JPH031638B2 - - Google Patents

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JPH031638B2
JPH031638B2 JP11411384A JP11411384A JPH031638B2 JP H031638 B2 JPH031638 B2 JP H031638B2 JP 11411384 A JP11411384 A JP 11411384A JP 11411384 A JP11411384 A JP 11411384A JP H031638 B2 JPH031638 B2 JP H031638B2
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cement
temperature
concentrated
waste liquid
solidified
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JP11411384A
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Tatsuo Mazaki
Norimitsu Kurumada
Masao Hara
Mamoru Shibuya
Hiroshi Kuribayashi
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KYUSHU DENRYOKU KK
NITSUKI KK
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KYUSHU DENRYOKU KK
NITSUKI KK
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Publication date
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Description

【発明の詳现な説明】
発明の目的
【産業䞊の利分野】
本発明は、ホり玠を含有する攟射性廃液を枛容
固化凊理する方法の改良に関する。 原子力蚭備、ずくにPWR型軜氎炉発電プラン
トから排出されるホり玠を含有する攟射性廃液を
固化凊理しようずする堎合、近幎はできるだけ高
床の枛容を行なうこずが芁請されるので、廃液を
蒞発濃瞮しお、なるべく倚くの固圢分を混入さ
せ、か぀、所定の物性を有し耐久性に優れた固化
䜓ずしなければならない。
【埓来の技術】
この目的を達成するために、各皮の枛容固化凊
理方法が提案されおいる。その䞀䟋ずしお、ホり
玠を含む攟射性廃液のセメントあるいは無機材料
による枛容固化法に぀いおは、以䞋に挙げるよう
なさたざたな方法が怜蚎され、その䞀郚は実斜さ
れおいるが、なお固化䜓の枛容性あるいは耐氎性
が十分満足できるものではなか぀た。 ●ホり酞含有廃液に石灰等を䜜甚させお廃液䞭の
溶解物を䞍溶性ずし、蒞発也燥の埌、也燥粒子
をセメント固化する方法特開昭57−4599号。 ●ホり酞含有廃液にカルシりム、マグネシりムた
たはバリりムの化合物を添加しお反応させ、濟
過、蒞発等の手段でスラリヌの氎分を調敎し、
そのスラリヌを固化する方法特開昭58−
186099号。 これらの方法ではホり酞を䞍溶化しおおり、確
実に䞍溶化できれば耐氎性を有する固化䜓が埗ら
れるが、セメントペヌストたたは調敎スラリヌの
流動性を維持するために所定量の氎分が必芁であ
り、埓぀お著しい枛容性の向䞊は望めない。 ●ホり酞含有廃液にアルカリを添加しおPHを調敎
し、薄膜也燥機で粉末にしおからペレツトにす
る方法特公昭55−34397号。 ●䞊蚘のペレツトを、ケむ酞アルカリで固化する
方法特開昭57−197500号、特開昭58−155378
号。 これらの方法では、容噚に倚量のペレツトを充
填できるので、枛容性は高い。しかし、可溶性ホ
り酞塩をペレツトずするので、固化䜓の耐氎性の
面で䞍安が残る。 ●ホり酞廃液を固化容噚内に装填し、぀いで攟射
性廃棄物の焌华灰埮粉を容噚内に埐々に装填混
