JPH03164371A - 産業車両における油圧回路のキャビテーション防止装置 - Google Patents
産業車両における油圧回路のキャビテーション防止装置Info
- Publication number
- JPH03164371A JPH03164371A JP1301526A JP30152689A JPH03164371A JP H03164371 A JPH03164371 A JP H03164371A JP 1301526 A JP1301526 A JP 1301526A JP 30152689 A JP30152689 A JP 30152689A JP H03164371 A JPH03164371 A JP H03164371A
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- Japan
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- negative pressure
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- suction
- hydraulic pump
- suction negative
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 2
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Landscapes
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、フォークリフトやショベルローダ等の産業車
両における油圧回路に関し、特に、油圧ポンプの吸込負
圧上昇によるキャビテーションを防止するための装置に
関するものである.[従来の技術] フ才一クリフト等における油圧回路は、従来一般に、油
圧ポンプにより作動油をオイルタンクから吸い上げて、
リフトシリンダ等の油圧駆動装置に圧送する構戊となっ
ている.また、油圧ポンプの吸込側管路にはサクション
ストレーナが取り付けられており、作動油中の固形異物
を枦過して油圧ポンプの損傷を防いでいる. [発明が解決しようとする課題〕 前述したような従来の油圧回路においては、油温の低下
やサクションストレーナの目詰まり等により油圧ポンプ
の吸込負圧が上昇すると、キャビテーションが発生する
.このキャビテーションは、騒音の原因となると共に、
金属材料を”侵食して油圧ポンプを破損させる恐れがあ
る. 従って、本発明の目的は、吸込負圧上昇によるキャビテ
ーションを防止するための装置を提供することにある. [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明によるキャビテーシ
ョン防止装置は、容量可変機構によりボンプ容量が調節
可能となっている可変容量型油圧ポンプと、該油圧ポン
プの吸込圧力を検出する圧力検出器と、吸込負圧が規定
値以上とならないように前記油圧ポンプのポンプ容量を
調節すべく、前記圧力検出器からの信号に基づき制御信
号を前記容I可変機構に出力するコントローラとから構
成されている. [作用] 上記キャビテーション防止装置においては、吸込負圧が
キャビテーションを発生する恐れのある規定値に上昇す
ると、コントローラが制御信号を容量可変機構に発して
油圧ポンプの容量を小さくする.この結果、油圧ポンプ
の吸込量が減少して吸込負圧の上昇が抑えられ、キャビ
テーションの発生が防止される. [実施例] 以下、図面と共に本発明の好適な実施例について説明す
る. 第1図は、本発明によるキャビテーション防止装置が取
り付けられた産業車両の油圧回路の一部を示している.
図示するように、油圧回路中の油圧ボンプ1は可変容量
型、好ましくは斜板式ラジアルピストンポンプとなって
おり、斜板2の角度を容量可変機構3によって調節する
ことにより、ボンブ容量を変化させることができる。油
圧ボンプ1の吸込側管路4の端部には、オイルタンク5
から吸い上げられる作動油を枦過するために、サクショ
ンストレーナ6が取り付けられている。また、油圧ボン
プ1の吸込側管路4中には圧力検出器7が接続されてお
り、油圧ボンプ1の吸込負圧を検出するようになってい
る.この圧力検出器7はコントローラ(例えばマイクロ
コンピュータ)8の入力部に接続されている。コントロ
ーラ8の出力部は油圧ボンプ1の容量可変機構3に接続
されており、圧力検出器7からの信号に応じて容量可変
機fli3に制御信号を出力し、斜板2の角度を調節す
る. このような構成において、本発明のキャビテーション防
止装置の作用について説明する。
両における油圧回路に関し、特に、油圧ポンプの吸込負
圧上昇によるキャビテーションを防止するための装置に
関するものである.[従来の技術] フ才一クリフト等における油圧回路は、従来一般に、油
圧ポンプにより作動油をオイルタンクから吸い上げて、
リフトシリンダ等の油圧駆動装置に圧送する構戊となっ
ている.また、油圧ポンプの吸込側管路にはサクション
ストレーナが取り付けられており、作動油中の固形異物
を枦過して油圧ポンプの損傷を防いでいる. [発明が解決しようとする課題〕 前述したような従来の油圧回路においては、油温の低下
やサクションストレーナの目詰まり等により油圧ポンプ
の吸込負圧が上昇すると、キャビテーションが発生する
.このキャビテーションは、騒音の原因となると共に、
金属材料を”侵食して油圧ポンプを破損させる恐れがあ
る. 従って、本発明の目的は、吸込負圧上昇によるキャビテ
ーションを防止するための装置を提供することにある. [課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明によるキャビテーシ
ョン防止装置は、容量可変機構によりボンプ容量が調節
可能となっている可変容量型油圧ポンプと、該油圧ポン
プの吸込圧力を検出する圧力検出器と、吸込負圧が規定
値以上とならないように前記油圧ポンプのポンプ容量を
調節すべく、前記圧力検出器からの信号に基づき制御信
号を前記容I可変機構に出力するコントローラとから構
成されている. [作用] 上記キャビテーション防止装置においては、吸込負圧が
キャビテーションを発生する恐れのある規定値に上昇す
ると、コントローラが制御信号を容量可変機構に発して
油圧ポンプの容量を小さくする.この結果、油圧ポンプ
の吸込量が減少して吸込負圧の上昇が抑えられ、キャビ
テーションの発生が防止される. [実施例] 以下、図面と共に本発明の好適な実施例について説明す
る. 第1図は、本発明によるキャビテーション防止装置が取
り付けられた産業車両の油圧回路の一部を示している.
