JPH03163A - 複数層塗布方法 - Google Patents

複数層塗布方法

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JPH03163A
JPH03163A JP13218189A JP13218189A JPH03163A JP H03163 A JPH03163 A JP H03163A JP 13218189 A JP13218189 A JP 13218189A JP 13218189 A JP13218189 A JP 13218189A JP H03163 A JPH03163 A JP H03163A
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Shigehisa Kawabe
茂寿 川邉
Masahiro Umemura
昌弘 梅村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の押出し型塗布ヘッドからウェブに塗布
液を押出し塗布して複数層の塗布層を得る塗布方法に関
する。 〔従来の技術〕 磁気記録媒体を製造する際の磁性塗料の塗布、写真感光
材料の塗布、感熱記録材料の塗布などに際して、塗布ヘ
ッドの狭いスロットから塗布液を押出しなからウェブに
対して塗布する押出し塗布方法(エクストルージョンコ
ート法)を用いることが知られている。 この押出し塗布方法は、ロールコーI・法、グラビアコ
ート法、スライドコート法、あるいはドクターコート法
を付加した方法などに対して膜厚制御性に優れるなどの
利点がある。 近年、たとえば、磁気記録媒体においては、下塗層、中
間層を形成することや、これらの上に磁柱層を形成する
こと、また磁性層を複数化することが行われている。 このような、複数の塗布層を積み重ねる場合、従来の一
般的方法は、−層目塗布を行いその塗料を乾燥させたの
ち、二層目を塗布しこれを乾燥させる、いわゆるウェッ
ト・オン・ドライ方式である。 しかし、このウェット・オン・ドライ方式では、ライン
長が長くなる、上層用の塗布液中の溶媒が下層を溶解さ
せることがある、良好な塗布性が得られないなどの理由
によって、近時は、−層目の塗布液が乾燥していない状
態で二層目の塗布液を塗布する、いわゆるウェット・オ
ン・ウェット方式がよいとされつつある。 また、重層塗布方法に関しては、いくつかの提案があり
、たとえば特開昭82−124631号、同62−92
132号、同82−214524号、同63−1640
22号、同63−164023号、特公昭57−172
91号公報を挙げることができる。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、これらの各提案においては、塗布ヘッド
を如何にウェブに対して押し込むべきかについて、なん
らの開示がない。通常、下層の塗布と上層の塗布とで押
し込み量を同一としており、かつ上流塗布ヘッドに対す
るその上流および下流サポートロール間距離と、下流塗
布ヘッドに対するその上流および下流サポートロール間
距離とは同一としていた。 また、この種の押出し塗布では、支持体に同伴するエア
が塗布液に混入する泡故障などを防止するために、塗布
ヘッドをウェブに対して強く押し込み、塗布ヘッドのフ
ロントエツジ面にウェブが接触するようにしているが、
この態様を二層目の塗布に適用すると、−層目の塗膜を
掻き落すことに伴うスジ故障や、膜厚ムラなどの塗布性
の悪化を招く。 そこで、本発明の主たる目的は、ウェット・オン・ウェ
ット塗布方式において、スジ故障や膜厚ムラなどがなく
、良好な塗布性を得ることができる塗布方法を提供する
ことにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記課題は、連続的に走行している可撓性ウェブにそれ
ぞれ上流および下流のサポートロール間に配された複数
の押出し型塗布ヘッドから、上流側の塗布ヘッドで塗布
した塗布液が未乾燥状態において下流側塗布ヘッドから
塗布液を積層塗布する方法において7 上流側塗布ヘッドに対するサポートロール間距離を1)
、下流側塗布ヘッドに対するサポートロール間距離を1
2、上流側塗布ヘッドのサポートロール表面を結ぶ線か
らのウェブへの押し込み距離をL 1、下流側塗布ヘッ
ドのサポートロール表面を結ぶ線からのウェブへの押し
込み距離をL2としたとき、 L l/ i l> L z/ i zとすることで解
決できる。 〔作用〕 本発明によると、同一サポートロール間距離あたりの、
上層用すなわち下流側の塗布ヘッドのウェブへの押し込