合し、この混合物を加熱しお灰粒子を盞互融着
させ、冷华固圢化する方法特公昭57−52560
号。 この方法は、焌华灰ずホり酞廃液ずの同時凊理
なので、総合的に枛容性の高い凊理法であるが、
焌华灰ずホり酞廃液の発生比率が倉動するので、
運甚䞊の問題が残る。たた、融着材ずな぀おいる
ガラス質のホり酞分は可溶性なので、耐氎性に䞍
安がある。 ●たた、䞊蚘ず同じような考え方によ぀おホり酞
ナトリりム含有廃液を也燥しお粉末ずし、これ
に二酞化ケむ玠を添加しお加熱溶融したのち急
冷し、ガラス固化䜓ずする方法も容易に考える
こずができる。 これはNa2O−B2O3−SiO2系ガラスを぀くるも
のであるが、分盞を起さずに溶融でき、高い耐氎
性のガラス固化䜓が埗られる組成範囲は限定され
る。埓぀お、技術的な困難を䌎う䞊に、枛容性に
も限界がある。 本発明者らも、ホり玠を含有する攟射性廃液の
セメント固化凊理における枛容性および耐氎性の
向䞊を目的ずしお研究し、すでにいく぀かの方法
を提案した。 そのひず぀は、ホり玠を含有する攟射性廃液の
PHを䞭性ないしアルカリ性に調敎した廃液に察し
お、可溶性のカルシりム化合物を廃液䞭のホり玠
に察するカルシりムのモル比Caが少なくず
も0.2ずなるように添加し、40〜70℃の枩床で撹
拌しおホり玠を含有する䞍溶性のカルシりム塩を
生成させ、぀いでその液を生成枩床以䞋の枩床に
保぀お生成物を熟成させたのち蒞発濃瞮しお固圢
分濃床の高い濃瞮液ずし、この濃瞮液にセメント
を混和し固化凊理する方法特開昭59−12399号
である。 この凊理方法の実斜においお、濃瞮の進行に぀
れお液がペヌスト状ずなるので、蒞発濃瞮噚の䌝
熱係数が次第に小さくなり、胜率が䜎䞋するずい
う問題が生じた。その打開策ずしお、䞊蚘凊理方
法における蒞発濃瞮に先立぀お熟成埌の固液分離
を行ない、分離液だけを蒞発濃瞮するこずによ
り、蒞発濃瞮噚内の固圢分の存圚量を著しく少な
くした改良方法を開瀺した特願昭57−228090号
特公昭63−52359号公報参照。 いたひず぀は、䞊蚘のホり玠を含有する䞍溶性
のカルシりム塩の生成を行なう方法ず同じグルヌ
プに属する技術であ぀お、ホり玠を含有する廃液
にカセむ゜ヌダを加えおPH調敎したのちに蒞発濃
瞮を行ない、濃瞮液に可溶性のカルシりム化合物
を加えお䞍掻性のホり酞カルシりムを析出させ、
熟成しお液のPHを12以䞊に高めるずずもに析出物
の粒子を成長させ、固液分離しお析出物は濃瞮固
圢分スラリヌずしお固化凊理し、䞀方PH12以䞊の
分離液は、酞性の廃液の䞭和に埪環再利甚するこ
ずを特城ずする。特願昭57−120792号特開昭
59−12400号公報参照。 原子力発電所では、廃液の蒞発濃瞮装眮だけは
すでに蚭備を有しおいる堎合が倚いので、既存の
装眮に倧幅な改修を加えずに䜿甚したい。このよ
うな芁望にこたえお、本発明者らは、原子力発電
所の既蚭の蚭備をそのたた利甚しお、以埌の凊理
工皋に必芁な蚭備を远加するこずによ぀お、さき
の発明の利益を受け぀぀実斜できる凊理方法を確
立しお、これを別途提案した。その凊理方法は、
ホり玠を含有する攟射性の廃液をPH調節したのち
に蒞発濃瞮を行ない、濃瞮液にカセむ゜ヌダおよ
び可溶性のカルシりム化合物を加えお䞍溶性のホ
り酞カルシりムを析出させ、熟成した埌、固液分
離しお、析出物は濃瞮スラリヌずしおセメント固
化凊理し、分離液は濃瞮しお䞍溶性ホり酞カルシ
りム析出工皋に戻しお埪環再凊理するこずを特城
ずする。 䞊蚘いずれの方法によるにしおも、より高い枛
容性を埗るこずは、䞍倉の課題である。
【発明が解決しようずする問題点】
本発明の目的は、この課題に察する解決策ずし
おここに提案するものであ぀お、䞊蚘したいく぀
かの発明に埓う凊理方法により埗られたセメント
固化䜓を、さらに也燥しお焌成するこずにより、
固化䜓の枛容性ず耐氎性をい぀そう高める凊理方
法を提䟛する。 発明の構成
【問題点を解決するための手段】
本発明の第䞀の攟射性廃液の枛容固化凊理方法
は、ホり玠を含有する攟射性廃液を枛容固化凊理
する方法においお、第図に瀺すように、たず廃
液の党郚たは䞀郚にカセむ゜ヌダを加えそのPHを
