JPH03164299A - 粘着式ファイルの製造方法 - Google Patents

粘着式ファイルの製造方法

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JPH03164299A
JPH03164299A JP30613389A JP30613389A JPH03164299A JP H03164299 A JPH03164299 A JP H03164299A JP 30613389 A JP30613389 A JP 30613389A JP 30613389 A JP30613389 A JP 30613389A JP H03164299 A JPH03164299 A JP H03164299A
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JP
Japan
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adhesive
sheet
file
spine
resin material
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JP30613389A
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English (en)
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Tadao Nagase
長瀬 匡夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は粘着式ファイル、詳しくは背表紙の内面に粘着
面を設け、この粘着面に葉書や書類等の紙葉、あるいは
冊子の一縁を粘着させてそれらをファイルするようにし
た粘着式ファイルの製造方法に関するものである。
(従来の技術) この種のファイルは本出願人が既に提供している。この
ものは背表紙の粘着面を発泡樹脂層上に形戒することに
より、被ファイル物が粘着面に良く沿って粘着性が向上
し、かつファイルした物の見開きが発泡樹脂の御性によ
って無理なく大きく行えるようにしている。そして発泡
樹脂層は発泡樹脂を必要厚さに漉いて用い両面接着テー
プによって背表紙の内面に接着し、粘着面は発泡樹脂層
の表面に両面接着テープを貼着して形或している。
(発明が解決しようとする課題) しかし上記従来のような製造方法では、粘着面を形成す
るための粘着テープの上に、発泡樹脂層を背表紙の内面
に貼着するためにも両面接着テーブが必要であり、材料
の面と、発泡樹脂を漉き、また両面接着テープの片面に
貼着されているセパレータを剥離して用いるとともに剥
離したセバレー夕を処理する手間の面とから高価につく
そこで本発明は必要部材が少なく、かつ製造の手間も少
ないファイルの製造方法を提供することを課題とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記のような課題を達成するため、背表紙の内
面に発泡樹脂材を塗着し、これを発泡させて粘着基体を
形戒するとともに、この粘着基体に粘着材を混在ないし
は含浸させあるいは塗着ないし貼着して粘着基体の表面
に粘着面を形成したことを特徴とするものである。
発泡樹脂材は背表紙の内面に直接塗着してもよいし、背
表紙の内面に当てがわれ背表紙の両縁に沿って表紙に固
着されたシートの固着部間でかつ背表紙との対応部の内
面に塗着するようにもできる。
(作 用) 本発明は上記のような構戒であって、発泡樹脂材を背表
紙の内面に塗着してこれを発泡させるのでその塗着、発
泡によって背表紙内面の塗着面に固着した発泡層として
の粘着基体を形成することができる。形成された粘着基
体はそれに混在ないしは含浸させあるいは塗着ないしは
貼着した粘着材によって表面を粘着面に形戒することが
できる。
発泡樹脂材の塗着、発泡を背表紙の内面に直接行うと粘
着面を持った発泡粘着基体を背表紙の内面に直接固着し
た状態で形成することができるし、前記塗着、発泡を背
表紙の内面に当てがわれ背表紙の両縁に沿って表紙に固
着されたシートの固着部間でかつ背表紙との対応部の内
面に行うと、粘着面を持った発泡粘着基体を前記シート
に固着し、背表紙からは浮いた状態で形成することがで
きる。
(実施例) 第1図ないし第4図に示す本発明の第1の実施例につい
て説明すると、先ず第1図に示すようにポリエチレンや
ポリプロピレン等の適当な材料で形成された表紙用のシ
一ト1をそのロールから引き出して矢印の方向に躍送す
る。この躍送されるシ一ト1に一対の癖つけローラ2に
よって折れ目3を背表紙4と表裏の各表祇5、6との境
界部に一本づつ形戊するとともに、背表紙4の内面にウ
レタン樹脂等の発泡樹脂材7を塗着する。癖つけローラ
2は圧痕を形成するだけのもののほか熱や薬品を用いる