みが下層用すなわち上流側の塗布ヘッドのウェブへの押
し込み量より少なくなり、既に塗布した下層の塗布液を
掻き落とすことがなくなり、もってスジ故障を防止でき
る。また、上流側のサポートロール間距離と、下流側の
サポートロール間距離との関係が、各塗布ヘッドによる
押し込み量(距離)との関係で、設定されているので、
ウェブの張力変動や、サポートロールから伝達するウェ
ブの振動に伴う膜厚ムラが殆ど無くなる。 〔発明の具体的構成〕 以下本発明をさらに詳説する。 第1図は塗布装置の全体図で、可撓性支持体(ウェブ)
lは、図示しないガイドロールを通って第1サポートロ
ール2、第2サポートロール3および第3サポートロー
ル4に案内され、ガイドロールを通って乾燥工程に導か
れる。 第1サポートロール2と第2サポートロール3との間に
おいて、上流側塗布ヘッド5Aがウェブlを押し込むよ
うに配設され、また第2サポートロール3と第3サポー
トロール4との間には下流側塗布ヘッド5Bが下層塗布
流のウェブに対して押し込むように配設されている。 各塗布ヘッド5Aまたは5Bは、フロントエツジ部材5
0とバックェツジ部材51とを備え、それらの間に液溜
め部52に連通ずるスロット53を有する。塗布液は、
ポンプにより液溜め部52に圧送され、スロット53か
ら背面が支持されていない状態のウェブ1に対して塗布
がなされる。 本発明においては、連続的に走行している可撓性ウェブ
1に、まずその上流側サポートロールすなわち第1サポ
ートロール2と下流側サポートロールすなわち第2サポ
ートロール3との間に配された上流側第1塗布ヘツド5
Aから下層用塗布液10を塗布して下層の塗布を行い、
次いでその塗布液10が未乾燥状態において、第2サポ
ートロール3と第3サポートロール4との間に配された
下流側第2塗布ヘツド5Bから上層用塗布液20を塗布
して積層塗布する、いわゆるウェット・オン・ウェット
塗布方法において; 上流側塗布ヘッド5Aに対するサポートロール2.3間
距離を1)、下流側塗布ヘッド5Bに対するサポートロ
ール3,4間距離を12、上流側塗布ヘッド4Aのサポ
ートロール2,3表面を結ぶ線からのウェブ1への押し
込み距離をL1、下流側塗布ヘッド5Bのサポートロー
ル3,4表面を結ぶ線からのウェブ1への押し込み距離
をL2としたとき、 L I / l l > L 2 / 472  ・・
・・・・(1)とされる。 (1)式の条件を満足しないと、スジ故障や膜厚ムラを
生じる。また、(1)の条件によると、ウェブ1に対す
る上流側塗布ヘッド5Aの押し込み度合いより、ウェブ
1に対する下流側塗布ヘッド5Bの押し込み度合いが小
さいまたは弱くなるので、第3図に示すように、フロン
トエツジ部材50のフロントエツジ面50a、特にその
終端Eが下層または下層液に当たらないあるいは当たっ
ても弱いから、下層液10を掻き落すとがなくなり、も
ってスジ故障を防止できる。その反面、下層の塗布に当
たっては、第2図のように、塗布ヘッド5Aをウェブ1
に強く押し込んで、塗布ヘッド5Aの終端Eがウェブl
と接触する、あるいはフロントエツジ面50aの一部が
ウェブ1と接触するようにするのが、ウェブ1に同伴す
るエアの巻き込みによる泡故障を防止するために好まし
い。 また、L9、L2、!1、lxは(1)の条件を満足し
ている関係にあれば実用上問題ない範囲で設定してかま
わないが、1),1xは1.000mm以下がウェブを
良好に搬送するためには望ましい。 さらに、上流側塗布ヘッド5Aと下流側塗布ヘッド5B
とは、その少なくともエツジ面が同一形状であるのが好
ましい。むしろ、同一の塗布ヘッドを用いても、本発明
に従う限り、良好な塗布性が得られ、かつ上流用および
下流用として、塗布ヘッドのエツジ面を多くの実験に基
づいて設計する必要がないことに鑑みれば、その利点が
大きい。 他方、上記例では、第2サポートロール3を塗布ヘッド
4A、4Bに対して共通とした。しかし、第4図のよう
に、第2サポートロールとして、3A、3Bを設け、共
通化しなくともよい。さらに、第4図のように、全ての
サポートロール表面が同一面上になくともよい。 〔実施例〕 次に本発明の実施例を示し、本発明の効果を明かにする
。 く下層用磁性塗布の調整〉 第1表に記載した磁性塗料用成分をサンドミル内に仕込
み、各成分を均一に分散させたのち、”コロネートL”
 (日本ポリウレタン工業■製、商品名)を5重量部添
加して下層用磁性塗料を調整した。第1表の部とは全て
重量部である。 第1表〈下層用磁性塗料〉 ★Co−γ−Fe20s(Hc=700. Oe。 BET値38 rrr/g、平均粒径0.2μm)  