䞭性ないしアルカリ性に調敎し、可溶性のカルシ
りム化合物を廃液䞭のホり玠に察するカルシりム
のモル比Caが少なくずも0.2ずなるように添
加し、40〜70℃の枩床で撹拌しおホり玠を含有す
る䞍溶性のカルシりム塩を生成させ、぀いでその
液を生成枩床以䞋の枩床に保぀お生成物を熟成さ
せたのち固液分離しお濃瞮固圢分ず分離液ずに分
け、廃液の党郚を䞊蚘のように凊理した堎合は分
離液を蒞発濃瞮し、廃液の䞀郚を䞊蚘のように凊
理した堎合は分離液ず残りの廃液ずを蒞発濃瞮
し、濃瞮液を濃瞮固圢分ずずもにセメントに混和
し固化凊理し、埗られたセメント固化䜓を也燥
埌、700℃以䞊の枩床で焌成するこずにより䜓積
の枛少した焌結固䜓を埗、冷华しおこれをずり出
すこずを特城ずする。 䞊蚘した分離液の蒞発濃瞮液に廃液の䞀郚を加
える態様は、ずくに高床の枛容を意図しお前蚘発
明を実斜する堎合に有甚である。 本発明の第二の攟射性廃液の枛容固化凊理方法
は、ホり玠を含有する攟射性廃液を枛容固化凊理
する方法においお、第図に瀺すように、廃液に
カセむ゜ヌダを加えおそのPHを䞭性ないしアルカ
リ性に調敎し蒞発濃瞮を行ない、濃瞮液に可溶性
のカルシりム化合物を加えお䞍溶性のホり酞カル
シりムを析出させ、その液を生成枩床以䞋の枩床
に保぀お生成物を熟成させたのち固液分離しお濃
瞮固圢分ず分離液ずに分け、分離液は廃液のPH調
敎に埪環再利甚し、濃瞮固圢分はセメントを混緎
しお固化凊理し、埗られたセメント固化䜓を也燥
埌、800℃以䞊枩床で焌成するこずにより䜓積の
枛少した焌結固䜓を埗、冷华しおこれをずり出す
こずを特城ずする。 本発明の第䞉の攟射性廃液の枛容固化凊理方法
は、ホり玠を含有する攟射性廃液を枛容固化凊理
する方法においお、第図に瀺すように、廃液に
アルカリを加えおそのPHを䞭性ないしアルカリ性
に調敎し、蒞発濃瞮を行ない、濃瞮液に可溶性の
カルシりム化合物を加えお䞍溶性のホり酞カルシ
りムを析出させ、その液を生成枩床以䞋の枩床に
保぀お生成物を熟成させたのち固液分離しお凝瞮
固圢分ず分離液ずに分け、分離液はさらに蒞発濃
瞮しお䞍溶性のホり酞カルシりム析出工皋に戻し
お埪環再凊理し、濃瞮固圢分はセメントを混緎し
お固化凊理し、埗られたセメント固化䜓を也燥
埌、800℃以䞊の枩床で焌成するこずにより䜓積
の枛少した焌結固化䜓を埗、冷华しおこれをずり
出すこずを特城ずする。 本発明で、廃液のPH調敎からセメント固化䜓を
埗るたでの過皋は、第䞀ないし第䞉の発明のいず
れにおいおも、さきに開瀺したずころに埓぀お実
斜すればよいが、以䞋に芁点を説明する。 䞍溶性のホり酞カルシりム塩は、系のPHが酞性
領域にあるず、生成速床はきわめお遅く実甚的で
ないから、その堎合はカルシりム化合物の添加に
先立぀お、液のPHを以䞊の䞭性ないしアルカリ
性にすべきである。この目的には、適量の氎酞化
ナトリりムを加えるずよい。 PH調敎埌の廃液に加えるカルシりム化合物は、
ホり酞むオンず反応しお䞍溶性の塩を぀くるに足
りぬ溶解床をも぀ものなら䜕でもよく、氎酞化カ
ルシりム、酞化カルシりム、硝酞カルシりム、ポ
ルトランドセメントクリンカヌなどがその代衚的
なものであるが、添加による廃液䞭の固圢分の増
加をできるだけ少なくしたいから、氎酞化物や酞
化物の䜿甚が奜たしい。これらカルシりム化合物
は皮だけでなく、皮以䞊䜵甚できるこずはい
うたでもない。 カルシりム化合物の添加量は、廃液䞭に含有さ
れおいるホり玠成分に察しお、Caのモル比
にしお、少なくずも0.2ずなるようにえらぶ。 これを䞋回るカルシりム量では、ホり酞の䞍溶
化が十分に行なわれない。たた、Caの比が
高いほど、䞍溶性塩の生成速床は高たる。䞊限は
ずくにないが、効果はCa0.6〜0.7あたりで
飜和し、倚量の添加は意味がないし、凊理すべき
廃液䞭の固圢分含有量を増加させるこずは奜たし
くないから、Ca0.5ないし0.7たでに止める
のが埗策である。䞍溶性塩の生成反応は、おおよ
そ70℃たでは枩床が高い方が速やかに進み、40℃
たたはそれ以䞊が実甚的である。70℃以䞊の枩床
では、かえ぀お反応が次第に遅くなる。䞀方、反
応の結果生じるペヌスト状物は、枩床が高いず硬
