形押出成形体、2・・・形状記憶樹脂棒、3
・・・記憶形状体、4・・・湾曲筒形脱脂成形体。
Claims (1)
- 1.所要の長さの真っ直ぐな筒形の押出成形体の中央孔
に、常温より十分に高い形状回復温度を持ち、かつ所要
の湾曲形状を記憶させた形状記憶樹脂棒・筒を挿入して
、前記押出成形体を加熱により脱脂処理し、押出成形体
を昇温途中で湾曲する前記形状記憶樹脂棒・筒を同時に
分解消失させて、湾曲筒形脱脂成形体を得て、該脱脂成
形体を焼結することを特徴とする湾曲筒形フェライトの
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1303672A JPH03164478A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 湾曲筒形フェライトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1303672A JPH03164478A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 湾曲筒形フェライトの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03164478A true JPH03164478A (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=17923841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1303672A Pending JPH03164478A (ja) | 1989-11-22 | 1989-11-22 | 湾曲筒形フェライトの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03164478A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100359264B1 (ko) * | 1999-01-06 | 2002-11-04 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 자성체 코어의 소결방법 |
CN110815971A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-02-21 | 南京赛诺特斯材料科技有限公司 | 一种氧化锆陶瓷背板及其加工方法 |
-
1989
- 1989-11-22 JP JP1303672A patent/JPH03164478A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN110815971A (zh) * | 2019-11-08 | 2020-02-21 | 南京赛诺特斯材料科技有限公司 | 一种氧化锆陶瓷背板及其加工方法 |
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