 l’00部★スルホン酸カリウム含有塩化ビニル系樹
脂(日本ゼオン■製、商品名MRIIO)    10
部★ポリエステルポリウレタン (日本ポリウレタン(ロ)製、商品名N3132)  
5部★アルミナ             1部★カー
ボンブラック(平均粒径40μm)    1部★ミリ
スチン酸             1部★ブチルステ
アレート          1部★メチルエチルケト
ン        100部★シクロへキサノン   
      100部★トルエン          
   100部〈最上層用磁性塗料の調整〉 第2表に記載した磁性塗料用成分をサンドミル内に仕込
み、各成分を均一に分散させたのち、”コロネートL”
 (日本ポリウレタン工業■製、商品名)を5重量部添
加して最上層用磁性塗料を調整した。 Xの値を種々変化させて、各種磁性塗料A−Gを種々調
整した。 第2表〈最上層用磁性塗布塗料〉 ★C0−7−Fe!03(HC=900. Oe。 BET値50 rd/g  平均粒径0.16μm> 
  100部★スルホン酸カリウム含有塩化ビニル系樹
脂(日本ゼオン■製、商品名MRIIO)    10
部★ポリエステルポリウレタン (S本ポリウレタン■製、商品名N3132)★アルミ
ナ ★カーボンブラック(平均粒径40μm)★ミリスチン
酸 ★ブチルステアレート ★メチルエチルケトン ★シクロヘキサノン ★トルエン 第3表〈最上層用磁性塗料の製造条件〉5部 1部 1部 1部 1部 X部 X部 X部 く磁性塗料の塗布〉 前述のようにして調整した下層用磁性塗料を厚さ14μ
mのポリエチレンテレフタレート支持体上にエクストル
ージョン型塗布ヘッドを用いて塗布して下層を形成させ
たのち、エツジ形状が同一の別のエクストルージョン型
塗布ヘッドを用いて上記のの最上層用磁性塗料A−Gを
ウェット・オン・ウェット方式により、塗布速度200
m/分の条件で重層塗布し、L I/ l I、  L
2/ l 2が次のような関係となるようにウェブに対
して塗布ヘッドを押し込んだ。 得られた結果を第4表に示す。 ■ 実施例1 t、/l12=    L+/1実施例2 
 L2/12=    L+/1実施例3  L2/l
z=    L+/12比較例I  L2#2=L+#
。 比較例2  L 2/ l 2 = 2 L t/ l
 +第  4 表 ◎:塗布性最良  ○;塗布性良好 ×:下層掻き落とし、膜厚ムラ発生 〔発明の効果〕 以上のとおり、本発明によれば、ウェット・オン・ウェ
ット塗布方式において、スジ故障や膜厚ムラなどがなく
、良好な塗布性を得ることができる。 1、
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明法を実施するための塗布装置例の概要図
、第2図は上流側塗布ヘッドによる塗布状況断面図、第
3図は下流側塗布ヘッドによる塗布状況断面図、第4図
は他の塗布装置例の概要図である。 1・・・ウヱブ  2・・・第1サポートロール3・・
・第2サポートロール 4・・・第3サポートロール 5・・・塗布ヘッド  10・・・下層用塗布液20・
・−上層用塗布液 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)連続的に走行している可撓性ウェブにそれぞれ上
    流および下流のサポートロール間に配された複数の押出
    し型塗布ヘッドから、上流側の塗布ヘッドで塗布した塗
    布液が未乾燥状態において下流側塗布ヘッドから塗布液
    を積層塗布する方法において; 上流側塗布ヘッドに対するサポートロール間距離をl_
    1、下流側塗布ヘッドに対するサポートロール間距離を
    l_2、上流側塗布ヘッドのサポートロール表面を結ぶ
    線からのウェブへの押し込み距離をL_1、下流側塗布
    ヘッドのサポートロール表面を結ぶ線からのウェブへの
    押し込み距離をL_2としたとき、 L_1/l_1>L_2/l_2 とすることを特徴とする複数層塗布方法。
  2. (2)上流側塗布ヘッドと下流側塗布ヘッドとは、少な
    くともエッジ面が同一形状である第1項記載の塗布方法
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196649A (ja) * 2007-02-15 2008-08-28 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業車両

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