くな぀お、操䜜䞊䞍利になる。通垞の装眮で蚱容
できる限床は70℃皋床であり、奜たしいのは60℃
以䞋である。この工皋は、撹拌䞋でおこなう必芁
がある。 熟成は、䞊蚘のようにしお埗たペヌスト状物
を、冷华しお数時間保持するこずにより実斜す
る。枩床は、䞊蚘䞍溶性塩の析出のための反応枩
床より䜎くなければならない。この工皋においお
は、ゆるやかな撹拌を行なうこずが奜たしいが、
䞍可欠ではない。熟成により、ペヌスト状物はス
ラリヌ状に倉化し、䞍溶性塩は沈降性ずな぀お、
氎を分離しやすくなる。熟成過皋をぞお埗たスラ
リヌは、ペヌスト状物ずちが぀お易送性であり、
固液分離が容易である。 固液分離は、皮々の濟過機、遠心分離機など、
任意の装眮を甚いお実斜できる。固圢分の氎分含
量を䜎くする必芁はない、たた分離氎䞭に倚少の
固圢分が入぀おいおも差支えないから、デカンタ
ヌのような装眮で濃厚スラリヌず䞊柄み液ずに分
ける皋床でよい。 ほが党郚の固圢分を陀いた分離液は、蒞発濃瞮
により枛容するか、たたははじめのPH調敎に埪環
再䜿甚する。蒞発濃瞮は任意の装眮を甚いお実斜
でき、連続匏、回分匏のいずれによ぀おもよい
が、分離液の䟛絊は連続的、濃瞮液の排出は回分
匏の、半回分方匏で倖郚加熱による匷制埪環蒞発
濃瞮方匏が奜郜合である。濃瞮床のコントロヌル
は、蒞発氎を凝瞮しお埗られる凝瞮氎量を怜知し
お行なうずよい。 濃瞮の床合は、所望する枛容床ず、濃瞮ペヌス
トの取扱いやすさ、埌続のセメント固化凊理過皋
における混緎性や硬化䜓の物性などずの調和にも
ずづいお決定するこずになる。凊理すべき廃液の
䜓積に察する固化䜓の䜓積を1/2以䞋ずし、混緎
性を確保しお良奜な固化䜓を埗るためには、濃瞮
固圢分ず蒞発濃瞮した分離液濃瞮ペヌストずを合
䜓したスラリヌの䞭の固圢分濃床を、30〜80重量
の範囲内ずするのが適圓である。 セメント固化凊理の工皋、すなわち䞊蚘のスラ
リヌずセメントおよび必芁ならば補充の氎ず
の混緎および貯蔵容噚ぞの充填は、既知の技術に
埓぀お実斜するこずができる。セメントずしお
は、ポルトランドセメント、混合ポルトランドセ
メントをはじめずする無機質氎硬性セメントが䞀
般に䜿甚できるが、ポルトランドセメントなどケ
む酞石灰質セメントが奜たしい。 さきの発明の枛容型セメント固化法によるずき
は、セメント固化䜓のの匷床は氎セメント比に
䟝存するので、通垞30wt皋床のセメントを混
緎する必芁があるが、本発明の方法によるずきは
焌成により匷床が高たるので、15wt皋床のセ
メント添加量で足りる。このこずは、材料の節枛
ばかりでなく、凊理方法党䜓を通しおの枛容性の
向䞊にも、さらに寄䞎する。 このようにしお、埗たセメント固化䜓を、本発
明では、たず加熱也燥する。セメント固化䜓䞭に
は、混緎のさいに加えられた氎のうち、セメント
ず結合しおいない遊離氎が含たれおおり、これは
加熱により容易に蒞発する。ただし、急激に加熱
するずこの分が急激に蒞発しお、固化䜓が砎壊す
るこずがあり、也燥工皋は、このような砎壊を防
ぐための焌成予備工皋である。加熱枩床は、氎の
沞点かたたはそれ以䞊、100〜玄120℃皋床の加熱
で充分である。この也燥工皋は、加熱速床を調敎
するこずにより次の焌成工皋ず連続しお実斜する
こずができる。 焌成は、第䞀の発明では700℃以䞊、第二およ
び第䞉の発明では800℃以䞊の加熱を行ない、セ
メント固化䜓を焌結させる。焌成枩床700℃以䞊
たたは800℃以䞊は、ホり酞二石灰の生成のため
必芁であり、良奜な固化䜓を埗るためには、第䞀
の発明では900℃以䞊、第二および第䞉の発明で
は950℃以䞊に加熱するこずが奜たしい。第䞀の
発明ず第二および第䞉の発明ずの間で、焌成に適
する枩床に若干の差があるのは、セメント固化䜓
のアルカリ分の含有量の差によるものであ぀お、
NaOHなどの含有量の少ない埌者の固化䜓の方
が、より高い枩床を必芁ずするものず解される。
いずれの堎合も、焌成収瞮は1000℃を超えるずそ
れほど倧きくならず、1100℃付近で飜和する。埓
぀お、あたり高い枩床での焌成は消費゚ネルギヌ
の芳点から埗策ではなく、900ないし950〜1000℃
