JPH03162906A - 補強セメントモルタル成形品とその製造方法 - Google Patents

補強セメントモルタル成形品とその製造方法

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JPH03162906A JP30191689A JP30191689A JPH03162906A JP H03162906 A JPH03162906 A JP H03162906A JP 30191689 A JP30191689 A JP 30191689A JP 30191689 A JP30191689 A JP 30191689A JP H03162906 A JPH03162906 A JP H03162906A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、補強板を設けた建築材料等に適したセメンl
・モルタル成形品とその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
かかる成形品とその製造方法は特公平1−23286号
に開示されている。しかしかかる成形品は、製造後の材
料の収縮により塑性変形を生しやすい。製品中の水分が
経時変化して補強板のない面が蒸発等により収縮が大き
く補強板の面が凸面となるように弯db Lてしまう。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで本発明の目的は塑性変形を起こさずにさらに強度
を高めた補強セメントモルタル成形品とその製造方法を
提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達するため、本発明は、強制搾水しながら
圧縮成形されるセメン1・モルタル板材の両面に補強板
が接着され、その少なくとも一方の補強板が複数の通孔
を配分穿孔された有孔板であることを特徴とする補強セ
メン1・モルタル成形品を提供せんとするものである。
また本発明は、下型と上型の少なくとも一方の成形面に
搾水孔を有する圧縮成形金型の下型の成形面に補強板を
配置し、次にその補強板の上にセメントモルタル成形材
料を供給し、その後成形而にもう1つの補強板を担持す
る」二型を下降して上下金型を閉じ、しかる後強制搾水
しつつ圧縮成形する段階からなり、少なくとも搾水孔を
有する金型の成形而に担持される補強板が有孔板である
ことを特徴とする補強セメン1・モルタル成形品の製造
方法を提供する。
〔作 用〕
本発明の実施には特公昭54−20209号に示された
自動強制搾水式のプレス成形機の原理を利用すればよく
、自動化による生産性の向上が計れるばかりでりく、強
制搾水によって収縮率の少ない材料が補強板にサンドイ
ンチされて肉厚の鉄板材、ブロック材と変わらない強度
を有し、しかもその重量はその必要に応じて軽量化でき
ることが判った。
補強板とは、ナイロン、テトロン、ポリプロピレン、テ
フロン、アクリル、ポリビニル、ポリビニリデン、ポリ
エステル等の合或繊維、ガラス繊維、カーボン繊維等の
繊維ネット、又は合威樹脂板、あるいは鉄、ステンレス
鋼、アルごニウムその他の金属製ネット又は金属板が使
用できる。
突起を有する補強板の突起は、突片あるいはビンを溶接
したものでもよいが、スタンピングにより穿孔されると
同時に突起の形成されるものを使用するのがよい。
有孔の補強板としては、正方形等の一定形状の孔を全面
に配分して設けるが、上記のスタンピングによって突起
が形成されるものを使用できる。
〔実施例〕
以下において本発明の実施例を示す添{=J図面を参照
しつつ本発明の諸特徴を更に詳述する。
第1図及び第2図は本発明による成形品の第1実施例を
示す。板状のモルタル成形材料1の上面に接合された上
部補強板2には搾水用として用いることの可能な複数(
図では100個)のほぼ正方形の開口が穿設されており
、その下面よりその開口3に対応して突起4が下方に延
びている。この突起4が成形材料に離脱不可能に食い込
んで強力な補強板を形成しており、又成形材料lの下面
にも上部補強板2と同様の開口と突起を有する下部補強
板5が離脱不可能に食い込んでいて、突起6が見えてい
る。
第3図及び第4図に示す本発明の第2実施例は、上部補