ものでもよい。
この発泡材7の塗着は周面がやや円弧状に窪んだ塗着面
8aを持った塗着ローラ8によって行う。これにより発
泡樹脂材7は中央部でやや盛り上がった状態に形成され
る。塗着ローラ8への発泡樹脂材7の供給はホッパ−9
から幾つかの供給量調節ローラ10を介し適量供給する
シ一ト1に塗着した発泡樹脂材7は加熱ダクト11から
の熱風かあるいは加熱トンネルを通過することによって
加熱発泡させる。この塗着、発泡によって発泡樹脂材7
は発泡した粘着基体12としてシ一ト1上に固着した状
態で形成される。形成された粘着基体12の表面には両
面接着テープ13を貼着して粘着面14を形或する。両
面テープ13はそのロールから引き出しセパレータ15
を剥離した状態で貼着ロール■6により粘着基体12上
に当てかうことで貼着される。17は両面接着テーブ1
3の装着リール、I8はセパレータ15の巻き取り用の
リールである。
さらに第2図に示すように粘着面l4にはそれを保護す
るセバレータ19を貼着ローラ20によって貼着する。
21はセパレータ19を装着するリールである。
最後にシ一ト1を所定の寸法に切断して完成された粘着
式ファイル22とする。23は前記の切断を行うロール
カッタである。
ファイル22は第3図、第4図に示す通りであり、セパ
レータl9に設けられているミシン目24を利用して必
要幅に対応する部分のセパレータ19を力1乱し、それ
によって露出した粘着面l4に図のように紙葉25を粘
着させてそれをファイルする。
粘着基体l2の表面に形或する粘着面14は、粘着基体
l2に粘着材を混在ないしは含浸させ、あるいは塗着し
て形成することもできる。
なお上記の場合シ一ト1は連続したものを用いたが、材
質やその他の必要に応じて完威寸法に切断済のシ一トI
を用いてそれに前記と同様の作業を行ってファイル22
を形戒することもできる。さらに各作業はとくに連続で
行う必要もない。
またシ一ト1は発泡樹脂材7を塗着、発泡させて固着す
ることができれば材質は特に問うものではなく、場合に
よっては第1図に仮想線で示すように接着剤塗布ローラ
3l等によって接着剤30を塗布し、発泡樹脂材7を固
着するようにしても手間や製造原価にさほど影響しない
第5図、第6図に示す本発明の第2の実施例は、背表紙
4の内面に台シ一ト32を当てがい、その内面に前記と
同様に粘着面l4を持った粘着基体12を形成しいる。
台シ一ト32はポリプロピレンやポリエチレン等の適当
な樹脂材料よりなり、折り目3の形戒と同時にシ一トl
と溶着して固着するようにしてある。この溶着はヒート
溶着とするのが便利であり、癖つけローラ2をヒートロ
ーラにすればよい。他の方法としては高周波溶着がある
本実施例では粘着基体12が台シ一ト32によって背表
紙4から浮いた状態で背表紙4の内面に間接的に固着さ
れる。これによって粘着基体12はファイルした被貼着
物が見開かれるときの被貼着物の動きによく追随するこ
とができ、被貼着物を粘着面14から剥がれるようなこ
となく大きく充分に見開くことができる。
第7図、第8図は本発明の第3の実施例を示し、第7図
に示すようにやや厚いシ一ト1の背表紙4と表裏各表紙
5、6との境界部にトムソレス加工により形成した折り
目3aの外側にさらに今一つの折れ目3bを形成し、各
外側の折り目3a、3aを形或すると同時に台シ一ト3
2をシート1にヒート溶着してある。シ一ト1は一対づ
つの折り目3a、3bによって第8図に示すように、背
表紙4の部分が表裏各表紙5、6に対し少し窪んだ状態
に折り畳まれ、その窪みに粘着基体12をほぼ入り込む
ようになっている。これによって被ファイル物を貼着す
る際等にそれが粘着基体12の表面の粘着面14に案内
されやすくなる利点がある。また台シ一ト32の表紙へ
の固着箇所が背表紙4の部分から表裏各表祇5、6の側
に寄って位置しており、この分台シ一ト32の背表紙4
からの浮き上がりが容易となり、被ファイル物の大きな
見開きをさらに容易にすることができる。
特に本実施例では粘着基体12を塗着と発泡によって形
成した後、その表層部12aを上面側から図示しない刃
物によって漉き取ってある。これによって発泡したまま
の表面が浅層部でも外部に開放しない内部気泡の乱在に
よって大きくランダムな凹凸をなしているのを平坦面に
矯正し、かつその平坦面に内部の各発泡シェルが切断に
より開放され、露出する状態にすることができる。そし
て粘着面14は前記発泡シェルが開放、露出する漉き取
り後の表面に粘着剤を塗着して形戒している。表面の漉
き取りなしの表面に直接粘着剤4lを塗着しても、粘着
剤41の粘着基体12への結合が弱い上に、粘着面14
が粘着基体12の自然な表面状態と同し凹凸状態になる
ため、被ファイル物の一縁を粘着させてファイルするの
にその一縁が粘着面の所々の凸部に粘着するだけとなり
充分な粘着を期待することはできない。
これに対し粘着基体12の漉き取った表面への粘着剤4