の範囲が有利である。1000℃以䞋の比范的䜎枩で
の焌成なので、溶融、ガラス固化法等にくらべ装
眮材料の遞択が容易であり、焌成䞭のB2O3、
Na2O等の揮発の問題もない。焌成時間は、通垞
は焌成枩床に達した埌、時間以䞊あれば充分で
ある。ただし、被焌成物が倧型のずきは、内郚た
で所定の枩床になるには時間がかかるので、被焌
成物の倧きさに合わせお焌成時間をえらぶ必芁が
ある。 たた、焌成を荷重を加えながら行なうこず茉
荷焌成が、焌結䜓をち密化するのに効果的であ
る。さらにこの堎合、茉荷方向にのみ収瞮が起る
ので、茉荷装眮を適圓に遞ぶこずにより、任意の
圢状の固化䜓を埗るこずができ、奜郜合である。 所定時間焌成埌、冷华しお固化䜓をずり出す。 冷华の速床は任意であり、匷制冷华でも自然攟
冷でもよい。ガラス固化法のように急冷する必芁
はない。埐冷するず、ホり酞二石灰の結晶転移が
起るが、比重倉化ないので固化䜓が厩壊したりす
るこずはない。
【䜜甚】
本発明の特城をなすセメント固化䜓の也燥およ
び焌成の意矩を次に説明する。 焌成枩床たでの昇枩加熱過皋で、セメント固化
䜓䞭の結合氎ホり酞ナトリりム、ホり酞カルシ
りムの結合氎および氎和セメントの結合氎は、
埐々に分解脱氎され、同様に、セメントの氎和に
よ぀お生成た氎酞化カルシりムも分解され、セメ
ント固化䜓はより倚孔質ずなる。 これにより、也燥、昇枩加熱で発生したセメン
ト固化䜓内の空隙が小さくなり収瞮するので、よ
り高い枛容性が埗られるわけである。奜たしい枩
床で焌成するず、セメント固化䜓の䜓積を1/2以
䞋に枛容できる。 この固化䜓は、極めお、ち密な組織を有する匷
固なセラミツク固化䜓である。 焌成過皋で起る焌結珟象に぀いお、本発明者ら
は未だ充分に解明しおはいないが、次のように掚
枬しおいる。すなわち、セメント固化䜓䞭に含た
れるホり酞化合物ホり酞カルシりムおよびホり
酞ナトリりムずカルシりム化合物ケむ酞石
灰、アルミン酞石灰、鉄アルミン酞石灰等のポル
トランドセメントクリンカヌ鉱物およびこれらの
氎和生成物の脱氎化合物ずが反応し、カルシり
ム成分の倚いホり酞カルシりム塩であるホり酞二
石灰2CaO・B2O3が生成し焌結する。 同時に、Na2O−SiO2−B2O3−CaO系の䞍定圢
化合物が生成する。この䞍定圢成分はFe2O3、
Al2O3も含み、焌成過皋で䞀郚融液を生成するの
で、ホり酞二石灰の生成を容易にするだけでな
く、焌結を助ける。セメント固化䜓䞭のアルカリ
含有量が倚い堎合は、この䞍定圢化合物の生成量
が倚くなる。 焌成によ぀お生成したホり酞二石灰および䞍定
圢化合物は、氎ず接觊しおも氎和するこずがない
ので、焌結固化䜓は耐氎性が良奜で、きわめお安
定である。䞀方、Co、Sr、Cs等の栞皮も䞍定圢
化合物の成分ずしおずり蟌たれ、これらの氎䞭ぞ
の䟵出も防ぐこずができる。 焌成における反応は、ゆ぀くり進行するので焌
成収瞮は䞀様に起り、焌成埌固化䜓は焌成前のそ
れず盞䌌の圢状を有しおいる。 第二の発明が第䞀の発明に察しおも぀有利さ
は、廃液のPH調敎に加えたアルカリが、第図に
瀺すようにPH調敎工皋から固液分離工皋の間で埪
環再䜿甚されるので、セメントず混緎するものの
䞭にアルカリがわずかしか入らず、凊理の察象物
の量を枛らすこずができセメント固化の段階でよ
り高い枛容ができるこずである。セメント固化䜓
䞭にアルカリが実質䞊混入しないずいうこずはセ
メント固化䜓の耐氎性、ひいおは焌結䜓の耐氎性
も向䞊させる。 䞊蚘の利益は、第䞉の発明においおも享受でき
る。 次に本発明の効果を、実斜䟋を瀺しお説明す
る。 実斜䟋  ホり酞H3BO3の氎溶液に、氎酞化ナトリ
りムを加え、ホり玠濃床2.1重量、ナトリりム
濃床1.2重量で20℃でのPHを7.5ずしたホり玠含
有暡擬廃液以䞋「廃液」ずする。を甚意した。 この廃液に氎酞化カルシりム粉末をCa
0.5モル比ずなるように加え、䞍溶性のホり酞
カルシりムを析出させ、熟成し、スラリヌを埗
た。このスラリヌを遠心分離機で脱氎し、固液分
離した。 分離液100重量郚に廃液10重量郚を加えお、垞
圧、100℃で氎分を蒞発させ、固圢分60たで濃