強板2に開口を持たず、成形材料1に接合する下面に溶
接されたピン4が見られ、下部補強板5ば第l実施例と
同様に開口と突起を有し、突起6が図に見られる。
本発明により成形品は上記の如きものに限定されず、開
口の形状、数、配分方法も種々の選択が可能であり、溶
接ピンを有孔板に設けることも可能である。有孔板を使
用する場合にはその孔にセメントモルタル材料が充たさ
れて接合力を供するので突起を省略することが考えられ
る。開口のない板には突起の必要性は高い。
第5図から第9図はそれぞれ本発明の成形品の製造方法
の各種実施例に使用する成形金型の概略断面図である。
第5図においては、上型11の周囲に上型11に対して
上下動ずる型枠12を設け、上型11の成形面(下面)
には補強板■3を担持するいくつか(例えば4個)の磁
石パッド14を埋設してある。下型15は排水口に通ず
る搾氷室16の上方の成形面(上面)にその搾水室15
に通ずる搾水孔17を有し、搾氷室16は排水管18に
より排水口に通ずる。成形面には水切鉄板19、金網2
0、濾過布21からなる濾過板装置が設けられ、その上
に複数の開口を有する別の補強板22を配置し、その上
にセメントモルタル材料23が供給された状態を示して
ある。この装置のその他の構造や動作は前掲の特公平i
23286号、特公昭5−4−20209号等を参照さ
れたい。
かかる装置による補強セメントモルタル成形品の製造段
階を説明すると、図示の状態の成形材料22に向けて上
型11を型枠■2と共に下降せしめ、型枠12の下端を
下型の形成面の濾過板装置の上面と接合さセて上型11
を設けたピストンを操作して成形材料23に上型l1の
圧縮力を作用せしめると、モルタル成形祠料23が含有
する水分は濾過板装置より下型15の搾水孔17を経て
搾水室16に至り排水管l8を通って排水口に排出され
る。
成形が完了したときは、上下の補強板l3,22に成形
材料23がサンドイッチされた状態で上型11をそのま
まの状態の型枠12を伴って上方に持ち上げ、次に水平
に受板を配置した位置まで移動して型枠l2を上型11
に対して持ち上げて受板へ受け渡す。型枠12の移動だ
けで離型が不十分であれば、磁石バンド14を電磁石に
して離型の際にその導電を切るとか、上型の成形面に離
型用空気を供給する送気管を穿設してもよい。
第6図は第5図に対して、型枠12Aが上型11ではな
く、下型15の周囲に設けられた実施例を示す。この場
合は成形品を1般送するため持ち上げるには、上型11
を移動し、上型11とは別の真空吸引による搬送装置を
成形品上面に当接させる必要があろう。磁石パッド14
が電磁石で成形品全体を吸引する力があれば上型11に
搬送を行わしめることができる。
第7図は、第6図のように搾水を下型l5において行わ
ずに、上型11において行い、搾水は圧縮力と共に搬送
吸引力を持たせるため真空吸引を好適とする。したがっ
て上型11に搾水室16Aを設け搾水孔17Aを介して
成形面と連通せしめ真空吸引口18Aを介して真空ブロ
ワに接続する。
成形面には水切鉄板19A、金網2OA、濾過布2LA
からなる濾過板装置を取り付ける。成形完了時、成形品
を搬送する場合には、まず型枠12Aを下型l5に対し
て下降せしめた後成形時の吸引力をそのまま持続させて
上型11を持ち上げて成形品を下型15より離型して搬
送することができる。
第8図は、第6図の下型に第7図の上型を組み合わせた
もので、両面において搾水を行うものである。成形品の
両面が補強板となるため、成形面の平滑性を顧慮するこ
とがないのと、それだけ搾水能力が高まり、成形に要す
る時間を短縮できる。
下型15においても真空吸引を行う場合には、成形後離
型時には型枠を下降させる際に下型15の吸引を停止す
る。
第9図の実施例は、第8図の実施例に対して型枠12が
上型l1についている点が異なるのみである。真空吸引
口18Aと搾水室16Aを連通ずる部分が上型1lに対
する型枠I2の相対的移動にも拘らず、その連通が保持
されるような構或にしてある。
10 押水室16あるいは16Aより排水口又は真空吸引用ブ
ロワに連通ずる排出管18又は真空吸引口18Aを吸気
管に連結するように切り換えられるようにすれば、成形
面特に濾過板装置の設けてない場合の成形面の離型に寄