lの塗着では、粘着基体l2の表面がRlき取りによる
平坦化によって平坦な粘着面を形戒するこのができると
ともに、発泡シェルの切断開放で粘着剤が粘着する表面
積が増大することと、切断開放された各発泡シェル内に
粘着剤41が第9図に示すように入り込んでアンカー効
果が生じることとにより、粘着剤41は粘@基体12に
対し碓固に結合される。また粘着剤41は粘着基体l2
内に深く入り込んで厚い粘着層を形戒するので粘着面1
4の使用による疲労ないし劣化を抑えることができる。
そして両面テープの使用を皆無としてコストをさらに低
減することができる。
なお粘着剤41の粘着基体12との結合強度や粘着層の
層厚増大の面からは、粘着基体12の発泡構造が連続的
である程好ましい。
(発明の効果) 本発明によれば、発泡樹脂材を背表紙の内面に塗着して
これを発泡させてその塗着、発泡によって背表紙内面の
塗着面に固着した発泡層としての粘着基体を形成するこ
とができ、形成された粘着基体はそれに混在ないしは含
浸させあるいは塗着ないしは貼着した粘着材によって表
面を粘着面に形戒することができるので、発泡されかつ
粘着面を持った粘着基体を両面接着テープやその取り扱
いおよび発泡樹脂の漉き作業なしに背表紙の内面に固着
形成し、粘着式ファイルを容易かつ安価に供することが
できる。
発泡樹脂材の塗着、発泡を背表紙の内面に直接行うと粘
着面を持った発泡粘着基体を背表紙の内面に直接固着し
た状態で形成して被貼着物を確固にファイルすることが
できるし、前記塗着、発泡を背表紙の内面に当てがわれ
背表紙の両縁に沿って表紙に固着されたシートの固着部
間でかつ背表紙との対応部の内面に行うと、粘着面を持
った発泡粘着基体を前記シートに固着し、背表紙からは
浮いた状態で形成することができるので、シートを追加
するだけの簡単かつ安価な対応でファイルした被貼着物
を見開くときの被貼着物の動きに粘着基体がよく追随し
、被貼M物を粘着面から剥がれるようなことなしに大き
く充分に見開けるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の一実施例を示すファイル製造
工程を示す斜視図、第3図、第4図はファイルの使用状
態を示す斜視図、および断面図、第5図は本発明の第2
の実施例を示すファイル製造工程の一部を示す斜視図、
第6図はファイルの断面図、第7図は本発明の第3の実
施例を示す製造初期の状態の断面図、第8図は仕上がっ
たファイルを示す一部分の斜視図、第9図は粘着基体と
粘着剤との結合構造を模式的に示す断面図である。 シート 背表紙 ・・・−・・・表裏表紙 発泡樹脂材 塗着ローラ ホッパ 加熱ダクト 粘着基体 両面接着テープ 粘着面 貼着ローラ ファイル 台シート 4l 粘着剤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)背表紙の内面に発泡樹脂材を塗着し、これを発泡
    させて粘着基体を形成するとともに、この粘着基体に粘
    着材を混在ないしは含浸させあるいは塗着ないし貼着し
    て粘着基体の表面に粘着面を形成したことを特徴とする
    粘着式ファイルの製造方法。
  2. (2)発泡樹脂材は背表紙の内面に直接塗着したことを
    特徴とする請求項(1)記載の粘着式ファイルの製造方
    法。
  3. (3)発泡樹脂材は背表紙の内面に当てがわれ背表紙の
    両縁に沿って表紙に固着されたシートの固着部間でかつ
    背表紙との対応部の内面に塗着したことを特徴とする請
    求項(1)記載の粘着式ファイルの製造方法。
JP30613389A 1989-11-24 1989-11-24 粘着式ファイルの製造方法 Pending JPH03164299A (ja)

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JPH03164299A true JPH03164299A (ja) 1991-07-16

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ID=17953453

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JP (1) JPH03164299A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002538023A (ja) * 1999-03-03 2002-11-12 コピー−ライン ゲーエムベーハー 改良型製本装置
JP2007168364A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Lihit Lab Inc ファイル及びその製造方法

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