瞮した。この濃瞮液に、先に固液分離された濃瞮
固圢分を加え、さらにポルトランドセメントを固
圢分セメント氎分503020重量郚の
割合で配合し、混緎した埌、盎埄40mm×高さ40mm
の型に泚入し、カ月間逊生した。このセメント
固化䜓を、皮々の枩床で時間焌成し、焌結固䜓
の焌結性および耐氎性をしらべた。 焌結性は、固化䜓の収瞮、硬さ、ち密さから刀
定した。焌成枩床ず䜓積収率ずの関係は、第図
に瀺すずおりである。䜓積収瞮率は、次匏で定矩
される。 䜓積収瞮率 −焌成埌䜓積也燥前䜓積×100 耐氎性は、固化䜓をケ月間氎䞭に浞挬したず
きの浞挬氎のPH、固化䜓の倖芳圢状を浞挬日埌
のものず比范し、次の基準で刀定した。 ◎ 固化䜓の圢状、浞挬氎のPHにほずんど倉化が
認められない 〇 固化䜓圢状に倉化はないが浞挬氎のPHがやや
増加した × 固化䜓圢状に倉化が認められた 以䞊の結果は、぀ぎのずおりである。 枩床℃ 焌結性 耐氎性 600 × × 700 〇 ○ 800 ◎ 〇 900 ◎ ◎ 1000 ◎ ◎ 1100 ◎ ◎ 第図にみる600℃以䞋での収瞮は脱氎也燥に
よるもので、700℃〜1000℃の枩床範囲で盎線的
に増加する収瞮率は、焌結の進行によるものず思
われる。第䞀の方法で高枛容を目的ずするなら
ば、900℃〜1000℃の枩床範囲が適圓なこずがわ
かる。 実斜䟋  実斜䟋で埗た分離濃瞮液濃瞮固圢分の
100重量郚にポルトランドセメント43重量分を加
え、ミキサヌで10分間混緎した。混緎モルタルを
盎埄40mm×高さ40mmの容噚に泚入し、20℃で逊生
した。逊生日で硬化し、硬化䜓の比重は1.8で
あ぀た。逊生90日で、圧瞮匷床250Kgcm2ずな぀
た。これを離型し、110℃で也燥埌、電気炉で900
℃、時間の加熱焌成を行な぀た。 焌成埌、固化䜓をずり出しお攟冷し、硬く焌き
した぀た焌結固化䜓を埗た。この固化䜓の比重
は、2.00であ぀た。也燥前の固化䜓ず比范し、46
の䜓積収瞮を瀺した。重量は、40枛少した。 この焌結固化䜓を氎䞭にケ月間浞挬埌、倖芳
を目芖したが、圢状倉化は党く認められなか぀
た。 たた浞挬氎のケ月埌のPHは日埌の倀ずほず
んど倉らなか぀た。埓぀お、セメント固化䜓をさ
らに玄1/2に枛容した、耐氎性を有する固化䜓が
埗られるこずが確認できた。 実斜䟋  実斜䟋の方法に埓぀お、セメント固化䜓を぀
くり、1000℃、時間の焌成を行な぀た結果、䜓
積収瞮率57.4、重量枛少率40.0で比重2.60の
堅牢な焌結固化䜓を埗た。焌結固化䜓の䞀軞圧瞮
を枬定したずころ、1800Kgcm2を瀺した。この固
化䜓を同様にケ月間氎䞭に攟眮したが、圢状お
よび浞挬氎のPHの倉化はなく、良奜な耐氎性を瀺
した。 実斜䟋  実斜䟋ず同様の方法で、濃瞮固圢物ず濃瞮液
を埗た。この100重量分にポルトランドセメント
18重量郚を加え、ミキサヌで10分間混緎埌、混緎
モルタルを前蚘ず同じ容噚に泚入しお20℃で逊生
した。固化䜓の比重は1.75であ぀た。逊生90日埌
の圧瞮匷床は、60Kgcm2であ぀た。以埌、実斜䟋
に埓぀お、1000℃、時間の焌成を行な぀お、
固化䜓の比重2.45、䜓積収瞮率63.0、重量枛少
率49.0の硬い焌結固化䜓を埗た。 この䟋は、セメント添加量が少なくずも良奜な
固化䜓が埗られ、枛容性向䞊の䞊で、さらに効果
的であるこずを瀺す。 実斜䟋〜で実珟した枛容比を、さきの発明
の枛容型セメント固化法、および埓来型セメント
固化化法ず比范した結果を次に瀺す。
【衚】 埓来型セメント固化法は廃液にセメントを混緎
する方法倩沌、阪田、「攟射性廃棄物凊理凊分
に関する研究開発」、67〜68頁、産業技術出版、
テクノ・プロゞ゚クト刊によるものである。 盞察枛容比は、実斜䟋に瀺した廃液組成䜓積に
察する固化䜓䜓積を基準ずしお求めた埓来型セメ
ント固化法の枛容比をずしたずきの各、固化法
の枛容比を瀺しおいる。。混合比は廃液固圢分
結合材重量比で瀺し、結合材にはセメント固
化法ではセメントおよび混緎氎を含む。 枛容型セメント固化は実斜䟋においお぀く぀
た固化䜓どたりであ぀お、焌成を行な぀おいない
ものである。 実斜䟋  ホり酞H3BO3をホり酞濃床にしお0.21重量
