JPH03163883A - 光反射層を備えた発光ダイオード - Google Patents

光反射層を備えた発光ダイオード

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JPH03163883A
JPH03163883A JP1303539A JP30353989A JPH03163883A JP H03163883 A JPH03163883 A JP H03163883A JP 1303539 A JP1303539 A JP 1303539A JP 30353989 A JP30353989 A JP 30353989A JP H03163883 A JPH03163883 A JP H03163883A
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JP
Japan
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light
layer
reflected
optical
extraction surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP1303539A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Kato
加藤 俊宏
Hiromoto Suzawa
諏澤 寛源
Takashi Saka
坂 貴
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/616,092 priority patent/US5132750A/en
Priority to DE69025273T priority patent/DE69025273T2/de
Priority to CA002030368A priority patent/CA2030368C/en
Priority to EP90122202A priority patent/EP0430041B1/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は光反射層を備えた発光ダイオードの改良に関す
るものである。
従来の技術 光通信や表示器などに発光ダイオードが多用されている
。かかる発光ダイオードは一般に、半導体基板の上に液
相エピタキシー(LPE;Liquid PhaseE
pitaxy)法などのエビタキシャル或長法によりp
n接合を形成したダイオードを用いて構威される。また
、このような発光ダイオードの一種に、光取出面から放
射するための光を発生させる活性層と、その活性層の光
取出面と反対側に形成されて活性層からの光を活性層に
向かって反射させる光反射層とを備え、光反射層により
反射された光も光取出面から放射されるようにして発光
効率を高めたものがある。たとえば、特開平1−200
678号公報に記載されたものがそれである。上記のよ
うに光反射層を備えた発光ダイオードにおいては、活性
層内で発生した光のうち、光取出面と反対側へ向かう光
が光反射層によって活性層へ向かって反射されるので、
光取出効率、即ち発光効率が改善されるという特徴があ
る。
発明が解決しようとする課題 ところで、上記のように、発光効率を高めるための光反
射層を活性層の光取出面と反対側に設けると、発光ダイ
オードの光取出面から放射される光のスペクトルに周期
的な凹凸が生し、実用上において問題となる場合があっ
た。
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、
その目的とするところは、滑らかなスペクトルを有する
光を放射する光反射層を備えた発光ダイオードを提供す
ることにある。
課題を解決するための手段 本発明者等は、以上の事情を背景として種々検討を重ね
た結果、光反射層を備えた従来の発光ダイオード内にお
いてその光取出面へ向かう光のうちの一部は、その光取
出面により内部へ向かって反射されることが避けられな
いことから、光取出面から発光ダイオードの内部へ向か
って反射された光は、光反射層により光取出面へ向かっ
て反射され、その光が光取出面により光反射層側へ再び
反射されるので、光取出面と光反射層との間で光の共振
が発生し、複数種類の特定の波長の光が強められ、それ
等強められた波長の間の波長の光が弱められるので、発
光ダイオードの光取出面から放射される光のスペクトル
に周期的な凹凸が生しることを見出した。本発明は斯る
知見に基づいて為されたものである。
すなわち、本発明の要旨とするところは、光取出面から
放射するための光を発生させる活性層と、その活性層の
その光取出面と反対側に形成されてその活性層からの光
をその活性層に向かって反射させる光反射層とを備え、
その光反射層により反射された光も前記光取出面から放
射されるようにした形式の光反射層を備えた発光ダイオ