図示するように、油圧回路中の油圧ボンプ1は可変容量
型、好ましくは斜板式ラジアルピストンポンプとなって
おり、斜板2の角度を容量可変機構3によって調節する
ことにより、ボンブ容量を変化させることができる。油
圧ボンプ1の吸込側管路4の端部には、オイルタンク5
から吸い上げられる作動油を枦過するために、サクショ
ンストレーナ6が取り付けられている。また、油圧ボン
プ1の吸込側管路4中には圧力検出器7が接続されてお
り、油圧ボンプ1の吸込負圧を検出するようになってい
る.この圧力検出器7はコントローラ(例えばマイクロ
コンピュータ)8の入力部に接続されている。コントロ
ーラ8の出力部は油圧ボンプ1の容量可変機構3に接続
されており、圧力検出器7からの信号に応じて容量可変
機fli3に制御信号を出力し、斜板2の角度を調節す
る. このような構成において、本発明のキャビテーション防
止装置の作用について説明する。
コントローラ8には、キャビテーションを起こす可能性
がある吸込負圧よりもやや低い負圧が規定値として予め
記憶されている.運転を開始すると、圧力検出器7から
信号がコントローラ8に入力され、油圧ボンブ1の吸込
負圧に変換され、前記規定値と比較される.この比較に
より、吸込負圧が規定値よりも小さいと判断した場合に
は、コントローラ8は油圧ボンプ1の容量を最大とする
ように制御信号を容量可変R横3に出力する.油温の低
下やサクションストレーナ6の目詰まり等により油圧ボ
ンプ1の吸込負圧が上昇し規定値に達すると、コントロ
ーラ8はその信号を圧力検出器7から受け、ボンブ容量
を小さくする制御信号を可変容量機IjI3に発する。
がある吸込負圧よりもやや低い負圧が規定値として予め
記憶されている.運転を開始すると、圧力検出器7から
信号がコントローラ8に入力され、油圧ボンブ1の吸込
負圧に変換され、前記規定値と比較される.この比較に
より、吸込負圧が規定値よりも小さいと判断した場合に
は、コントローラ8は油圧ボンプ1の容量を最大とする
ように制御信号を容量可変R横3に出力する.油温の低
下やサクションストレーナ6の目詰まり等により油圧ボ
ンプ1の吸込負圧が上昇し規定値に達すると、コントロ
ーラ8はその信号を圧力検出器7から受け、ボンブ容量
を小さくする制御信号を可変容量機IjI3に発する。
ポンプ容量が小さくなると油圧ボンブ1の吸込量が減少
し、吸込負圧が低下を始める.コントローラ8は、圧力
検出器7からの信号により吸込負圧が低下に転じたこと
を確認したならば、ポンプ容量をその状態で維持するよ
う制御信号を容量可変機構3に出力して斜板2の傾動を
停止させる.再び、油圧ボンプ1の吸込負圧が上昇して
規定値を上回った場合には、上記制御プロセスを繰り返
しポンプ容量を調節して吸込負圧を規定値で維持する。
し、吸込負圧が低下を始める.コントローラ8は、圧力
検出器7からの信号により吸込負圧が低下に転じたこと
を確認したならば、ポンプ容量をその状態で維持するよ
う制御信号を容量可変機構3に出力して斜板2の傾動を
停止させる.再び、油圧ボンプ1の吸込負圧が上昇して
規定値を上回った場合には、上記制御プロセスを繰り返
しポンプ容量を調節して吸込負圧を規定値で維持する。
第2図は、このキャビテーション防止装置の実験結果を
示しており、サクションストレーナ6の清掃を一切行わ
なかった場合の、油圧ボンプlの稼働時間に対するサク
ションストレーナ6の目詰まり量、吸込負圧及びボンブ
容量の関係を示すグラフである。
示しており、サクションストレーナ6の清掃を一切行わ
なかった場合の、油圧ボンプlの稼働時間に対するサク
ションストレーナ6の目詰まり量、吸込負圧及びボンブ
容量の関係を示すグラフである。
この図から、サクションストレーナ6の目詰まり量に拘
わらず油圧ボンプ1の吸込負圧が規定値で維持され、キ
ャビテーションの発生が防止されていることが理解され
よう. 尚、油圧ボンプ1の吸込負圧が規定値まで上昇した場合
、その状態を作業員に知らせ保守を行わせるために、コ
ントローラ8の出力部に警報発生装置10を接続し、警
報ランプ11を点灯させる等の警報手段を設けるのが好
ましい. [発明の効果] 以上のように、本発明によれば、吸込負圧上昇を油圧ポ
ンプの容量を小さくすることで抑制し、キャビテーショ
ンの発生を未然に防止することができる.従って、キャ
ビテーションによるポンプ破損や騒音が防止される.