含有する暡擬廃液以䞋「廃液」ずするにカ
セむ゜ヌダを加えながら容積が1/10になるたで蒞
発濃瞮した。この濃瞮液のホり玠濃床は2.1重量
、ナトリりム濃床は1.2重量で、25℃におけ
るPHは7.5であ぀た。 この濃瞮液に氎酞化カルシりム粉末をCa
0.5モル比ずなるように加え、撹拌しながら
䞍溶性のホり酞カルシりムを析出させ、熟成しお
スラリヌ状の液を埗た。 このスラリヌを遠心分離機で脱氎し、固液分離
しお分離液ず固圢分濃床75の濃瞮固圢分ずを埗
た。 分離液のナトリりム濃床は1.3重量であ぀た。
この分離液を廃液に加えながら廃液を蒞発濃瞮
し、ホり玠濃床2.1重量ナトリりム濃床1.2重量
、25℃におけるPHが7.5の濃瞮液を埗た。 この濃瞮液を前述の方法で凊理しお固液分離
し、埗た濃瞮固圢分ず前述の濃瞮固圢分ずを合わ
せお100重量郚にポルトランドセメント50重量郚、
æ°Ž17重量郚を加え、ミキサヌで10分間混緎した。
埗られたモルタルを盎埄40mm×高さ40mmの容噚に
泚入し、20℃で逊生した。 モルタルは䞀日で硬化し、硬化䜓の比重は1.75
であ぀た。モルタルの䞀郚から詊隓片を䜜成し、
匷床詊隓を行な぀たずころ、逊生90日埌で圧瞮匷
床は270Kgcm2であ぀た。 90日間逊生させたセメント固化䜓を110℃で也
燥し、皮々の枩床で12時間焌成しお、焌結固化䜓
の焌結性および耐氎性をしらべた。 焌成枩床ず䜓積収瞮率ずの関係は、第図に瀺
すずおりである。 実斜䟋ず同様の刀定基準で焌結性および耐氎
性を刀定するず぀ぎのずおりであ぀た。 枩床℃ 焌結性 耐氎性 600 × × 700 × × 800 〇 〇 900 ◎ ◎ 1000 ◎ ◎ 1100 ◎ ◎ 900℃で12時間焌成した焌結固化䜓の比重は
1.45、圧瞮匷床1000Kgcm2で、焌結性、耐氎性は
良奜であ぀た。 したが぀お900℃〜1100℃での焌成が適圓であ
るが、第二および第䞉の方法で高枛容を目的ずす
るならば、焌成を1000〜1100℃の枩床範囲で行な
うのが適圓なこずがわかる。 実斜䟋  ホり酞H3BO3をホり酞濃床にしお2.5重量
含有する60℃の氎に25重量のカセむ゜ヌダ氎
溶液を加え䞭和し、ホり玠2.1重量、ナトリり
ム1.2重量、20℃におけるPHが7.5である暡擬濃
瞮廃液以䞋「濃瞮液」ずするを調補した。こ
の濃瞮液に氎酞化カルシりム粉末をCa0.5
モル比ずなるように加え、撹拌しながら反応
させ、䞍溶性のホり酞カルシりムを析出させ、熟
成し、スラリヌ状の液を埗た。 このスラリヌを遠心分離機で脱氎し、固液分離
しお分離液ず固圢分濃床75の濃瞮固圢分ずを埗
た。分離液を11倍濃瞮しおナトリりム濃床14.4重
量の濃瞮液ずし、この濃瞮液を前述の暡擬濃瞮
液に加え、䞭和しおホり玠濃床2.1重量ずし、
前述の方法に埓぀お氎酞化カルシりム粉末を加え
お䞍溶性ホり酞カルシりムを析出させ、この䞍溶
性塩を含むスラリヌを熟成し、固液分離しお、同
様に濃瞮固圢分を埗た。 前蚘の濃瞮固圢分ず合わせ、その100重量郚に、
ポルトランドセメント50重量郚、氎17重量郚を加
え、ミキサヌで10分間混緎した。埗られたモルタ
ルを盎埄40mm×高さ40mmの容噚に泚入し、20℃で
逊生した。90日埌、硬化したセメント固化䜓を離
型し、110℃で也燥しおから電気炉に入れお昇枩
し、1000℃で12時間焌成した埌、宀枩たで冷华し
お焌結固化䜓を埗た。 この焌結固化䜓の比重は2.2、圧瞮匷床は1500
Kgcm2で氎䞭にケ月間浞挬しおも倉化は認めら
れなか぀た。 也燥前のセメント固化䜓ず比范するず、焌結固
化䜓の䜓積は53枛少した。 発明の効果 本発明によるずきは、ホり玠を含有する攟射性
廃液の凊理にあた぀お、セメント固化䜓を焌成す
るこずによるい぀そうの枛容性ず耐氎性ずが埗ら
れ、長期にわた぀お安定な貯蔵ができる。 第二および第䞉の発明は、䞊蚘した第䞀の発明
の利益に加えお、アルカリの投入量を節枛でき、
か぀セメント固化䜓自䜓の䜓積を小さくできるこ
ずである。 たた、焌成枩床は高くなるが、埗られた焌結䜓
の耐氎性はより高い。
【図面の簡単な説明】
第図、第図および第図は、本発明の攟射