ードにおいて、前記光取出面に、その光取出面から前記
光反射層へ向かって反射される反射光を抑制する反射光
抑制手段を設けたことにある。
作用および発明の効果 このようにすれば、光取出面から前記光反射層へ向かっ
て反射される反射光を抑制する反射光抑制手段が設けら
れているので、光取出面から光反射層側へ反射される光
が抑制されて、光取出面と光反射層との間の光共振現象
が解消される。したかって、発光ダイオードの光取出面
から放射される光のスペクトルにおいて、上記光共振現
象に起因する周期的な凹凸が生じることが解消されて、
滑らかに連続したスペクトルが得られるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例である発光ダイオード10の
斜視図であり、第2図はその積層構或を説明するための
図である。それらの図において、発光ダイオード10は
、ダブルへテロ構造の面発光型発光ダイオードであり、
n−GaAs単結晶の基板12上には、n  G a 
I+O. ssA I! o−o1sA s緩衝層14
、光反射層16、n −G a o. ssA Q o
. a,As層18、p−GaAs活性層20、p−G
ao.ssA l o. a,A s層22、およびP
”  GaAsコンタクト層24が、0.01乃至数μ
mのオーダの膜厚でそれぞれ設けられている。そして、
上記基板12の底面にはAu−Geのn型オー5ツク電
極26が設けられる一方、上記コンタク1・層24の上
にはAu−Znのp型オーミック電極28が設けられて
いる。
上記緩衝層14、光反射層16、n型クラッド層18、
活性層20、p型クラッド層22、およびコンタクト層
24は、たとえば、有機金属化学気相成長法、分子線エ
ピタキシ法、或いは気相エピタキシ法などによって、基
板12上に単結晶の状態で順次戒長させられることによ
り形成されている。
上記光反射層16は、光波干渉作用により光を反射する
ために、所定厚みのGaAs層と所定厚みのA 42 
o. a5G a o. ssA s層とが10対積層
されることにより所謂超格子に構威されおり、光反射層
16に対して垂直な方向で入射する880nmの波長の
光が最大反射率となるような波長選択特性を備えている
上記光反射層16を構戊するGaAs層とAI2o.a
5G a o. ssA S層とは、チャンハ内の基板
12の温度を850゜Cに維持した状態で、弁の操作に
よって原料ガスを切り替えることにより交互に重ねら?
、また、その原料ガスを流す時間を制御して所望の厚み
を得る。たとえば、G a A s層を形或する場合に
は、TMGガスの流量を2.2X 10−’mole/
min, 10%希釈Asiaガスの流量を5 1 0
cc/min、lQppm希釈HzSeガスの流量を2
 8 . 3 cc/minとする。また、A 1 o
. 4SG a Q. SSA S層を形戒する場合に
は、TMGガスの流量を2.2 X 10− ’mol
e/n+in,TMAガスの流量を7.8X10−bm
ole/min、10%希釈A s H :+ガスの流
量を5 1 1cc/min、10ppm希釈H2Se
ガスの流量を2 8 . 3 cc/minとする。そ
して、上記GaAs層を形或する期間とA e o. 
s5G a。.5SAS層を形戒する期間との間にはA
 s H 3ガスを10秒間流すようにする。
そして、本実施例では、コンタクト層24の表面である
光取出面30には、第3図に拡大して示すように、光取
出面30から内部へ向かって反射される反射光を抑制す
るための手段であるすりガラス状の不規則な凹凸32が
形成されている。このすりガラス状の凹凸32は、たと
えば、H.POs  : H2 0■ :H20が3:
1:21であるエッチング液内に室温で5分浸漬させる
ことにより得られる。
以上のように構威された発光ダイオード10においては
、オーξツク電極26と28との間に駆動電流が流され
ることにより活性層20から880nmの波長の光が発
生させられる。活性層20から光取出面30側へ向かう
光は光取出面30から放射される一方、活性層20から
基板l2側へ向かう光は光反射層16により活性層20
へ向かって反則され、活性層20を通して光取出面30
から放射される。ここで、光が光取出面30を通して放
射されるときには、その一部が光取出面30により内部
側へ向かって反射されるのであるが、光取出面30に形
成されたすりガラス状の不規則な凹凸32により、光取
出面30から光反射層16へ向かう反射光が抑制される
。このため、光取出面30と光反射層16との間におい
て光共振が発生することが解消されるので、たとえば第
4図に示すように、光取出面30から放射される光のス
ペクトルが880nmを中心とする滑らかに連続したも
のとなるのである。因に、第5図は、上記すりガラス状
の不規則な凹凸32が設けられていない場合において光
取出面30から放射される光のスペクトルである。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実