わらず油圧ボンプ1の吸込負圧が規定値で維持され、キ
ャビテーションの発生が防止されていることが理解され
よう. 尚、油圧ボンプ1の吸込負圧が規定値まで上昇した場合
、その状態を作業員に知らせ保守を行わせるために、コ
ントローラ8の出力部に警報発生装置10を接続し、警
報ランプ11を点灯させる等の警報手段を設けるのが好
ましい. [発明の効果] 以上のように、本発明によれば、吸込負圧上昇を油圧ポ
ンプの容量を小さくすることで抑制し、キャビテーショ
ンの発生を未然に防止することができる.従って、キャ
ビテーションによるポンプ破損や騒音が防止される.
第1図は本発明による油圧回路のキャビテーション防止
装置の一実施例を示す説明図、第2図は本発明のキャビ
テーション防止装置の作用を、油圧ポンプの稼働時間に
対するサクションストレーナの目詰まり量、吸込負圧及
びポンプ容量の関係で示すグラフである.図中、 1・・・油圧ボンプ 3・・・容量可変IR構4・
・・吸込側管路 7・・・圧力検出器8・・・コン
トローラ 10・・・警報発生装置11・・・警報ラ
ンプ
装置の一実施例を示す説明図、第2図は本発明のキャビ
テーション防止装置の作用を、油圧ポンプの稼働時間に
対するサクションストレーナの目詰まり量、吸込負圧及
びポンプ容量の関係で示すグラフである.図中、 1・・・油圧ボンプ 3・・・容量可変IR構4・
・・吸込側管路 7・・・圧力検出器8・・・コン
トローラ 10・・・警報発生装置11・・・警報ラ
ンプ
Claims (1)
- 容量可変機構によりポンプ容量が調節可能となつている
可変容量型油圧ポンプと、該油圧ポンプの吸込圧力を検
出する圧力検出器と、吸込負圧が規定値以上とならない
ように前記油圧ポンプのポンプ容量を調節すべく、前記
圧力検出器からの信号に基づき制御信号を前記容量可変
機構に出力するコントローラとから成る産業車両におけ
る油圧回路のキャビテーション防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1301526A JPH03164371A (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 産業車両における油圧回路のキャビテーション防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1301526A JPH03164371A (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 産業車両における油圧回路のキャビテーション防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03164371A true JPH03164371A (ja) | 1991-07-16 |
Family
ID=17897993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1301526A Pending JPH03164371A (ja) | 1989-11-20 | 1989-11-20 | 産業車両における油圧回路のキャビテーション防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03164371A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007298137A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Yanmar Co Ltd | 建設機械の油圧装置 |
WO2020142078A1 (en) * | 2018-12-31 | 2020-07-09 | Halliburton Energy Services, Inc. | Active accumulator |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5713295A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-23 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Hydraulic drive unit |
JPS5754701B2 (ja) * | 1975-07-04 | 1982-11-19 |
-
1989
- 1989-11-20 JP JP1301526A patent/JPH03164371A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5754701B2 (ja) * | 1975-07-04 | 1982-11-19 | ||
JPS5713295A (en) * | 1980-06-27 | 1982-01-23 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Hydraulic drive unit |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007298137A (ja) * | 2006-05-01 | 2007-11-15 | Yanmar Co Ltd | 建設機械の油圧装置 |
WO2020142078A1 (en) * | 2018-12-31 | 2020-07-09 | Halliburton Energy Services, Inc. | Active accumulator |
US11739740B2 (en) | 2018-12-31 | 2023-08-29 | Halliburton Energy Services, Inc. | Active accumulator |
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