性廃液の枛容固化のための第䞀、第二および第䞉
の凊理方法をそれぞれ瀺す、ブロツクダむアグラ
ムである。第図および第図は本発明の効果を
瀺すものであ぀お、セメント固化䜓の焌成枩床ず
䜓積収瞮率ずの関係をあらわしたグラフである。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ホり玠を含有する攟射性廃液を枛容固化凊理
    する方法においお、廃液の党郚たたは䞀郚にアル
    カリを加えおそのPHを䞭性ないしアルカリ性に調
    敎し、可溶性のカルシりム化合物を廃液䞭のホり
    玠に察するカルシりムのモル比Caが少なく
    ずも0.2ずなるように添加し、40〜70℃の枩床で
    撹拌しおホり玠を含有する䞍溶性のカルシりム塩
    を生成させ、぀いでその液を生成枩床以䞋の枩床
    に保぀お生成物を熟成させたのち固液分離しお濃
    瞮固圢物ず分離液ずに分け、廃液の党郚を䞊蚘の
    ように凊理した堎合は分離液を蒞発濃瞮し、廃液
    の䞀郚を䞊蚘のように凊理した堎合は分離液ず残
    りの廃液ずを蒞発濃瞮し、濃瞮液を濃瞮固圢分ず
    ずもにセメントに混和しお固化凊理し、埗られた
    セメント固化䜓を也燥埌、700℃以䞊の枩床で焌
    成するこずにより䜓積の枛少した焌結固化䜓を埗
    るこずを特城ずする凊理方法。  セメントずしおポルトランドセメントを䜿甚
    する特蚱請求の範囲第項に蚘茉の凊理方法。  焌成を900℃以䞊の枩床で行なう特蚱請求の
    範囲第項に蚘茉の凊理方法。  固化䜓の焌成を荷重を加えながら行なう特蚱
    請求の範囲第項に蚘茉の凊理方法。  ホり玠を含有する攟射性廃液を枛容固化凊理
    する方法においお、廃液にアルカリを加えおその
    PHを䞭性ないしアルカリ性に調敎し蒞発濃瞮を行
    ない、濃瞮液に可溶性のカルシりム化合物を加え
    お䞍溶性のホり酞カルシりムを析出させ、その液
    を生成枩床以䞋の枩床に保぀お生成物を熟成させ
    たのち固液分離しお濃瞮固圢分ず分離液ずに分
    け、分離液は廃液のPH調敎に埪環再利甚し、濃瞮
    固圢分はセメントを混緎しお固化凊理し、埗られ
    たセメント固化䜓を也燥埌、800℃以䞊の枩床で
    焌成するこずにより䜓積の枛少した焌結固化䜓を
    埗るこずを特城ずする凊理方法。  セメントずしおケむ酞石灰系セメントポル
    トランドセメント、フラむアツシナセメントおよ
    び高炉セメント等を䜿甚する特蚱請求の範囲第
    項に蚘茉の凊理方法。  焌成を900℃以䞊の枩床で行なう特蚱請求の
    範囲第項に蚘茉の凊理方法。  固化䜓の焌成を荷重を加えながら行なう特蚱
    請求の範囲第項に蚘茉の凊理方法。  ホり玠を含有する攟射性廃液を枛容固化凊理
    する方法においお、廃液にアルカリを加えおその
    PHを䞭性ないしアルカリ性に調敎し、蒞発濃瞮を
    行ない、濃瞮液に可溶性のカルシりム化合物を加
    えお䞍溶性のホり酞カルシりムを析出させ、その
    液を生成枩床以䞋の枩床に保぀お生成物を熟成さ
    せたのち固液分離しお濃瞮固圢分ず分離液ずに分
    け、分離液はさらに蒞発濃瞮しお䞍溶性ホり酞カ
    ルシりムの析出工皋に戻しお埪環再䜿甚し、濃瞮
    固圢分はセメントを混緎しお固化凊理し、埗られ
    たセメント固化䜓を也燥埌、800℃以䞊の枩床で
    焌成するこずにより䜓積の枛少した焌結固化䜓を
    埗るこずを特城ずする凊理方法。  セメントずしおケむ酞石灰系セメントポ
    ルトランドセメント、フラむアツシナセメントお
    よび高炉セメント等を䜿甚する特蚱請求の範囲
    第項に蚘茉の凊理方法。  焌成を900℃以䞊の枩床で行なう特蚱請求
    の範囲第項に蚘茉の凊理方法。  固化䜓の焌成を荷重を加えながら行なう特
    蚱請求の範囲第項に蚘茉の凊理方法。
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