与せしめることができる。
〔効 果] 本発明の成形品及びその製造方法は、補強板を成形品の
両面に接着し、材料の収縮による完或品の変形を生ずる
ことなく、またその補強板の少なくとも一方に複数の開
口を設けて強制搾水を伴う圧縮成形を可能ならしめたの
で、強靭にして低価格の建材を高速生産可能ならしめた
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の成形品の第1実施例の平面図、第2図
は第l図■−■線の断面図、 第3図は本発明の成形品の第2実施例の平面図、第4図
は第3図はIV−IV線の断面図、第5図は本発明の製
造方法の第1実施例を示すためのその方法に使用する装
置の概略断11 面図、 第6図は本発明の製造方法の第2実施例を示す第5図と
同様の図、 第7図は本発明の製造方法の第3実施例を示す第5図と
同様の図、 第8図は第4実施例を示す第5図と同様の図、第9図は
第5実施例を示す第5図と同様の図である。 】・・・モルタル成形材料、2・・・上部補強板、3・
・・開口、4・・・突起、5・・・下部補強板、6・・
・突起、11・・・上型、12.12A・・・型枠、1
3・・・袖強板、14・・・磁石パッド、l5・・・下
型、16,1.6A・・・搾水室、17,17A・・・
搾水孔、18・・・排水管、18A・・・真空吸引口、
19.19A・・・水切鉄板、20.20A・・・金網
、21.21A・・・濾過布、22・・・別の補強板、
23・・・セメントモルタル材料。 1 2 ■コ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)強制搾水しながら圧縮成形されるセメントモルタ
    ル板材の両面に補強板が接着され、その少なくとも一方
    の補強板が複数の通孔を配分穿孔された有孔板であるこ
    とを特徴とする補強セメントモルタル成形品。
  2. (2)補強板が金属ネットあるいは金属又は合成樹脂製
    の板であることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項
    記載の成形品。
  3. (3)補強板の内面に複数の突起を有することを特徴と
    する前記特許請求の範囲第1項記載の成形品。
  4. (4)有孔板がスタンピングによって孔と突起を形成さ
    れていることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記
    載の成形品。
  5. (5)下型と上型の少なくとも一方の成形面に搾水孔を
    有する圧縮成形金型の下型の成形面に補強板を配置し、
    次にその補強板の上にセメントモルタル成形材料を供給
    し、その後成形面にもう1つの補強板を担持する上型を
    下降して上下金型を閉じ、しかる後強制搾水しつつ圧縮
    成形する段階からなり、少なくとも搾水孔を有する金型
    の成形面に担持される補強板が有孔板であることを特徴
    とする補強セメントモルタル成形品の製造方法。
  6. (6)上型に搾水孔がなく補強板を磁石で担持すること
    を特徴とする前記特許請求の範囲第5項記載の方法。
  7. (7)補強板の成形材料に接合する面にその全面に配分
    された複数の突起を有することを特徴とする前記特許請
    求の範囲第5項又は第6項記載の方法。
  8. (8)有孔補強板が、スタンピングによって形成され同
    時に突起を有することを特徴とする前記特許請求の範囲
    第5項から第7項のいずれかに記載の方法。
  9. (9)下型と上型の少なくとも一方の成形面に搾水孔を
    有する圧縮成形金型の下型の成形面に補強板を配置し、
    次にその補強板の上にセメントモルタル成形材料を供給
    し、その成形材料の上にもう1つの補強板を配置し、そ
    の後上型を下降して上下金型を閉じ、しかる後強制搾水
    しつつ圧縮成形する段階からなり、少なくとも搾水孔を
    有する金型の成形面に接する補強板が有孔板であること
    を特徴とする補強セメントモルタル成形品の製造方法。
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