施例において前述の実施例と共通する部分には同一の符
号を付して説明を省略する。
第6図に示すように、コンタク1・層24の表面である
光取出面30の上には、光波干渉を利用した反射防止膜
34が設けられている。この反射防止膜34は、たとえ
ば、2酸化チタンペレットを真空チャンハ内において蒸
発させることによりl10nm程度の膜厚に形成した2
酸化チタン蒸着膜により構威されている。本実施例によ
れば、上記反射防止膜34によって、光取出面30から
光反射層16へ向かう反射光が抑制されることから前述
の実施例と同様に、光取出面30と光反射層16との間
において光共振が発生ずることが解消されるので、光取
出面30から放射される光のスペクトルが880nmを
中心とする滑らかに連続したものとなるのである。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明し
たが、本発明は他の態様で実施することもできる。
例えば、前記実施例の発光ダイオードIOはGaAs/
Aj2GaAsダブルへテロ構造を威しているが、Ga
P,InP,InGaAsPなど他の化合物半導体から
或る発光ダイオードや単一へテロ構造、あるいはホモ構
造の発光ダイオードにも本発明は同様2こ適用され得る
また、前記実施例では光反射層16としてGaA s 
/ A I G a A s超格子層が設けられている
が、屈折率などを考慮して他の半導体材料から或る光反
射層を用いることも可能である。
その他一々例示はしないが、本発明は当業者の知識に基
づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である発光ダイオードの斜視
図である。第2図は第1図の積層構造を10 説明する断面図である。第3図は第l図の発光ダイオー
ドの光取出面を拡大して示す図である。第4図は、第1
図の実施例の発光ダイオードの発光スペクトルを示す図
である。第5図は、すりガラス状の不規則な凹凸32が
光取出面に設けられていない場合の第4図に相当する図
である。第6図は、本発明の他の実施例における第3図
に相当する図である。 発光ダイオード 光反射層 活性層 光取出面 すりガラス状の不規則な凹凸 反射防止膜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 光取出面から放射するための光を発生させる活性層と、
    該活性層の該光取出面と反対側に形成されて該活性層か
    らの光を該活性層に向かって反射させる光反射層とを備
    え、該光反射層により反射された光も前記光取出面から
    放射されるようにした形式の光反射層を備えた発光ダイ
    オードにおいて、 前記光取出面に、該光取出面から前記光反射層へ向かっ
    て反射される反射光を抑制する反射光抑制手段を設けた
    ことを特徴とする光反射層を備えた発光ダイオード。
JP1303539A 1989-11-22 1989-11-22 光反射層を備えた発光ダイオード Pending JPH03163883A (ja)

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US07/616,092 US5132750A (en) 1989-11-22 1990-11-20 Light-emitting diode having light reflecting layer
DE69025273T DE69025273T2 (de) 1989-11-22 1990-11-20 Lichtemittierende Diode mit lichtreflektierender Schicht
CA002030368A CA2030368C (en) 1989-11-22 1990-11-20 Light-emitting diode having light reflecting layer
EP90122202A EP0430041B1 (en) 1989-11-22 1990-11-20 Light-emitting diode having light reflecting layer

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61121374A (ja) * 1984-11-17 1986-06-09 Oki Electric Ind Co Ltd 面発光素子及びその製造方法
JPS6386578A (ja) * 1986-09-30 1988-04-16 Shimadzu Corp 発光ダイオ−ド
JPH01200678A (ja) * 1988-02-04 1989-08-11 Daido Steel Co Ltd 発光ダイオード

Patent Citations (3)

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